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花園の迷宮



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花園の迷宮の評価: 4.00/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

若き日の山崎洋子さんの筆致に驚く。

映画を先に見て、興味を持って購入。
江戸川乱歩賞受賞作。
いや、宮尾登美子の廓物よりも断然面白い。
舞台は昭和7年の横浜真金町。その色街の様子と張り巡らされた伏線に脱帽です。
いま読んでも新鮮!
花園の迷宮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:花園の迷宮 (講談社文庫)より
4061844873
No.12:
(3pt)

前半★4後半★3

昭和7年の遊郭について小説形式で読めるのは貴重かもと購入。後半はwho done it? になり、田舎出の小娘があまりに大胆無防備なこと、死人が出すぎてリアリティがなかった。
花園の迷宮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:花園の迷宮 (講談社文庫)より
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No.11:
(3pt)

風のターンロード程度でもらえてたんですね、乱歩賞

風のターンロードは、はっきり言って、面白くない。芸人に例えると、あの、名前も思い浮かばない、ゲッツの人。
バイクの描写以外は与太話。ただのバイク好きなら、読む価値あるかも。
花園の迷宮が名作だから、ターンが⭐︎で、花園が⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎、その間をとった⭐︎⭐︎⭐︎
江戸川乱歩賞全集(16)花園の迷宮 風のターン・ロード (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩賞全集(16)花園の迷宮 風のターン・ロード (講談社文庫)より
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No.10:
(3pt)

まあまあ

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
花園の迷宮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:花園の迷宮 (講談社文庫)より
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No.9:
(3pt)

昭和7年

昭和7年、若狭の田舎から若い二人の娘が売られて、横浜の真金町の遊郭に連れてこられたあとにおこる殺人ミステリー。遊郭の中で二人のうち一人が死に、もう一人の娘が事件の真相を素人ながら追う。昭和初期の時代背景に暗さが全体に漂いながら、あっさりと犯人が分かったと思ったら、もうひと展開。飽きずに一気に読めましたが、江戸川乱歩賞受賞に期待しすぎたのか、ミステリーとして物足りなかった。
花園の迷宮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:花園の迷宮 (講談社文庫)より
4061844873
No.8:
(5pt)

江戸川乱歩賞の名に恥じぬ出来

紙の本が絶版なので(なんでだ!)電子書籍で読む。さすが江戸川乱歩賞、といえる完成度の高さ。ミステリ部分もドキドキだけど、人間の欲望の凄まじさ、少女のけなげさが本作の見所といえる。
花園の迷宮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:花園の迷宮 (講談社文庫)より
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No.7:
(4pt)

花園の迷宮で評価

江戸川乱歩賞 1986年、1987年 受賞作二編。

■花園の迷宮
週刊文春 1986年 国内1位

当時の職業婦人としての公娼の世界が、丹念に描かれていて、なかなか興味深かった。逃げ道がなく退廃的な遊郭という舞台で、親友美津を思うふみの健気さが、よりいっそう痛々しい。事件は、驚きの真相なのだが、伏線が張られていても、予想は難しいだとろう。そもそも本作品は、風俗や、人物の描写がとても良いのだけれど、ミステリーとしての完成度も、高いと感じだ。文章もテンポがよくって、一気に読了できる。救いのないものがたりではあるが、ラストのふみの決意が清々しい余韻を残す。

■風のターンロード
週刊文春 1987年 国内5位

バイクで疾走するシーンは、臨場感があって、作者がバイク小説家と言われることが良くわかる。が、ミステリとして面白いかというとそうでもない。なんで?って気になるところが多々あったりする。もう少し書き込んでくれれば納得できるところもあるのだが、残念ながら隔靴掻痒というしかない。

本全集は、花園の迷宮で評価した。二作品ともTVで映像化されているようだ。花園の迷宮は、映画化もされている。未見。
江戸川乱歩賞全集(16)花園の迷宮 風のターン・ロード (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩賞全集(16)花園の迷宮 風のターン・ロード (講談社文庫)より
4062738481
No.6:
(5pt)

完成度が高い

週刊文春1986年 国内1位昭和7年の横浜。18歳の美津と17歳のふみが遊郭に売られてやってきた。やがて娼妓として働き始めた美津は、客を刺殺し、服毒自殺を図ってしまう。公娼として年齢がいかず下働きをしていたふみは、美津の無実を晴らすべく、ひとり捜査をおこなうのだった ・・・当時の職業婦人としての公娼の世界が、丹念に描かれていて、なかなか興味深かった。逃げ道がなく退廃的な遊郭という舞台で、親友美津を思うふみの健気さが、よりいっそう痛々しい。事件は、驚きの真相なのだが、伏線が張られていても、予想は難しいだとろう。そもそも本作品は、風俗や、人物の描写がとても良いのだけれど、ミステリーとしての完成度も、高いと感じだ。文章もテンポがよくって、一気に読了できる。救いのないものがたりではあるが、ラストのふみの決意が清々しい余韻を残す。が、このタイトルはちょっと。花園の迷宮というタイトルから耽美系を想像して、なかなか手が出なかったんだよなぁ。
花園の迷宮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:花園の迷宮 (講談社文庫)より
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No.5:
(5pt)

完成度が高い

週刊文春1986年 国内1位

昭和7年の横浜。18歳の美津と17歳のふみが遊郭に売られてやってきた。やがて娼妓として働き始めた美津は、客を刺殺し、服毒自殺を図ってしまう。
公娼として年齢がいかず下働きをしていたふみは、美津の無実を晴らすべく、ひとり捜査をおこなうのだった ・・・

当時の職業婦人としての公娼の世界が、丹念に描かれていて、なかなか興味深かった。逃げ道がなく退廃的な遊郭という舞台で、親友美津を思うふみの健気さが、よりいっそう痛々しい。事件は、驚きの真相なのだが、伏線が張られていても、予想は難しいだとろう。そもそも本作品は、風俗や、人物の描写がとても良いのだけれど、ミステリーとしての完成度も、高いと感じだ。文章もテンポがよくって、一気に読了できる。救いのないものがたりではあるが、ラストのふみの決意が清々しい余韻を残す。

が、このタイトルはちょっと。花園の迷宮というタイトルから耽美系を想像して、なかなか手が出なかったんだよなぁ。
花園の迷宮Amazon書評・レビュー:花園の迷宮より
4062029693
No.4:
(4pt)

軽々と読める

関東大震災の後、軍靴の足音が聞こえる頃の設定。
主人公、ふみのけなげさがいいですよ。
改行が全編に渡ってなされていて、非常に読みやすかったです。
読後も爽やかな感じがしました。
花園の迷宮Amazon書評・レビュー:花園の迷宮より
4062029693
No.3:
(4pt)

ジっと手を見る

 石川啄木の短歌では、働いても働いても生活が楽にならなくて、ふと手を見ますが、
この作品では逆に、今まで楽に生活していた人間が人生に翻弄され、自分に何もかもなくなってしまった時に、手について「きれいです」と言われ、ジッと手を見る。
 こんなキレイな手で、どんな仕事ができるのか?
 昭和7年が終わろうとしている・・・・
 主人公ふみの危なっかしい行動力など、事件を解こうとするその姿が、私には仁木悦子さんを思わせました。
 解説を書かれた結城信孝氏が、作者から頂いたサインの
  『冬の実のように 輝いて、 山崎洋子』
  
 の言葉が、胸に刺さります。
 
花園の迷宮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:花園の迷宮 (講談社文庫)より
4061844873
No.2:
(4pt)

時代性に引き込まれるっ!!

時代設定は昭和初期。一つの殺人事件と、ある遊郭で働くことになった二人の少女とが、次第に繋がっていくのであるが、その少女の探究心からくる行動が面白く描かれている。犯人探しを少女と共にしている感覚を味わえ、また同時に騙されもする。比較的、軽いタッチで悲しみも上手く表現できている。
花園の迷宮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:花園の迷宮 (講談社文庫)より
4061844873
No.1:
(4pt)

時代性に引き込まれるっ!!

時代設定は昭和初期。一つの殺人事件と、ある遊郭で働くことになった二人の少女とが、次第に繋がっていくのであるが、その少女の探究心からくる行動が面白く描かれている。犯人探しを少女と共にしている感覚を味わえ、また同時に騙されもする。比較的、軽いタッチで悲しみも上手く表現できている。
花園の迷宮Amazon書評・レビュー:花園の迷宮より
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