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花園の迷宮
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花園の迷宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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映画を先に見て、興味を持って購入。 江戸川乱歩賞受賞作。 いや、宮尾登美子の廓物よりも断然面白い。 舞台は昭和7年の横浜真金町。その色街の様子と張り巡らされた伏線に脱帽です。 いま読んでも新鮮! | ||||
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昭和7年の遊郭について小説形式で読めるのは貴重かもと購入。後半はwho done it? になり、田舎出の小娘があまりに大胆無防備なこと、死人が出すぎてリアリティがなかった。 | ||||
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風のターンロードは、はっきり言って、面白くない。芸人に例えると、あの、名前も思い浮かばない、ゲッツの人。 バイクの描写以外は与太話。ただのバイク好きなら、読む価値あるかも。 花園の迷宮が名作だから、ターンが⭐︎で、花園が⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎、その間をとった⭐︎⭐︎⭐︎ | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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昭和7年、若狭の田舎から若い二人の娘が売られて、横浜の真金町の遊郭に連れてこられたあとにおこる殺人ミステリー。遊郭の中で二人のうち一人が死に、もう一人の娘が事件の真相を素人ながら追う。昭和初期の時代背景に暗さが全体に漂いながら、あっさりと犯人が分かったと思ったら、もうひと展開。飽きずに一気に読めましたが、江戸川乱歩賞受賞に期待しすぎたのか、ミステリーとして物足りなかった。 | ||||
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紙の本が絶版なので(なんでだ!)電子書籍で読む。さすが江戸川乱歩賞、といえる完成度の高さ。ミステリ部分もドキドキだけど、人間の欲望の凄まじさ、少女のけなげさが本作の見所といえる。 | ||||
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江戸川乱歩賞 1986年、1987年 受賞作二編。 ■花園の迷宮 週刊文春 1986年 国内1位 当時の職業婦人としての公娼の世界が、丹念に描かれていて、なかなか興味深かった。逃げ道がなく退廃的な遊郭という舞台で、親友美津を思うふみの健気さが、よりいっそう痛々しい。事件は、驚きの真相なのだが、伏線が張られていても、予想は難しいだとろう。そもそも本作品は、風俗や、人物の描写がとても良いのだけれど、ミステリーとしての完成度も、高いと感じだ。文章もテンポがよくって、一気に読了できる。救いのないものがたりではあるが、ラストのふみの決意が清々しい余韻を残す。 ■風のターンロード 週刊文春 1987年 国内5位 バイクで疾走するシーンは、臨場感があって、作者がバイク小説家と言われることが良くわかる。が、ミステリとして面白いかというとそうでもない。なんで?って気になるところが多々あったりする。もう少し書き込んでくれれば納得できるところもあるのだが、残念ながら隔靴掻痒というしかない。 本全集は、花園の迷宮で評価した。二作品ともTVで映像化されているようだ。花園の迷宮は、映画化もされている。未見。 | ||||
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週刊文春1986年 国内1位昭和7年の横浜。18歳の美津と17歳のふみが遊郭に売られてやってきた。やがて娼妓として働き始めた美津は、客を刺殺し、服毒自殺を図ってしまう。公娼として年齢がいかず下働きをしていたふみは、美津の無実を晴らすべく、ひとり捜査をおこなうのだった ・・・当時の職業婦人としての公娼の世界が、丹念に描かれていて、なかなか興味深かった。逃げ道がなく退廃的な遊郭という舞台で、親友美津を思うふみの健気さが、よりいっそう痛々しい。事件は、驚きの真相なのだが、伏線が張られていても、予想は難しいだとろう。そもそも本作品は、風俗や、人物の描写がとても良いのだけれど、ミステリーとしての完成度も、高いと感じだ。文章もテンポがよくって、一気に読了できる。救いのないものがたりではあるが、ラストのふみの決意が清々しい余韻を残す。が、このタイトルはちょっと。花園の迷宮というタイトルから耽美系を想像して、なかなか手が出なかったんだよなぁ。 | ||||
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週刊文春1986年 国内1位 昭和7年の横浜。18歳の美津と17歳のふみが遊郭に売られてやってきた。やがて娼妓として働き始めた美津は、客を刺殺し、服毒自殺を図ってしまう。 公娼として年齢がいかず下働きをしていたふみは、美津の無実を晴らすべく、ひとり捜査をおこなうのだった ・・・ 当時の職業婦人としての公娼の世界が、丹念に描かれていて、なかなか興味深かった。逃げ道がなく退廃的な遊郭という舞台で、親友美津を思うふみの健気さが、よりいっそう痛々しい。事件は、驚きの真相なのだが、伏線が張られていても、予想は難しいだとろう。そもそも本作品は、風俗や、人物の描写がとても良いのだけれど、ミステリーとしての完成度も、高いと感じだ。文章もテンポがよくって、一気に読了できる。救いのないものがたりではあるが、ラストのふみの決意が清々しい余韻を残す。 が、このタイトルはちょっと。花園の迷宮というタイトルから耽美系を想像して、なかなか手が出なかったんだよなぁ。 | ||||
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関東大震災の後、軍靴の足音が聞こえる頃の設定。 主人公、ふみのけなげさがいいですよ。 改行が全編に渡ってなされていて、非常に読みやすかったです。 読後も爽やかな感じがしました。 | ||||
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石川啄木の短歌では、働いても働いても生活が楽にならなくて、ふと手を見ますが、 この作品では逆に、今まで楽に生活していた人間が人生に翻弄され、自分に何もかもなくなってしまった時に、手について「きれいです」と言われ、ジッと手を見る。 こんなキレイな手で、どんな仕事ができるのか? 昭和7年が終わろうとしている・・・・ 主人公ふみの危なっかしい行動力など、事件を解こうとするその姿が、私には仁木悦子さんを思わせました。 解説を書かれた結城信孝氏が、作者から頂いたサインの 『冬の実のように 輝いて、 山崎洋子』 の言葉が、胸に刺さります。 | ||||
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時代設定は昭和初期。一つの殺人事件と、ある遊郭で働くことになった二人の少女とが、次第に繋がっていくのであるが、その少女の探究心からくる行動が面白く描かれている。犯人探しを少女と共にしている感覚を味わえ、また同時に騙されもする。比較的、軽いタッチで悲しみも上手く表現できている。 | ||||
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時代設定は昭和初期。一つの殺人事件と、ある遊郭で働くことになった二人の少女とが、次第に繋がっていくのであるが、その少女の探究心からくる行動が面白く描かれている。犯人探しを少女と共にしている感覚を味わえ、また同時に騙されもする。比較的、軽いタッチで悲しみも上手く表現できている。 | ||||
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