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慟哭
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慟哭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全148件 41~60 3/8ページ
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人から薦められて読んだ。日本の現代の推理小説は初めてだったが、面白かった。時間差の組み立てが良く書けている。 | ||||
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ミステリーとしても良くできているのですが、他の作品より抜きん出ているというわけではないです。 しかしキャラの描写が丁寧なので読了後に読み返しても楽しめました。これほどタイトルと内容がマッチしている小説は数えるほどなのではないでしょうか。 ※以下ネタバレ含みます しかしミステリー部分に若干の不満が残ります。幕引きの演出のため仕方なかったのかもしれませんが、本編の半分を割いて展開された事件の真相が何一つ分からないまま終わってしまうのは納得できませんでした。せめて幕引き後に追記して欲しかったです。 | ||||
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林郁夫の裁判が主ですが、他のサリン実行犯が死刑なのに、 無期懲役です。 それは罪を悔い真摯にサリン事件の解明に協力した事や 遺族が極刑を望まなかったからです。 しかし頭の良い人達が何故、あんな宗教にのめり込むのかが不思議です。 勉強ばかりではいけないんでしょうね。 ケチな私は、「お布施」が要る時点でその宗教には興味を失くしますから、 ケチも悪くはないです。 | ||||
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文章は警察の章ともう1人の宗教にはまる男の章が交互に進んでいきます。 一章自体も短くテンポも良いので読みやすいです。 最後は驚きつつも、宗教にはまってしまった男の悲しさや虚しさが伝わって来ました。 不条理な終わり方も世界中に山のようにある未解決事件を思うと現実的じゃないかなと思います。 | ||||
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この話は、私的には、バッドエンドだと思いますが、文章はすばらしく、一気に読み進めることができました。 何がすばらしいかというと場面ごとに主人公が交互に変わるため、飽きないです。 『慟哭』という題も興味をそそる理由です。 | ||||
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灰色の虹が面白かったのでデビュー作、本書を読んだが、これが面白い、最後ノドンテン返し二は、驚いた。 | ||||
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指導していた学生が勧めてくれたので手にしました。 最近復刻版で出版された中町さんの小説と、同じような プロットだったので驚きました。 とにかく、二つの舞台が、いつ絡むのか、いつ絡むのかと 思いながら、残りページが少なくなる。 デジャブの感覚は何なんだろうと感じながら、残りわずか。 最後の舞台で時を明かしてくれました。 本当に模倣の殺意でした。 この方の作品はこれが初めてだったのですが、ちょっと 違和感。 何が違和感って、話が合わないだろってところがそこかしこ。 中町作品もそうだったのですが、真似すると、同じところに はまります。 それでも最後まで読みきらせたので70点。もう少し、事件の 掘り下げガあったりしたら面白かったのに。残念。 | ||||
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ただもう、ビックリしました。 あまりに有名になり過ぎた感の有る本書。 おかげで「構えて」読んでしまう事で、本来の楽しみを奪われている気がします。 その点、ナニも知らずに読んだ私は幸福だったのだなぁ、と。ここは、素直に騙されるのが本書のオススメの読み方です。 | ||||
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構成はとてもよかったです。 文章も読み易く、サクサくと読める点はよかったのですが、主人公と犯人の伏線の交わりが曖昧で 少し肩すかしの印象を受けました。 只タイトルが「慟哭」ですから結局こういう終わり方もありかなっと思いますが。。 最初の犯人は誰なのかな?? | ||||
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とても気に入ったというレビューを見て読んだのですがLASTが気に入らないです。 | ||||
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10年以上前に1回だけ読みました。 なのに、まだストーリーの概要をハッキリと覚えています。 それだけのインパクトを食らうことの出来る小説です。 トリックとしては一発芸的な部分はあります。 このこの手の、一発芸的なトリックをあまり知らずに、 何の先入観も持たずに読めた人は本当に、幸せですよ。 自分は幸せでした。 最後に息を飲む、アッという驚き。あの衝撃。 まだその時の感覚を覚えていますよ。 この手の○○トリックと呼ばれるミステリの洗礼を初めて 受けたのが本書でした。 本という、文章で書かれた物語の可能性というものを 恐るべき形で知ることになった事件でしたね。 そして、「”慟哭”で受けた衝撃をもう一度」という欲求の元、 ミステリ小説を読み漁るようになりました。 この作品、ミステリ小説を読み漁るようになる前に読めることが、 一番重要だったりします。 なので、「読者のミステリ遍歴の中でいつ読めたか?」 という微妙で繊細な取扱いが必要でもあり、 色々な意味で一筋縄ではいかない作品です。 つまりは、このタイプのカテゴリーの中ではもっとも 出来が良い部類に入るので、 「慟哭」で体験しちゃった方がいいですよ、ってことです。 | ||||
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貫井さんの作品は、短編集の『崩れる ‐結婚にまつわる八つの風景』を読んで 次に『乱反射』を読んで、この作品が三番目です。 この作品を読む前に、レビューの点数を見て、平均点が4点以下だったので それほど期待せずに読みました。(自分の中で基本的に4点以上がかなり期待できるとの基準のため) 結論から言えば、とても面白かった!! 十分に満足出来る内容でした!! まず、読ませてくれます。引き込んでくれます。 デビュー作品と思えないほどで、『乱反射』でもそうでしたがさすが と感心しました。 トリック(?)の方も自分はすっかりやられてしまいましたww 確かに後味の悪さは他で指摘された通りですが それ以上に一つの作品としてとても面白く読むことが出来た 満足度は高かったです!! | ||||
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貫井さんの本を読んで一言。。。久しぶりに出会ったすごい本!!!展開がが速いしなにしろ読んでいて読者を退屈にさせない、 | ||||
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私は謎解きや予測に全然長けていない読者です。 作者のひっかけにはひっかかり,伏線は明らかになるまで気にしません。 で,慟哭。 面白いったら,面白かったです。 人物造詣について,本格の作家の中ではとびぬけたリアリティを感じさせると思います。 あらかじめの情報はもたずに読むことをお勧めします。 | ||||
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予断を入れずに読んでみるべき。 まさにページターナー。 とても悲しい物語。この作者は、 筆力があり、重い余韻が残るので、 心身元気なときに読んでください。 素晴らしい傑作。 | ||||
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もう一回読みたい!読んだ後すぐに「再読しよう!」と思わせるミステリーでした。 犯人がわかって読む2度目も面白そうです。(まだ1回しか読んでいないので、断定できませんが) 1度じゃなくて、2度読んでも楽しめるミステリーを書く作家さんが、個人的に大好きです。 貫井さんの本を私が読むのは、この本で3冊目です。 別冊文藝で、先月まで連載(新月譚)をされていたので、その影響で失踪症候群 (双葉文庫)を購入し、失踪症候群も悪くなかったので今回デビュー作にも手を出してみたのですが、この3冊の中でダントツにこの「慟哭」、面白かったです。 私はミステリーでいうと、王道の宮部みゆきさん&東野圭吾さんが好きな一般的な読者です。 東野圭吾さんの白夜行 (集英社文庫)まではいかないですが、あの物語の「ダーク」さが5段階評価の5+としたら、「慟哭」のダークさは「3」くらい。そこが貫井さんの売り(よさ)、だと思います。(3冊しか読んでないのでわかったつもりかも知れませんが) 暗すぎは気分が滅入るけども、軽すぎなのも、物足りない。そんなミステリー好きな人はこの本、どんぴしゃで、気に入るのではないでしょうか。(私は、好きですね。この1,2年読んだミステリーの物語の中でベスト3に入るくらいに気に入りました。) 180ページ目あたりまでは、普通のミステリーだな〜、なんてことはないな〜、とちょっと肩透かし感がありますが、それは序盤だけ。気がつくと物語にぐいぐい引き込まれて、300ページ目あたり以降は、最後を読むまで本を閉じることができませんでした。 あんまり言うと期待度があがって、ハードルが高くなるので結末については触れませんが…300ページ目くらいから「あれ?もしかして?」となーんとなく胸がそわそわ、してきます。そのドキドキ感、ぜひ味わってください。 | ||||
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連続する幼女誘拐事件の捜査は行き詰まり、捜査一課長は世論と警察内部の批判を受けて、苦悩する。異例の昇進を果たした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心を寄せる。こうした状況下で、新たな展開が始まる。 幼女誘拐殺人や新興宗教といった現代的なモチーフを用いながら、本格ミステリーとしての読み応えも十分な作品。ひとつには、この作家の持つ文章力があげられるだろう。ストーリー展開の巧みさから作品世界に引き込まれ、登場人物たちに感情移入していく。北村薫氏をして、書き振りは「練達」、読み終えれば「仰天」と言わしめた本格ミステリー。 | ||||
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犯人側?と警察側?が交互に描かれていて話が各々進みます。 徐々に徐々に、リンクしていって最後に「カチっ」と合います。 途中で分かっちゃった人もいるみたいですが、私は、「、、、」と名前が出る前分からなかったし、 その瞬間「?!!」と衝撃でした。 やっぱり読んでいてこうゆう驚きがあると、読んでよかったと思いますよね。 昔にいろいろ読んだのですが、また再読していきたいと思います。 | ||||
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文章はデビュー作とは思えない。安心して読めます。一読の価値アリです。しかし、ラストの意外さで本書をPRするあまり、真犯人の意外さが薄れている。出版社もそのあたり気をつけて欲しい。また、ラストの後味の悪さが余韻を残すのかもしれないが、個人的に最後は刑事さんに「はい」と言って欲しかった。たとえ、その過程が本書内で明らかにされないとしても。 | ||||
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平行していく物語がどこで交差するのか、 そして交差したときの衝撃な哀しさというか、虚しさ。 仕掛けよりも何よりも、 よくもここまで残酷に描けるなという印象。 心理描写も巧みであるし、 これがデビュー作なのか!と感心してしまう。 作者の冷静な視点を感じる。 | ||||
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