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慟哭



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【この小説が収録されている参考書籍】
慟哭 (黄金の13)
慟哭 (創元推理文庫)

慟哭の評価: 3.58/5点 レビュー 257件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 1~20 1/3ページ
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No.55:
(1pt)

ある意味仰天の結末

最初の事件の犯人が捕まらないまま物語終了。ある意味仰天の結末。後半はなんとなく犯人わかっちゃうし。
慟哭 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:慟哭 (黄金の13)より
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No.54:
(1pt)

心理描写に一貫性が無さ過ぎる

小説家の実力は、最初の数ページを読めばおおよその予想が出来、30ページも読めば正確な判定できる。この『慟哭』という小説の文章には、読み始めてすぐにイライラし始め、途中から読むに耐えなくなってきた。
言っておくが私は小学生の頃から芥川や乱歩を愛読し中学で漱石に夢中になった、それなりの読書家である。
私がイライラした部分の例を挙げると、序盤の、甲斐と佐伯の会話ならびに心理描写だ。甲斐はノンキャリの上司で、佐伯はキャリアなのだが年下で部下、という設定。
この小説の作者は、佐伯は甲斐の実力を評価している、無能ではないと思っている、中間管理職の悲哀を感じ気の毒に思っている、と書いておきながら、筆の先も乾かぬうちに「まるで中学生だな」「苦笑を禁じえなかった」「万事に彼を立てなければならないのが面倒」と甲斐に対する佐伯の心情を書き始める。これでは読者は、わけが分からなくなる。
芥川や漱石、ドストエフスキーなど、一流の作家の作品を読んでいるときに、そのようなイライラを感じたことは一度も無い。
こういうめ質の悪い作品が「小説」として市販されるところまでいってしまうことは、編集者のレベルも落ちているのだと思う。これは非常に残念なことだ。
そもそも、佐伯も甲斐も男として小さ過ぎる。ネチネチとセコい人間同士が序盤からくだらない心理戦のようなことをしているのを読んで、何が面白いのか。
この小説の作者には、ボブ・ラングレー氏の『北壁の死闘』(海津正彦氏 訳)を読んでみろと言いたい。
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No.53:
(1pt)

ほんと、帯に〇〇トリックと書いておいて(涙)

kindle版で読了。以下、ネタバレあり、です。
著者のデビュー作とのことで、だから仕方ないのかなとも思いますが。オチは〇〇トリックでのサプライズがあるだけ。〇〇トリックはミステリのトリックの中でもちょっと下に見られている(全く評価しない向きもあるかも)というのも納得です。しかも、この作品では時間差を設けての〇〇トリック、連続殺人の前半は解決されないまま終わる、ただただ単純なサプライズだけが用意されているのです。主人公の出自とか愛人とか、無駄な部分も多く、登場するキャラクターも古臭い(もう30年近く前の作品なので仕方ないですが)。〇〇トリックのミステリだと知っていたらパスしたのに~~~。お金と時間の無駄でした。ただ、著者はこの後、作家として成長されたようなので、これだけで判断するつもりはありません。
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No.52:
(1pt)

思った通りの犯人

ガッカリ。やっぱり犯人は予想通りだった。本の半ばで犯人が誰か分かってくる。読み進めると確信してくる。そして最後には「やっぱりね」という展開でした。「仰天のエンディング」なんて謳うからこそ途中で犯人が誰か分かってしまいます。だって「この流れで仰天のエンディングというなら犯人はこいつしかいないよね?」と思いますよ。そしてその通りのエンディングでした。くだらない。この程度で「推理小説」の部類に入るのでしょうかね。
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No.51:
(2pt)

ミステリーとしても人間描写としても、、、

中途半端な印象。いわゆる「トリック」というか犯罪の成立する過程については、いろいろあらをさがせるし、あまりにも犯人にとって都合のいい偶然があったりする。記者会見したような有名人のことを、教団の人間が全く知らないというのも不自然。そもそも全ての犯人が判明したわけでもない(これを言い訳するような最後のセリフ)。「叙述型」と言うのであろうが、はじめから読者を混乱させようとする意図が見え不自然である。よって「謎解き」としてのカタルシスもあまりない。
 では、犯罪者や彼を取り巻く人間たちの心理を十分に描けているのかといえば、こちらも?マークがつく。犯人の抱く悲しみを理解はできるものの、黒魔術に走る過程などは強引すぎる感があり、共感するまでには至らない。その他、犯人が教団に入るきっかけとなった少女、教団の黒幕とされる人物、愛人のライターの意味、「犯人からの手紙」などについても、後半十分に処理されているとは言えず、伏線の回収もでききれていないように思う。ただし、作者のいわゆる筆力、読ませる力は一品であるとは思う。
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No.50:
(1pt)

オムニバスかと思ったら

単に奇をてらっただけの小説。筋書きは面白いのに表現しきれていない。
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No.49:
(2pt)

身勝手な主人公

トリックがわかりやすいのはいいとして、主人公が身勝手すぎる。
一応恋愛結婚だったのに、自分勝手な理由で家に帰らず子育てもせず、妻の浮気で別居してからも娘とほとんど接触しないほど子供に会ってないのに、「娘は自分を嫌っている」とか、お前のせいやんけ。子供のせいにすんなや。
興味がなく思い出もないのに、娘に執着する理由もわからない。子供一人で育ててた妻が慟哭する側やろが。
自分は不幸でかわいそうで、妻にも子供にも嫌われて、仕事もうまくいかないけど、愛人に癒してもらってつらくとも頑張る主人公の描写が、ナルシズムまみれで気持ち悪い。
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No.48:
(1pt)

帯に叙述トリックって書いといて笑

叙述トリックってオチに使っちゃダメだと思うんよね。
この反省を生かしなのか次の作品は中盤でうまいこと絡めてラストって構成にしてある。

「実はこうでした」って最後に小説の仕掛けを説明されても読んでるほうは「それで?」としか思わない。
この作品で面白かったのは子供を失った男がいかに新興宗教にのめりこんでいくか、でその男の本質的に狂った部分がのめり込みに加速をつけて....っていう描写。ここで読者が感じるのは「ダメ、洗脳されちゃう!」っていう第一印象から、「あ、こいつもともと子供無くしておかしくなってたのか...」っていう痛ましさであり、時制をいじくってこの人物が犯人でしたって話にしちゃうとその面白さすらブレてくる。
オーソドックスに狂った犯人と警察の対決を描くべきだったとしか言えない。
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No.47:
(2pt)

長いです

長いです。ほとんど話が先に進みません。
叙述トリックとしてはサクッと書いた方が面白かったかも
ただ文章が硬質なので社会はミステリーの方がいいのでは
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No.46:
(2pt)

惹かれる登場人物が一人もいない。。。

いわゆる叩き上げ刑事長キャラの丘本や、ドライなキャリアウーマンの伊津子など、どの人物も狙ったキャラ設定が不安定で、起こる出来事との関連を自然に受け止められませんでした。この作者の作品は初めてでしたが、人物の観察が弱いのかなと言う印象です。強いて言えば司摩だけは納得感がもてましたが、描写の難易度の高い役所でもないかと思います。
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No.45:
(2pt)

違和感が、、

期待値が高かったので、読み終わってこんなものか、、、、。と思った。
結局最後まで最初の幼児殺人の犯人が捕まらないのがモヤモヤ。
新興宗教にのめり込む人物と黒魔術に違和感があり、馴染めなかった。
あまり自分タイプの小説ではない印象。
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No.44:
(2pt)

うーんで感じ

乱反射が結構、面白かったので、代表作と言われている当作品を読んだが、カラクリがしょうもなくてガッカリした。
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No.43:
(2pt)

期待外れ

前評判を耳にしていて、かつ、普段から推理小説に馴染んでいる人なら、かなり前半の方で犯人が分かると思います。しかも、その大ネタひとつを武器に、この作品に臨んだような印象が否めません。ただ、本から離れるタイミングを逸するような魅力がある作品だとも思いました。
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No.42:
(2pt)

期待値が高すぎた

面白いんだけど、他の方も仰っているように、この類のミステリーをよく読む方は、中盤あたりでトリックに気づくと思います。
ミステリーというより、ヒューマンドラマですかね?だから、トリックというと語弊があるかも。

惜しいのは、クライマックスに至るまでが長くて長くて冗長で果てしなくつまらないこと。
面白いミステリーは絶対に寝ないのですが、これは何度も寝てしまいました('Д`;)
本書は、2人の男の物語が交互に載っています。
よっしゃ警察パートだ~推理するぞ~!と思っていたら、犯人パート。
よ~し犯人の行動からヒントを読み取るぞ~!と思っていたら、警察パート。
文章自体は読みやすいんですが、ちょくちょく思考が中断される上、警察パートには、クライマックスも、犯人を追い詰めるカタルシスも無いんです。
ただただ「犯人見つからないよぉ><」とダレる刑事たち、そして主役の生活を見ているだけです。
まぁ、その積み重ねによる感情移入が、深い「慟哭」に繋がるのでしょうが、
犯罪トリックを暴いて犯人を追い詰めるぞ!みたいなミステリーが好きな人には、合わないでしょう。

これを「推理小説」と言ってしまうのが、そもそもの間違いだと思います。
シマの存在も、なんだか中途半端ですね。
惜しいなあ。
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No.41:
(1pt)

「トリックありきの稚拙な作り物」としか言いようがありません。

膨大な人物描写も、心理描写も、最後には「なんじゃこりや?」と言いたくなるような、アホラシイと同時にあまりの安易な終焉を目的とした作者の意図に、腹が立ちました。章ごとに心理描写と事件の経過を入れ換える構成もなかなかの試みですし、最初の内は読み物としては上手く展開させているのですが、宗教団体の儀式とそのいかにも作り物臭い描写、特に黒魔術が出てきてからはいけません。あほらしくて読む気がしなくなりました。その後はどうも無理に無理を重ねて強引に物語を引きずっていくような筆遣いになってしまっています。そして、最後の妙な「オチ」・・・・これではトリックとも言えません。このこざかしい、ある意味では読者をハメルことを意識したとしか思えない稚拙な結末は、誠に不快な読書感しか生まないでしょう。これを傑作として鮎川信夫賞を与えた審査員の観賞力を疑いたくなりました。
 トリックというものを、ご都合主義で強引に結論を出すことが許されるならば、推理小説という分野は存在しなくなるのではないでしょうか?「どうだ、驚いただろう!」という作者の浅はかなほくそ笑みが感じられる、そのくせ最後は投げ出したような結末の誠に不愉快な、作りの荒い作品でした。

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No.40:
(1pt)

読後感が悪すぎです。小説の中くらいちゃんと犯人を捕まえろよと言う感じです。

読後感が悪すぎです。小説の中くらいちゃんと犯人を捕まえろよと言う感じです。直観で犯人は見当がつき当たってました。もっとも真相を見破れたわけではないので騙されたという感じもそこそこありました。いわゆる悪徳新興宗教の手口はよく描かれてているなと思いました。またキャリアがにもいわゆる本当に頭のいい人と、学力や学閥等のコネで入った頭だけいい人の違いがあるというところもよく描かれていました。ただここまで子供の頃から、ある意味人格の破たんしてて無能な人がああいう地位について、ああいう失敗をして、さらに人格崩壊してエセ新興宗教のみならず、そのインチキな秘儀を行うまでになるかと言われれば、そんな素質や体験をする確率などほぼゼロだろうと言わざるを得ません。しかももう一人の犯人は捕まらずとは、せめて後日譚の話ででも逮捕して欲しかったですね。そんなあたりがちょっとなーと思ったので評価は1としました。推理小説はやはり悪い奴は報いを受けて欲しいですね。
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No.39:
(2pt)

予想どおり

警察と犯人の両方の視点からの描写が交互に出てきます。その仕掛けがこの小説の全てです。この仕掛けの意図に気づいたら、それ以降は自分の推理の確認のための作業(読書)となるので、正直なところ小説の中身はどうでもよくなってきます。人物描写も深くは無いので感情移入もできないからちょうどいいかもしれません。そして予想通りの結末なので、読後感としてはある意味満足します。まあ、昔はこれでも斬新だったのでしょうね。時代を感じます。最後の1行だけちょっと意外だったかな。
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No.38:
(2pt)

うーん

序盤でこれって・・・と思ったことがそのままそうなったので、残念な気持ちに。。
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No.37:
(2pt)

オチの賛否は分かれて当然。自分は嫌いなタイプです。

著者についての知識はまったくありません。
昨年末、帰省時に電車内で暇つぶしに読むものとして
書店の好位置に配置された本書が目にとまり、購入しました。

率直に読後の感想だけ述べますと
物語中盤というか、ややもすると前半くらいから
お話のタネがじんわりわかってきてしまいます。

残りページ数を鑑みながら「残り枚数これだけでどうやって事件をまとめる気なんだ?」
といぶかしみながら読んでいくと…

(※こっから先ネタバレです)

うわー、まとめてなかった!wwwww
これは酷い! 事件ぜんぜん解決してない!
これでいいんですか? 事件の大元になった犯人は今どこで何をしてるんすか?

正直モヤモヤ感しか残りませんでした。
叙述トリックはいいですよ。別に。警察=犯人も別に新しくも珍しくもありません。
ガストンルルーもドルリーレーンも主人公(探偵)=犯人やってましたし。
ほかにもたくさんあるでしょう。

自分が気に入らないのは、「主人公が犯罪を犯すことになった原因である犯人が不在」のまま
本書を締めくくってしまったことです。
これは僕は嫌だなあ。好みの問題かもしれませんが、嫌です。
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No.36:
(2pt)

驚愕ではないです

残虐さもトリックもそこまで驚くほどのものでもなかったです。

「驚愕のラスト!」と銘打ってあれば誰でも想像がつくラストでした。

読む前の想像が膨らみそれを超えるような展開にはならず物足りなさを感じます。

そのことを差し引いても、あまり満足のいく内容ではありませんでした。

何もかもが予定調和で、決まっているラストへ向けて用意されたような登場人物やセリフ。そのため、心理描写や人物の性格に違和感を抱くことが多々ありました。

本をたくさん読んでいる人のはお勧めできません。
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