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誘拐児
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誘拐児の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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すでに何冊も本を出している作家の書く内容とは思えない。 ここ2,3年の乱歩賞受賞者で定期的に受賞作以上のレベルの小説を書いている者はいるのか?年を追うごとに受賞作が推理小説という定義から離れて2時間ドラマの原作でしかないものでしかないようになっているように感じる。 このレベルのものしか応募されて来ないのなら、たまには「該当作なし」の年もあってもいいのでは? | ||||
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すでに何冊も本を出している作家の書く内容とは思えない。 ここ2,3年の乱歩賞受賞者で定期的に受賞作以上のレベルの小説を書いている者はいるのか?年を追うごとに受賞作が推理小説という定義から離れて2時間ドラマの原作でしかないものでしかないようになっているように感じる。 このレベルのものしか応募されて来ないのなら、たまには「該当作なし」の年もあってもいいのでは? | ||||
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江戸川乱歩賞を全く楽しめなかった。 昭和の時代背景は半端である。20年代と、30年代の書き分けもできていない。 刑事たちの人物像が一向にイメージできない。 青年の運命と心の変遷にひきこまれてゆく事が出来ない。 設定をもっと熟考すべきだったのではないだろうか。 母親、母子の絆、そして恋人の看護師…誰に対しても一向に感情移入ができなかった。 プロットをなぞっただけの薄っぺらい物語という印象しかない。 残念でならない。 江戸川乱歩賞の迷走は撰者に一番の責任がある。 小説の評価の上に授賞作であるという責任を負わせて、星は一つで十分。 | ||||
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江戸川乱歩賞を全く楽しめなかった。 昭和の時代背景は半端である。20年代と、30年代の書き分けもできていない。 刑事たちの人物像が一向にイメージできない。 青年の運命と心の変遷にひきこまれてゆく事が出来ない。 設定をもっと熟考すべきだったのではないだろうか。 母親、母子の絆、そして恋人の看護師…誰に対しても一向に感情移入ができなかった。 プロットをなぞっただけの薄っぺらい物語という印象しかない。 残念でならない。 江戸川乱歩賞の迷走は撰者に一番の責任がある。 小説の評価の上に授賞作であるという責任を負わせて、星は一つで十分。 | ||||
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冒頭の場面には一定の迫力があるけれど、身代金があっさりと奪われてしまうくだりは拍子抜け。さらに、主人公の母親が主人公を引き取った経緯など、少々無理があるように思うし、最初の殺人事件と誘拐犯の関わりや、郵便物のトリックなども疑問が残るし、そもそも恐喝の原因となる誘拐の証拠がなぜ残っていたのか、ということも納得しにくい。謎を追いかける人物が整理されておらず、人数が多いのも気になる。ともあれ、時代の空気感などは出ていて、楽しめた。 | ||||
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冒頭の場面には一定の迫力があるけれど、身代金があっさりと奪われてしまうくだりは拍子抜け。さらに、主人公の母親が主人公を引き取った経緯など、少々無理があるように思うし、最初の殺人事件と誘拐犯の関わりや、郵便物のトリックなども疑問が残るし、そもそも恐喝の原因となる誘拐の証拠がなぜ残っていたのか、ということも納得しにくい。謎を追いかける人物が整理されておらず、人数が多いのも気になる。ともあれ、時代の空気感などは出ていて、楽しめた。 | ||||
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昭和36年におきた殺人事件をきっかけに15年前におきた未解決の誘拐事件が再び動き出し、二つの事件が密接に関わりあっていくストーリー。 事件が様々な関係者の視点から展開されていくことで先の展開が分かりにくくなっていて、早く次を読みたいと思ったのだが、2組の刑事の特徴が分かりずらく、どっちがどんな事実を掴んでいるのか分からない場面があった。 また、昭和21年というのは第二次世界大戦の終戦直後で空襲の被害や闇市といった当時の時代背景が描かれていたのだが、昭和36年という時代の描き方には特に特徴がなかったと思う。誘拐事件の時効が15年ということで昭和36年だったのかもしれないが、せっかく昭和の時代を描いているのだから、もう少しその時代の特徴がほしかった。 | ||||
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昭和36年におきた殺人事件をきっかけに15年前におきた未解決の誘拐事件が再び動き出し、二つの事件が密接に関わりあっていくストーリー。 事件が様々な関係者の視点から展開されていくことで先の展開が分かりにくくなっていて、早く次を読みたいと思ったのだが、2組の刑事の特徴が分かりずらく、どっちがどんな事実を掴んでいるのか分からない場面があった。 また、昭和21年というのは第二次世界大戦の終戦直後で空襲の被害や闇市といった当時の時代背景が描かれていたのだが、昭和36年という時代の描き方には特に特徴がなかったと思う。誘拐事件の時効が15年ということで昭和36年だったのかもしれないが、せっかく昭和の時代を描いているのだから、もう少しその時代の特徴がほしかった。 | ||||
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このミステリーがすごい大賞が出来てからというもの、江戸川乱歩賞は落ち続けている。そりゃあ、そうだろう。同じ作品を応募しても、賞金が違うんじゃあ江戸川乱歩賞には応募しませんわ。そういった意味では、このミステリーがすごい大賞の下のランクに位置づけられるようになってしまった江戸川乱歩賞は既に期待できない賞になりつつある。打開策は賞金額を上げることだろう。 江戸川乱歩賞の作品の「良かった」ところは、時代背景の中で人として考えなければならないことをミステリーという形に絡めて表現している点にあったと思う。それは、その時代を象徴していたはずなのだ。 この誘拐児、読みにくいことや、昭和30年代を描いている割には、全く時代の空気が感じられない表現の貧困さ(21世紀、リアルタイムで生じているかのような)、情景描写が感じられないなどのことを「差し引いたとしても」、著者の伝えたいメッセージがラストの輪島の言葉だとしたら、あまりにも幼稚。このメッセージだけが、昭和30年になっている。表現を昭和30年代に、メッセージは現代に、そんな表現が欲しかった。 もう、江戸川乱歩賞に期待するほうが間違っているのかもしれない。 | ||||
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このミステリーがすごい大賞が出来てからというもの、江戸川乱歩賞は落ち続けている。そりゃあ、そうだろう。同じ作品を応募しても、賞金が違うんじゃあ江戸川乱歩賞には応募しませんわ。そういった意味では、このミステリーがすごい大賞の下のランクに位置づけられるようになってしまった江戸川乱歩賞は既に期待できない賞になりつつある。打開策は賞金額を上げることだろう。 江戸川乱歩賞の作品の「良かった」ところは、時代背景の中で人として考えなければならないことをミステリーという形に絡めて表現している点にあったと思う。それは、その時代を象徴していたはずなのだ。 この誘拐児、読みにくいことや、昭和30年代を描いている割には、全く時代の空気が感じられない表現の貧困さ(21世紀、リアルタイムで生じているかのような)、情景描写が感じられないなどのことを「差し引いたとしても」、著者の伝えたいメッセージがラストの輪島の言葉だとしたら、あまりにも幼稚。このメッセージだけが、昭和30年になっている。表現を昭和30年代に、メッセージは現代に、そんな表現が欲しかった。 もう、江戸川乱歩賞に期待するほうが間違っているのかもしれない。 | ||||
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書店の薦めと帯の文章で買ってみたが、いやはや・・・。 長い読書人生で初めて出会った展開。冒頭の人物描写とストーリーが なかなか結びつかない。 よって、肝心の展開に入り込めないしのめり込めない。 最近では珍しい、購入を失敗したと思った本。 | ||||
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書店の薦めと帯の文章で買ってみたが、いやはや・・・。 長い読書人生で初めて出会った展開。冒頭の人物描写とストーリーが なかなか結びつかない。 よって、肝心の展開に入り込めないしのめり込めない。 最近では珍しい、購入を失敗したと思った本。 | ||||
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殺人事件に、実は15年前の未解決誘拐事件が絡んでいるという構成。文章は読みやすかった。展開もまずまず。全体的に手慣れた印象を受けた。 登場人物の描き分けが弱く、イメージが湧かない。殺人事件を捜査する刑事が2組、4人登場するが、著者自身混乱してるのではと思える箇所があった。ディテールを突き詰めると気になるところが出てくる。次回作以降に期待して、星3つ。 時代設定が昭和36年なので、文庫化されるのを待って購入しても遅くは無い。 | ||||
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