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プリズン・トリック
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プリズン・トリックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 1~20 1/4ページ
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交通刑務所内で発生した殺人事件に端を発し、これに直接的、間接的に関わる人々の、人間模様が描かれた作品。 絶対的に不可能な密室殺人のトリックと、真犯人の動機に興味をそそられる。事件とはあまり関係のない、刑務所内の日常や、交通事故の加害者、被害者遺族の心情にページを割いており、ここを寄り道と考えるか否かで評価が変わりそうだ。登場人物や枝葉のエピソードか多く、本筋を見失いそうになるかもしれない。 トリックはなるほどとなるし、動機も伏線を回収してはいる。しかし、ラストでは、全く違う様相の物語になってしまうのだ。う〜ん、そっち系か…【乱歩賞】 | ||||
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登場人物が多すぎてわけわからない。半分くらい読んだところでちょっと間を置いて、読むのを再開したらもうわけわからなくなった。文体も拙いし、これは辛い。受賞作品というのがなければ最初に投げ出してる。 | ||||
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第55回江戸川乱歩賞受賞作。交通刑務所内で、密室状況で受刑者が殺され、犯人と思われる受刑者が脱走する。更に、遺体の顔等は焼け爛れ、“前へ倣え”の姿勢をとっているという、ミステリーとしては申し分ない設定。 ただ、話の整理はされていますが、各登場人物のエピソードがやや過剰で、それも本筋に繋がることもなかったので、もう少し全体をコンパクトにまとめられても良かった、と思いました。 タイトルにもなっているトリックは、その実現の可否は問わず、エンターテインメントとしてはありなことで楽しめました。 | ||||
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「えっ?これで江戸川乱歩賞とれちゃうの?」 率直な感想です。 | ||||
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監獄を舞台にした犯罪ミステリー。看板に偽りなくその密室トリックは思いもよらないトリックだった。ラストの種明かしは唐突感も若干あったが成る程と思わせるもの。ストーリーも展開も申し分なし。最後のだいどんでんを狙ったかもしれないが、早々にその思惑が露呈されたのはミステリーファンとしては消化不良も。とはいえ、星4つ。 | ||||
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登場人物の名前が似ているので、しばしば「こいつは誰?刑事?犯人だっけ?」と迷います。しかし、刑務所内の密室殺人と言う視点、交通刑務所のシステムなど面白い点もあり、単純に楽しめました。 ただ密室殺人の謎解きは今ひとつで脱走シーンもなおざりです。 | ||||
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作品の途中でたくさんの人が出てきて主人公が誰?というような状態になりました。 ただ、最後まできちんと読めましたし、純粋に楽しかったです。 | ||||
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刑務所ものを書きたい、密室トリックを書きたい、サイコを書きたい、推理小説なんだから最後はドンデン返しで決めたい で結局はグッチャグチャ・・・。 | ||||
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帯も付いていて、東野圭吾氏のコメントが載っていたので即購入。 江戸川乱歩賞受賞の作品で、トリックが素晴らしいと絶賛されていて読んでみたくなった。 いやほんと、東野圭吾氏のコメント通り、刑務所内での殺人というトリックに挑んだ志の高さは本当にすごいと思うが、 真正面からぶち当たって描いた感じがしない。 ビリビリこない。 なんとなーくはぐらかされて、最後は手紙でネタばらしって「おい!」と突っ込みたくなる作品でした。 中身の薄さとディティールの雑さは否めない。 登場人物の視点が多すぎてハッキリしない。 言いたいこといっぱいある。 がんばれ、作者! | ||||
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コンディションは表示どおりのきれいな本でした。良かったです。 | ||||
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思い付いたトリックを披露するためだけに書かれた小説ですね。 で。 人物が描けてないとか感情・風景描写が貧弱だとか社会的リアリティーがないとか指摘されたくない為に、一生懸命頑張ってる姿が文章全体からアリアリと見えてしまうので微妙に気分にさせられる。 あまりストーリー展開の発想や人間の内情表現に長けておられないようですし、無理やり社会派推理小説にせずシンプルなバカミスならアリかな。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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登場人物の視点が多すぎて、読んでいても理解しにくい点が多々あった。 いわゆるトリックものであるが、ちょっと無理があるな、と感じた。 もちろんこれは物語であって、実話ではない。 その点を差し引いて読んでも、それでもなお、腑に落ちない感じがする。 しかし、決してつまらない小説ではない。 | ||||
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エンターテイメント小説として充分に楽しめました 浦沢直樹さんの漫画、monsterを彷彿とさせる様な、白い大きな紙に沢山の点が散りばめられていて、ひとつひとつを繋いでいくと、最後には大きな絵が描かれているという印象を受けました 序章で今から計画を実行する犯人と、標的も書かれていたし、中盤で犯人が誰かもあっさりと解りました 要は刑務所内で殺人を犯し、どのように逃げたのかが、最大のポイントですよね 密室になってしまったのは緻密な計画ではなかったというのも、最後で逆に驚かされました 最高のエンターテイメント小説を堪能させて頂きました 個人的には最後の手紙はちょっと理解しがたい感じでしたので、星はひとつマイナスです 出来上がった絵にモノトーンの女性が描かれていたとして、唇に真っ赤な口紅を塗った感じです その女性が美しいかどうかは、読者の感性におまかせしますといったところでしょうか | ||||
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何故遺体は前へ倣えの格好をしていたのか、どうやって脱獄したのか。想像してたより違う展開だったかな。登場人物がどんどん入り乱れていく様、ストーリー展開は引き込まれた。 スケールがでかくて思い切った作品です。 | ||||
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最初の期待とは裏腹にいま一つだった感じがする。 他の方のレビューほどよくなくないとは思わないので、この原因は自分にあるのではないかと思う。 ミステリ作品は短い時間で読み切ってしまうことが多い(『ストロベリーナイト』などは一日、いや半日で読み切ってしまった)。 でも最近はあまりまとまった時間がとれず、途切れ途切れそれも章ごとならまだ良かったのだけれどそれもできなかった。 だからあまり印象に残らなかったのかもしれない。 でも同じような状況これまでになかったわけではなく、それでも面白く強い印象をもったものもあったので、やっぱり作品の質のも音大なのかなとも思う。 あまり印象に残る言葉なども少なかったけれど、終章の最後のページの「なぜ人を殺すことが許されないのだろう」から始まる言葉は考えさせられることが多いように思う。 もしこれから買おうと思っている人の中で、「第55回 江戸川乱歩賞受賞作」がその理由だという人は購入は急がず、じっくり考えてもらいたい。 | ||||
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以外に知っているようで、知りえね交通刑務所の世界を見事に活写し、ここを軸にして大胆なミステリーを作り上げた思案は評価できます。ただ、少しだけ推理が大味で理に適いません.但し、捨てがたい味もあり、もう少し煮詰めれば味わい深い作品になったとおもいました。楽しめる作品でお勧めです。 | ||||
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他のレビューアさんが指摘されている、展開の荒削りさからくる解りにくさを酷評される わかりますが。 そんなことを言ったら海外作家の翻訳物など読めないですよ。海外ミステリー作家はあえて読者に混乱を与え、読み応え感を増す(させる)手法が近年増えてきました、これはたぶんハリウッドの影響でしょうね。 とはいえ日本のミステリー界において確かに読者に混乱をまねく文脈は、不親切にとられがちで、しかも乱歩賞を受賞し本格的をにおわせるセールスコピーで購入された読者は不快感まるだしでしょう。でもこれは作者のせいばかりではないと思いますよ。 残念と思っているのは、数々の登場人物におのおのちゃんと心理描写や過去の背景などをきちんと”まじめに”書かれていて読者の感情移入など促しているのですが、主人公は結局だれなの?というくらい主犯格の描写が少なく、冒頭の交通刑務所での”私”の描写から、”私”は巻末まで登場しません、終章で犯行にいたるまでの心理描写や背景を丁寧にかかれてもなんか、ことの終わったあとの顛末のまとめ書きみたいになり、いまさらナニ?もういいよ‥感がして、主人公のキャラクターや犯行にいたる動機顛末にたいして同感できなくなります。 交通刑務所の内情や、警察機構のジレンマ、や人権無視のマスコミなど緻密に取材なされ表現されているのに、かんじんなー結局これは誰のハナシなんだろーという感想しかないのはわたしだけでしょうか? プロットさえしっかりしていたら もすこしいい作品になったと思いますよ。 | ||||
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ミステリ大家のあの作品への挑戦、ということがちょっと分かりやすぎるイントロでした。また中盤で視点変更を多用するのはその間でミスリードを誘おうとしたのかもしれませんが、ミスリードさせるほどの罠もしかけておらず、中途半端で結果的にストーリーへの没入を妨げてしまっているだけに感じました。最後も、個人的には跋の種明かしをもう少し間接的、余韻を持たせた方が想像の余地があってよかったのではないかと思います。 ただ、交通事故の被害者遺族と加害者が会うシーンのリアリティは強くこれを訴えたかったのかと伝わってくるものを感じたのと、大作家への挑戦に敬意を評して、次回作に期待したいと思います。 | ||||
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私が買ったのは、帯がついていない本でした。 タイトルと、1ページ目を読んで『面白そうだな〜』と思って買いました。 感想は、一気読みできないのはまだいいとして、読むのを中断してしまうと 「この人は誰だっけ?警官?どこの管轄の人?」と言うように誰が誰だか 分からなくなりました。 登場人物がやたらと多いし、人物描写が少なくて混乱しました。 トリックも、分かるような分からないような…。 全体的に頭の中で想像しづらい感じがしました。 もう一度読むとしたら、かなり時間を置いてまた読もうかなといった感じでしょうか。 なので売らないでとっておきます。 今後の作品がどうなるのか…一応期待してみます! | ||||
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