原罪
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ラストがね、とてもきれいな素敵な終わり方でした。 (エピローグ的なものがあるかなとページをめくると「編集部 注」と「参考文献」のページでした。 ※因みに放射線についての記述は私自身も疑問でしたので、「編集部 注」は納得でした。) キリスト教の不条理は悲劇をもたらすだけということなのでしょうか。 | ||||
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雪室の棺の中から、心臓を一突きにされた老人の刺殺体が発見されるという、(目次にもありますように)ある種の見立てを思わせる内容から本格ミステリーと感じてしまいますが、どちらかというと社会派小説です。 主に城取刑事と仁科青年の目線から交互に物語は語られます。最初は城取刑事の非情な捜査姿勢や民間人の大学教授が捜査に帯同する異例の展開など、刑事小説としての色合いが濃いですが、物語の後半はこの事件にある哀しい背景に段々と軸足が移ります。 流石に刑事捜査でその真実に迫ることは難しそうで刑事小説としての面白味はやや薄れますが、それを補うだけの奥深い事件の背景があり、よく練りこまれた小説だと思います。 | ||||
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一言、「傑作」であると言っておこう。 「炎上」こそなかなか良い出来ではあったが、長編ではまだ「これは」というほどの作品は出し得ていなかった作者にして、これは文句なしの出来といえよう。 ミステリとして多少弱い点もないことはないが、物語の作り込みに関しては完全に「化けた」といえるほどよく練れた出来で、これなら年間ベストに入ってもおかしくない。 とりあえず、次は<裏店>シリーズの第二作を早期にお願いしたいところではある。 | ||||
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