■スポンサードリンク


赤×ピンク



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
赤×ピンク (ファミ通文庫)
赤×ピンク (角川文庫)

赤×ピンクの評価: 4.33/5点 レビュー 18件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

普通だね

ショートストーリーが3つある小説。
桜庭贔屓の男なんだか女なんだか良く分からない
ユニセックスおなべちゃんもちゃんと出てくる。

ストーリーは至って普通。(一部目の結婚ENDは唐突な気がしたが......)

ただ、相変わらず文章は桜庭クオリティー。
日本語のお勉強という意味では求めやすい1冊なのでは?
(文量も少なめだし......)
赤×ピンク (角川文庫)Amazon書評・レビュー:赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.2:
(3pt)

少女達のコスプレプロレスショーという奇妙な舞台

コスプレをして檻の中で戦うプロレスショーみたいな所で、二十歳前後の少女達が働いているというちょっと変てこな舞台設定が興味深い。

この本が刊行された10年程前は、格闘技ブームで、ミルコ、ボブサップ等のちょっと懐かしい名前が少女達の会話に見られるが、内容自体にはむしろ新しさを感じさせる。
少女達は将来の事など色々悩んでいるが、意外に真剣に取り組んでいる格闘を通して答えを見つけていっている。自分とは何かと思い悩む女性にとって良い参考となりうる本だと思う。

なお、絶版のファミ通文庫版には、高橋しん氏のイラストが5カット程度入っている。
赤×ピンク (角川文庫)Amazon書評・レビュー:赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.1:
(3pt)

ライトノベル? 文芸書?

 タイトルのような区別をして、偏見を持って作品を判断することは嫌いなのだけれど、作者はライトノベルのようなテーマを文芸的な構造で書くことが上手い人なのかなと思う。いや、むしろ両方向に視野を持って活躍されている方ならではの執筆感覚なのだろうとも思うのだけれど。
 文字を流すように読んで、作品世界を楽しむことが好きな人にとっては多分何が何だか分からない作品。女の子がキャットファイトしていて何だか知らないけれど悩みが解消できたみたいで良かったね、で感想が終わる。 待っていたら何かを提起してくれるような作品ならそれで良いかも知れないけれど、こじつけでも深いテーマを見つけないと納得できないような文芸マニアの人にとったら、多分少女が檻の中で戦うことに意味を見つけようとする。作者の意図とはずれていても、何かを感じる人がいるならそれは作品自体が持つテーマの一つになり得るんだろうけど。
 そうは言っても、つまんないって言う人が多いんだろうなぁと思う。
赤×ピンク (角川文庫)Amazon書評・レビュー:赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!