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(短編集)
傍聞き
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傍聞きの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全90件 1~20 1/5ページ
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短編集で、どの話も「いい話」です。ただ、当方頭が厨房なので、こういうのは合わなかったです。 | ||||
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傍聞きというキーワードが結末に着地し、緻密な構成も相俟って、人間の温かさが染み渡ってくる。寒い冬の日に読み直してみたい逸品。 | ||||
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楽しみにしてたのに、箱を開けたらラベルが破れてた。最初から破れてたのか、梱包のせいかわからないけど、梱包も雑だった。最悪。 でも本は面白くて一気に読んでしまった。 | ||||
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面白くない。ドキドキワクワクは無いし、読了後も虚しかった…… | ||||
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帯にある「この20年で最高の傑作!仕掛けと感動の珠玉短編を堪能せよ」という文言によって、むしろ評価を下げる結果になっていると思います。この宣伝文句がなければ、もう少し純粋に楽しめたかもしれません。 読んでみると、表題作の「傍聞き」などは確かに技巧的に優れていると感じます。上手いなあという感想は率直に出てくるのです。ただしそれは、あくまでも作者の筆致に対する讃辞であって、作品世界そのものに対するものではありません。 作者の長岡弘樹さんには、読者を唸らせるアイデア(仕掛け)がまず存在し、それを活かすために作品世界を作り上げている感があります。そのため、作品や人物の設定が不自然で読んでいても作品世界に没頭することができません。 同じ短編でも、例えば松本清張などは、ごく身近な日常から材を採ってすばらしいミステリーを作り上げています。単に好みの問題かもしれませんが、本書は私の嗜好には合いませんでした。 | ||||
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短編なので、サクサク読めました。 いい意味で裏切りられました。 | ||||
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一編一編、よく練られた作品だと思いました。 ですが、全体的に暗い印象を受けました。 読んで晴れ晴れする作品が好きな私にとっては少し、物足りなさを感じました。 | ||||
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短編4作所収。いずれの作品もきわめて簡潔で、そして淡々とした硬質な文体で描かれている。でも、そこに、生きている人間の息遣いが聞こえてくる。推理小説というより、良質のハードボイルドというべきか。 この作者の本、初めて読んだが、他の作品も読んでみよう、と思った。 | ||||
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傍聞きの伏線が最初から現れ、クライマックスの「傍聞き」は普通に見破ることが出来る。 だがー 結末にもうひとつの「傍聞き」が用意されていることに驚かされる。 物語を「仕事」と「家庭」の双方から仕立てているのもいい。 他の作品にも「見える行動」と「隠された行動」の二軸があり、読み手としては不思議な気持ちのまま結末に向かうのだが、最後に「落ちる」。いや見事だ。 | ||||
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それなりに面白いし、話もよくできている。ところが多くの人がおっしゃるように帯の煽り言葉で、読む前にこちらのハードルが上がってしまうのが難点。 ついほろりとさせられてしまう話ばかりで読後感も気持ちいい。 ニュートラルな気持ちで呼んでみてください。 | ||||
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ハッとさせられる短編集。この作者の作品は初めてだったが、端的に面白い。前日に「S」(鈴木光司)を読んだ後だっただけに面白さ倍増だった。特に、ラストの短編「迷走」は非常に興味深い。今度は長編も読んでみたいと思う。 | ||||
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してみたが、初期作品の方が「つなげたいトコに無理なく、しかも意外性を持って繋がってるやん!」と再認識 楽しく読めると思います いわゆる「人の役に立つ」仕事に就いてる人達の「おキレイ事だけで済むかよ」的な塩梅も気に入ってます 最近の著作だと↑が余りにあからさまなので、本書位が丁度好み | ||||
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「この20年で最高の傑作!仕掛けと感動の珠玉短編を堪能せよ」の 誇大広告に騙されました。この方の作品は「教場」も同様ですが、何か 出版社の弱みでも握っているのでしょうか。毎回毎回呆れます。 これが日本推理作家協会賞(短編部門)受賞作とはレベルの低さに 呆れます(もっとも過去の受賞作も五十歩百歩ですが)。 出張移動の車中とか病院の診察待ちとかの時間つぶし程度の作品 でしょう。 | ||||
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他の方も言っていますが、煽り文句が大きすぎて、ギャップがあるのではないかと。話はどれもそれなりに面白く、ただ短編な上に短いので物足りなさはあるかもしれません。傍聞きが中でも良かったです。あまり構えずに読んでいれば、もう少し評価は高くてもいいかもしれません。酷評されるような内容ではないので、ちょっと作者が気の毒だなぁと思いました。 | ||||
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娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。巧妙な伏線と人間ドラマを見事に融合させた4編。表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞! | ||||
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なんて切れ味の鋭いミステリー短編集なのか、というのが私の読後の偽らざる感想だ。これほど読んで得したと思わせる短編集も珍しい。 全ての作品(4作品)の質が本当に高い。人物描写、構成がしっかりしており、ミステリーらしいプロットの設定も上手く、舌を巻くのは、最後の 謎解きに至るまでの描写や、言葉、などで、読後あっと言わせるような伏線を散りばめているところだ。救急隊員、消防隊員、女性刑事、 受刑者の更生施設の所長が、この作品集の主人公となる。彼らに共通しているのは、目立たないが、自分を犠牲にしてでも何とか、 人を救おうという気持ち。そして、それぞれに抱える悩みと闇。作品の読後感はどれも温かい。巻末の解説でも述べられているが、表題作 である「傍聞き」以外の作品の質も、それに勝るとも劣らないと、私も思う。読者によって、4作品の好みがきちっと別れそうな気がするが、 敢えて私の好みを言うと、火事現場から赤ん坊を救う消防隊員を描いた「899」だろうか。いろいろな人間の悩みを、作品のテーマに入れながら、 読後感は極めて温かく、微笑んでしまう。何度も言うが、読んですごく得した気分にさせてくれる作品集である。 | ||||
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「傍聞き」は「迷い箱」「899」「傍聞き」「迷走」と4篇の 短篇から成り立っていて文体は読みやすく、さっと読めました。 「迷い箱」の設楽結子(したらゆうこ)は更生保護施設の施設長。 「899」の諸上将吾(もろがみしょうご)は消防士 「傍聞き」の羽角啓子(はずみけいこ)は主任刑事 「迷走」の蓮川潤也(はすかわじゅんや)は救急救命士 それぞれ社会と密接にかかわっている職業でありながら、普段その 実態については身近におらず、よくわからないというか、ここに 描かれているのがリアルなのかも判断はつかないのだけれど、 どことなく違和感を覚えるというか、ひっかかるものを感じながら 読み進めてしまったのは何故なんだろうと今おもいます。 もっちろん小説だから、それも推理小説の分野ときて創り上げるのは あたりまえとわかっていても、うまく言えないのだけれど、 少々わざとらしいというか、もってまわったというか、結末からは ナルホドとおもわないではないのだけれど、物足りないというか、肩すかし くらったような、そんなかんじかなぁ。それぞれの主人公はとっても いいひとってわかるけど。やさしいというか、じんわりというか、 ほのぼのというか、きっと作者の持ち味なんだろうなぁと、この一作しか 読んだことのない身でうかつにザツに言えたもんではないだろうけど、 そんな気もしてます。他の作品を読んでみようか迷います。 | ||||
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読了しました。面白く内容のある本でした。 テレビでも見ました。 | ||||
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短編4作ということで読みやすく、どの話も「なるほど!」とすっきりさせてくれました。人情ミステリー、ってジャンルは勝手につけますが、まさにそんな感じ。どれも結末に救いがあってほっとします。特に表題作『傍聞き』は、胸が温まりました。ミステリー読み込んでいる方には物足りないかもですが、私は良かったです。 | ||||
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 | ||||
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