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七回死んだ男
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七回死んだ男の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全147件 121~140 7/8ページ
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| 同じ日を一人だけ9日間繰り返す「反復落し穴」という不思議な体質をもった高校一年生の久太郎。これは毎日発生するわけではなく、月に数回の頻度で偶然発生するのだが、正月のある日、突然久太郎の祖父が殺害される事件が発生し、その日が「反復落し穴」と重なる。祖父が殺害されるのを防ごうと孤軍奮闘する久太郎だが、どんなに頑張っても祖父の殺害を食い止めることができない。 これはミステリなのだが、ミステリにありがちな緊迫した様子はなく、何度阻止しても祖父が亡くなる事件が繰り返される様子はとても笑えた。回数を重ねるごとに新たな事実が次々と判明し、繰り返しの事件でも飽きることなく読めた。また、「反復落し穴」にも思わぬ「落とし穴」があり最後まで楽しめた。 | ||||
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| 以前から時間旅行をテーマにしたミステリーがあると聞いていて読みたかった一冊。図書館でないものかとおもっても、常に貸し出し中なのでとうとう購入してしまいました。 妙に老成した高校生・大庭久太郎には妙な「体質」がある。普通に暮らしている最中にある一日がリプレイされてしまうのだ。リプレイされてしまう日は不定期だが、リプレイされる回数はちょうど9回。野球と同じその最終回のリプレイが確定した事実になってしまう。 1月2日、親戚の集まった日に祖父が殺されてしまう。ところが、久太郎にとってはそれは異常な事態……祖父は死ぬはずがない……リプレイが始まってしまった1周目には死ななかった祖父が、2周目には死んでしまう。3周目、4周目、久太郎は祖父の死の原因を突き止めてなんとかそれを回避する行動をとるのだが、やはり祖父は死んでしまう。 ミステリにSFを持ち込んだとも言われますが、どちらかというとSFにミステリを持ち込んだような作品です。奇抜な組み合わせに見えて、これが絶妙。同じ日を9回繰り返すことで、推理のトライアル&エラーを繰り返しながら少しずつ真相を突き詰めていくことや、きちんとミステリの常道に従ったどんでん返しに至るところにちりばめられた伏線。 とんでもなく面白い作品でした。 | ||||
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| タイムトラベルとミステリーを合体させた作品です。 主人公がタイムトラベラーなのですが、一般的なタイムトラベラーと違い、自分で制御できない部分が多いので、自由自在というわけではありません。限られた自分の能力の中で、何とか事件を解決させようと努力する様がコミカルに書かれています。 ラストのどんでん返しが、良い意味で裏切られます。正直、3分の1くらい読み進んだところで、犯人がわかった気になっていましたが・・・。 ミステリー好きよりも、SF好きの人に読ませたい作品です。 | ||||
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| 推理小説を求めて手にとった作品でしたが、謎解きのカタルシスよりも作品のエンターテインメント性に目を引かれました。 おそらく序盤の「主人公が時間を跳躍してしまう」という設定説明の部分で、引っかかってしまう人は少なくないだろうと思います。 でも、それで作品の底を知った気になるのは早すぎます。 なんとか事件を食い止めようとする主人公と、次から次へと湧き出てくる事件の種。 そのいたちごっこに「まだ出てくるのか」「次はこれか」と笑ってしまいます。 出てくる要因をひとつずつ潰していって最後に残った謎とその結果に、分かってた人もそうでない人もニヤリとしてしまうはず。 | ||||
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| 七回死んだ男―目次 ・とりあえず事件のさわりだけでも―9 ・主人公は設定を説明する ・登場人物たちが一堂に会す ・不穏な空気はさらに高まる ・そして事件は起きる ・やっぱり事件は起きる ・しつこく事件は起きる ・まだまだ事件は起きる ・それでも事件は起きる ・嫌でも事件は起きる ・事件は最後にあがく ・そして誰も死ななかったりする ・事件は逆襲する ・螺旋を抜ける時 ・時の螺旋は終わらない―337 愉快だねぇ。。 | ||||
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| 本作の主人公・大庭久太郎は“反復落とし穴”にはまると、 同じ時間を九回繰り返すという特異体質の持ち主。 つまり、一回目から八回目までの時間はいわば「リハーサル」に相当し、 最終決定となる九回目に向け、より良い改変を目指し試行錯誤する場となります。 久太郎の身内が一堂に会する正月。 彼の祖父の変死体が発見されます。 ちょうどその時間に“反復落とし穴”にはまった 久太郎は、なんとか祖父を救おうと奔走します。 しかし、犯人と思しき容疑者を祖父から引き離し、犯行を未然に防ごうとしても、 その度ごとに新しい犯人が現れ、祖父は殺され続けてしまい……。 本作では、主人公が九回同じ時間を繰り返すという ルール自体は絶対で変更されることはありません。 そのため、八回目までの「リハーサル」は緊張感に欠け、 中だるみするのではないかと懸念する向きもあるかと思います。 しかし、散りばめられた小さな謎、そして隠されていた人々の関係や思惑などが、 次第に明らかかにされていく展開は、手元にミッションをクリアするための材料が 少しずつ揃っていくようなゲーム的興味を十分に満たしてくれているといえます。 さて、本作のトリックは、久太郎が認識している 主観的な時間と客観的な時間との齟齬がポイント。 最後の最後で明かされる久太郎の「勘違い」も、この作品世界においては、 他のどんな法則よりも、時間反復が優先される、ということの証なのでしょう。 ▼付記 時間反復という条件下で、挫折を繰り返すという本作のプロットは、 メガヒットとなった某ノベルゲームの元ネタのような気がします。 | ||||
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| 設定のとんでもなさと、技巧が見事に融合した一作。 西澤先生の最高傑作のひとつという評も頷けます。 あとがき解説にも納得。 | ||||
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| 1995年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 著者の初期の傑作。 お得意の超能力ものだが、その能力が持ち主の自由にならず、ほとんど役に立たないというところが面白い。また、それであるからこそ、ミステリとして成り立っている。全能の人物が登場してしまったら、謎は存在しなくなるのだ。 考え抜かれた構成で、ついついだまされてしまう。こんな落とし穴があったなんて、と呆然としてしまうこと請け合いだ。細部も凝っているし、ストーリーにも工夫がある。 読んで損のない一冊だろう。 | ||||
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| 自分が主人公だったらどんなことしよう、なんて思いながら読んだ本。 軽い文調で読みやすいのに、内容はとっても本格的。 面白くてたまらず、夜更かしして読んでしまいました。 終わり方も秀逸で、読後感がすっきりしました。 | ||||
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| 私は思わず本を見ながら数を数えました(笑) えーっと、ここでこうなってこうなるから…っていう具合に。 この人の本を初めて読んだのですが、読みやすい文体だったと思います。 3時間くらいでさら〜っと読めました。 ストーリーのテンポもよかったのかもしれません。 それにしても難しいテストを複数回やれば、満点って取れるもんなんだろうか?(笑) | ||||
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| この世の仕組みはよくわからないのだからとりあえず仮設を設けてしまえ。その前提にのっとってストーリーを展開していこう。 という立場の小説。 前提の立て方がSFで、ストーリーの展開の仕方がミステリーという、なかなか興味深い作品。 | ||||
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| 同じ日が9回も繰り返されるという特異体質(?)を持った高校生が、反復される日の中で起きてしまった殺人事件を次の周までに回避しようと骨を折るというお話です。本格推理においては起きてしまった殺人事件の真相を後から明らかにすることしかできないのが普通ですが、この変わった設定によって、事件を防ごうと奮闘する動的な作品に仕上げることに成功しています。タイムスリップものが好きな人にも本格推理が好きな人にも勧められる作品です。 最後に無事に事件を防ぐことができてハッピーエンドというなら単なるタイムスリップSFなのですが、いまひとつ釈然としない部分を残しておき、最後の最後でその謎解きが明かされるという構成が見事。こういうオチはSF的設定がなければ絶対に無理なわけで、SFと本格の融合に単なる興味本位ではない必然性を感じさせます。 | ||||
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| 西澤保彦氏の文才が余すところに出ているこの本書。 てっきり推理サスペンスかと思いきや、なんと時間跳躍ものだとは、 読むまで全然気が付かなかった…。 しかし非常に面白いです。 主人公は名探偵ではなく、ただの高校生と言う設定。 そのため、何度も何度も失敗を重ねて事件を紐解いていく、と言う過程が非常に面白かったですね。 また、主人公は9回ほど同じ1日をやりなおせるのですが、 その9回ごとに話数がちゃんと区切られているのも話を読みやすくしています。 こうした時間跳躍ものを推理小説の舞台でやるとこんなにも面白くなるとは、 リセットできる回数にも限りがあるのも緊迫感が出ており、次のループはどうなるんだろうと先の展開が気になってしょうがなかったですw 最後の展開でもあっと驚く説明がなされ…。 自分は納得できましたけど…。人によっては微妙かもしれませんね(汗 文庫本一冊で非常に読みやすい本書、お暇な方は一度読んでみてはいかがでしょう?オススメの一冊ですよ。 | ||||
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| 作者はSF的設定の中である「縛り」を設け、その縛りの中で謎を解くというロジカル・ミステリの大家。今回の設定は、主人公がある日突然「時間の環」に陥ってしまうというもの。つまり、朝起きてみたら、昨日と同じ日が始まって抜け出せないという設定。 主人公の祖父が殺され、主人公が次に起きた時「時間の環」が始まっていた。主人公は状況から判断して、祖父の死の要因を除くため、あらゆる努力をする。ところが、祖父は結局死んでしまうのだ。主人公はこれを6回繰り返すのだが、毎回異なる対策を採りながら、結局祖父は死んでしまうのである。この辺は繰り返しギャグを思わせ、大いに笑わせる。だが、作者はこの中で巧みに伏線を張ってある。 最後に明かされる真相は「何故気付かなかったんだろう、ちくしょう」という感じなのだが、そのヒントは上記の通りちゃんと読者の前に晒されているのである。作者のユーモア感覚と本格風味が融合した傑作。 | ||||
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| ミステリーが好きな私ですが、西澤さんの本はこの作品が初めてでした。 読み始める前、ハッピーエンドが好きなので楽しみに読んでいきました。だんだん、面白くなって、どんどん読めて、最終的には、ラブリー♪な感じがとっても満足させる1冊になりました。 1回読み終わっても、もう1度読みたくなって、結局何度も読み返してしまいました。うん!何度読んでも面白くSFな感じもまた良い感じで!!違う作品も読みたくなりました!!読んで損はありません!お勧めです♪♪ | ||||
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| ビル・マーレイ主演の映画「恋はデジャ・ブ」にインスパイアされたという本書は、反復する世界という設定を十二分に活かした本格ミステリで、主人公が何度もくり返される惨劇をどうしたら食いとめることができるのか?という謎に焦点がしぼられている。 タイムトラベルにつきものの干渉が問題になってくるのだが、あの手この手で惨劇を阻止しようとする 主人公の行動に毎回一緒に躍らされた。いったい何が事件を引きおこしているのか?どう行動すれば食いとめられるのか? このなんでもあり的なSF設定のなかで、しかし本書は本格のロジックに忠実でありつづける。そう、本書のロジックはフェアなのだ。それはタイトル一つとってみてもそうなのである。本書は、大まかに二つのトリックによって構築されている。そのうちの一つは気がついたのだが、もうひとつがどうしてもわからなかった。真相を知ってびっくりした。そうか、そういうことだったのか。それで、すべての辻褄があうことになる。しかし、この真相は主観的な立場から見ればおよそ成立しにくいものだと思うのだが「恋はデジャ・ブ」でも使われていたことだし、気にしないでおこう。ていうか、あの映画みてたのにどうしてこのトリックに気がつかなかったんだろう。 その他、真相を知ってから読み返してみると、これみよがしな伏線がところどころ散りばめられていてそれが、うまく話に溶け込んでいることに気づかされる。上等だ。あまりにも上等な作品だ。 | ||||
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| かなり面白いです。昔「このミステリーがすごい!」のベストテンで上位にきただけのことはあります。ただラストが私にはあの結末になったという必然性が見出せませんでした。好きなのですが、飛びすぎのようにも感じました。 別の結末にもできたと思うのですが……もしそれならあそこまで明るい決着にはならなかったという気もあるので、ハッピーエンド好きとしては、高評価するしかありません。 | ||||
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| はっきし言って今まで読んだミステリーの中で一番驚かされました SFというジャンルをここまでうまく使いこなす人も、いないのではないでしょうか 読んで損はありません、よくある時間を無駄にしたなという気持ちには 決してなりませんの安心してください | ||||
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| 西澤さん独特の世界観がサイコーの一作です。とにかく面白い。細部まで気を抜かずに読むと、最後の最後で「あ〜、なるほど」と感心すること請け合いです。超おススメ! | ||||
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| 何回も生き返ると聞いて、リプレイのSFをメインにしたミステリーかとSF部分に期待したのですが違いました。謎解きを楽しむ小説になっていますので、そちらが好きな人にはお勧めです。主人公の少年が祖父を助けるために活躍するが、いつも失敗してしまう。何故なんだ?殺人の容疑者と思われる人物の邪魔をしても事件は発生する!テンポ良く進む話に引き込まれ、最後の答えに驚きました。普段はミステリーを読まないのですが、とても楽しい時間がすごせました。みなさんもワクワクしながら謎を解きませんか。読みやすいので、読破には時間はかかりません。 | ||||
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