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七回死んだ男



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七回死んだ男の評価: 3.87/5点 レビュー 140件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全99件 1~20 1/5ページ
No.99:
(5pt)

面白く読みやすい

表紙からして難しく固い感じの内容なのかなと
思っていましたが、案外そんなことはなく
台詞も多く読みやすくて、あんまり本を読まない
自分でも楽しめる作品でした!
これをきっかけにミステリー小説好きになりそうです^ ^
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.98:
(4pt)

SFだが論理で組み立てられた推理小説

本格推理小説が好きな息子からこれは面白いと言われて読んでみた。「体質的に」(つまり能力では
なくて)一日が9回繰り返されるという男が主人公である。いつそれが起きるか本人も予想できないが、
9回起きる間に自分だけその一日を「編集」出来る。だが、それは毎周リセットされ、最終周の9番目の
一日だけが残るという設定である。こういう体質を持った高校生の久太郎(キュウタロウとよばれている)が、
頑固者で変わり者の祖父の遺産相続にあたり、自分の次女の跡取りを選ぶという家族騒動の中で
祖父の殺害を自分の「体質」を使って避けようと躍起になるかという物語である。この作品いわゆる
SFではあるが、かなり論理的な筋書となっている。こういう作品をSF本格小説でロジックパズラーという
らしい。SF小説も本格的推理小説も、もう一つ自分のカテゴリーではない私にとって些か読み進める
にはしんどい作品であったが、この斬新な設定と、きちっと論理でプロットを組み立てているという点
では優れた作品だと思う。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.97:
(5pt)

面白い!

題名からしてどう言うこと〜?と思って気になっていた本。
ようやく読めたのですが、面白い!
文体もごちゃごちゃと小難しく言い回さない感じですっきりと読みやすい。
毎回の展開にひゃ〜!とさせられる。
最後も、ちゃんとどうなったんだ?を一気に回収してくれるし、そんなところに伏線が!と驚かされた。
最後のエピローグ的エピソードも最後の最後にまたどひゃっとさせられて面白かった。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.96:
(5pt)

ドタバタ推理小説

タイトルからは想像つかないドタバタ劇でした。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.95:
(5pt)

面白い!

すごく面白いです。読みやすくて、好みです。他の作品も読もうと思います。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.94:
(5pt)

なぜ映像化されていないの?

ネタバレ注意。

内容が難しいかなと思い、ルーズリーフにメモをとりながら読んだ。序盤に丁寧に主人公の体質の説明をしているし、キャラクター表もあるので意外とわかった。

犬神家に影響を受けているのかな?遺産相続のゴタゴタが面白い。最終的に何も解決していないのも、ループしてる感じがあって好き。

友里さんとキュータロウが最初から後継者になっていたら揉めることなかったのに! 友里さんがひぐらしみたくループしてるのかな?と予想していたが、まさかの一日ズレていたってのは面白かった。

ただちょっと歴代の犯人たちの思考が謎だったりする。友里のせいにするために花瓶でまた殴ったりするかな? 祖父の父親に対する嫌がらせの動機もあっさりしてて「なんだかなぁ」とは思った。

でも1話1話の内容が濃くて面白い!どう展開されるのかワクワクしながら読み進められた。ご飯を食べながら小説読むほど没頭したのは初めての経験。是非とも十角館みたいに映像化してほしい。SF要素のある新本格ミステリー面白いなあ。

飲みすぎて倒れたとか予想できたけど、それを上回ってくるのはよかった。構成とかも面倒くさいし、複数のキャラも操らなきゃだし、それをよくこんなに面白く書けるな。文章も面白い。作家の端くれとして尊敬する。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.93:
(4pt)

タイムリープする度に殺害の動機が変わる

文章とノリが軽いのが長所となり、
殺人事件ですがサッパリした感じです。
同じ1日を様々な角度から見ることになります。
ケンカを未然に防ぐと他方でケンカが始まるといった
微妙な人間関係が醍醐味になります。
この本のウリはミステリーですが、
私は遺産相続のゴタゴタが面白かったです。
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4061818791
No.92:
(4pt)

タイムリープSFミステリ

何度も死んでしまう祖父の死を食い止めるべく、孫の久太郎が1日を繰り返すSFミステリ。祖父の遺産と後継者の座を巡る一族のドロドロぐあいは金田一耕助やクリスティ並みですが、コミカルな語り口で重苦しさを感じずに読めます。

オススメ度4
読みやすさ5
意外性  3.5
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.91:
(5pt)

出会えてよかった。

何度も繰り返す落とし穴の中で、もがきながらも事件を防ごうとする。それでも事件が起きる。どうすれば防げるのかは分かっているけれども、他にも方法があるはずだ。それでさらに深みにハマっていく。ドッキリと分かっていて、それでもそのドッキリをやり通そうとする気概に触れて、周囲が動き出す。最適解ではないかも知れないけれど、納得しながら、それでも人生は続いている。
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No.90:
(5pt)

ストーリー、文体全てが素晴らしい

久々に楽しめるコンテンツに出会いました。ストーリー、スピード感、キャラクター、文体等々、言うこと無しです。
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No.89:
(4pt)

タイトルの意味がわかりました。

不思議なタイトルに惹かれて読み始めましたがなるほど。理由がわかりました。
後半は止まらずに読んでしまいました。
そして、最後にしっかりと読者を騙してきました。
微妙に解決できない理由が最後に回収されてよかったです。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.88:
(5pt)

SF新本格ミステリ

SFも新本格もあまり好みでは無いが、何故かタイムリープ物だけは許容できてしまっているし、本作はコメディ要素もあり、ミステリーとしても、大変面白く、お勧めです。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.87:
(5pt)

真相判明後のダメ押しが素晴らしい

突発的に24時間のタイムリープを、9回繰り返す男子高校生。本作品は、このさしたるメリットのない体質(!)の主役が活躍(?)する、SF新本格ミステリである。

後継者を指名しようとした富豪の祖父が殺害された日、たまたまタイムリープが始まった主人公。祖父が殺されるのを防ごうと奮闘するも、タイムリープの度に犯人が変わってしまうのだった。

我こそは跡取りと兄弟、親族が鍔迫り合いを繰り広げる中、努力も虚しく振り出しに… 。本作品は、タイムリープの繰り返しに飽きが来ない趣向で、好感が持てます。どこかコミカルな雰囲気も良い。

何より、真相判明の後のダメ押しが素晴らしいのだ。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.86:
(5pt)

体質と言う名の、終わりが決まっているタイムリープ。

大筋が変わらないはずのタイムリープという体質なはずだったのに、なぜか大きな変化が起こってしまい、何とか解決しようとするが結末はバッドエンド。繋ぎ目の見えないパズルがはまっていく謎解きは素晴らしいの一言。
何か「SF新本格作品」と呼ばれているそうですが、変な先入観を持たずに純粋に小説として楽しむことをおすすめします。
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No.85:
(5pt)

SF新本格

文体やキャラクターの名前など、読みにくい部分は多い。徐々に見えてくるキャラの性格も、好きになれないのが大半だし。
主人公が同じ一日を繰り返すタイムリープ設定は、最近では珍しくない。今となっては、説明がちょっとくどいかも。
しかし2周目までなんとかたどり着けば、この作品の面白さが分かると思う。
タイトル通り何度も祖父の死亡阻止に奔走する主人公。少しずつ明かされるキャラクターたちの本音。少しずつ積み重なる違和感。

この小説抜きに西澤保彦さんを語れない。そんな作品だと思います。
島田荘司さんの占星術殺人事件や、森博嗣さんの全てがFになるのように。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.84:
(5pt)

読むのが楽しいSFミステリー

奇抜な設定にまずは度肝を抜かれる。主人公で語り手の大場久太郎は、同じ1日を何度も繰り返すという特異体質を持つ。正確には午前0時から翌午前0時までの24時間が計9回繰り返される。しかし彼はその日を選ぶことはできない。ループに陥るタイミングは彼自身にも分からない。
 そんな設定において久太郎は、資産家の祖父の家に親族一同が集まった1月1日にループに陥ってしまう。ところがそこで大問題が発生する。1周目すなわちオリジナル周には何事もなかった祖父が、2周目で何者かによって殺害されてしまうのである。どうしてこのようなことになったのか。祖父の遺産相続の問題と関係があるのか。犯人はだれなのか。久太郎は最終周で事件が発生しないよう、さまざまな工夫を試みるのだが……。
 ミステリーといえばとかく暗いイメージが伴いがちだが、本作はとにかく面白い。同じ日の繰り返しであるにもかかわらず先が読めないストーリー展開と、会話や語り口の軽妙さが相まって、ページをめくる指先が止まらない。筒井康隆の影響と作者自身が言っている読点のほとんどない文章が読者をテンポよく前進させ、コミカルな作風もこの設定によくマッチしている。伏線も細部にわたって緻密に張り巡らされており、しかも分かりやすい。祖父は死なないで済むのか。さらにループから抜け出た後に待ち受けるどんでん返しとは……。
 本作の最大のトリックは凶器だと思う。なぜいつも胡蝶蘭の花瓶が凶器に使われるのか。それさえ分かれば事件は解決したも同然である。舞台が固定されていることや終始明るい雰囲気は、演劇にも向いているのではないかと思った。タイトルも秀逸である。西澤保彦の作品では個人的には『夏の夜会』が好きなのだが、あの暗い雰囲気とはガラリと異なる本作は、明るいミステリーを読みたい読者にお薦めである。そういえば『Happy Death Day』という傑作映画があったが、あの作品も本作の影響を受けていたりするのだろうか。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.83:
(4pt)

ちょっとくどい

タイトルの語呂の問題なのか、仕方ないのかも知れないけど、7回も要らない様な…。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
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No.82:
(5pt)

シリアスで難解な先入観でしたが、コメディタッチの青春SFミステリでした。

ミステリなのでネタバレ無しで
これから読む人の楽しんでもらえるよう
レビューします。

評判が高かったので購入したのですが
冒頭だけ読んで、しばらく放置してました。

というのも、シリアスで難解な先入観があって
なかなか読み進められなかったからです。

でも意を決して、読み進めると
以外にもコメディタッチで面白く
スイスイと読めてしまいました。

読み終わった後、放置してしまった先入観を
考えてみると以下のようなものがあります。

1.題名の「7回死んだ」でわかるようにSF設定のミステリ(独自ルールがある)
2.シリアスな表紙
3.登場人物の名前が覚えにくい、読みづらい

1.に関しては
ややこしい独自設定ですが、これらの説明はすごく丁寧にされているので
普通に読み進めると、帰し読みしなくても理解できるかと思います。

2.に関しては
本作の内容と表紙はあまりマッチしていない気がします。
表紙は出版社が決定権を持っているのかもしれませんが、
もっとユーモラスであったり青春ミステリっぽくポップな表紙のほうが
合っている気がします。

亜愛一郎シリーズの松尾かおるさんや
佐々木マキさんのイラストが表紙になっていたほうが
作品世界のイメージに合っているように感じます。

3.に関しては
著者のこだわりかもしれませんが、覚えにくい名前ばかりで
名前を認識するのがちょっと面倒です。

三姉妹の名前が
加実寿(かみじ)、胡留乃(ことの)、葉流名(はるな)という
これまで見たこともないような名前ですし、
葉流名(はるな)の娘がルナだったり、ややこしい。

それらの複雑な名前が
物語の筋やトリックに関わっているのであれば
仕方がないのですが別にそうでないのなら
覚えやすい名前のほうが良い気がします。

まあ、そんなわけで私自身は序盤で
ちょっと躊躇してしまいました。

しかし、作品はとても面白いので
事件が起きるまでの序盤を一気に読んで
作品世界に浸ることをオススメします。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.81:
(5pt)

作者の作品を初めて読みました。

もっと早くに読んでおきたかった。1994年の作品でしたが、

時代を感じさせないスピード感のある小説でした。

スピード感がある為だとは思いますが、所々で軽いタッチの

内容もあるように見受けられます。

「経営者候補選びがこんな感じで良いの?」みたいなところも

ありますが、すべて受け入れて読み終えると作者の次の作品が

読みたくなりました。

そんなこんなで、もっと早くに知り合っていればよかったと思う

今日この頃です。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791
No.80:
(4pt)

久しぶりに。

久しぶりに再読。 また買ってしまった。
普通に読むと、昔の同作とどこが変わったか分からなかった。

切っ掛けも分からずに同じ日を9回も繰り返す体質を持つ通称キュウタローことヒサタロウ。

正月で親戚が集まった祖父宅でその体質が発動し...
キュウタローは祖父を死から救えるのか?
叔母の秘書、友理さんと結ばれることは出来るのか?
祖父が立ち上げた会社を継ぐことになるのは?

基本、一日一日を繰り返しつつ、祖父がどうすれば生き残るのかを試行錯誤するストーリー。 ミステリーの様なそうではない様な。

最後には...
久々に読みましたが、まぁまぁ面白い。
七回死んだ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:七回死んだ男 (講談社ノベルス)より
4061818791

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