■スポンサードリンク


らせん



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
らせん
らせん (角川ホラー文庫)

らせんの評価: 3.89/5点 レビュー 46件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1~20 1/2ページ
12>>
No.29:
(5pt)

ホラー+SF

「アンドロメダ病原体」のようなSFみたいだがこれってホラーなんだよねと思うとその強引さにあきれてしまいます。幽霊の医学的検査結果を聞いてるような。最初の読後感はこれは反則だよな、でした。ホラーは科学しちゃいけません。でもいけないことは楽しいことです。この強引さは確信犯だと思います。作者に脱帽。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.28:
(5pt)

リングシリーズ第二弾

映画化もされたリングシリーズ二作目。
一作目の反響が大きかったためか、らせんは前作のストーリーを無理やり大きく展開しようとし過ぎた面もあり、正直この二作目は若干強引すぎる物語と感じると思う。
が、そんなモヤモヤした感覚も、3作目のループで伏線回収されるのが、リングシリーズの面白いところ。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.27:
(5pt)

呪いをベースとしたミステリ

シリーズ第二弾。『らせん』は映画で十何年前に見たはずなのですが、印象が薄かったのか今では何も覚えていないので単純に映画との比較はできないのですが、少なくともこの小説はかなり面白かったです。
呪いという非科学的なことを遺伝子を交えて科学的に解明しようという医師が今回は主人公なのですが、視覚的な怖さや雰囲気の恐ろしさのみに頼るインパクト重視のホラーではなく、呪いをベースとしたミステリといっていいほどの作品でした。
なのでホラーといっても全然怖くはなかったのですが、お話自体が興味深く説得力もあり、怖いとか怖くない以前に、ミステリ的に謎の解明が面白く、楽しめた作品でした。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.26:
(4pt)

医学ミステリーで一番面白い

映画同様ホラー感は薄いですが、ミステリ好きにはたまらない内容となっています。
貞子の超能力とDNAや遺伝などの医学がうまい具合に混合した作品でした。
゛こういうの現実でもありえるかも"と思わせるような生々しい論理が展開され、夢中になって読んでしまい面白かったです。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.25:
(5pt)

保存用

文庫本で売ってたので、保存用に購入しました。
キレイな状態で届きました。
ありがとうございます。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.24:
(5pt)

良い商品でした

綺麗な状態で届きました。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.23:
(5pt)

生物はなぜ進化したのか?

「生命はなぜ進化したのか」ということを投げかけてくる作品です。

海で生活していた生物が陸に上がって進化していったことを私たちは自然に受け入れて理解していますが、それは結果から見ているからに過ぎません。海で生きれるように適応していた種が、なぜ陸を目指したのか。浅い海、深い海、温かい海、冷たい海という話であれば、多様性を求めて進化したのだと理解できます。しかし、陸となれば話は別です。人間がいきなり宇宙服もなしに宇宙に出て行こうとするのと同じで、挑戦したものは死ぬに決まっています。「何らかの意思が働いたはずだ」と考えることは自然なのではないでしょうか。高山竜司の言葉に思わず唸らされました。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.22:
(5pt)

前作よりSFなのに前作より怖い

前作も同様だったが、どんでん返しが凄い。「呪いを解くために貞子を成仏させることに成功したと思ったら、貞子は◯◯で✕✕と融合してて呪いを解く方法は△△でした」という前作の驚愕のオチを更にひっくり返すという荒業。無茶苦茶なのに説得力とリアリティがあるのが凄えよ
何が凄いって、あらすじに最早ホラー要素はないし、ジャンルも完全に医療ミステリ✕バイオSFに振り切ってるのに、最後はホラーなところ。生理的恐怖、理不尽で救いのない恐怖、ベタな人間が一番怖いネタから、『リング』自体をネタに使うメタ的な恐怖演出は痺れた。本当に大ヒット映画化されたもんなぁ

ストーリーとしては抜群に面白かったけど、賛否両論なのはキャラだろう。前作もそうだけど、主人公に魅力がない。そんな魅力のない主人公に代わって皆大好きなアウトローヒーローだった竜二が、まさかこんなことになるとは。しかも前作キャラは全滅してる。理不尽すぎる。作者にキャラ愛がなさすぎる…
キャラ萌えする作品じゃないのはわかるけど、正直言って(悪い意味で)裏切られたと思ったし、前作のあの努力は無駄だったのかよ!と怒りもした。面白いから許したけど

だが、問題は3部作ってこと。完結編『ループ』でどうオチをつけるのか、彼らに意味はあったのか、見極めなければならないんだ……
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.21:
(4pt)

「リング」を読んだ後、間を置かずに読むのがおすすめ

「リング」終了の12時間後から物語は始まります。登場人物たちの意外なその後に「いったいどうして?」とグイグイ読み進めてしまう事請け合いです。
物語のアイデアは素晴らしく、今読んでも色あせないどころかむしろ時代がようやく追いついてきた感すらあります。

自分は出版されたばかりの頃一度読んだきりで約25年ぶりに再読。「リング」は今でもかなり詳細に内容を覚えていたのに対して、本作はほとんど内容を忘れており、その分新鮮な気持ちで楽しめました。
当初は結末のあまりの飛躍っぷりに戸惑った記憶がありますが、今回は二度目ということもあり、シリーズの全容が明かされる続編「ループ」も読んでいたので、すんなりと展開を受け入れて物語を堪能することができました。(「ループ」は初読の時点で「すごい話だ!」と感心した記憶があります。)

それにしても当時はどこの家庭にもあった物語の重要アイテムVHSビデオが今の若者にとっては馴染みない機械であろう事はAV機器の発達が感慨深くもあり、また少し残念な気もしますね。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.20:
(5pt)

ホラーでは無い

これはね、本当にホラーで注目されたのが、痛い。強いて言うと多次元ヒューマンファンタジー?ん〜ファンタジーじゃないか?とにかく、安っぽいホラーでは全く無い。
シリーズ全部読むと分かるけど、凄い世界観ですよ。マトリックスを凌駕する感じ。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.19:
(5pt)

「リング」⇄「らせん」の無限ループ

まず「リング」を読んで、その面白さにハマり、続編の本書を読んで序盤から(えっ、呪いは解けてなかったの⁉︎)と、思いきや謎解きと医療系SFの流れにグイグイ引き込まれ、ストーリーの先が気になるのに同時に「リング」のあのシーンは伏線だったのか?と読み直したくなる衝動と闘いつつドキドキしながら読みました。
結果「リング」➡︎「らせん」➡︎「リング」➡︎「らせん」の往復を4〜5回程繰り返してしまいました。

この無限ループの終焉が「ループ」を読む事というのがなんとも皮肉な感じですが・・・。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.18:
(5pt)

TV放映も映画含めて2本見たが満足できず、本を買う

物語のスタートの重要性や登場人物の違いや人間関係が、使いたい俳優に左右されるのが映像の世界。そんなことから作者の描きたい内容が表現されていないことが多いので、原作は後から読まないとがっかりすることは間違いないことと察した本でした。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.17:
(4pt)

ミステリー色の強いホラー

「リング」続編。本作は映画化・漫画化もされているようですがすべて未読。何気に「リング」のあとどうなるか知りませんでしたが、ホラーとして綺麗に終わってたのにあれからどう続くんだ?と思っていたら貞子の呪いには更なる進化がありました。
貞子の呪いを超常現象として捉えて展開していた前作とは打って変わって、本作では貞子の呪いを科学的な視野から解き明かしていきます。一見相反するように見えますが作者の構成力と知識が光ってますね。説得力があり「ありえるかもしれない」と思わせられます。
呪いのメカニズムを解き明かすという構成上、ホラーというよりはミステリーを読んでいる感覚に近かったです。前作に比べ恐怖感は薄れるものの、面白さと先へ先へと引っ張られる吸引力は十二分。
ただ個人的にラストは少し残念な展開でした。確かに意外性はある。あるけど、そこまでできちゃうの?というのと、この人物が黒幕なら前作「リング」そのものの評価も悪い意味で変わってきてしまうというのが残念でした。
次回への引きは前作の方が強かったですが、続編「ループ」も是非読みたい。本作は☆4。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.16:
(4pt)

カッズ

リングもそうであったが、時代背景がワープロ時代でありながら、色褪せることなくつい引き込まれる内容に感服!
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.15:
(4pt)

驚くべきジャンルの変化

※多少のネタバレを含みます。

呪いを扱ったホラー小説として始まった「リング」の続編であるにも関わらず、ジャンルがSFに移ります。
呪いを科学として追い求めていく様は、前作とはまた異なった新鮮な知的スリリングさがあります。
同じジャンルを辿らなかった作者の冒険心が素晴らしい。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.14:
(4pt)

根底にあるのは家族への愛と人間の欲望

ホラー,ミステリー,サイエンスが絶妙に絡み合った作風です。

「死んだ高山竜司が細胞レベルになってもなおメッセージを暗号にして託す」とか「聖母マリアの処女懐胎のように山村貞子が高野舞から生まれる」というのは,まさしくホラー以外の何ものでもありません。

その一方で,主人公である安藤満男が医師であることから,ストーリー全編にわたってサイエンス色が色濃く出ています。

さらに,安藤が前作「リング」の主人公・浅川になり代わるようにして一連の変死事件の謎に挑む過程は,まさにミステリーです。

様々な要素が入り混じっているので,「らせん」は「リング」よりも分厚い作風になっていると思います。

最後まで読み切ると,その根底には「家族への狂おしいまでの愛」と「その愛のためなら悪魔に魂を売ることさえある」という人間の深い欲望が存在していることに気づきます。

その意味では,「らせん」はホラーでもミステリーでもなく,家族への愛と人間の狂気を描いた作品と言えるかもしれません。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.13:
(5pt)

ホラーからSFへのミューテーション

リングシリーズの第二作.
ビデオの呪いによる心筋梗塞をウイルスと位置づけ,
暗号の解読やウイルスの解明を軸としたSFまたは医学サスペンス的なストーリーである.
その他にも,失踪した高野舞の運命,その周辺に現れたミステリアスな女性の正体など,
謎はますます広がりを見せて展開していく.

ホラーに科学的な解説は必要ないという意見もあるかもしれないが,
得体の知れない「呪い」に説明を与えただけでなく,
科学的・医学的な裏付けが加わったことで,
浅川や高野舞の身に何が起こったかという別な謎も浮かび上がらせている.

「リング」のオカルトの世界観を壊すことなくSFに推し進めており,
前作の閉塞感・圧迫感を伴う疾走感とは異なる重層的なストーリーになっている.
貞子の目論見を大きく進展させる結末は衝撃的だ.

個人的にはシリーズで一番好きな1冊.

らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.12:
(5pt)

ただのSFではない。

リング、らせん、ループ。
シリーズを通して読んで、この作品の文中で最も衝撃的な一文を選ぶとするならば。
「――もはや、山村貞子を人類と呼ぶことはできない。進化だ。俺たちは、進化を目の当たりにしていることになる」
「サダコ」といえば、テレビから這い出してくるお笑い番組のパロディ、といったイメージしかない人にとって、どうしてこんな一文に、セリフに至るのか?興味があるなら、ぜひ読んでほしい。
「貞子」、山村貞子が何者なのか、少しでも関心があるなら。
もう一つ…。本作の主人公、安藤がある広告を目にした時の衝撃。
こう書かれていた。
----来月の刊行予定
"リング 浅川順一郎 ――戦慄のカルトホラー!――"
「出版する気か!」
----リングとは何なのか?出版?だって、リングはロングセラーの人気作、らせんはその続編じゃないか?その謎は、すべてこの「らせん」の中に。
「ループ」では、それらを含めたさらに全ての謎が明かされる。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.11:
(5pt)

遺伝子から始まり徐々に大きくなるスケール

 「ビデオの視聴→冠動脈肉腫」という説明は、いくら専門用語をちりばめたとしても荒唐無稽さは免れません。あまり気にしなければいいのだと思います。
 暗号解読にはかなり著者のこだわりが見られますが、関心がない人は読みとばしてかまわないでしょう。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.10:
(4pt)

貞子のイメージかなり変わります

リングのストーリーが入ってればかなり楽しめます。
ホラーっていうのは基本的に得体の知れない、超常現象を現実世界で
あり得るかものラインで表現するものですが
本作はその不気味さを解剖医の安藤が科学的な視点から解明しようと
いう斬新なスト−リーです。
感想としては中盤まではかなり楽しめました。遺伝子配列を関数や26文字のアルファベット
に置き換えてリングウイルスを突き詰めていく緊張感や主人公の葛藤などよく伝わってきます。
ただラストが個人的には残念でした。ホラーにしてはスケール広げすぎかな
かなり空想化しすぎです。ただリングとの二本立ての結びつきがすごくユニークです!
この辺かなり著者のセンス感じます
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033

スポンサードリンク

  



12>>
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!