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らせん



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【この小説が収録されている参考書籍】
らせん
らせん (角川ホラー文庫)

らせんの評価: 3.89/5点 レビュー 46件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(1pt)

途中でやめた

サイエンス系ホラーが好きなので期待して読み始めたが中年男性が女子大生に恋愛している描写が冒頭から繰り返し描かれるため、気持ち悪くなり離脱。
特にルッキズム全開な言い回しが気持ち悪くて無理だった。自分の立場を弁えない中年が主人公というのはきつい。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.2:
(1pt)

笑った

どうもこの作者は、「自分の思いつきを読者に信じ込ませるにはそれなりの工夫がいる」という創作作法の常識すらよく分かってなさそうです。

ああ、これ作者は怖いシーンだと思って書いてるんだなあ、と言うところがギャグにしか感じられなくて笑っちゃいました。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033
No.1:
(2pt)

一作目の主人公をぞんざいに扱う続編は嫌いです

一作目はSF的なアプローチで怪異を説明していてそれが新しかったのだけど、二作目の本作程SF的な考察が過ぎるとホラーとしては身も蓋も無いと言うか、もうこれはSFホラーではなくSFですね。
しかしSFだとしたら色々飛躍してて逆にツッコミどころ増えてるんだよなあ。困ったもんだ。
一作目と違ってテンポも悪い。「後一週間で呪いを解かないと死ぬ」と言う縛りが2作目ですでに消えてるのは興ざめ。
そのせいか主人公達がのんびりしてる印象がある。暗号解読の所とか完全に回り道。直ぐ分かるだろ。
ストーリー展開そのものにも相当無理がある。終盤に至るまで山村貞子を全く調べようとしなかった主人公はおかしい。DNAがどうとかよりも呪いが本当だと思ったならそこは直ぐ調べる所。
「一作目のあの人あの後ああなったんだ!」って驚きがあるからそこは面白かったけど一作目読んでなくても面白いと言えるような発想は無かった。
そして一番納得行かなかったのが竜司が貞子と結託していたと言う事。
つまり一作目で壮絶な死を遂げた竜司は裏切り者だった訳で、彼は浅川とその家族を見殺しにしたのだ。
お前浅川の友人じゃなかったけ?そんなキャラだった?
結局浅川は自分が竜司に裏切られていた事も知らずに死んでいくし、竜司も「浅川?そんな奴いたっけ?」みたいな態度。まあ、安藤が聞かなかっただけだけど、何のつもりで浅川を裏切ったのかその辺の描写が欲しかった。
インパクト重視で考えた展開なんだろうが全然納得いかない。
そもそも浅川は何だったんだ。ただの無駄死にじゃないか。
死だけではない。「世界を危機に晒しても娘と嫁を救いたい」と言う真摯な想いそのものが無為になった。
そしてそれに対して作中人物の誰も言及してない。
安藤も全てを知ったなら、同じ子供を失った身として竜司に何か言う事ないのか?自分の息子さえ助かればモブキャラとなった前主人公の事なんて思い出しもしないってか?
一作目で突っ込まれた内容を後付けで説明して出来上がったSFと言う感じだがその辺は読者それぞれの解釈に任せてどんどん新しい恐怖を描いていればベストだったんだろうが、それが出来なかったから著者はああなったのだろう。しかし志の低い事だ。
らせん (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:らせん (角川ホラー文庫)より
4041880033

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