(短編集)

ぼっけえ、きょうてえ

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評判

ぼっけえ、きょうてえの評価:

3.99/5点 レビュー 176件。 C ランク

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Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全356件 241〜260 13/18ページ
No.116
(5pt)

女性が怖い

表題作「ぼっけえ きょうてい」は、とても怖くて、キモチワルイ話です。
でも、主人公の遊女が、私は大好きなのです。
彼女、実はとてもいい女だと思う。
生まれのせいか、ひねくれているけど、(彼女なりの)優しさもあるし、こんな境遇に生まれていなかったら、いいおかみさん、母親になって、普通に幸せになれたんじゃないかな。
まあ、そうはいかないのが、岩井志麻子の世界なのでしょう。
初めて手に取った、岩井志麻子の小説が、この本で良かった。
それから、岩井志麻子の本を、読み漁っています。
岡山弁を多用した、独特の、暗い世界。
希望なんて、ちっとも感じさせない貧しい生活。
でも、それでもたくましく生きる人たち。(特に、女性)
密告函の、主人公の奥さんは、怖いなあ。
にこにこしながら、だんなを裏切る女のしたたかさ、情念の強さ。
うん、ぼっけえ きょうていの主人公の遊女より、彼女のほうが怖い。
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.115
(5pt)

女性が怖い

表題作「ぼっけえ きょうてい」は、とても怖くて、キモチワルイ話です。
でも、主人公の遊女が、私は大好きなのです。
彼女、実はとてもいい女だと思う。
生まれのせいか、ひねくれているけど、(彼女なりの)優しさもあるし、こんな境遇に生まれていなかったら、いいおかみさん、母親になって、普通に幸せになれたんじゃないかな。
まあ、そうはいかないのが、岩井志麻子の世界なのでしょう。
初めて手に取った、岩井志麻子の小説が、この本で良かった。
それから、岩井志麻子の本を、読み漁っています。
岡山弁を多用した、独特の、暗い世界。
希望なんて、ちっとも感じさせない貧しい生活。
でも、それでもたくましく生きる人たち。(特に、女性)
密告函の、主人公の奥さんは、怖いなあ。
にこにこしながら、だんなを裏切る女のしたたかさ、情念の強さ。
うん、ぼっけえ きょうていの主人公の遊女より、彼女のほうが怖い。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014
No.114
(5pt)

怖いけど、涙も出た

正直読み始めてなんだか嫌な感じがした。
私はヌルリとした恐怖が苦手だから。
でも読む進むうちに、なんだか涙が出そうになった。
死ぬことだけを最後の望みとして生きている女性。
すごく哀しくて、かつ愛おしかった。
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.113
(5pt)

怖いけど、涙も出た

正直読み始めてなんだか嫌な感じがした。
私はヌルリとした恐怖が苦手だから。
でも読む進むうちに、なんだか涙が出そうになった。
死ぬことだけを最後の望みとして生きている女性。
すごく哀しくて、かつ愛おしかった。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014
No.112
(4pt)

土着性を活かした恐怖譚

タイトル作「ぼっけえ、きょうてえ(とても、怖い)」を初めとする明治時代の岡山を舞台とした土着性溢れる恐怖譚。読む者の心身にジワジワと染みこんで来る粘着質の戦慄が堪らない。
「ぼっけえ、きょうてえ」は女郎の寝物語として語られるので全編岡山弁である。このため土着性が増しているのは言うまでもないが、その他の作品も当時の岡山地方の様子を巧みに取り入れて往時の雰囲気を醸しだしている。
極貧の生活、閉じられた生活空間における因習、その中での生と性の営み、嫉妬心、疑心暗鬼、死が当たり前のように眼前に現れる恐怖。これらが渾然一体となって、幻想とも現実とも判別がつかぬ物語を紡いで行く作者の手腕は見事である。
本当の恐怖が人間の心の闇からやって来るという事を改めて示してくれた傑作。
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.111
(4pt)

土着性を活かした恐怖譚

タイトル作「ぼっけえ、きょうてえ(とても、怖い)」を初めとする明治時代の岡山を舞台とした土着性溢れる恐怖譚。読む者の心身にジワジワと染みこんで来る粘着質の戦慄が堪らない。
「ぼっけえ、きょうてえ」は女郎の寝物語として語られるので全編岡山弁である。このため土着性が増しているのは言うまでもないが、その他の作品も当時の岡山地方の様子を巧みに取り入れて往時の雰囲気を醸しだしている。
極貧の生活、閉じられた生活空間における因習、その中での生と性の営み、嫉妬心、疑心暗鬼、死が当たり前のように眼前に現れる恐怖。これらが渾然一体となって、幻想とも現実とも判別がつかぬ物語を紡いで行く作者の手腕は見事である。
本当の恐怖が人間の心の闇からやって来るという事を改めて示してくれた傑作。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014
No.110
(4pt)

人による人のこわさ

直接に怪奇というより人間味の染み出したような怖い話という感じ。
なにより表題作はその極致といっていいと思う。
不幸で醜く、陰湿で不快な道徳に反したドロドロとしたベースになにか主人公そのモノの不思議な優しさが話を幻想的にさせ、ラストにそれを現実的に色変えたのが話全体を「ぼっけえ、きょうてぇ」にさせたんだと思う。この表紙を見たとき誰もが怖いと思ったと思う。しかしここにあるのは悲しさであって人間の醜さなんだと思う。
読んでこの世界観に引きずり込まれる事は間違いないと思う。
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.109
(4pt)

人による人のこわさ

直接に怪奇というより人間味の染み出したような怖い話という感じ。
なにより表題作はその極致といっていいと思う。
不幸で醜く、陰湿で不快な道徳に反したドロドロとしたベースになにか主人公そのモノの不思議な優しさが話を幻想的にさせ、ラストにそれを現実的に色変えたのが話全体を「ぼっけえ、きょうてぇ」にさせたんだと思う。この表紙を見たとき誰もが怖いと思ったと思う。しかしここにあるのは悲しさであって人間の醜さなんだと思う。
読んでこの世界観に引きずり込まれる事は間違いないと思う。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014
No.108
(4pt)

くせになる陰惨さ

凄みのある語り口と
この物語の時代背景の濃厚な暗さ、
じめじめと陰惨な空気感がたまりません。
表題作も良いですが
「あまぞわい」が民間伝承の要素もあって面白かった。
また、表紙の女性の絵は、書下ろしではないようですが
この陰のある微笑みぐあい、
主人公のイメージにあまりにもぴったりです。
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.107
(4pt)

くせになる陰惨さ

凄みのある語り口と
この物語の時代背景の濃厚な暗さ、
じめじめと陰惨な空気感がたまりません。
表題作も良いですが
「あまぞわい」が民間伝承の要素もあって面白かった。
また、表紙の女性の絵は、書下ろしではないようですが
この陰のある微笑みぐあい、
主人公のイメージにあまりにもぴったりです。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014
No.106
(5pt)

ほんまにきょうてえ

 岡山弁は知る人は多いのだろうか?
 岩井志麻子によって少しはその知名度を高めたのではないだろうか?
 表題作の「ぼっけえきょうてえ」は、秀逸である。ただ怖いだけでなく、畳みかけてくるラストが凄
い。土俗的な背景からじわりじわりと恐怖が滲み出してくる。その恐怖の源に焦点の合う瞬間はとても怖い。
 
 しかし、本当に怖いのは何か?人間のエゴイズム、怨み、妬み・・・作者はそれを承知しているのだろう。
 他の短編「密告函」「依って件の如し」についても、人間関係の暗い部分がとても生々しく描かれて
いて怖い。作者は夫婦の間にも、親子の間にもそれを見つける。
 
 
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.105
(5pt)

ほんまにきょうてえ

 岡山弁は知る人は多いのだろうか?
 岩井志麻子によって少しはその知名度を高めたのではないだろうか?
 表題作の「ぼっけえきょうてえ」は、秀逸である。ただ怖いだけでなく、畳みかけてくるラストが凄
い。土俗的な背景からじわりじわりと恐怖が滲み出してくる。その恐怖の源に焦点の合う瞬間はとても怖い。
 
 しかし、本当に怖いのは何か?人間のエゴイズム、怨み、妬み・・・作者はそれを承知しているのだろう。
 他の短編「密告函」「依って件の如し」についても、人間関係の暗い部分がとても生々しく描かれて
いて怖い。作者は夫婦の間にも、親子の間にもそれを見つける。
 
 
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014
No.104
(5pt)

死とエロスを組み合わせた傑作

初めて読んだときにびっくりするホラー小説があります。
怖くて新しい。
たとえば「リング」。
映画化される前に、あのストーリーのダイナミックさとが、
ホラーファンの間で「怖い!」と評判になっていました。
本作も怖くて新しかった作品です。
出版されたときに評判になったことを覚えています。
「土着の怖さ」を前面に出す作風。
ストーリーのラストを落とすプロットの見事さ。
口語で岡山の方言による文体。
そして死とエロスをうまく組み合わせる、
ホラーの王道を押さえています。
下品でありつつ、荒唐無稽ならず、
読者の想像力にグサッと突き刺さる視覚的な表現って、
なかなかできません。
本作以降の岩井氏の名作は数多くありますが、
その原点(死とエロスの融合)は、
この「ぼっけえ、きょうてえ」に見ることができます。
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.103
(5pt)

死とエロスを組み合わせた傑作

初めて読んだときにびっくりするホラー小説があります。
怖くて新しい。
たとえば「リング」。
映画化される前に、あのストーリーのダイナミックさとが、
ホラーファンの間で「怖い!」と評判になっていました。
本作も怖くて新しかった作品です。
出版されたときに評判になったことを覚えています。
「土着の怖さ」を前面に出す作風。
ストーリーのラストを落とすプロットの見事さ。
口語で岡山の方言による文体。
そして死とエロスをうまく組み合わせる、
ホラーの王道を押さえています。
下品でありつつ、荒唐無稽ならず、
読者の想像力にグサッと突き刺さる視覚的な表現って、
なかなかできません。
本作以降の岩井氏の名作は数多くありますが、
その原点(死とエロスの融合)は、
この「ぼっけえ、きょうてえ」に見ることができます。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014
No.102
(4pt)

初めてのホラー小説

僕が初めて読んだ怖い、気持ちの悪い小説です。
エロスとホラーが混ざり合っている部分もあったりして、
なんともいえない恐ろしい空気を感じました。
風景が鮮明に脳内に見えてきますので、
そこは、「ああっすごいな」と思いました。
人間というのは環境によって
ここまで醜くなってしまうのか、
という描写もありまして、それはそれは痛烈に
感じました。
意外にも僕自身が、
こういったカテゴリーの作品が好きなんだな、
と思わせてくれた作品でした。
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.101
(4pt)

初めてのホラー小説

僕が初めて読んだ怖い、気持ちの悪い小説です。
エロスとホラーが混ざり合っている部分もあったりして、
なんともいえない恐ろしい空気を感じました。
風景が鮮明に脳内に見えてきますので、
そこは、「ああっすごいな」と思いました。
人間というのは環境によって
ここまで醜くなってしまうのか、
という描写もありまして、それはそれは痛烈に
感じました。
意外にも僕自身が、
こういったカテゴリーの作品が好きなんだな、
と思わせてくれた作品でした。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014
No.100
(3pt)

思ったほど

表紙にひかれて買いましたが
一番恐かったのは表紙だったんじゃないかと。。
表題作の遊女の話は日本昔話に出てきた妖怪と変わりないし
ポイントは方言で書いてあるところでしょうか
内容自体はホラーと言えるものでもないけれど方言で怖さを出している感じ
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.99
(3pt)

思ったほど

表紙にひかれて買いましたが
一番恐かったのは表紙だったんじゃないかと。。
表題作の遊女の話は日本昔話に出てきた妖怪と変わりないし
ポイントは方言で書いてあるところでしょうか
内容自体はホラーと言えるものでもないけれど方言で怖さを出している感じ
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014
No.98
(5pt)

凄味のある語り

四篇の短編集であるが、表題作の「ぼっけえ、きょうてぇ」だけが、
岡山弁を交えた語り口調で描かれる。この表題作の凄味は尋常ではない。
「ぼっけえ、きょうてぇ」とは、岡山弁で、とても怖いという意味らしい。
ここで語られる内容は、怖いというより、壮絶だ。
一方、語り口調の文体にも酔ってしまう。
語り手は、必要以上に自分を卑下している印象だが、
明治時代の事だから、現代の物差しでは量れない。
しかし、この壮絶さが怖い。
そして、切ない。
文章に酔える作品だ。
絶賛したい。
ぼっけえ、きょうてえ Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえより
4048731947
No.97
(5pt)

凄味のある語り

四篇の短編集であるが、表題作の「ぼっけえ、きょうてぇ」だけが、
岡山弁を交えた語り口調で描かれる。この表題作の凄味は尋常ではない。
「ぼっけえ、きょうてぇ」とは、岡山弁で、とても怖いという意味らしい。
ここで語られる内容は、怖いというより、壮絶だ。
一方、語り口調の文体にも酔ってしまう。
語り手は、必要以上に自分を卑下している印象だが、
明治時代の事だから、現代の物差しでは量れない。
しかし、この壮絶さが怖い。
そして、切ない。
文章に酔える作品だ。
絶賛したい。
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)より
4043596014