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犬の力
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犬の力の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 1~20 1/4ページ
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さくさく読めて面白い 時代と場所と視点人物を変えていく方式は好き 若妻と結婚したあたりからティオの迫力が皆無になったのが残念 | ||||
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アメリカとメキシコとの関係を軸に中南米世界の裏事情を垣間見える。 とても面白く一気読みした。 | ||||
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下巻を読み終える。 面白かったのだけど、どこかしら物足りなさも感じる。 上巻は登場人物たちの関係性や日本の日常にはない犯罪や国を跨いだ謀略やそんなものを畳み掛けられたのだけど、下巻はそれらを物語として収束させようとしているところがわたし的にはタルかったのかもしれない。 キャラの濃い登場人物たちでそれぞれに魅力的なのだけれど、で、なんでそうするの?というところに引っかかって上手く感情移入できなかったというのもあるかもしれない。 と、ブツブツ言っているが、ストーリー展開など面白かったことには間違いなく、三部作の残り、『ザ・カルテル』『ザ・ボーダー』を買ってしまっていることもあるが、大いなる第一歩、ということでヨシとしよう。 | ||||
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複数のエピソード、多くの登場人物、彼らのバックボーンを頭の中で整理しつつ読まなくてはいけないのだけど、終止形、体言止めのテンポよい語り口なので読みづらいということはなかった。 麻薬戦争、米墨関係、移民、宗教観などが舞台・背景としてあるけれど、仁義なき戦いシリーズや不夜城シリーズなどを思い起こしたことを考えると、重さ・深さよりもエンターテイメント性に惹かれたんだろうな、わたしは。 上巻最後の方でちょっとタルイかなあと思っていたらウワッという感じで締めてきた。 下巻に向けていいところで終わらせるなあと感心。 | ||||
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「凄い作品」の一言に尽きる。すっかりこの世界に引き込まれた。かなりの長編だが、退屈感は一切なく読むのが楽しみで睡眠不足の毎日だった。 翻訳が合わないと異を唱える読者が何人かいるようだが、私は読みやすかったし上手だと思う。 この作家はお初だったのだが、思わぬ大当たり。遅ればせながらすごい作家に出会えることができてうれしい。今後このドン・ウィンズロウの著書をどんどん読んでいこうと、ここに決心した。 | ||||
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少し遅かったけど値段の割にはよかったです | ||||
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この作者の小説は読んでいて景色や人の動きが想像しやすく楽しめるのですが、 私の場合、夜寝る前に読むと高確率で悪夢を見ます。 3日連続寝る前に読んで、3日連続悪夢を見ました。 それほど、インパクトが強い小説だと思います。 | ||||
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ぎこちなく感じてしまいました。元の英文が翻訳しにくい語り口なのでしょうか、元の描写が細かいのでしょうか、英文直訳調で日本語の文章として読みにくく、私だけかも知れませんが入り込めませんでした。英文をそのまま読める英語力があればまるで違った作品になったのではないかとも、本来はかなり面白い作品なのだろうかとも思いましたが。 | ||||
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大変面白く読みました。 お店の対応も迅速丁寧で満足です。 ありがとうございました。 | ||||
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大変面白く読みました。 お店の対応も迅速丁寧で満足です。 ありがとうございました。 | ||||
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上巻は楽しんで読めたのだが、下巻は途中で結末が丸解り、久々に途中で読むのを止めた作品。 | ||||
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作者が聖書詩編より引用した 私の魂を剣から、私の愛を犬の力から守って下さい これにつきます。まさに銀貨か鉛弾か、どちらかしか選択肢がないって意味で。 | ||||
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熾烈を極める麻薬戦争。もはや正義は存在せず、怨念と年月だけが積み重なる。叔父の権力が弱まる中でバレーラ兄弟は麻薬カルテルの頂点へと危険な階段を上がり、カランもその一役を担う。アート・ケラーはアダン・バレーラの愛人となったノーラと接触。バレーラ兄弟との因縁に終止符を打つチャンスをうかがう。血塗られた抗争の果てに微笑むのは誰か―。稀代の物語作家ウィンズロウ、面目躍如の傑作長編。 | ||||
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緊迫感や息つく暇なく展開するストーリーは申し分ないのですが、説明文というものがほとんどなく状況を理解するのに一苦労した。本編の大半がセリフと人物の掛け合いからできており、映画の脚本を読んでいるかのようだった。小説としての文章の巧みさを期待していたので拍子抜けした。頭の中でセリフの中から必要な情報を抜き出し、それらをつなぎ合わせる作業が必要になるのでスムーズにページをめくることができずにイライラしてしまった。話の流れがすんなり頭に入ってくるような文章を書いていただければ星5つにしただろうに、残念です。 | ||||
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ドンドン物語にはまり込み一気に読みました。やはりこの作家は面白いです。 | ||||
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メキシコの麻薬撲滅に取り憑かれたDEAの捜査官アート・ケラー。叔父が築くラテンアメリカの麻薬カルテルの後継バレーラ兄弟。高級娼婦への道を歩む美貌の不良学生ノーラに、やがて無慈悲な殺し屋となるヘルズ・キッチン育ちの若者カラン。彼らが好むと好まざるとにかかわらず放り込まれるのは、30年に及ぶ壮絶な麻薬戦争。米国政府、麻薬カルテル、マフィアら様々な組織の思惑が交錯し、物語は疾走を始める―。 | ||||
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1970年代半ばから2000年初めにかけて、メキシコを主な舞台にした麻薬戦争の実態を事細かに描写した作品である。 米国麻薬取締局のアート・ケラーとメキシコの麻薬カルテルバレーラ一族との血を血で洗う戦いがこのストーリーの縦糸であるが、 これにニューヨーク育ちのチンピラが成長して、マフイアでも一目置かれる存在として、麻薬カルテルと関係する物語や、若い高級 娼婦ノーラと組織との争い、等々サイドストーリーが巧く横糸として紡がれており、一大叙事詩としてこの麻薬戦争が描かれる。 読みだしてすぐ、ジェームズ・エルロイに似た雰囲気だと思ったが、エルロイ程、虚無的でなく、また描写を省くこともない。 残酷な殺人場面を含めて、極めて描写的であり、多くの人間が登場するが、作者の筆力だろう、十分に読者を飽き させることはない。多くの登場人物が、愛し合い、憎みあい、そして騙し、騙される。この書名「犬の力」というのはどうも 悪しき力と言うような意味で使われているようだ。カルテル側には、まさにその「犬の力」が存在しているであろうが、それに 対抗するがごとく、アート・ケラーもその「犬の力」を使うことになる。全編凄まじいエネルギーにあふれた作品だ。数年前大いに 好評を博した作品であることを実感して、読了した。 | ||||
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壮大なスケールのノワール。 ややもすると読みにくい乾いた文体はエルロイを彷彿させる。 しかし! ・話のスケールがでかすぎる ・冷酷な殺し屋、カランのキャラが謎 ・悪の主人公アダンのキャラも謎 という点から、いまいち作品の世界に入り込めない面が否めない。 「話のスケースがでかすぎる」という点については、あまりに広範囲の出来事が特定の謀略によってコントロールされているという設定が、陰謀論ぽくてリアリティを欠く方向へ繋がっている。 「冷酷な殺し屋カラン」にしても、やたらと感傷的でウエットな性格描写の場面があり、冷酷なのか人情家なのかハッキリさせてくれ、といいたくなる(もっとも、下巻で主役級のアクションをこなすことになる展開の都合上、人間的な側面が不可欠なのは脚本上仕方ないのだが)。 「悪の主人公アダンのキャラ」については、モデルとなっている麻薬カルテルの常軌を逸した残虐性を考慮すると、どうしても優男的な彼のキャラに違和感を感じてしまう、、、 (橋の上での冷酷な行為について、一瞬でも躊躇いを感じるような人にメキシコマフィアの頭領はつとまらないでしょう!) ・・・たとえば、映画「ゴッドファーザー」およびその原作は、話のスケールをあくまで犯罪組織の中にとどめ、主人公マイケル・コルレオーネを読者が共感できるギリギリのラインで冷酷さを備えさせることで、リアリティを保っている。 加えて、古き時代のイタリアマフィアを描くのであれば、これを現代の読者に提示する際にある程度のファンタジーが許容される余地がある。 一方、現在進行形のメキシコマフィアを描く場合、悪の側の主人公にファンタジーを許容する余地は極めて限られてくる。結果、本作でリアリティを醸し出すためのハードルは非常に高くなる。 そして残念ながら本作はこのハードルは越えられていないように思う。 まあ、ゴッドファーザーを比較対象にすること自体酷ですし、多くの読者がゴッドファーザーを意識した上でこの作品を楽しんでいることを考えると、やはり良作!なのでしょう。 | ||||
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上巻のレビューにて、本作のツッコミどころをあげて酷評してしまいました。 しかしそれは、ストーリー全体に対しての評価であり、一つ一つのエピソードの面白さについて否定するものではないです。 自分としては、本作はアートやアダンが主人公であると捉えて読むと(上巻のレビューで述べた通り)やや失敗作の感が拭えないと思います。 一方、カランが主人公だと思って(謀略系の設定やメキシコマフィアの話はスパイス程度に捉えて)、彼が女性を守る一人前の男に成長する物語だと思って読むと、上巻からの伏線がすべて回収された素晴らしい成長物語と読めます。 結論:メキシコマフィアものと思って読むといろいろガッカリだが、恋愛小説として読むとアツい! | ||||
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9日経ちますがまだとどいてない 確認のメールしたがもう少し待てと言われた | ||||
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