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神鳥〔イビス〕



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【この小説が収録されている参考書籍】
神鳥(イビス)
神鳥イビス (集英社文庫)

神鳥〔イビス〕の評価: 3.88/5点 レビュー 41件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(1pt)

トキならぬサギみたいな

オチてない、自分たちの身に降りかかった怪奇現象について判明し、これから解決方法を探しにいくぞ!といった所で話が終わる。何も解決していない、そんなのありえるのか?プロの書いた本でこれだけ評価されてるのにこんなオチとか信じられない。そもそもトキが絶滅させられたから人間を怨んで肉食幽霊になって発狂するまで襲い掛かってくるという展開自体荒唐無稽にも程がある。
神鳥イビス (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神鳥イビス (集英社文庫)より
4087485315
No.6:
(2pt)

男性作家がとにかく不愉快

他の方のレビューにもありますが、主役の一人の男性作家がとにかく不愉快。
なにゆえこんなキャラクターにしたのか・・・
神鳥イビス (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神鳥イビス (集英社文庫)より
4087485315
No.5:
(2pt)

主要キャラが酷い

主役2人が気持ち悪すぎた。
男の方は言動や見た目の描写が気持ち悪い。性格もかなり図々しくて気持ち悪い髭面薄毛の小太り男のくせに距離なしでセクハラもしてきて生理的に受け付けないタイプ。処女だのセックスだのうるさくて最後まで不快だった。なんでこんなキャラ相方にしたんだ…と読むのが辛かった。キモさが尋常ではない。

女の主人公は自慢とまではいかないもののちょこちょこ自虐風自慢に近い描写が多くて好きになれなかった。刺々しくて性格の悪さが滲み出てて、自分のことは良く言うのに、他人には結構辛辣。安直だだの批判的な物言いをしたり、自分の目は確かだっただのそういうのばかりでイラッとした。

ホラーものの女主人公目線ってなんでこんな高圧的でイラッとするような物言いをする作品が多いのか…祝山の主人公と同じでちょくちょくイライラする
あと男のこと満更でもないのかあからさまに拒否したりしてないのが理解できなかった。
男がいざ迫って来た時とか言葉とかも弱腰でいらいらした。
絶対こんな男と行動を2人っきりで共にしたくないし、家族にもちゃんと仕事関係だけの人だと否定すればいいのに一切それをしないで肯定するかのような返しばかりで…自分はなんでこんな気持ち悪い2人組を見せられてるんだと何回思ったことか。最後の展開も全然嬉しくなかった。
昔の男に関してもめんどくさすぎ。自分から夜遅くに家庭を持った男の自宅に電話して冷たくされたからって(冷たくといっても質問にはきちんと答えてもらえてるしあとで情報を送るともいってくれた)二度と電話なんかすまいって何様…

ホラーの内容的にはおもしろかった。絵の見方次第で印象がかわったり真相もわりと面白かった。
危険な敵のいる扉をわざわざあけて用を足す所とか不自然なシーンは多いものの軽く流せる。

大まかな感想としては主役2人に魅力がなくて不快感が勝ってしまった。しかも魅力はないのに肝心のホラーの内容より2人の濃いキャラの方が前に悪い意味で出ていてとても残念。キャラものとして読むのもキツい。さえない2人組の気持ち悪い会話が多くて嫌になる。下ネタが多すぎてせっかくのホラー要素が台無し。途中までは頑張って読んでいたが(それでも2人のくだらない会話はスルー)最後の正体を掴んでからの戦いのシーンは流し読みした。
神鳥イビス (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神鳥イビス (集英社文庫)より
4087485315
No.4:
(1pt)

まずマレル作品が下敷きになっていることを、きちんと明記してほしい

少なくとも私の読んだ文庫版には、そういった情報がありませんでした。
『竜と流木』や『絹の変容』などの著者のモンスターパニック系作品が好きで手に取って、そういう方面では裏切られることはなかったのですが、読んでいて本書(93年)よりも翻訳が出たのが早い(89年)海外短編
『オレンジは苦悩、ブルーは狂気(苦悩のオレンジ、狂気のブルー)』デイヴィッド・マレル、が元になっているとしか思えませんでした。
そのことを書いておいてくれないと、オマージュではなく盗作といわれてもしかたないのではというくらい、
中盤まで(イラストレーターの主人公、絵に秘められた秘密の内容、画家や関わったものの自殺、目をつぶすこと、ある時から変わった作風、イメージを得た場所の捜索)と終盤(創作に打ち込むことで逃れられる、それまでの凡庸さから脱却した傑作を生みだす)の展開が似ているのです。
その上、作品内で「剽窃することを要求されながら、オリジナルを超えた」という文章が出てくるので、マレル作品の方が大好きな自分としては深読みしてしまって嫌な気持ちになりました。
内容自体は、後半のオリジナル展開も悪くないだけに、なんとも残念な印象が残ってしまう本でした。
神鳥イビス (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神鳥イビス (集英社文庫)より
4087485315
No.3:
(1pt)

主人公が気持ち悪すぎる

内容自体は普通です。
話題の登山の遭難描写についてですが、私は普段から山に登る身ですので到底リアルではありませんでした。
それと100年前にトリップするシーン、どうして疑いなく受け入れられたのかがよくわかりませんでした。
あととにかく主人公が気持ち悪くて耐えきれませんでした。32歳、頭が悪く実家パラサイト、自己正当化とプライドだけ高いTwitterによく居るキモオタ系陰キャ女子です。で、失恋引きずってて恋愛と脱処女がしたいと。
もう気持ち悪すぎて。なんでこんなキャラにする必要があったんだろう。
そして作中のホラー描写、ホラー展開に主人公のこの要素は何も関わってきません。本当になんでこんなに不快なキャラにしたんだ…。
本当に時間の無駄でした。皆さんの言われる絵画描写も、何も思いませんでした。
ただ、シナリオ自体は別に悪くないです。けれど、別に怖くもないですね。
神鳥イビス (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神鳥イビス (集英社文庫)より
4087485315
No.2:
(2pt)

可もなく不可もなく。

面白くない訳ではないけど、かといって面白い訳でもない。まさに可もなく不可もなく。ちょっと不可寄り。
まず人物描写。
主人公の女性のあまりの刺々しさに、イマイチ彼女を好きになれない。
主人公の相棒になる作家の即物的な性格に、これまた好きになれない。

そしてメインの神鳥。
正直、怖くないんですよ。
いやもちろん、あんな異界に迷い込んで実際にあんな鳥に遭遇したら、半狂乱になりますよ。
ただあくまでフィクションとして読者として読む分には、全く怖くない。
特にハラハラもしない。
なので「怖さ」「スリル」を求めて読んでしまうと、ちょっと拍子抜けかな。
神鳥イビス (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神鳥イビス (集英社文庫)より
4087485315
No.1:
(2pt)

ホラー小説というよりキャラクター小説として読んだ方がいいかも

心霊+動物パニックの複合ホラー。仕事に行き詰まりを感じている作家二人がある絵を求め、その絵を書いた故人の足跡を追う話です。
文章は軽すぎず重すぎずちょうどいい塩梅ですが、いかんせん肝心のストーリーに脂が乗るのが遅いのが難。完全なスロースタータータイプです。ホラー小説なのに物語の2/3が過ぎるまで全然怖くない。というかめちゃくちゃ退屈。チャラいセクハラおっさんと三十路鋼鉄処女の夫婦漫才みたいなものを延々見せつけられます。このやり取りがハマれば楽しいのですが好みでなければ私のように「いいから早く怖くしてよ」と思うかもしれません。
終盤はざっくり説明すると鳥の幽霊との鬼ごっこです。朱鷺は実体がない上に殺傷能力が高いのですが、設定がブレブレで攻撃が効いたり効かなかったりするのが冷めました。なぜ朱鷺から主人公たちが逃げ切れたのかもよくわからないし、作者の都合のいいように進められてる感じが肌に合わず…。あとはまあ、実際に巨大な鳥に襲われたらそりゃ恐ろしいとは思いますが、創作物、しかも視覚情報に頼らない小説で鳥が敵っていまいち怖さに繋がりません。動物系ホラーは腐るほどありますが見せ方として上手くない。
ハッピーエンドなのは喜ばしいですが前述の通りあまりキャラクターにハマれなかったのでふぅん…で終わってしまいました。ホラー小説ですがホラー部分が短かい上に怖くなかったので☆2が妥当ですかね。
神鳥イビス (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:神鳥イビス (集英社文庫)より
4087485315

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