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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全262件 21~40 2/14ページ
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私は村上春樹さんの大ファンでオタクともいうべき存在なのですが、この【世界の終わりとハードボイルドワンダーランド】は私の村上春樹コレクションの中でもナンバーワン作品です。 もちろん他の作品も甲乙付け難い素晴らしい小説たちなのですが、こちらはちょっと別格で最高傑作と思われます。 何度読み返しても内容が深過ぎる。 この作品の本当の意味みたいなものを理解して読んでいる読者がいったいどれだけいるのだろうか。 物語としてストーリーを楽しむ程度に軽くも読めるし、ひとつひとつのシーンとセリフがとことん深くも読み解くことができる。宇宙の成り立ちのような壮大な背景も見えてきてしまう。 やっぱり村上春樹さんは天才であり、地球の宝です。 私は村上春樹さんの小説を読むためにこの時代に生まれてきたと言っても過言ではありません。 これからもぜひ健康で長生きをしてたくさんの文章を世の中に残して欲しいです。 私は毎日、村上春樹さんの文章を読むことで日々の幸せと人生の豊かさを感じております。 村上春樹さんへのラブレターのようになってしまいましたが、こちらの作品は本当におすすめです♪ もしあなたの人生にこの小説を読む時間が残されているのであれば、是非とも読んでいただきたい作品です。 私はよく考えるのですが、もし村上春樹さんの小説を知らずに今生の人生を終えるとしたならば、それはそれはもったいないというか、味気ないだろうなと思ってしまいます。 知らなきゃ知らないで幸せなんだろうけど、村上春樹さんの小説の面白さを知ってしまうともう元には戻れません。 村上春樹さんをまだ知らない若い世代の方にもおススメです♪ ぜひともご一読ください♪ | ||||
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異なる世界を交互に描写していく形式で進んでいく。完全な世界とされる壁に囲まれた街の立ち位置・世界観・最終的な成り立ちの経緯を自分の中で理解することに時間が掛かるが、その過程を楽しめるし、何回か読んでみてもその都度解釈が変わる様な深みを持った表現がなされている。一方、現実社会に生きる僕も、描かれているキャラクターは孤独な印象を与えつつ不自由のない生活を送っていたが、様々な外的要因によって実質的には非常に短い期間の中でとんでもないトラブルに見舞われて、急激に内面が変化していく様子が楽しめる。作者特有の食事や睡眠、性の描写に、その時代らしさも加わって気付くと惹き込まれている作品だった。 | ||||
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久しぶりに読みました。最初に読んだのはずいぶん前。社会人になってすぐの頃。文庫本を持っていたのを息子が持って行ったので電子版を購入しました。村上ワールドは今でも素敵です。実はほぼストーリーを忘れていて、ホントに楽しめました。平行して進む2つの世界は何を意味するのか?そしてまさかの結末。ぜひ読んでみてください。 | ||||
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30年前に友人に貸してもらって読んでから自分でも文庫本を購入して何回か読んでいますが、今回Kindle版を購入しました。並行する二つの物語はどこに向かうのか?村上春樹の作品の中でも大好きな作品です。 | ||||
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新品で購入したのに表紙と帯が切れたひどい状態で届きました。 出荷の際の検品をもう少し強化して下さい。絶対に分かるような破損です! ただ、カスタマーサービスのご対応はとてもよかったです。ありがとうございました。 | ||||
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主人公(私、僕)の感情に喜怒哀楽が欠落しているので、感情移入しにくく、謎の提示は少しあるものの、前半はまだ、読み進める原動力に乏しい。後半、主人公の特殊性と、プログラム解除のタイムリミットが迫ってくるので、緊迫感がでてきて、引き込まれていく。 計算士である主人公のシャフリングのパス・ドラマが、「世界の終わり」という名称である。 「世界の終り」の描写は無意識の世界らしい。すると、司書はアニマ、大佐は老賢人なのだろうか。門番は何だろうか。切り離された影の描写は、ゲド戦記の影を思い浮かべる。 | ||||
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人間の深層心理を描いた斬新な小説です。 瞬間冷凍された深層心理の核を、暗号に使うという斬新な設定に驚きます。 無意識の核である「世界の終わり」の夢読みの行動とは、暗号化のことなのだろうと思います。 「世界の終わり」に入り、影が完全に死ぬまでの間しか、夢読みの仕事はできません。計算士が短命なのもこのことからきているのでしょう。影が完全に死ぬということは、現実世界の本人が生命力を失い、現実世界でも死ぬのだと思います。 「世界の終わり」における、最終的な主人公の選択には驚きました。考え抜かれた選択だと思います。 最先端科学の犠牲になった1人の男の人生の終焉を描いた、秀逸な作品だと思います。 しかし、瞬間冷凍された深層心理の核とはいうものの、「世界の終わり」には普通の生活があります。全然、凍結されてはいません。これはどういうこと・・・? | ||||
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初期小説は好きでしたが、ねじまき鳥クロニクル以降あまり好きになれず、 ずっと読んでいたのがこの「世界の終わりと~」でした。 ずっとキンドル化を期待してましたが、去年の終わりにようやくキンドル化しました。 それとなぜか上下巻セットよりバラバラに買ったほうが少し安い謎。 もう、これ以上の傑作は生まれることはないだろうので、最高傑作、のキンドル化ですよ。 | ||||
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性的な描写があったりと彼の本は私には合いません。 | ||||
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「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は傑作だと思います。わたしは村上作品の熱心な読者ではありませんが、この小説は素晴らしいと思います。 様々なテーマが交錯し難解な物語ですが、中心を貫くのは「心」=音楽 主人公が、ダニー・ボーイの旋律をを思い出すと、 古い夢がいっせいに光を放つ。 このシーンはとても美しく感動的です。 | ||||
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やっぱりセックスの話ばかりでした。なんなんこの人の作品・・・・。 文章もキザったらしくて気持ち悪い。 | ||||
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下巻になって主人公の一人が地底を駆け回る描写あたりからどうも水増しに思えてきて萎えた。 思わせぶりな象徴やた符号やら風呂敷を広げるのは構わないが、それらがいっこうに畳まれる感じがしない。 ここからは必殺の速読で乗り切るつもりだ。 | ||||
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新潮文庫の村上春樹作品、全部Kindle版で発売して欲しいです。 好きな作品沢山あるので。 よろしくお願いします。 | ||||
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※アマゾンで購入していません 以下は参考程度でお読みください 話は場当たり またも2世界が同時並行(?)で推移 作者の得意とする手法ですね これで小説が書けて賞まで取れるなら自分も何か書こうかなって思わせてくれる良書です 多分 続編も買うと思います | ||||
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つまらない。慶應経済卒に勧められて。あっさり終わるんだな、村上春樹さんの本は人それぞれだが、ノルウェー以外大したことはない。エロエロ小説に浸るの? | ||||
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以下、ネタバレとあくまで個人の感想です。 ↓ まず第一に、「あるいはね」なんてことを平然と言う人間に私は会ったことがないし、今後の人生においてもまず会うことがないと思う。 物語自体は純粋に、面白かった。 村上春樹さんの作品の中では間違いなく面白い作品の一つだと思う。 少なくとも私は物語にある程度入り込むことができました。 ただ、村上春樹さんと河合隼雄さんの対談本みたいなのを読んだことがあるからか、作者の作品はだいたいが箱庭療法的(笑)なものばかりの印象を受けます。これも例に漏れず。 私が☆1にしたのは、ようはブレインウォッシュしてシャフリングされたデータをとりあえずそのまま渡された感じがしたからです。 作者が事象をブレインウォッシュし、シャフリングしたままに世界は便宜的に(笑)閉じられました。「あるいはね」みたいな感じがしたので☆1としました。 ただ、この物語に続きがあるならそれはきっと面白そうだ。是非読んでみたい。たとえ便宜的であってもその時は☆5をつけたいと思うし、わからない。そうではないかもしれない。あるいはね。 | ||||
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十年ぶりの再読。人から言われるまで気付かなかったが、この小説には二つの全く同じ地図がある。一つは冒頭に付与されている「世界の終わり」の地図。もう一つは「ハードボイルワンダーランド」の主人公と太った女が歩いた軌跡を辿ると、壁に囲まれた全く同じ地図が出来上がる。これはなかなか気づかない。村上小説はあまりにも多くのメッセージが隠れていて、サラッと読み飛ばしてしまうと気づかない。しかし、同じ地図(二つの意識)が示すものの意味とはなんだろう?ここでも謎解きを開始することになる。それとは別に、主人公が最後に「自分が作った世界への責任」のために「世界の終わり」に踏みとどまることに、なんとも言えない深い共感を呼び起こす。 村上小説はどれも不思議な構造を持っている。変幻自在に読者を引きずって、結局終着点にはたどり着かず、もやもや感を与えて終わる。読み解きも解釈も読者自身に任せられるようになっている。「つまり、こういうことなのです」という明確な解釈を与えないという意味では、既存の文学小説とは別格な位置にある。 | ||||
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失う。諦める。モノとかヒトとかではなく、いやそれもあるかもしれないけど、なにかこう、理念というか精神性というか、そういったものを。 それで、やさぐれて世間を渡るわけでなく、周りと断絶してしまうわけでなく、多少頑固ではあるけれどさまざまな事物と適度な真面目さで付き合う。 文章だけ読んでいると村上さんの小説は海外のもののように読めるけれど、なんというか底に流れているのは東洋的なもののように感じる。全体と個とか、存在と無とか、表層とのその奥とかの捉え方なのかなあ。 20代で読んだ時に辛いものを感じたような記憶があって、今回もやはり辛さを感じたのだけど、どこか浄化されたような気持ちもある。それはどこか境地に至った感覚というのではなく、自己に責任を持った自己愛を理解したようなカンジ。 | ||||
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二つの物語が交互に語られていく。 短編集を読んだ後だったので、その進め方がちょっとかったるいなあという気もしたけど、村上作品にしては話が進むほうかな。 “ハードボイルド・ワンダーランド”でドキドキしながら場面を楽しみ、“世界の終わり”で過去の村上作品を思い出しながらいろいろと考える。 よい按配で二つの物語は進んでいるようだ。 下巻でどう結びつくのか、どう拡がっていくのか、楽しみ。 | ||||
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村上春樹をそれこそデビュー作あたりから最近の作品まで、全部でなくてもいいけどある程度の時代に渡って読んでみるとわかるが、やっぱりこの作品が最高傑作なんだと思う。 村上春樹独特の比喩表現や文体などのバランスがとにかく絶妙。過不足なく盛り込まれていて存分に楽しめる。 そして、この作品にはムラカミ文学のすべてがある。足りないものも余っているものもないぐらいちょうどいい。 逆に言うとこれが気に入らないならば、あなたは村上春樹とは無縁の人生を過ごす運命にあるのだと思う。他の作家さんの本を読みましょう。 | ||||
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