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向日葵の咲かない夏



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【この小説が収録されている参考書籍】
向日葵の咲かない夏
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏の評価: 2.99/5点 レビュー 555件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全555件 521~540 27/28ページ
No.35:
(2pt)

暗いよ!

舞台にしても、登場人物にしても、みんな暗いです。
あと年齢設定が低いのにしっかりしすぎだし。
大抵の本屋で売れ筋なのか、よく山積みになっていますが、知人にお勧めできるような内容ではないっす。
こういった本を読み続けると、世間のごく一般的な人でも暗い面を持っているものなのか、と勘違いしてしまったりしそう。また、自分でもこの手の本を読むことで精神的に病んでいるのかと錯覚に陥る気が・・・(異常者って好んで猟奇ものとか好きじゃないですか)
本屋の戦略と表紙のイメージに騙されないように。
暗い話なので、個人的には好きじゃないです。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.34:
(4pt)

読んだことのない展開

気味の悪い話である。
死んだ人間や動物の足を折り、その口に石鹸をつめる。映画だったら間違いなくR18だろう。
しかしながら、あまりに多い、「?」を知りたいがゆえにページをめくる手は止まらない。
冒頭に早くも訪れる「ミカ」が死んでしまったと言う事実、なぜミチオは母から嫌われているのか?、どうして9歳のミチオと3歳のミカが大人顔負けの思考を繰り広げるのか?
真犯人は?などという単純な疑問以外の謎が、やがて不条理な世界へ読み手を引きずり込んでいく。
確かに好き嫌いははっきり分かれるし、読んで感動すると言う内容でもない。
小説だからこそこんなのもありだな…と思う。
私はまたこの作家は手にとってしまうだろうな。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.33:
(5pt)

お見事ですが、 読後感が悪いのが残念

どんでん返しの連続で最後は「おー!」と、思わず叫びましたが、殺人(殺動物?)の方法が個人的に嫌いでした。お母さんの葬儀の風習も例としては、ちょっと。。。
ただ、話の筋は素晴らしいので、ほかの作品を読んでみようと思いました。個人的にはあまり好きではありませんでしたが、皆さんには読んでもらいたいので、図書館に寄贈しました。評価は満点です。
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No.32:
(3pt)

最近のミステリでは流行ってる手法?

伏線もよく練られていて後々うならされることも多かったのだが、割と早い段階でこれはアレだなと予想がついてしまうのが残念なところ。あえて気がつきやすくしたのかもしれないが。
小学生の冒険譚のように見せかけて、救いようもなく陰鬱な話だが、最後まで読み終わってから冒頭のプロローグを読み返すとそこに一縷の救いを見出せなくもない。
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No.31:
(4pt)

すご本。でも、勧められない。

すごい。
少年のサワヤカなひと夏の探偵ごっこ+妹との交流・・と思って読みはじめて、こけた。
というか、おおこけ?
ストーリー中盤でいきなりのG。
そうして後半、ぐるんぐるんと大揺れのアップダウン、もう吐きそう。
なぜS君がクモなのかの説明は無愛想だが、(本人が選んだとあるがここでは作者がなぜクモをチョイスしたかという意味)なんの疑問もなくコミュニケーションが成立しているあたり、その後のトコ婆さんのくだりで膝を打つ。
少年を性愛の対象とする嗜好、石鹸が嫌いな犬、僕が母親からネグレクト?虐待?されている理由、僕の父がそんな母親に驚く程寛容な理由、ミカの化粧・・さまざまな仕掛けが最後に種明かしされるが、その幕引きは極めて陰惨で、酷い。
ストーリーの組み立て、文章、流れ、才能のキラメキは十分に感じられるのだが、作者の熱が恐ろしい程に伝わらない。
読み終わった後、熱がすぅっと引いて寒々しい。
なので、すご本と思いつつ、人には勧めたくないよなぁ。
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No.30:
(2pt)

悪趣味

オカルトな構想はなかなかのものだし、ミステリーとしてもよく出来ていると思う。
しかし、少年の自殺、殺人、近親愛は幼いがゆえの心の不安定さで説明できる限度を超えているし、老人の狂気は人生の終盤を迎えた人としてはあまりにも稚拙だ。どれだけストーリー展開に必要かわからないけど、ロリコンの教師にも不快感が残った。
構想力、展開力は素晴らしいだけに残念。
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No.29:
(4pt)

独特の世界観がまた面白い

本作品は独特な世界観で構成はされており、読者を選ぶ可能性が高い。しかし読み始めると一気に引き込まれます。最後の最後まで驚きの連続です。素直に読むとビックリしまくりです。
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No.28:
(3pt)

不思議な世界観

最後まで一気に読ませる力があります。面白いかと問われれば、ものすごく面白い。じゃあ勧められるかと言われれば、あまり勧められない。怖いだけじゃなく、はっきりいって気持ち悪い。でもこの独特の世界観にはひきつけられてしまいます。それに、読んでいる途中の気持ち悪さに比べると、読後感は意外と悪くない。なんとも不思議な作品です。
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No.27:
(3pt)

こういうのもありなんですね、というのが正直な感想

本屋さんで大きく宣伝していたので、目につきました。
「このミステリーがすごい! 2009年版 第一位」の帯文にも惹かれました。
出だしからの数行で、道尾氏の世界に引きずりこまれてしまいました。
でも、読後感は・・・。
“好き嫌いが分かれる小説”という巻末の解説は全く正しいと思います。
真夏のじりじりとした暑さが執拗にまとわり付くような雰囲気。
ここまで書ききれる道尾氏の才能は疑いないのですが、これを好きと言えるかは別問題です。
ミステリーとして読むにはあんまりの設定、と正統派なら文句もつけたくなります。
ただ、この設定も、ありとも言える気がしてくるから不思議です。
私は残念ながら、好きになれない小説でしたが、面白いと思う方はとことん気に入るかもしれません。
それだけ、色がはっきりしている作品だと思います。
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No.26:
(4pt)

ミチオの物語の中のミチオの物語

全体的に暗いです。ジメジメした感じが嫌な人にはあまりお勧めできません。それ以外の人には楽しめる作品だと思います。
罠に気付いたときには、思わず色んなシーンを読み返してしまうほど、見事に騙されました。
最後は悲しい終わり方ですが、個人的には全然アリです。それよりも、ミチオのお母さんはいったいどんな物語の中で生きていたんだろうと考えると、さらに切ない気持ちになるのは私だけでしょうか。
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No.25:
(2pt)

ミステリーよかサイコホラー

本屋のポップに惹かれて購入しました。
その時はミステリー小説だと思っていたんですが、
読み進めていく内に、かなりの違和感が。
合理的に推理していく類の本ではなく、
最初は「なんなんだ?この世界観とか・・・、ありえんし」とか思いながら、
作者の世界観に抗いながら、読み進めていきましたが、
中盤にはそれも疲れてきました。
それからは、展開する物語を惰性的に受け入れながら読み終えました。
正直、あまり楽しい小説でもないので、
人に勧めることもないかもしれません。
まあ、しかし、小説という表現だから成立する物語です。
小説の力を感じました。
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No.24:
(4pt)

重い

帯に惹かれて買い、一気読み。あらすじ等は置いておいて、感想を。まず、やはり好き嫌いが分かれる物だと思う。個人的には嫌いじゃないし、設定も受け入れることが出来た。仕掛け自体は気付けるようなものだったけれど、そこは全然問題じゃなくて。それよりも、登場人物たちの心が…。なんとも言えない、ずしんときました。苦しくって、こわかった。
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No.23:
(3pt)

近所の本屋に平積みだったが・・・

読後感悪いし、万人に勧める作品か、と疑問に思った。ストーリーとして無理があるというより設定に納得できるかどうかで評価が分かれる。主人公の世界観と同化しろといわれても難しい。主人公が置かれた状況の背景(理由)も割合陳腐だと感じた。
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No.22:
(3pt)

このミス

最初読み始めた段階でのあまりの展開の早さと年齢的に無理がある登場キャラ達の設定(主人公9歳、妹は3歳!)で本に対する興味が失われかけたが、結局最後まで読めた。
多分作者の文章の表現等には全く問題はないと思う。普通に気持ち悪く感じるし。
ストーリーはミステリーなのかホラーなのか分からないけど、相当に怖い。登場人物が所詮物語の中の一つの駒にしかなっていないのも怖さを引き立たせている。
だけど好きかと聞かれると正直困る。
物語後半から「怖い」のではなく「気持ち悪い」部分が多々あるので、自分はそれが苦手だった。
結局はちょっとした猟奇的な事件なんだが、その「気持ち悪い」(もしくは「残酷な」)所があるためにただのミステリーではなくなっている気がします。
絶対に人を選ぶ話ではあると思うけど。
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No.21:
(3pt)

どうしても、抵抗感が

本作品は、虚構として、割り切って読むと、話の運び方や、一気に読ませる力は秀逸だと思う。しかし、まわりに同世代の子がいると、冷静に楽しむことができない。不快とまでいかないにしても、どうしても抵抗感がある。解説にあるように、好き嫌いが分かれるのだろうが、私は、はっきりと、後者。子供の死とか、人の暗い部分が、胸にせまってしまう。
著者の他の作品は、読んでいないが、この路線じゃないものを期待。
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No.20:
(4pt)

誰だって、自分の物語の中にいる

「人間の主観」という切り口でつづったミステリー小説。
あ、そういうことだったのか、という驚きを感じながら一気読み。
後味は決してよくないですが、あえて小学生を主人公にして、
人間の「狂い」をはっきりと表現している作品。
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No.19:
(5pt)

独自の世界

読み始め、これは、単純にリインカネーションをモチーフにした推理小説なのかとと思ってしまった。どういう結末になるにしろ、生まれ変わりのS君、ミチオで犯人を見つけ出す単純な構成なのかと思ってしまったのだ。しかし、この作品は、読者を錯覚の世界に招きいれ、何が、真実であるか、何が、嘘であるかの迷路に誘い込んで行く。
他の方のレビューにあるように、確かに、この作品を好む読者と、嫌う読者は両極端になるかもしれない。
輪廻の世界に否定的であれば、なかなか受け入れることができないことの連続であり。
宗教的な概念で読めば、この狂気の連続は、受け入れがたいものだと思う。
輪廻をごく自然に受け入れ、かつ、人間個々に潜在する狂気を受け入れる読者、そして、ミステリーに興味のある読者には、絶対、お薦めできる作品である。
構成としては、10歳の少年の語る正確な論理性に、多少の違和感は感じるものの、すぐれた作品であると感じました。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.18:
(5pt)

道尾秀介の文庫

油断してしまった
しかし、油断したおかげで楽しめたと言ってもいい
事件そのもののスケールは大したものではない
そういうのが好きな方は違う作品を探すのが良いだろう
設定をなんとか飲み込むことができれば良作と感じるはず
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.17:
(5pt)

ものすごく怖い…

あらすじを見た時は、ライトノベルのような軽い感じの小説かと思って読み始めました。 実際中盤までは、そんな雰囲気でしたが、後半からラストにかけて、どんどんおかしな方向(悪い意味ではなく)に物語が展開していきます。読み終わった後、なんて怖い小説なんだろうと思いました。色々なホラー、サスペンス小説を読んできましたが、この小説は自分の中でベスト1です。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)より
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No.16:
(2pt)

上手いしか残らない

この作者の本は、読んだことがなかったので、楽しみに
読みました。確かに、文章は上手いですね。ただ、「本格
ミステリー」というには、苦しい(謎自体がそれほどでもない)
し、全体的な陰鬱とした雰囲気には閉口します。自分が年なのかも
しれませんが、新進気鋭の作者(伊坂さんとか)は、総じて文章は上手い
のですが、作中の人物に犯罪行為や奇妙な行為を平気でとらせ、それを軽いのりで書いている気がします。本書でも、動物殺しが出てきますが、こういう行為でしか陰鬱とした気持ちを表せないのはどうかな、という感じです。
向日葵の咲かない夏Amazon書評・レビュー:向日葵の咲かない夏より
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