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向日葵の咲かない夏
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向日葵の咲かない夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全555件 401~420 21/28ページ
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読んでて気持ちいいとは言えません。誰にでもオススメできる内容でもありません。 でも、雰囲気に捕らわれます。 おもしろくておもしろくて止まらない!というのとはちょっと違い、取り憑かれたようにページを繰ってしまいます。 道尾さんは邪悪な手触りを描くのがすごく上手いと思います。 愚かさや拙さ、愛情への疑心など誰でも少なからず抱いたことがあるような暗い感情を、 『真っ正面から』ではなく浮かび上がるように、確実に描きます。 好き嫌いが激しくわかれる作家・作品ですが、入り込んだらなかなか抜け出せないかも。です。 | ||||
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事件のトリックやそれを追う少年たちの推理は中々面白いものでした。 ただ作者は結局何を言いたかったのか、ミチオという少年をどうしたかったのか、どんな着地の仕方を目指したのか、わかりません。 ややアンフェアとも取れる斬新で大胆な「信頼できない語り手」を取り入れていることが、辛うじてこの作品の評価を上げているだけのように思えます。 これをミステリーという枠に捕らわれない一人の少年を描いた話だとするならば、叙述トリックなどという手法を用いずに勝負するべきで、あの手この手で読者を騙そうとしている以上は、その部分だけで勝負するべきだと思うのです。 | ||||
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かなり話題になっていたので、書店で購入。やっぱり宣伝文句に負けている感は否めない…… 登場人物にも感情移入できませんでした。善悪がはっきりしすぎていましたし、小学生にしては 行動的で、あまりにも賢い。この歳だからこその弱々しさがもっとあるはず。 それから、クモになったS君の特徴がたいして活用されてなかったのも残念でした。 見破れないトリックも中にはありましたが、作品そのものが間延びしていたので驚けませんでした。 | ||||
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入りはとても惹き込まれて、これは面白いぞーと思ったのですが、S君が蜘蛛になって出て来た時点で なんでやねん!と思ってしまいました・・。純粋に犯人を捜しているうちはそれなりに良かったんですが、 後半はただ気持ち悪いだけでガッカリ。小学生なのにやたら頭良いし、その点も馴染めませんでした。 せっかくの面白い設定を、不必要な気持ち悪さとただ惑わすだけでオチがつかない伏線で台無しにしたよう な小説でした。 | ||||
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基本ファンタジー…なのに交わる推理小説のような現実感…何だろ?この気持ち悪さ。私的には生き返りとかトカゲ、蜘蛛、猫がしゃべるだけのあくまで不思議な気味の悪い話の方が良かった。 また主人公の子供達が すっげー違和感。 絶対こいつら子供じゃ ないよ。 3歳の女の子ですって…?閉口。(…ト○ゲだから!?) まぁ所々の違和感をぐっと飲み込み… 話はダークで面白かったし、最後の終わりが何か好き。 | ||||
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月9の原作者として著者。 途中で物語がファンタジーな方向に展開していき、とまどってしまったが、最後まで読み納得がいった。 好きか嫌いかはともかく、ミステリーとしてこのようなトリックを読んだことがないので素直に感服した。 なんと伝えればいいのかわからない読後感の残る小説であった。 | ||||
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「このミステリがすごい2009年度1位」に騙されました。 本屋で、この帯を見て、買いました。 気になり 最後まで読みましたが、 読むほどに気分が悪くなり 最後は一瞬でも手元に置いておきたくなくて ゴミ箱に捨てました。 私は本が大好きなので、 こんなことは初めてです。。 今でも読んだことを後悔しています。 | ||||
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最初から最後まで違和感があって非常に読み辛いです。 文章構成も、三流の物書きないしご都合主義がやりそうなもので 作者の程度が知れました。 | ||||
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読後感はかなり悪い。小学生の主人公が夏休み前に登校拒否の同級生Sの家に宿題を届けにいった際、首吊り死体となったSを見つける。通報をうけて警察がかけつけたところ痕跡は残るものの死体は消えてしまった。 彼らの住む町では、犬猫の不審な死体が発見されており住民は震撼していた。そこでおこった少年失踪事件。 そしてSは驚く姿となって少年の前に姿を現し、主人公は妹と共に事件を解明しようとするのだが... 導入部で妹の運命が想像できる部分があり、いつそれがおこるのか、そして姿を変えたSが隠している事とは、各主要登場人物の怪しげな行動が繋がったとき、Sの事件に驚く事実が浮かんでくる。 最後まで全く展開を読めず、あまりの荒唐無稽な筋立てに驚くと共に、これもありなのか、と感じてしまった。 この読後感の悪さ、好みがわかれる作品であろう。 | ||||
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才能有る若き作家・・・寂しいなぁ。この人はただ売りたいだけ? 心底おぞましいのは作品か作家のやり口なのか。 言えば買って読んでしまった私が馬鹿なのだろうけれど。 余程、人間に悪意を持って生きて来た人しか理解出来ない世界。 良くこんなもの書いたね。気持ち悪くなりたい人にはお勧めなのかしら? 星など付けたくないのが本当の気持ち。 手放したいけど・・・ゴミに出す事に致しました。 | ||||
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稚拙なファンタジーっぽい作品にしか思えませんでした。 小学生の作文を読んでいるかのよう。 | ||||
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どうしてもどんでん返しを書いてみたかった。とりあえず誰にでもできる一番簡単な手法で書いてみた。結果惨敗。しかも内容は中二病。そんな印象でした。何よりもどんでん返しの手法が今更すぎる。同じ手法で素晴らしい作品は過去にいくらでもあるのに、わざわざこのレベルのものを発表する意味がわからない。完成度が低くて、どん返しされても「やられた!」という驚きの快感よりも、「あー、これがやりたかったのね…」という冷めた納得感しかない。内容はホラーと言うより中二病。怖さよりもイタさでいっぱい。正直、ミステリー的にも文学的にも、人にお金を出させて読ませるレベルじゃなかった。 | ||||
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読み始めてしばらくは、不思議な小説だなぁと思いながら読んでいました。 自殺した友人が蜘蛛に生まれ変わって現れたり、それを素直に受け入れる妹、級友・・・。 しかし読み進めるうちに、それらはファンタジー小説の様に、当たり前の世界になっていく。 後半一気に謎が明かされ収束するストーリーは非常に面白かった。 妄想が入った主観で話が進んでいき、当然主観だから、 本人の都合の悪いことは話さない。 所謂、叙述トリックだと思いますが、その中でも、 こういうテクニックもあるんだなと、納得させられる作品でした。 | ||||
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流行の作家にはほとんど食指が動かないんですが、先日、たまたま朝テレビを見ていたら著者が紹介されていて、若造が何やらエラソーに小説観を語っていたので、ちょっと興味がわき古本屋でズラリとならんでいた彼の著作から、まあこんな猛暑だし夏っぽいモンがいいかな・・と本書を手にとった次第です。はい。なんでこんなに低評価が多いのかわかりません。おもしろかったです。 主人公が狂気を抱えていそうなのは妹ミカの3歳とは思えない異常に大人びた言動ですぐに感じましたし(その違和感は「僕」のパートで全編に通底しているので、出てくる「役者」が僕のアタマの中の世界の住人なんだろうなというのは容易に想像がつきます)ミチオの年齢と子供離れした言動や論理的思考能力のギャップは感じ続けておりましたが、結局最後のほうまで幻想か現実か判らないまま進んでいくので、物語全体に漂う違和感の一要素に留められ、個人的には読後にちょっと設定年齢に無理があったかな・・と思う程度でした。全編に漂う猟奇性ですが、私自身の年齢による耐性もあるんでしょうが、現実に起きている事件のおぞましさに比べればどうという事もなく、またある種ステレオタイプな「猟奇性」でもあり、物語全体にホラー風味を与える程度の役割しか感じませんでした。 彼の背負ってしまった十字架が彼自身を狂気の世界に閉じ込め、紡がれたおぞましい物語に決着をつけるために、自らの狂気を殺す行為もまた狂気・・・。伸びる一つの影が彼の「強いられた孤独」を象徴するようで、10以降は涙で活字が曇りました。私の中でこの小説はホラーでもミステリーでもなく「とても悲しい物語」でした。 | ||||
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このミス作家別1位に引かれ、手にとったこの作品。 ぐいぐい作品に引き込まれ4時間程度で読みきってしまいました。 いびつな家庭環境の中でも、必死に自分と妹を守りながら生きている真面目で繊細な少年というのが、物語の後半までの「ミチオ」のイメージであり、Sを殺した犯人を追い詰めようとする「ミチオ」のことを読者は心配しながら読み進めていくのだが・・・・。 でてくる登場人物に少しづつ違和感を感じながら、最後にそれがどういうことだったのかが明らかになったときの衝撃。 輪廻転生のファンタジーミステリーかと思わせておいて、実はまったくそうでなかったことが分ったとき、この作品の世界観はがらりとかたちを変えます。 はっきり言って読後感は最悪です。吐き気を催すほどです。 でも、凄い。うまいなと思います。この人の他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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こんな本買うんじゃなかったと本気で後悔しました。 最初から最後までありえない事のオンパレードで 読み始めたから一応最後まで読みましたが、結末でもガッカリ この人の作品は初めてでしたがこの本を呼んで嫌いになりました。 | ||||
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読み終わってから、レビューを読んだので、買う前に読めば良かったと後悔しています。 ミステリー好き、あるいは単なる小説好きの普通の大人には向いていないと思います。 若い人には共感できる部分があるのかも知れません。 自分は半分も読まないうちに気分が悪くなりました。 作者が云々というより「このミステリーがすごい」にランキングされていなければ 読まなかったという意味で、今後は「このミス」に騙されないようにします。 | ||||
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今作は一言で言えば何でもありの世界です。 ストーリーは、小学生であるミチオが同級生の死の真相を追う、というものですが…。 内容は極めて残虐です。 狂った母親、動物の変死、男児ポルノ趣味を持つ先生、そして時折垣間見れるミチオの残虐性…。 個人的には、3才の妹ミカの話し方が大人びすぎていることにずっと違和感を感じていました。 しかし、読んでいるときに感じている違和感も最後にその全ての謎が解けます。 最後の落ちについてですが、この物語がある特殊性をもつ故に成せる力業だと言えなくもないです。しかし、伏線の張り方などは非常にうまいので、ある程度目を瞑れば叙述ミステリーとしては非常に読み応えのある本だと思います。 ただし本作は、その特殊な設定もさることながら、直視したくない人間の残虐な一面があまりにありありと描かれています。 受け入れられる人とそうでない人にはっきり分かれる作品だと言えるでしょう。 | ||||
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よくできた話だと思いました。しっかり、騙されたし、、ラストまで読んで、納得したし、深いと思います。改めて、2回目を読んでます。これは、絶対ミステリだと思いますが、どこがミステリでないのかわからない、、、ただ、ミステリとしては、面白いですが、親の愛情は、もっと深いと思いますよ、、そんな嘘で 子供を嫌いになりません 自分の落ち着かない行動を責めても、子供の責任にはしない そもそも、嘘だって、声聞いたらわかると思うよ | ||||
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途中までは読んでいて、面白かったのですが、途中から気持ち悪くなってしまいました。あんな終わりではなく、ミステリーとしてストレートな終わり方をしていたら、とても面白かったかも…と思いました。現実と主人公の妄想の違いがわからず、いまだに何が本当だったのかさえ、 わからないです。 | ||||
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