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向日葵の咲かない夏
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向日葵の咲かない夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全555件 501~520 26/28ページ
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展開が進むにつれて、事件の真相が明らかになって行き、同時に謎も深まっていく。違和感を感じていた部分をだんだんと明らかになっていき、最後には思わぬ展開が待ち受けていた。 個人的には、最後の最後も良くわからないという内容でもどかしさを感じた内容でした。 | ||||
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私も本の帯につられて買いましたが、ミステリーを期待して買ったのでがっかりでした。 読んでみるとホラーやファンタシーにも近く、そういうジャンルが苦手な私としては「早く言ってよ!」って感じでした。 起こる事件や子供間で交わされる会話は気持ち悪く、登場人物が置かれている状況や結末にも説得力がないと感じました。「理由は分からないけどこういうことになっている」というストーリー展開は、ちょっと薄気味悪い夢を見ている感じにも似ていました。せっかく買ったので読みきりましたが、読後のカタルシスもなく、人に薦めるとしたら、このくすぶる気持ちを共感してもらいたいがためにです。 ただ、作者の想像力はすごいと思うので、星二つ。 | ||||
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扱っている題材といい、心理描写といい 映像化は不可能でしょうね。 勿論、先例をあげることはできますが、 小説ならではの醍醐味を味わえる佳作。 | ||||
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夏休み前の終業式の日、9歳の男の子ミチオが学校を欠席していたクラスメートのS君の家にプリントやら宿題を持っていった際にS君の死体を見つけて…というところから始まる作品。 道尾さんの作品は初めて読んだのだが、小説も久しぶりに読んだし、かなり特徴的な内容だったので、不思議な感覚で読了。 個人的には読み終わって考えてみると、主観と客体の関係性の不完全さがテーマだったのかなーと思う。 いつでもそうボクたちも思い込んだりそして嫌なことは忘れたり思い出を美化したり、それらの関係が歪んでしまったりそういった現実感は作品の中にあったと思う。 | ||||
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読後、オチがこれかと非常に腹立だしくなりました。一人称形式で実は犯人は、、、という小説は他にもありますがコレではだまされた感じです。主人公が小学生というのも無理があると思います。作者の他の作品は未読ですが正直、読もうとは思いません。 | ||||
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読み始めると、展開が気になってドンドン読めました。が、内容がたまに気持ち悪く、本を読んで心臓がどきどきしたのは初めてです。なんていうか、自分もこわいものみたさで早く次が知りたい!という衝動に駆られます。読後はなんか淋しい気持ちになりました。 サスペンスかと言われると、首をかしげなければなりません。 | ||||
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非常に引き込まれる内容と文章でハラハラします。 が、途中から?最後の方は??となってしまいました。 まあ、読んで損はないと思います。ただ気分は重くなりますよ。 | ||||
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悲しい、あまりに悲しい。 どん底だ。救い、がないのだ。 この話には、はじめから、終わりまで、まったく、救いがないのである。 最後の最後に、そうだったのか、っていう終わり、展開。 途中も、あ、そうなの、とか、そうだよね、っていうトリッキーな展開のよくあるパターンといえばそうだ。 この人(作者)は、実にそれを上手くやってのけている。 淡々とすすむのにもかかわらず、ずっとひきこまれている自分がいるから、本当に、実に巧いといえる。 だけれど、だ。あまりに、悲しいのだ。 母親は読むべからず、人の親は読むべからず。 だから、「告白」を貸してくれた友人には貸せないでいるのだ。 [喋る本の虫] | ||||
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後味の悪さ・所謂気持ち悪さにより賛否両論わかれているが、個人的には星4つ。確かに連発する不可思議な現象は途中でカラクリは予測可能、また少年の年齢以上に成熟した思考回路も設定として如何なものか?と思う。ただし、最後まで一気に読ませてしまう筆力や、読後に後味の悪さ以上に切なさが余韻として残ってしまった事を鑑みると、一度は読むに値する小説ではないだろうか、と思う。 | ||||
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最初の出だしは夏休み前の終業式の教室。 おもしろそうだと思ったが読んでいくうちに気分が悪くなってきた。 読んでいうち、最も大きな異和感があったのは 妹のミカが、三歳・・・? あんな三歳がいるんだろうか? | ||||
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毎度の如く異常な性癖者を出すのが非常に不愉快で不快である。吐き気がする。 | ||||
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このミス2009年度作家別第一位作品。 最初から感じる違和感が最後にはピタッとはまる文章力は格別なんだけど、その違和感がキモチ悪過ぎる。ホント、途中で結末だけ読んじゃおうかと思ったぐらい・・・。 表現は夏休みに子供が探偵ごっこ的な明るい雰囲気で始まり明るいまま終わる、陰惨な事件が明らかになるにつれ物語はもの凄く暗い方向に行くの。 明るい文章は残したままってところや違和感をキチンと無理無く説明していく構成力って言うか文章力が才能を感じさせるよ。 でもちょっと気持ち悪る過ぎてこの作家の別の作品を読もうと思えないインパクトもあるのです。 ミステリーって言うよりサイコホラーとジャンル分けするのがぴったりです。 ■読んで欲しい人 ・学校の先生な人 ・子を無くした事がある人 | ||||
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謎解き部分は途中で謎解きが二転三転し、終盤できっちりと終着しており、素直に面白く読めました。内容はオカルトチックで気持ち悪い部分もありますが、序盤から終盤にかけて一気に読めるほど惹きつけられました。 「人が生まれ変わりクモになる」という設定、饒舌な小学生たち、という特殊な設定はまさに『人を選ぶ』ものです。 こういった設定を「ふーん、そういうもんなんだね」と納得させて読むことが出来れば十分面白い作品です。 | ||||
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人の心にある闇を、生まれ変わりというネタと、どんでん返しが二転三転するミステリーという表現手法を利用して、一気に読ませる。そういった意味では非常に良く出来ている作品だと思う。 だが、全てのネタが判明すると、筋としては通るのであるが、全てロジカルに綺麗になるわけではない。 この本は、ミステリーとしては楽しめるけれども、描きたいものはもっと人間の心の方で、そういった意味では、ミステリーという表現手法を身にまとった幻想小説というか、不条理ものの小説というような印象だった。 この辺は正直好みとしか言いようがないが。私としては正直好きになれなかった。 | ||||
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「このミス」2009年第1位という帯にひかれて買った。読み終わってから良く見たら、作品が第1位ではなく、作家が第1位だった…。 主人公ミチオの置かれている状況、心情は理解できるが、周囲で起こる事件が「気持ち悪い」としか言いようがない。 現実にこのような事件は起きているのかもしれないが、たとえフィクションだとしても、非常に反発を覚える。 正直、この作者の小説はもう読みたくない。 | ||||
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今までさまざまな小説を読んできたが、本作品ほどくだらないと 感じたものは無かった。 | ||||
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本屋で帯に書かれた文句に釣られ購入。物語序盤からすごく引っかかったのは9歳の主人公と3歳の妹が大人レベルの会話をするということ。特に3歳。うちにも3歳の娘がいるけどあんなに会話成り立たないし。そこが読んでてずっと違和感がありました。真実がわかってからはだからなのかなぁ?とは思ったけどあまり納得いかず。面白いっちゃ面白いけど、読まなくても良かったかな…という気分にさせます(笑) | ||||
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主人公の友人S君の死体喪失から、遺体を運んだのは誰か、何のためなのか、自殺?他殺?など、終盤あたりで目まぐるしく展開が進んでいって、ちょっと読んでて疲れちゃいました。それとは別に最後、驚きの事実が明かされるわけですが、その内容をなんとなく想起させるようなものが節々にあり、読者に小気味いい感じを与えるように思う。 少年の無邪気さ残酷さはうまく表現されているように思うのですが、性格がとても大人びていて、そのギャップが気になりました。 この作者は新潮社の「ストーリーセラー」という短中編集から知ったのですが、こちらも同様に何か物足りなさを感じました、何かはわからないのですが。あからさまに謎をもったいつけすぎてるからかもしれないです | ||||
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内容的には暗い話だし、読後感も良いとは言えませんが、次々と裏切られていく展開は、ミステリーファンのツボを突いている作品かもしれません。 しかし、ミステリーというよりは、人の心の歪みを描いたホラー作品とも言えるので、正統派のミステリーファンにはウケが悪いような気がします(読んでいて、新堂冬樹を読んだ時のイメージを思い出しました)。 色々な意味で、評価が分かれる作品でしょう。 個人的には、非現実的な部分や、グロい内容には拒絶反応があるのですが、なんだかんだ言っても、最後まで飽きさせずに読者を引っ張って行く実力は、見事だと思います。 | ||||
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帯に惹かれて購入しましたが大ハズレ…ミステリーは、伏線等の謎の部分の点と点が線で繋がる瞬間がもっとも興奮するものだと私は思います。その点を線で結ぶ手法は論理であってほしいと思います。そうでなければ納得できないからです。しかしこの小説は違います。無理やり点同士を繋いじゃってます。そんなんやったらなんでもありやんと思いました。オチも少し不満でした。今までの時間は何だったんだ?というようなオチでした。正直がっかりでした。 | ||||
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