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Another(アナザー)



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Another(アナザー)の評価: 3.73/5点 レビュー 215件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全215件 121~140 7/11ページ
No.95:
(3pt)

ちょっとオチが唐突だと思いますが・・・

他の方のレビューだと、オチに伏線が張られているように書かれていますが、
果たしてそうなんでしょうか???

あの人とあの人が同一人物だったというのは、私の感覚だと説明不足で、
あまりに唐突という気がするのですが・・・。

とはいえ、長編小説にしては途中でダレるところもなく、後の展開を期待さ
せるプロット、筆致で面白く読むことができました。

ので、ホントは星3.5個といった評価でしょうか。
AnotherAmazon書評・レビュー:Anotherより
4048740032
No.94:
(4pt)

☆4つ

上巻の終盤から一気に面白くなります。
一つ一つの演出や設定はどこかで見たようなものも少なくなく、お世辞にも「独創性を発揮した」とは言い難いものの、世界観や物語の出来・完成度は素晴らしく、十分に☆4つ以上はつけられる内容です。

私がどうしても納得いかないのは以下の点だけ。

主人公である少年は転校生活を無難に過ごしたいという割に、転校初日に校内案内を買って出てくれた男子生徒(それこそ「無難」な友人候補であるはずなのに)をぞんざいに扱い、明らかにクラスで浮いている女子生徒への接触を試みる。
いくら初登校以前に面識があるとはいえ、主人公のような考え方をする中学生が取るべき行動では絶対に有り得ない。
それ以前に、病院で同じ学校の制服を着た女子を見かけたからって、いきなり名前を聞いたりするものなんでしょうか。
正直、導入段階でこんな描かれ方をされたら、感情移入どころじゃありません。

物語をテンポ良く進めるためには、ご都合主義だなんだと批判されかねない展開を用意しなければいけないことも当然あるでしょうし、読者もそれを承知で読み進めるべきなのでしょう。
とは私も承知していますが、それでもこの点に関してはもう少しどうにか出来た問題なのではないかと思います。
だからこそ☆はマイナス1。

が、それも上巻の終盤まで読み進めた段階では、さほど気にはならなくなりますけどね。
ストーリーが急速に進行して「それどころじゃなくなる」、と言った方が正確ですけど。

と、批判ばかりになってしまいましたが、こんな細かいことにゴチャゴチャ文句をつける私のような読者が☆4つの評価をする。
作品としての出来の良さは、これだけでも十分伝わるものと思います。
Another(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.93:
(4pt)

ミステリ色の強い学園ホラー

「呪われた学級」を巡る学園ホラー。母親からの離脱を題材にした青春小説としても読めます。ご都合主義な設定は確かに多いものの、ミステリ色もかなり濃くなっており、再読してみれば、それなりにフェアな伏線が数多く張ってあるのに気づくと思います。

そうはいっても、キーになっているのは誰か、という点については簡単に見当がつくとして、その一歩先の展開まではなかなか見抜けませんね。それとアニメ見てないせいか、ヒロインの見崎鳴の台詞って私の脳内では林原めぐみさんの声で再生されるんですけど…
Another(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.92:
(5pt)

ただただ 読みやすい文体

少し古めかしい、その言葉の選び方、並べ方は
私にとっては読みやすく、長編ながらすらすらと読めてしまう本作。

ディティールを詰めるための不用意な心象描写も子供向けらしく
単純明快になっている。

個々の素材は古今東西どこかで読んだり見たりしたパーツを
リストラクチャしたようなもので
ミサキメイの人気もそのあたりにあるのかもしれない。

本編はミステリー風の下書きを、強引にホラーという絵の具で塗りつぶしたために
結局なんだったの?という読後感が残るものの

その救いは計算された文体によるものと思われる。
AnotherAmazon書評・レビュー:Anotherより
4048740032
No.91:
(5pt)

ホラーでとても魅力的

この作品はアニメ化されてからヒロインの魅力とホラー要素にひかれて買いました。
頭の中で(もう一人)を考えながら読んでいて最初あたりと中盤あたりで気がつきました。
きずいたからこそ楽しみでした。きずいたらつまらないかと思われがちですが主人公がどう(もう一人)と決着をつけるかと期待してました。最終的にはやっぱりこうなったかと(ありがちなヒロインと)決着がつきました。ヒロインの過去も凄く泣ける話しでした。
とても面白かったです。
AnotherAmazon書評・レビュー:Anotherより
4048740032
No.90:
(1pt)

面白くないです。

ミステリとしても、ホラーとしても、中途半端。
とにかく設定が無理矢理で、あまりにもご都合主義。
それに加え、描写も浅い。物語に入り込めやしない。
売れるなら、もっと面白い作品であって欲しい。
Another(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.89:
(1pt)

面白くないです。

ミステリとしても、ホラーとしても、中途半端。
とにかく設定が無理矢理で、あまりにもご都合主義。
それに加え、描写も浅い。物語に入り込めやしない。
売れるなら、もっと面白い作品であって欲しい。
AnotherAmazon書評・レビュー:Anotherより
4048740032
No.88:
(5pt)

一気に読んでしまった

アニメ化までされており今更ながらどんなものか興味をそそられて購入してみた。
ハードカバーに加えかなりのぶ厚さ!読み始めるハードルは高かったものの読み始めると、、、これは面白い!
一気に読み切ってしまった。
学園、微かな恋愛、ホラー、サスペンスいろんなものが混在するがうまくまとまった作品です。
AnotherAmazon書評・レビュー:Anotherより
4048740032
No.87:
(4pt)

とりあえず最後まで読んでみて。

私はこの作者の作品を読んだは初めてです。

読んでみた感想としては、設定がなかなか斬新で、物語が進んでいくにつれ、面白くなっていったと思いました。

ただ、物語の前半が、物語を大きくしていくいたりために必要だったんだと思いますが、

主人公が噂を聞いたり、特定の人間を追いかけたりしているばかりで、少し退屈な印象を受けました。私にはもう少し前半の物語

の起伏があったほうがいいと思いました。

ですが、物語が後半になると一気に面白くなります。だんだんと謎が解け、物語の起伏も大きく、前半より楽しめました。

前半で読むのをやめてしまうのはもったいないので、とりあえず最後まで目を通してほしいと思います。

最後まで読むか読まないかで、この作品の評価もまた変わってくるだろうと思います。
AnotherAmazon書評・レビュー:Anotherより
4048740032
No.86:
(3pt)

ようやく読み終わった…

読み終わって疑問に思ったのは
「あれ?今年は良いけど来年どうするんだろ?」でした。

全体的に読んでてイライラする事のほうが多かったです。
本の厚さ半分読むまでクラスの事情を話すかどうかをずーとモタモタ×2
肝心な事になると邪魔が入るor主人公が勝手に離脱or携帯
これの繰返しで正直無駄描写が多かったと思います。
そして突然の急展開…600ページも読んできてちょっとお粗末な終盤…
(取って付けるにも程がある)
キレイにまとめれば絶対ページ数減らせたのでは?

分厚さの割には満足できなかったです。
色々疑問ばかり残ってしまった~
まあ、

―そういう「現象」だから

ですかね。
面白いと思うところも結構あったんですが、残念。
AnotherAmazon書評・レビュー:Anotherより
4048740032
No.85:
(5pt)

ファンタジ−・ホラ−

評価の高い作品なのですが、機会が無く、アニメを見てからという順番で読みました。
この作品も、綾辻作品らしく、現実と非現実のハザマで、全体的に靄のかかったような、あいまいな世界観の中で進んでよく。

閉鎖された寒村での事件であり、人々が次々に死んでよくというところは、KINGなんかの、モダンホラ−の香りもするが、結末は推理作家の作品らしく、驚愕のトリックが用意されている。

個人的には、推理小説のテイストを食われた、ファンタジ−・ホラ−として楽しめた。

アニメの方も出来がよく、このトリックを良くぞ、映像化した!と高く評価できる作品他と思う。
Another(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.84:
(1pt)

上巻下巻を見て(ネタバレ有り)

好きな方には申し訳ないですが個人的に★一つ
ストーリーの設定は凄く好きなんですが

ヒロインの特殊能力?を使い無理やりストーリーを終わらせた感じが凄く嫌
ちゃんとしたホラーでもなければミステリーにも成りきれて無いと思いました
下巻で死者を殺せばその年の厄災が解決するって話が出ましたがミステリーならば早い段階でその設定を書いたら面白いと思いますし
死に方死ぬ様の描写主人公の恐怖感があまり感じられ無いのでホラーでも無いと思いました
主人公が死者に対して接点や思い入れがあまり感じられなかったのに
殺す所で感情描写がオーバーに感じました
だから結末にもびっくりしなかったです
あーこの人だったの程度
死者役ともっと親密に関わってるシーンがあれば世界観に入り込めた気がします
設定は凄く好きなのに残念な終わり方
多分この設定を2巻でまとめるには難しかったんだと思います
上巻には人の忠告無視ケータイ電源切る等の行動をする主人公にムカつきあまり楽しめなかったですが
下巻の最初のページから途中までのストーリーの流れは面白かったのに後半でミサキの能力で死者見つけて厄災解決

(読者が死者を推理する隙もなく終了)

個人的には疑心暗鬼で殺し合いする人物達が疑いあう様な話が見たかった

作品から登場人物達の恐怖感をもっと感じたかったです

あまりにもあっけない終わり方をしていたので凄く残念です

つまらない終わり方をしたなと思いました

読みやすく登場する人物も印象的で分かりやすく
面白い設定なのにもったいない
Another(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.83:
(2pt)

設定はすごく良いのですが

ホラー作品の緊張感があまり感じられなかった事と
主人公に違和感を感じた(共感出来なかった)
自分が災厄を引き起こした原因でもあるのに反省しないし
忠告無視し過ぎでうざったいストーリーの為にクラスメイトの忠告を無視させました感が多くて
人が死んだのにたいして悲しそうでも怖そうでもない感じがする傍観者
主人公の存在その物が違和感を感じる
上巻読み終えたが
ずっと怪談話の説明してるだけにしか感じなかった
ストーリーに期待して購入しましたが
絵のないライトノベルみたいな深みのない軽い話だった
下巻を読み初めましたが読むのが少し苦痛になってきました
★★なのは設定を評価してです
Another(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.82:
(5pt)

ホラーの皮を被った本格。

一見滑らかな手触りに時々混じる軽い引っ掛かり、それらの間に適切に線が引けたならば、作者の仕掛けが見抜けるはずだ。ところがどの点とどの点を結べばよいのか分からないし、そもそも引っ掛かりそのものに気付けない。そして案の定騙される。良質の“謎”とはそのようなものであり、本書にはそれがある。「綾辻行人の新たな代表作」という表現は正しい。
 その上、この物語は一見超自然現象を全面的に扱ったホラーに見えて、その実純粋な本格推理小説である。ただし、「犯人は誰か?」ではなく、「死人は誰か?」という謎解きの。
 
===以下、ネタバレはしないものの、核心部分にふれる発言があることを明記しておく===

その謎解きの方向を指し示すのは見崎鳴の左目の「特殊能力」であるが、しかし指し示された方向の正しさを裏付けるのはあくまで提示済みの材料によってなされる「論理的推論」なのである。そして見崎鳴の「特殊能力」にしても、鳴によって述べられるのみであり、決して実在的に扱われているわけではない。また、クラスに起こる「呪い」に対して、最終的にはいかなる超自然的な解釈も与えられてはいない。もっとも、合理的な解釈も与えられてはいないのだが。しかしそのことによって、「すべては単なる偶然である」という「合理的な」視点に立つことは可能だ。主人公も語る通り、「忘れる」ということは日常にも良くあることだ。ならばつまり、少なくとも「謎解き」そのものは合理的かつ論理的である。この物語における超自然とは、「死者が生きている(何という語義矛盾!)」という、必要最小限の設定にしか存在しない。
 さて、死者はやがて忘れ去られるものであるが、ここでは死者の「死んでいること」が忘れ去られる。「「忘れ去られるべき人物であるということ」が忘れ去られている人物」、それが誰であるのか、というのが本書の核心である。だが一方で、死者の条件が「忘れ去られる」ということであるならば、そのことそのものが忘れ去られている人物とは、前提条件を満たしていないのであるからもはや「死者」ではない。ならば「生者」である。すると実は本書では「死者」という設定すら決して超自然的な内容で扱われているわけではないことに気づく。物語中の「死者」は、たとえばゾンビのようないかにも的な行動をするわけではない。むしろ死者らしい振る舞いを何もしない。と言って気付くのだ、「死者らしい振る舞い」という発言そのものがまた語義矛盾である、と。ともかく、死者らしくない死者は死者とは言えず、従って「死者は誰か」という問いは「生者は誰か?」へ置き換えられるのであったが、それに当て填るのは登場人物すべてである。だが、作者が物語に秘かに忍び込ませた「矢印」はある人物を明確に指し示している。超自然は最終的にすべて霧消し、残るのはその矢印のみである。これが「純粋な」本格推理でなくて何であろうか。
 しかも実に面白いのだ!
Another(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.81:
(2pt)

おもしろかったけど。

ひぐらしのなく頃とか、おおかみかくしに似てる気がしました。 パクリとかそう言うわけじゃないんですけど、時代背景とか、小さな町で起こる事件とか。上記二つをもっと上質にしたようなストーリーな印象。面白くはあったんですけど…。 ミステリーが読みたくて手に取ったので、ホラーだったのがちょっぴりがっかり。 先入観なしに読めば星5つだったのかなぁ
Another(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.80:
(5pt)

まただけど、本は大好きです

アメリカに居んだから、ずいぶんまてました。
だけと本はほんときれいです――
Another(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.79:
(3pt)

ホラーっぽいラノベです

アニメを途中まで見て、原作が気になって購入しました。(気になった部分は原作にない部分でした。。。)
ホラーの雰囲気はアニメが上です。原作は怖くないです。すらすら読めます。
面白いんですけど、綾辻氏のほかの作品ほど怖くないです。。。ホラーなのに。。。
トリックはいかにも綾辻氏らしいと思うのですが、「死者」がわかって見ると、いろいろ突っ込みどころがありそうです。

原作とはかなりキャラクターの設定が違うため、アニメの「another」が好きな人にはお勧めしません。

点数が低めなのは、「死者」が誰か、という謎の解明をせめて推理でやってほしかった、という点、上記、突っ込みどころがすぐに浮かんでしまう点です。
ファン以外は、綾辻氏という本格推理小説作家だから、という期待は持たずに読むことをお勧めします。
AnotherAmazon書評・レビュー:Anotherより
4048740032
No.78:
(5pt)

アニメを見て購入。

上巻に比べて、面白いほど展開が早くなります。

色々なことが明らかにされていく早さは魅力的で、
一気に読んでしまいました。

全て読んでみて感じられるのは、
Anotherはやっぱりホラーだな、というコトでした。

綾辻のホラー作品「殺人鬼」に近い感じがしました。
確かに、顛末として残る問題が多く、
鳴の義眼についての不思議な力も唐突な感じで、
すっきりと収まらない作品ではありますから、
綾辻を本格ミステリとして愛好する人には、
不満ではないかと思います。

でも、私はそれはそれで良いのではないかと思います。
だって、この作品はホラーだから!

ホラーのオマケにミステリがちょこっとついていて、

  「あ!また綾辻にこんなトコで騙されたッ!」

そんな感じが好きなのですから。
(殺人鬼ぶり…)

ただのホラーで終わらないところが、
綾辻のミステリ愛好者として、大好きです。

その期待を裏切らない作品でした。
Another(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.77:
(5pt)

アニメに触発されて購入。

綾辻行人信者ですが、この作品はアニメ化するまで知りませんでした…
彼の本格ミステリも、ホラーも大好きです。

本作は、「のろわれた3年3組」という、
いかにも中学生の怪談的な展開の話。

なんとなく奥様の小野不由美先生の悪霊シリーズ的なストーリーを
綾辻風に書きました、って感じがしました。

…というか上巻が小野不由美で、下巻が綾辻行人って感じがします。
仲良し夫婦さんですねぇ(w

実は夫婦合作だったら、面白い気もします。
そういう企画もあると面白いですよねー。

アニメの雰囲気も暗くて、怖かったのですけれども、
小説は自分の想像で読むせいか、
それ以上に得体の知れない怖さが感じられて良いですね。

上巻はほぼ、具体的な解決策もなく、主人公は蚊帳の外でオタオタしていて、
得体の知れない3年3組の風習(?)に翻弄されるという感じなのですが、
舞台設定としての暗黒な雰囲気を楽しむという感じです。

話が進まん!とお怒りの方も多いかもしれませんが、
暗黒館の殺人と同様、上巻はホラーとして楽しむのが良いかと思います。
結局どうなるとか、解決しない問題やモヤモヤは、
ホラーの余韻として楽しむのがセオリー。

ココで、お祓いがでてきちゃって呪い(現象)が単純明快に解明されて、解除されましたぁ〜
なんて展開になったら、逆に綾辻にガッカリです。

ところで、「鳴」の設定と言うか、キャラがなんとなく、
綾波レイに被るのは気のせいでしょうか…

だから、アニメ化されたのかなぁ。
Another(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.76:
(3pt)

ジャンプ漫画なら納得してたかも

実は上巻は読んでなかったりします。
アニメを見てて展開の遅さにちょっとイラついて
カッとなって読んだ!って感じです。(5話くらまで視聴)
なのでかなり変則的な感想となるのかもしれません。

読後の感想としては
「納得いかねえ!」
が一番に上がります。
連続的に(長年に渡って)
次々と人が死んでいくのに対策がしょぼすぎない?
現象?がずいぶん都合良すぎな点も。
この物語に必要な舞台設定なのかもしれませんが、
正直読んでて「んなバカな(笑)」
と、思わずにはいられなかった。
それとヒロインの義眼の能力もジャ○プかよ!と。

本書はかなり平易な文章ですし、情景も浮かべやすいので
普段読書をしない方や中学生あたりでも読みやすいと思います。
上では不満な点をあげましたが「そういう設定だ」と思って
読めば楽しめるでしょう。
ただ、ミステリーと言えばミステリー、
ホラーと言えばホラーですので・・・・
ちょっと「どっちつかず」な小説だとも言えます。
この本のことを人にどんなん?と、聞かれれば
「ミステリチックなホラーラノベ」と答えるかなぁ?

以降ネタバレを含みますので未読の方は注意!

それと「今年」(物語中で)の事件は一応の解決をみましたが
本質的には全く解決していない。
解決策は出てくるのですが
翌年以降の3年3組当事者達も周囲の人物たちにも
解決は不可能であろう。
翌年以降も解決しようと試みるならば
ヒロインの特殊能力に頼ることになるのでしょうが、
さて、実行者は?
これはこれで1本書けそうです。(短編でしょうが)
Another(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:Another(下) (角川文庫)より
4041000009

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