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Another(アナザー)
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Another(アナザー)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全215件 141~160 8/11ページ
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ミステリじゃなくホラーならホラーと言っておいてほしかったです。 オチがひどい。 | ||||
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ミステリかホラーかジャンルをはっきりさせておいてほしかった。こちらの心構えも変わりますし。 先を考えずに書いたんでしょうか? オチはこれは無いなというものでした。 このミスとか本屋大賞とか最近の選出基準はなんともいい加減です。 十角館みたいなのはもう読めないんでしょうか。 | ||||
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アニメ化、映画化と何かと話題の多い作品なので 勢いで購入。 意外とページ数があり、読み終わるまでに日数が かかってしまいましたが、特に苦痛を感じることもなく、 モチベーションを保ったままで読み切ることができました。 中々充実した時間を過ごせて満足です。 作品の内容は、 主人公の一人称語り。 本格的なホラー作品ではなく、ミステリーの要素が強い印象。 文体も読みやすく、心理描写も簡潔。 背筋が凍えるような戦慄を感じる間もなく、 すらすら読めます。 たださすがにミステリー作家だけあって、 プロットや叙述的トリックが見事。 最初から最後まで息つく間もなく、作品に引き込まれていきます。 本当は☆5でもいいんですが、 個人的に物語の中核となる重要な設定を 『超自然災害だから仕方ない』と簡単に切り捨てられてしまうことが あまり好きではなく、そういうものだと割り切るにしても 著者の技量が高い印象なので、 もう少しだけ納得できる解釈を、あるいは背景を付け足してもらいたかった。 最も特異な超自然現象を説明しろというのは読者のわがままというか、 野暮なことなのかもしれませんが。 ※この作品の叙述トリックを映像作品で、 どのように表現するのか気になっています。 アニメ版より、特に実写映画版を…… | ||||
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本作を読んでいる間中、数多くの死者を出している学校が閉鎖されていないことに違和感があった。 しかし、読了後、本作の本当の怖さは、死者を出す学校が存続していること自体だと思うようになった。 死者を出さない為に「存在しないクラスメート」を設定しても、そのこと自体がある意味「殺人」である。その意味で、この学校は毎年、死者を出しているのである。 街の住人全員が、人の死を期待しているのではないか。「殺人」を絶やさないために、全員が、殺人者、あるいはその予備軍となって、誰かの死を楽しんでいるのではないのか。 死因が事故であっても、実は、街のだれかが殺人者となって、事故のように見せているのではないのか。 そして、この学校は、「殺人」を楽しむための舞台として、街の住人全員で存続させているのである。 | ||||
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夜見山中学3年3組。そこには隠された秘密があった。転校してきた榊原恒一は、級友たちが何かに 怯えているのに気づく。いるのに、いない。いないのに、いる。いったい何があるというのか? 呪いの恐怖が3年3組に迫っていた・・・。 発想が奇抜で面白い。読んでいると、じわりじわりと恐怖の輪が縮まっていく。人の力ではどうする こともできない「負の力」が、3年3組に関わるすべての人たちに迫っていくさまは、背筋が寒く なるような気がした。前半は真相がよく分からずやきもきしながら読んだが、後半のほうはテンポが よかった。ただ、呪いのきっかけとなる出来事については分かったが、そのことがなぜ3年3組に 災いを及ぼすようになったのかが理解できなかった。ラストも、多少は驚いたが意外とあっさり終わって しまった感じがする。これで解決?いや、どう考えても解決には至ってないと思うのだが・・・。 文庫本で上下合わせて750ページの大作だが、すっきりしない終わり方には少々疑問や不満が残る。 結局、3年3組はどうなっちゃうの!? | ||||
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新進気鋭の作家による斬新なアイデアと奇抜なストーリイ・・・ 仰天の結末・・・を期待していたらガッカリです。 一言でいうと、B級ホラー映画の原作。 ホラー・オカルト譚としては佳作なので、過剰な期待を もたないなら面白く読めるでしょう。 私の場合は、イッキ読み後、再読なしにブックオフ行きでした。 P.S ヒロインは綾波キャラです。 | ||||
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アニメ化されるということで読んでみました。 綾辻氏はこの作品で初めて知ったのですが、 ホラーとミステリが良い塩梅に組み合わさった良作と言ってよいのではないでしょうか。 なかなか話が見えない序盤にはちょっと苛立つかもしれませんが、 中盤以降の怒涛の展開はさすがに読ませるものがあります。 ただ個人的には期待していたオチが弱かった気がします。 もっと予想外のどんでん返しを望んでいたのですが、 特に盛り上がることもなく「ふーん」と納得して終わってしまったというか…。 せっかくオカルト色を打ち出しているのですから リングみたいに実は呪いはまだ解けていなかった…といった二段構えの結末でも 良かったのではないかと思います。 この仕掛けはアニメや映画にするとなると難しいと思うのですが、 漫画版ではどうなっているのかな? | ||||
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この作品がアニメ化や実写化するということで、気になったので買ってみました。思いのほか読みやすくてすぐに終わりました。 ただ、何故このような「現象」が起こるのかは解決していないので、個人的には綾辻さんが自らおっしゃっているように続きやそれに近いものも読んでみたいです。 個人的には出会えて良かったと思えた作品です。 | ||||
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上巻のほうには、レビューが付いていましたが、下巻の方にはまだどなたも書かれていないようなので、今回書いてみました。 内容に関しては、1月からのアニメ化、夏に実写映画化が決定している作品なので、ネタバレ的なことを書くのは控えたいと思いますが、今回も前回同様導入部から始まります。 (上巻と下巻の前半部と長い導入部ですが、これが後にまるでパズルみたいに組合されていく感覚といったら凄く読み応えが有り、この辺が綾辻先生の凄い所だと思います) 中盤以降で、一気にこの『another』という作品は展開が速くなっていくのですが、それ以降の流れは正に怒涛の展開でした。 解決策等を知ってからの恒一や鳴(特に、鳴ですが)の苦悩という物は見ていて凄く居た堪れない気持ちになりましたが、最後の恒一の独白に有ったように、自分達にはこれからも未来があるというのが救いだったと思います。 う・・・ん。でも、不満というわけではありませんが、鳴が死者を見分ける事ができた要因となった義眼の設定についてだけは、ちょっと「あれ?」って思ってしまいました(設定がホラー色が強いだけに、これもありだとは思いますが^^;) | ||||
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一人称で語られる物語は主人公<榊原恒一>の胡乱で取り留めの無い思考様式が不愉快で、客観的でロジカルな三人称の小説に読みなれた方には極端に読みにくいものである。 中三の癖になにやら古臭い言葉を使っていたり、蛇足ともいえる回想&説明があったりと幅広い年齢層(主に低年齢層への配慮か?)をターゲットにしていると思しき節もあるが読み難くなっては失策であろう。 不穏で不気味な三年三組の状況を分析し、理解したと思ったら急に疑いだしては勝手に混乱し、解決への道筋を見つけたと思った次の瞬間にはさっぱり忘れていたり、 物語の展開上必要であるのだろうが、重大な事実が明かされる直前になって幾度と無く邪魔が入る超絶的な間の悪さには辟易すること間違いなしだ。 前半は兎に角退屈で仕方が無い。 一度は読むことを諦めかけたが「呪いの三年三組」に纏わる秘密が明かされてからは先の展開が気になって楽しく読み進められた。 しかし、ある種の推理劇が展開されると予想された後半は若干強引なシナリオによりラストまで突き進んでしまったことは残念である。 最後の最後でこれまた上述のような、一度は推理し解答を得たにも関わらず直後に疑い混乱するという間の抜けた展開が物語の勢いを殺いでしまった気がしないではない。 オチは正直、弱いというか、「なんでこんな形に落とし込んだのだろう?」という疑問の方が大きい。 もっとスマートに落とし込める余地は多分にあったと思うし、その方が、言い訳がましい種明かしで興が殺がれることもなかったのではないだろうか。 その他、 文庫上下で800ページ弱もあるのだからもっと他のクラスメートにも焦点当ててもらいたかったなぁ… 結構融通が利くのになんで主人公は別クラスに転入させなかったのか(短い説明はあったが)突っ込んだ理由付けが欲しかった… 誰が<もう一人>なのかを探る手段を考えたり、推理したりしてもらいたかった…等等 まだまだ不満や疑問は残るが、ここまで不満を言えばもう「Another」の虜になってるのではなかろうか? 楽しい時間を頂いたので最後に感謝を。 | ||||
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ミステリーホラーだと思いきやただの学校の怪談レベルのオカルト話でした。 (オカルト小説にしても酷い作品) 作中で何度も物語のメインの怪談について、「理由はわからないけどただそうある現象」なんて言葉が何度も出てきてうんざり 全体的に説明がくどく、それまでのページを読んでいれば当たり前に理解出来ていることをさも核心に迫るかのように書くやり方は、 読者を馬鹿にしているか小中学生向けに書いた文章のように感じました。 ほぼ確実に雑音で聞き取れなくなる電話や怪談について最初から説明してくれないクラスメイトたちにはイライラさせられましたし、 そもそも最初にきちんと説明していればあんなことにもならなかったのでは? 人の死が絡む状況であのはぐらかし方は不自然過ぎますよね。 怪談の元ネタやその対策もあまりに陳腐で、ミステリー作家とは思えないトリックも何もないただの後付け小説です。 | ||||
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とは言え、私の中では綾辻=本格推理の人であるから、オチを読んだ時、えっと思ったのも事実。 謎はそこなの、と言うか 解明はそこだけなの、と言うか。 いっそ徹頭徹尾オカルト&ホラーで押していっても良かった気がしました… 上下巻ですが、上巻半分は退屈でしたね。雰囲気出してるだけで、話が進まん進まん。主人公が他の人の話聞かず、自分のしたいようにするからなんだけど。(笑) ただ下巻のノンストップ感は面白かったー!どうなるのどうなるのー!、と一気に読み終えられました。 楽しかったです。 | ||||
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途中まで読んでいると、何となく奥さんの小野不由美の著作「魔性の子」みたいだなあ、とも思った。 学園ホラーを二人とも書くとは、やはり夫婦だなあ、とw もちろんそれだけで終わらず、惨劇の描写に「殺人鬼」シリーズのエグさの片鱗があったり、 終盤まで読むといつもながらの「仕掛け」が施されていて、また「騙された〜」となる。 「館」シリーズの叙述トリック、「殺人鬼」シリーズのホラーが好きな方には合うと思う。 また、アニメ化が決定しているが、 よくアニメ化されるラノベのファンの人にも比較的読み易い文体で勧められる。 | ||||
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のいぢ先生のキャラクター原案でアニメ化するということで、メイの可愛さに惹かれて買いました。 読み終わって思ったのは 「最後までハラハラドキドキとした気持ちを味わえた」ということ。 ページ数は多めですが、読む人を飽きさせない展開の連続です。 ちなみに、自分は最初から最後まで一気に読めました。 登場人物の小さな言動ひとつひとつが重要な伏線にもなっているので、それを探しながら読むもよし。 次々に起きる不可解な惨劇に恐怖しながら読むもよし。 ミステリアスなヒロイン、メイの可愛さにニヤけながら読むもよし(笑) 来年はTVアニメや実写映画化といった展開もあるので、非常に楽しみです! | ||||
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綾辻氏の著作は館物のミステリーしか読んでいなかった自分にとって本書はかなり異色な感じを受けました。 相変わらずプロットの構成は見事で、最後の最後で驚きの予想もしなかった驚きの展開が待ち受けていました。 序盤からかなりの伏線が張られていたためある程度の想像はついていたものの、その斜め上をいく「another」の存在には やられたと思いました。終盤の過剰な説明はちょっとやりすぎだと思いましたが。 しかし自分の場合ミステリーだと思い込んでいたので、ついつい3年3組で起こる怪現象のトリックと真犯人を推理しながら読み進めてきたところ、終盤で推理モノでないことがわかりちょっと残念だったのは確かです。まああれだけの人の死を誰か人間の手で全てやろうってのは無理な話なので、ストーリーの終盤には「これはそういう話ではないな」と思いましたが。 ですので単純なミステリーではなく、ミステリー色の強いホラーものだと思って読んでみると面白いと思います。この物語はあくまでも「another」の存在は誰なのかハラハラしながら読むものであって、決して怪現象の犯人を推理したりもちろんトリックを解明するものではありませんので、同氏の館シリーズのように事件の推理を楽しみたい人には注意が必要です。 | ||||
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綾辻さんの本はミステリーを読むきっかけを作ってくれた「十角館の殺人」依頼のファンですが、今回の「another」は今までと違った感じで面白かったと思います。 ミステリーと言っていいのかどうかわかりませんが、純粋な物語として引き込まれるものがありましたし、一気に読めました。 館シリーズも残り1作ですし、色々なジャンルの本が増えてくるのかな?と今後が楽しみと思える一作でした。 | ||||
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ホラーとミステリーが合わさった作品として公式で紹介されていますが、ほとんどホラーかと思います。 まず、頭の冴えた登場人物が名推理を披露し、真犯人を追い詰めていくという展開が皆無なのです。 まぁそれがミステリーのあるべき姿なのだとは全く思っていないのですが、そういう本を読み続けている人には首を傾げる展開が多いかと思います。 しかし小説としての完成度は決して低くはないです。現に僕は一晩で一気に読みました。 物語は終始一人称で進んでいきますので読みやすく、話の区切りが細かいので少しの時間をかけてゆっくり読み進めていくのにもいいと思います。 そして表紙の絵が美しいです、漫画版の絵やアニメの絵も公開されていてどれもいい味を出していますがやっぱり遠田志帆さんの絵が一番作品のイメージと合致していますね。 購入してから3回間を開けて読み返したのですが、3回とも新鮮な気持ちで読み進めることができました。 色々とメディア展開も進んでいるようですが、制作者側がどうこの作品と向き合っていくのか今から楽しみです。 | ||||
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ラノベも読めない程、小説なんか大嫌いな自分が夢中になって読んだ作品、読んで良かった。 館シリーズも読んでみるとします。 アニメ版がのいぢなのは腑に落ちない。 のいぢ絵は好きですが、 Anotherは萌えアニメにしてほしくなかった・・・orz | ||||
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レビューが高かったので、期待しましたが、期待が大きすぎたかな… 長いラノベを読んでる感じでした。 主人公やキャラクターが魅力的に感じられなくて余計に長く感じられました。 辻村深月さんや恩田陸さんの学園モノが好きで薦められたのですが、わたしには合わなかったようです。 あとミステリじゃなくホラーです。 | ||||
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父親の海外赴任で、祖母の実家の中学に転入した中学には、「呪いの3年3組」という怪談話があった。新学期にいないはずの1人が紛れ込み、死の連鎖が始める。S.キングを彷彿とさせる超常現象ホラーで、またベテラン作家らしく文章も巧み。1000頁をこえる厚さもも苦になりませんでした。基本は「11人いる」+「のろわれた町」+「黄泉帰り」って感じなのですが、推理小説作家が書いた作品にしては、設定があまりに強引で、ホラーだから仕方ないと思いながらも、割り切れない感じが最後まで残りました。とりあえず、1人増えたら、不幸が始まるクラスに転入生を入れるという設定からおかしい?。惨劇を起こすための無理矢理設定が最後まで端々に現れ、それがすべて超常現象のせいにして、「ホラーだから」では少々お粗末な感じがしました。 | ||||
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