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Another(アナザー)
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Another(アナザー)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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上下2冊ですが、物語の進行がだらだら続くため、一冊にまとめた方が良かったのかと思います。現実離れしており。 3年3組というクラスで人がどんどん亡くなるのですが、そんなに亡くなったら、当然新聞、ニュース、テレビなどのマスコミは黙ってないだろうし、そんなことが何年も続くのなら、学校自体閉鎖になるのが普通、命が軽く見られているのかと思えば、この事象を抑えるための死者さがしに必死になるという、こと自体が矛盾しているかと思います。 単なる、死人捜しの謎解き本としては、普通では無いでしょうか? | ||||
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推理小説のルールとして、読者に与えられた要素だけで犯人を推理できるというものがある。この小説はその点が欠けている。同じ人物を別人物として書きこんでいる。ラノベ版ではイラストも全く似ても似つかない別人とされている。 せっかく、良い物語が紡げていたのにラストのどんでん返しでおじゃんになった感じ。物語の進め方はとしても上手だったとは思う。 アニメの方はちゃんと前半にヒントがあった。アニメの大団円のハチャメチャ感はその辺りを誤魔化す為のものと考えると納得ができる。小説としては星一つ。アニメは星五つかも。 | ||||
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中古品なので、あまり期待はしないでおこうと購入したもののあまりにもひどい状態でびっくりとがっかりです。 購入ページの商品状態では使用感はあるが非常に良いと書かれていました。 実際に届いたものは表紙擦れが激しく、ページを開いたときの糊付け部分の裂け等非常に良い状態と言うには程遠いものでした。 | ||||
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中古品ぽい状態のものが届いてガッカリです。 表紙破れてましたし梱包もされないし。 | ||||
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まだ下巻の途中ですが、上巻は特に山場が少ない。終始説明が続くようなダラダラとした印象。 関係性の変化も劇的なこともなく。同じような場面が多い。正直あんまりおもしろくないです。 | ||||
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私は綾辻作品が好きで館シリーズ全部と霧越邸を読んでいましたが これは酷いですね、とても同じ作者が書いたとは思えないです とにかく長い、そしてつまらない ホラーとして見ても多くの場面で矛盾する点がおおいし 説明のつかない納得いかない点も多く粗が目立ちます。 オチどんでん返しは暗黒館以上にそれはないんじゃないのて感じでした 一番酷いと思ったのはネタ晴らしになりますが終盤である人物が死ぬ場面なんですが 家の2階にいたら大型トラックが突っ込んできてトラックの車体に当たり即死という 漫画太郎もビックリな展開です 正直、生涯読んできた小説の中で最低作品ですかね こんなならもっとバトルかギャグに走った方がマシに思えました | ||||
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年若い友人に勧められて読んだ。彼女の「絶賛できるわけではないけれど」という口上に納得できてしまう内容だった。設定自体は面白い。でもそれが生かし切れていない。最後、どうやって読者をびっくりさせる結末にするか、ということと、様々な場面でちりばめた気づきにくい伏線の説明を最後で披露する、ということにのみ力を注いだ作品、という印象しか残らない。主人公の少年が好きだというホラー小説の大家の名前が登場するけれど、やっぱり彼らの作品とは格が違うという感じがする。ごめんね。そもそも簡単に人が死にすぎ。そりゃ、東京大空襲で死んだ人に比べれば少ないかもしれないけれど、平成・令和の時代においては一人死んだって大変だよ。こういう小説は、幻想とリアリティとが絶妙な均衡をともなうからこそ怖いんだろうに。全体的に非現実が勝ちすぎていて、恐怖にはつながらなかった。 | ||||
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時間があったのでじっくり長編が読みたいと思い図書館で借りました。 聞いたことはあるけど読んだことのない作家さんで、ミステリーらしいので読み応えあることを期待。 読みやすいような読みにくいような。 句読点が多過ぎるし、同じ内容の繰り返しがくどい。 なにかの効果を狙ってのことだろうけど、私にはわからなかった。 そして内容はミステリーではなかった。 伏線らしきものは回収してるけど、結局原因が何故なのかはわからない謎のままでは意味がない。 中学生の娘向きかと思い勧めたらhuluにアニメがあると言われチェックしたところ、キャラクターが全部萌え系。 なんだこれラノベだったのね…でストンと落ちました。 | ||||
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残念ながら良い点よりも不満点の方が多かった作品。 物語が動き出すのが200ページを超えてから。 これはさすがに遅すぎる。 伏線をたくさん張るために説明が多くなっているのだが、 それも「その場で言ってしまえばいいこと」なのに会話に邪魔が入って結局その場では明かされない、というパターンがあまりにも多すぎる。 これでは読んでいてストレスがたまる(そもそもそれを伏線と言っていいのだろうか?)。 先が気になるという気持ちよりも、まどろっこしさの方が強くなるのだ。 不可思議な現象とそこからの脱出をテーマにして、物語を破綻させないために設定を作るのは苦労があったことだろう。 しかし…超自然的であるのはあくまで「キャラの置かれた環境」だけかと思わせておいて、 後半で超人的な能力が与えられたキャラが問題を解決してしまったのは、どうにも腑に落ちなかった。 また、叙述トリック、そしていわゆる「信頼できない語り手」。 これらも個人的には好みではなかった。 上巻の後半で明らかになる事実には思わず惹き込まれたし、 下巻のクライマックスは緊迫感があり先の気になる展開だった。 これらはさすがといったところである。 ただ…先に述べた点がマイナスであったのに加え、 やはりエンターテインメントのために「簡単に人を死なせすぎている」という違和感がどうしても拭えなかった。 人がぽんぽん死ぬミステリを普段から読んでいる人は気にならないのだろうが、 全く個人的な感情として、人の命をないがしろにしたり、(特定のキャラにとって)救いのない話にしたりというのは、 読んでいて気分のいいものではない。 ファンの人が聞けば怒られるだろうが、それでも私は「それは二流のエンタメだ」と思うのである。 | ||||
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綾辻行人の作品は3作目。「十角館の殺人」「殺人鬼」と読んでともに非常に面白かった。 本作品も前2作と並んで既読者の評価が高かったので、大いに期待しながら読み始め、いずれ面白く なってくるだろうとイライラする気持ちを抑えながら上巻が終わってしまった。 綾辻氏の作品らしくたくさんの死者が出るが、そこに何ら恐怖感を抱くことができない。 死者の情報が皆無に近いので感情移入ができず、ニュースで「川でおぼれて男性1名が死亡しました」と 聞いている感じで、「かわいそうやなあ」ぐらいの感想にしかならない。 低レベルの学校の怪談を、同じような説明を何度も繰り返しながら無理矢理700ページの長編に しているだけで、この作品は作者が人気作家でなければ絶対に世に出ていないだろう。 この作品に高評価をつけている人たちがうらやましくてしようがない。なぜならそういう人達は 他のどんな作品にも満足するだろうから。 | ||||
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主人公が鳴に固執する理由が不明だし、クラスの人間が何度も止めても鳴と関わろうとし、死人が出始めてもなおクラスや鳴の謎に固執していて事態の重みや自分の責任を全く感じていない主人公には全く共感できません。 やたらわざとらしい現象や登場人物の行動、文章表現もあり、読むに堪えませんでした。 五年前アニメですごくいいと思って購入した時はそんなに悪い印象を持たなかったけど今読み返してみて、とても良い作品だとはいえないなと感じました。 | ||||
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6年ほど前(だったと思う)にこの本と出会い 「面白そうだけど綾辻行人だしなぁ……」という不信(たしか、他に読んだ“どんどん橋”とか“殺人鬼”だったかがつまらなかったんだったかな)で購入せず その後アニメ化や映画化されて、やっぱ面白かったのかと後悔し、しかし妙な意地で読めず 今年、劇的な心境の変化が起こったわけでもないけどなんとなく購読し、やっぱり後悔しています糞つまんねえわ。 もはや詐欺でしょこのあらすじ(帯含む)は タイトルがAnotheで、クラスに紛れた「もう一人」とかすごいゾクゾクするし 「気を付けて、もう始まっているかもしれない」←こんなん嫌でもワクワクするでしょうが 死者は誰なのか。こんな設定…… まさにミステリーとホラーを融合させた傑作ができあがった匂いがぷんぷんするでしょ これでつまらないなんて誰が思うんだよ!!俺は思わなかった!騙されたわちくしょうッ!!! まずね、無駄に長い。俺のレビューも無駄に長くなってるけど我慢できないの許して、いや許せないよね。俺も許せなかった 作者が書きたいことを片っ端から書いたんだろうなとは思う でもそれがつまらない、冗長としか言えない はっきり言ってこの話、半分くらいのページ数で充分でしょ? 原稿用紙1000枚くらいになっちゃいました~(作者談)らしいですが、いらんでしょそんなに 映画版の予告とかでさんざん言ってた「クラスに死者が紛れ込んでいる~」って設定明かすまででもう半分ですからね 開幕30ページで明かせよそれくらい!新人賞の持ち込みなら即落ちだらこんなん! もうね、わざとらしい偶然とかを駆使して引っ張る引っ張る、作中人物が設定を明かそうとすると、本当に不自然極まりない作者の意図が介入して引っ張りまくられる さらにどうでもいい設定とかでもやたらと伸ばす。600ページ以上読んだはずなのに全然記憶に残らないほどどうでもいいことばかり 実際、クラスの呪いに関わる問題だけなら3分の1ページで済むんじゃないか? ただ、長くても面白いんならいいんですよ つまんないのね。作者の趣味全開な殺人鬼とか出るけど、いなくても本当に微塵も困らない(上記の“どうでもいいこと”だ)し…… オチとかもたぶん読者の半数以上は予想つく 推理力とか皆無な俺でさえ気づけた、ミステリーとして見ても三流 ホラーとして考えた場合でも、怖いのが大の苦手なチキン野郎の俺ですら夜中に独りで震えることなく読めた。どこかにありもしない何かの気配を感じてビクビクすることもなかった、もう本当に全然怖くないしつまんない 設定だけは本当に期待できたので星二つにしましたが 綾辻行人は二度と信用しない 俺が愚かだった | ||||
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怖い話が苦手です。 でも時々、海外のホラー小説等を手に取って読んでしまいます。 そして『ああ、怖かった。もうホラーなんて読まないようにしなければ』そう毎回思う、怖がりです。私は。 その私が、途中から小説としてのあまりの出来の酷さに、全く怖さを感じなくなってしまいました。呆れて何度か失笑したほど。 全てがださい!!ださすぎる!! なんなんだこの文体は!?コピーペーストか? この作家は甘えすぎじゃないか? 『ホラー、ミステリーはこういう文体で書くもの』 そんな風に、ジャンルに寄りかかった 甘えを感じる。 プロの怠慢は小説に対する侮辱と思う。 無理矢理だろうが辻褄があわなかろうが、それが面白くて、魅力的なら何も文句はない。 そういう面白さ、物語の力強さもないうえに、半端に説明文的な文章を入れて、しかも結局は『超常現象です』の力技。 だったら、登場人物を、その個性、魅力を最大限に発揮させて欲しかったと思う。 全てが中途半端に終わって、無残な読後感の中、このレビューを書いています。 私はこの作家の本は2度と読まないと思う。 たぶん、装画に惹かれて読んでみようと思う人が多いと思うのですが(自分がそうだったのですが)、本の中身は、装画の魅力に釣り合うものではない、と断言できます。 | ||||
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近くの本屋でこの本を買おうと思ったのですが、少し傷が目立っていて状態がいいとは言えないので注文しました。 私は新品を注文したのですが、届いた本は明らかに中古品でした。 表紙は傷がひどく、読みかけのような状態でした。 返品するのは面倒なので表紙を外して読んでいます。 | ||||
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同作者の十角舘がとても面白かったので十角舘に次いで有名な本作も手に取ってみたのですが最後まで読んでポカンとしてしまいました。 とにかく荒い。荒すぎる。これは本当に十角舘を書いた作者と同じ人なんだろうか。 学校の謎に超常現象が出てきた辺りでああこれはミステリーではないんだなと気付きましたがホラーとしても設定が荒すぎな上にご都合主義展開の連発…。 正直上巻の時点でハズレ引いたかなと思いましたが下巻で巻き返してくれるはず!と期待して読んでみたら下巻は上巻以上に都合のいい展開のオンパレードでした。 別に超常現象を入れるなということではなく、入れるなら入れるでもう少し料理の仕方があるのではないかと。超常現象を単なる便利なもの扱いして少し辻褄が合わないことがあれば「超常現象だから仕方ない!なんでもあり!」で全部ゴリ押ししてくる荒さがとにかく目につく。 ラストのある人物の正体が見所なんでしょうがそういった力業が目について目についてとても物語に集中できず唯一のミステリー要素にもふーん…あっそうで終わりました。 ここまで超常現象をゴリ押しするならいっそラストのミステリー要素はいらなかったような気もします。なんでもありな世界でまともに特定人物の正体を考察しようなんて気起こりませんから。 文章自体も主人公が学生ということでそれに合わせたんでしょうか、十角舘と比べとにかく稚拙で、しかもどうしてそういう行動を取るのかという部分にいまいち説得力がない。 総合的に見ていいと思える部分が本当になく、ラノベなら甘く見て☆2ですが一般小説なので☆1です。 後書きでかなり構想を練ったとありましたが正直これでか…と思いました。期待していただけに残念の一言です。 | ||||
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読みはじめた数ページでの感想が読みにくいというもの 結局さいごまで、それが払拭されませんでした 理由は、句読点の位置がおかしいだろ!というもの。根本的に日本語の扱い方がおかしい。句読点の位置を間違えることで 文章自体に深みや、おもしろさがでるというなら理解もできるけど、ただただ読み手のリズムをこわすだけ この文章力は、山田 悠介の本を詠んだときとおなじ衝撃でした。 舞台は1998年、主軸となるのは中学生なんですけど とにかく会話がのセンスが二流。 自分は1998年高校生でした。ようするに、この作品の主人公よりは年輩。やや古い人間になります。すでに「マジで~」が当たり前の世代でした。 この作品の中学生の会話は、中学生というより、子供らしく話そうとしているおっさんたちの会話としか思えず また中学生が言わないような言葉選び、おどけた表現すら古臭い 少しは中学生らしい会話で、描けるよう努力したらと、ゲンナリさせられました。 「そういう本がいっぱいあるみたい」とはいえど「膨大にあるみたい」なんて言い方しないでしょってこと あと、モデルは綾波と碇くんなんでしょうかねってこと ストーリーも失笑させられました。行動はご都合主義の連発。 訊けるときに訊かず、行動するべきときには行動しない。だけど訊かなくていいときに訊いて、ここで?ってタイミングで行動する 不自然でした。なにもかもが | ||||
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本格派、ホラーミステリーとのことで拝読したアナザーという本でしたがあまりにも設定に拘り過ぎていて説明が疎かになっていますかね 超自然的自然現象、それが災厄。 呪いと似通うところがあるが、それは現象として捉えられている だから起こるし、仕方がない だが解決法はある そして解決 とまあ、こんな感じに災厄は終わりました が、記憶、記録の改変が起きる それはなんでも人に限らず、災厄に関連のある物からは根こそぎ起こる これは何でもやり過ぎかと思いました 人なら未だしも、これが関連性全般的に渡るとなるとそれは現象を通り越して奇怪でしたね 確かに記録の改変がなきゃ始まりもしない物語でしたし、致し方なかったのかもしれませんね…笑 | ||||
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この作品を読んでみて納得できない所があることに気づいた。 それは作中で現在進行形で起こっている事件と過去に起こった事件が関連しているという主人公並びにそのクラスメート等の認識には何の根拠もないということである。 大分前に読んだので詳しい内容は忘れてしまったが、そのことが気になってしようが中あったのでレビューを書いた。 私は作中での主人公をめぐる事件が過去に起きた同じような事件と関連しているというのは作者の妄想でしかないと思った。 なぜなら作中でその因果関係が全くと言っていいほど説明されていないからだ。 関連しているかどうかもわからない事件を無根拠に関連させて一連の事件であると読者に思わせるのは反則と言ってもいいのではないかと思う。 作者に良心があるなら全ての事件の関連性をきちんと説明したうえで読者を納得させてほしかった。 こんなあいまいな作品を読まされて怖いとか思う人はあまりいないだろう。 あとがきでこの作品が作者にとって代表作の一つであると書いていたが、これではその他の作品はもっと面白くないのだろうと思った。 | ||||
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タイトル通り「酷かった」の一言です。 恐らく作者だけが悦に入ってるであろう無理な設定を読者に押し付けながら物語が進んでいくので、「綾辻行人ってこんなに物語造りが下手だったか?」と疑う程、サスペンスや緊迫感が全く高まりません。中盤からは読み進めるのに苦労する程でした。 大体「記憶の改変」なんかを有り得る事として物語を進行したら、もう「なんでもアリ」の状態になって、どんな異常なシチュエーションを設定しても、読んでるほうは白けるばかりです。最近の綾辻氏は熱心な固定ファンの存在に甘え、己の趣味を全開にして憚らなくなったようで、それも不快な読後感に一層の拍車をかける感があります。 | ||||
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これだけ分厚い本を書くには、相当な労力と時間が必要でしょう。作者や関係者の方には敬意を払いたいと思います。 が、かなりイマイチでした。まったく期待せずに読む本は自然とハードルが下がるもの。しかし、この作品はその低い ハードルに引っかかり続けてくれました。 中盤の入り口あたりまでは普通。そこからどう展開していくのかと思ったら・・・。キャラを売りにした物語が悪いとは 思いません。ただ、ここまでストーリーがダメだと鼻についてしまいます。ホラーとしてもミステリーとしても中途半端で、 「綾辻行人」という看板がなければ成り立たない作品だと思います。 もちろん、これは自分の好み。小説に限らず創作物は、合う合わない、です。アニメ化もされましたし、ファンも多い作品 でしょう。綾辻さんのファンの方は「他の作品も読んでみて!絶対に面白いから!」と言うと思います。確かにその可能性は あります。一作で切り捨てるのはフェアじゃない。Anotherが合わなかっただけかもしれませんからね。ただ、二度と綾辻さん の作品は買わないと思います。綾辻さんの作品を読む時間やお金を他の作家さんの作品に費やした方が、きっと自分のために なります。 | ||||
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