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Another(アナザー)
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Another(アナザー)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 1~20 1/3ページ
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大分前にアニメ版(2012年、PA WORKS)を視聴していたのでオチも含めて内容は知っていました。 本書を読んで、アニメ版視聴時「え、これネタバレにならないようにどうやって文章で表現したんだろう?」と思った「怜子さんと学生たちとの1日バカンス」や、「そうはならんやろ」と思った終盤での集団狂気はアニメ版オリジナルエピソードだったことが分かって得心しました。 原作に忠実にアニメ化するだけだと映像的にはどうしても地味になってしまうので、刺激的な場面をアニメ版では増やしたんでしょうね。 また、原作では嫌な奴っぷりだけが目立った赤沢さんがアニメ版では謎プッシュされています。絵面に華やかさを加えたかったのか、あるいは次作『Another 2001』への布石なのか…(いや、アニメ版の設定だと『Another 2001』の設定と細部で矛盾してしまうので、それはないか)。 本作の叙述トリックを再現するにあたってアニメ版ではかなり強引な手法を採用しているので、メタ情報含めてあらゆる要素から論理的に推理する人には、アニメ版はやや納得いかなかったのではないかと思います。その点、文字媒体である原作の方が納得度は高いと言えるでしょう。 が、そこまで密度の高い話でないわりには原作の叙述はやや冗長な感が拭えません。アニメ版の方がテンポよく楽しめます。ラノベ感のある文体もあまり好きではありません。 大筋ではアニメ版も原作と変わりませんので、内容を把握するだけならアニメ版で充分ではないでしょうか。 この辺、原作とは一長一短という気がします。 全体としては、ホラー要素のある超常現象に知性と推理で立ち向かう!という形式に振り切れている話ではなく、結局最後の決め手になるのは同じく超常現象なので、ホラーミステリになった分ミステリ要素は中途半端になってしまった作品という印象が強いです。 | ||||
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アニメは「いとうのいぢ」のキャラとARIprojectのOPテーマ曲でホラーに相応しくない始まりです。ラノベとしたら、良い雰囲気が出ています。 アニメは初回から数多くのキャラ特に女性キャラが出てきて華やかです。ラノベでは一人称の「僕」中心の心象風景が語られます。 見崎鳴が存在するかしないか。これは最初の方で「居ないやつを…」の発言で居ることが証明されます。ここで混乱する人は少ないでしょう。居るのに居ない扱いをしていると分かります。 でも、その理由とかが全く分かりません。物語の導入部としては、とても良い作り方だと思います。 | ||||
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全体としては楽しめました。 どうしても上下巻と長い為、ダラダラと話が進むので中だるみはありました。 | ||||
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他の方が書かれていますが、ご都合主義で終わります。サクサク読めます、 文章、物語は読みやすい。 ただ館シリーズのファンからしたら、同じ人が書いたのかな?くらいにかんじます。最後まで結局あれはなんだったの?が残ります。 | ||||
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綾辻先生の長編大作ホラーということで期待したのですが、結論から言うと残念ながらいまひとつでした。アニメや漫画になり映画化もされたそうですね。う~ん・・・。中学生が主人公なので、青春ものとしてアレンジしやすいのかもしれません。ひょっとしてこれは10代向けのジュブナイルかライトノベルだったんでしょうか。 何を書いてもネタばれになりそうで、非常にレビューが書きにくいタイプの話です(苦笑)。最初は主人公にだけ幽霊が見える話なのかと思いましたがそうではなく、転校した主人公が入ったクラスにはいろいろと事情があることがわかってきます。彼も何も情報を与えられず、漠然としたまま話が進む間がとても長くて、読んでいてじりじりしてきます。かなり省略できるのではないでしょうか。半分の長さでいけると思います。 何物かの祟りや呪いを思わせますが、それが起きてしまう理由がわからない、毎年毎月どんどん関係者が死んでいくのに、わからないから止めようがないというあたりが悲壮感を漂わせます。 しかし逆に言うと、理屈もオチもないわけで、だったらどんなことでも書けてしまいます。山荘の管理人妻が突然狂って殺人鬼になるのも、理由がなくても、その現象のせいだということでオッケーになってしまいます。あれこれ都合よすぎる部分もあり・・そういうことの連続なので、何か釈然としないものが残ってしまいました。 しかも最後、その年の学年は難をのがれることができたけれど、では次の学年の生徒たちは?何も解決していないのだから、翌年からまた人が死ぬであろうことはどうでもいいのか?何も終わってませんよね、この現象は。 ということで、何か納得がいかない作品でした。主人公のほのかな恋心や同級生たちとの友情など、青春学園ものとしてはまあまあだと思いました。 | ||||
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気に入った点…各登場人物に個性があり、すんなり感情移入できる。 | ||||
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ホラー、確かにジャンルはそうですが、少しミステリー的要素もあったかと思います。「死者は、誰?」というところですね。犯人探し的な。 話の終わらせ方については、いくつかの類似した作品を想起しました。 初期設定のおまじないがどこまでもしっくりこないままでしたので、ホラー的な恐怖感は感じませんでした。綾辻行人作品ということで期待しましたが、ちょっと我田引水なところは否めなかったような気がします。 | ||||
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ライトノベルなホラー 推理ものとか警察ものが好きな私にはどうもね、舞台は中学なのでそのくらいの歳向きですかね。 面白くないわけではありませんが、いい歳したおっさんの読む本じゃなかった。 | ||||
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確かに最後はビックリの真実だったか、そこにいたる最後の死への導きが乱暴、というか反則。気が狂った人が猟奇殺人、被疑者はその場で自殺って…おいおい。 | ||||
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はじめのうちはただ1人の少年が引っ越し先の学校で暮らしながら1人の少女に興味を持って…えっ?そんなことがただ淡々と書かれているだけ?と思っていましたが上巻の終盤に差し掛かると学校にまつわる現象についてあっと思うことが増えてそれでそれでどうなるの?みたいな興味がわいてきました。徐々にストーリーに引き込まれていきますよ!! | ||||
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一人称の男子が大した特徴の見当たらない草食系って結構あるような気がする。これはキャラクター小説ではないにせよ、何度か映像化されているお墨付き作品なのだから、それなりにキャラの色が華々しくあるのではと思ったが、特には見当たらなかった。地の文の描写は薄く、主に台詞のやり取りで物語が説明され、進行していく。ネタバレではないので書くが、理不尽な怪現象によって現実が書き換えられてしまう件は絵空事すぎると思った。 | ||||
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上下巻読了、アニメ視聴済です。作者の作品は館シリーズを読んでいます。 アニメが先だったので、大体の流れを知った状態で読みました。 学校で起こる不可思議な現象と悲劇に対処しようとする主人公とクラスメイトの数か月が書かれています。 作者の別作品と同様、会話文のテンポは非常によく、読みやすいです。 下巻に入ってからは物語がどんどん進むので、かなり早いペースで読み終わりました。 気になった部分は、会話文以外の冗長さです。 主人公の視点でほとんどの文章が書かれていますが、同じような描写、建物の細かい説明など、必要なさそうな部分を削ったら、もっとコンパクトになったのではないでしょうか。Interludeも必要だったのか疑問です。後半のInterludeの間延びがこれまでのテンポに合わずいらいらしました。 また、地の文での言葉や使いまわしが中学生の語彙でないので、行動は中学生らしく無鉄砲さがあるのに、中身が老成しているちぐはぐな感じを受けました。 さらに「いないもの」が誰なのかを最後までわからなくするために仕方がないのでしょうが、登場人物が大事なことを言おうとすると、きまって携帯が鳴る、というワンパターンさも気になりました。 主人公はあまり好感がもてず残念ですが、上下巻とおして変化が感じられる鳴がかわいらしいです。 結局この災厄はこの後も続くんでしょうかね?(これまでの事を考えるとその年の結果がどうであれ、続きそうですが) 続くんだとしたら、小説自体はめでたく終わっていますが、もやっとします・・ | ||||
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値段相応の商品です。 いい物を買うならそれなりのお金を出さないといけませんね。 安く購入できた | ||||
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大変面白かったです。 主人公の語り口調もあって読みやすく、テンポもいい。 確かに死者の正体が巧妙に隠されていて、びっくりしました。脱帽です。 が、根本的な問題が解決してないじゃん!!! 呪い、来年以降続くじゃねーかオイ。 感動というか、切なすぎる最後が報われないです。 | ||||
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面白かったんだけど、なんだろう…。どんどん人が死ぬわりに怖くなかったし、謎もそれほどミステリアスな感じがしなかったし、落ちもふーんという感じでした。でも嫌いじゃないです。表紙絵がカッコいいですね。 | ||||
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アニメ版を先に見ました。 好きな作家なのですが、いつもと作風が違うというか、あまり恐怖感を感じません。普段の絢辻レベルに達していないと感じました。 アニメを見ていないなら楽しめたのかもしれません。 | ||||
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人気のある作品のようなので以前から気になっており、やっと読むことができました。 感想は……うーん。携帯小説なら金賞かも、という感じです。 学校の怪談のような設定で、すらすらと読み進められて、小中学生にもわかりやすい内容で、犯人(?)がちゃんと名指しされて…解釈がたくさんある話ではないので、わかりやすさはあります。 ただ、いかんせん終わり方がすっきりしません。 今年はこれで終わったかもしれませんが、来年からはどうなるのでしょうか? また死人が続出? まあ、この「現象」がストップした今年でさえ、死人の数はかなり多いですから、この対処が成功と言えたのかどうかも微妙なところですが。 ここまで長いストーリーなら、根本的に解決してほしかったです。 それから、私は文体になじめませんでした。 「○○であるわけで。」とか「△△の人もいたり。」など、文の終わり方がいちいち鼻につきます。 主人公の少年が自分自身にツッコミを入れているのもなんだか寒々しいですし。 このような点で、私は「携帯小説っぽいな」と思ったのかもしれません。 私はこの作家さんの本を読んだのは始めてなのですが、他の作品でも同じような文体なのでしょうか? そうでないことを祈りたいです。他の作品も評判が良いみたいなので。 上質な作品を求めず、さらっと何か読みたいときにはいいのではないでしょうか。 | ||||
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まず主人公の行動原理が説明されません。 主人公は偶然エレベーターで会っただけの同級生に異様に固執します。 学校で見かけては追いかけ、ストーカーまがいの尾行までしますがなぜそうするのかの心理描写が一切ありません。 何が彼をそうさせるのか、恋愛感情でもなんでも理由付けがあればまだ理解はできますが、その時点で異常とも言える執着を示すその行動が理解できませんでした。 あとご都合主義すぎます。 重要な話をしていると必ず入る邪魔。 重要なはずのことを訊かない主人公。 思わせぶりなだけで具体的な話題を避け続ける同級生達。 プロットは良いのに残念な気がしました。 | ||||
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が、アニメを見逃してたし動画サイト漁っても見つからなかったので読んでみたわけで。 上巻だし盛り上がりに欠けるのは仕方ないかと思います。ホラー作品のため詳細に書きすぎるとネタバレするかもしれないし控えておきますが、この手の作品はやはり人が亡くなった場面の描写が無駄に細かいのですね。気持ち悪いとかじゃなくて、ちょっとしつこいw 九官鳥の発する言葉といい、店の名前といい、何となく不快な文字列が多かったのでいらっとしながら読んでいました。 途中で読むのをやめるのも後味悪いし続きが気になるのも事実だから割と一気に読めてしまいますけどね。 | ||||
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最初の設定からして自分には合わなかった。購入する前に少し設定と世界観を頭に入れておいた方がいい かもしれません。 綾辻行人氏は、第一部のあのトリックを思いついたがために、強引にこの物語を作ったのではないか、だから荒が目立ち、納得できない物語になったのではないか、読んでいてそんな印象を受けた。 強引な設定と世界観のせいか、ご都合主義が目立つし、それから無駄に分厚いし、それなのにこれといってカタルシスも生まれなかった。謎が徐々にあかされていく中盤以降も、その度に、ああそう、という感想しかなく、読んでいて時間の無駄かもなと何度も思いました、実際そうでした。 とにかく一人称の文章がすごく読みにくい。文が最後まで終わらず、……とかで濁したり、ダッシュを使って接続詞で終えたり。それが多い。自分には合わない文体だった。読みやすいの声が多くて、びっくり。読みにくいよ。 それから、クラスで進行する〈災厄〉を止める為の「おまじない」が個人的に、うーんだった。合理性も取れていなかったし。 そもそも、そんなことをするくらいなら、三組を無くして、六組でも作ればいいじゃん。不吉という理由で、マンションとか、四が付く部屋はないところあるでしょ? そんな風にすればいいじゃん。というか、そんだけ人死が出るなら、もういっそ廃校にしてもいいじゃん。 そんな風に思ってもうほとんど感情移入できない。色々融通は効くのに、なんだかんだ理由をつけて、肝心なところは融通が効かない。こういうところも無理やり感が出ていて、個人的にいまいちの要因。 そうそう。赤沢?という女の子には終始イライラさせられた。自分の無能さを棚に上げて何を言ってんだがって感じ。 「もう一人」に関しては、まあ予想はできないでしょう。悔しいという気持ちは全然生まれない。少しアンフェアだしね。後だしじゃんけんのような感じかな。だから、カタルシスも生まれず、ああそうの感想しかでてこない。 つうか、結局根本的な解決には至らなかったじゃん。どうすんの来年以降? まあこんな風に色々と不完全燃焼な作品でした。 | ||||
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