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Another(アナザー)
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Another(アナザー)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全215件 161~180 9/11ページ
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ストーリーに関しては予備知識全く無い状態で読みました。 ただし、綾辻行人がミステリー作家であることは知っていたので、ミステリー なんだろうなと思い読みました。 しかし、どう考えても超常現象的な展開に、これを全部理屈づけてしまったら 無理がありすぎると思い、「無理な収束はやめてくれ〜」などと思ったのです が、結果ミステリーの要素を含んだホラーだったので、ホッとしました。 毎年のように3年3組に災厄が訪れているのに、なんで学校は明確な対策を 打たないのだ?などと突っ込みを入れるのはご法度で、リアリティを求めて 読んだらこんなにつまらない小説は無いと思います。 楽しむためには、しっかりと『Another』ワールドに入り込む必要がありま す。私はじゅうぶん楽しめましたが、学生時代に読めばもっと楽しめたかな とも思いました。中高生向けですね。 苦言があるとすれば、もっと怖く書いてもよかったのではないかと。 内容としてはかなり怖い話なのでが、そこまで切迫した恐怖を感じることは ありませんでした。 読む前は分厚さに、かなりてこずるかなと心配しましたが、とても読みやすく 二晩で読了出来たことも付け加えておきます。 | ||||
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「こんな強烈な謎、どうなってしまうんだろう!?こんな、もう館シリーズを遙かに超えてるとんでもない謎に論理的な説明が成されるならば、間違いなくミステリ史上、1位になる大傑作だ!!」と、わくわくしながら読んだのですが、ホラー小説でした。ミステリじゃなかった…。これがなぜミステリ雑誌に、のきなみ上位ランクインしたのかが『謎』。 | ||||
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最期まで息を継がせぬスピードで… 徹夜本になりました。で最後まで来て… 「えっ!」って 本書の最初に戻ってしまいましたよ。 まさに予想外だった。やられましたね。 榊原くんのちょっとぼ〜っとした感じと見崎鳴の 不思議な雰囲気。対象的でありながら ともに時間をすごす。 見崎の家の人形の館の不気味さも… 文句なしです。 | ||||
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設定は好きなんですが、期待してたほど怖くはなかった。 | ||||
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館シリーズの大ファンな私ですが、新刊は違う話。 結構悩んで、思い切って買いましたが。 その綾辻ワールドに引き込まれました。 夜、読んでいたのですが、怖くなって、でも、一気に読まずにはいられない面白さがありました。 最後のオチに、なるほど!と思いました。 | ||||
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サスペンスとかミステリーかとだと思っいたらオカルト話だった。ちょっと期待ハズレ。某掲示板では評価高かったが。。 | ||||
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ある中学校にまつわる、 怖い話。 学校の七不思議にはない、 3年3組にまつわる「死人が出る現象」。 それが起こる年と、 起こらない年があると言う。 その災厄は、 何なのか、なぜなのか、 どのようにして、 そして、だれなのか? 謎だらけのこの町の、この中学校の、 3年3組にだけ受け継がれる“現象”。 転校生の主人公を軸にした、 今年の災厄についての物語…。 非常に分厚くて、 読み応えがあったけど、 説明というか、 リアルさを出すために、というか、 成立させるために、説明が長く、 少しくどい。 連載だったせいか、 重複した説明もくどい。 そこまで書かずとも、 物語を読むには何の支障もないので、 できれば整理して、 重複は避けてほしかったかなぁ、と。 | ||||
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主人公が未成年であるミステリ小説は(現実離れしていて)あまり好みではないんですが、本作はキャラクター作りなどがとても繊細で、物語として非常に楽しく読めました。叙述ものが大好きなので、最初から叙述と聞いて読み始め、なおかつ割と分かりやすく伏線も張ってくれているので、Whoの部分について「半分」は当たったのですが、肝心の叙述が見破れず(だから「半分当たった」とも言えないのですが)、キレイにだまされました。叙述そのものは目新しいアプローチではないので、私生活側の描写の<あるものの描写欠落>が分かった時点で叙述トリックに気付けたはずなんですが、巧妙にストーリーに組み込まれているため、すっかりやられてしまいました。お見事です!26年に渡って続いている「呪い」に終止符を打つことが出来ていないことが、やや消化不良。幸い、鳴(メイ)には特殊能力がありますので、その力を使ってサカキと共に呪いに終止符を打つ続編が読みたいです! | ||||
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ミステリー、いわゆる推理小説という前提で読んだためこの評価です。つまり現実的に説明可能な合理的解決が、最終的には展開されるものだと思っていたからです。(この点については自分の勝手な思い込みでもあるんですがw。)終盤で「そりゃねーよw」と思わずモノローグが漏れそうになるくらいでしたからね。ちなみにあとがきで作者も、これはホラー小説ですって認めてます。とはいえ、最後まで読者を惹きつけるだけの魅力的な要素がふんだんに盛り込まれていることは確かで、その意味では飽きずに読めるので買って損はないはずです。 | ||||
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文章は非常に読みやすく、この長さが全く苦にならない。緋色の囁きや時計館の殺人に見られるような落ち着いた洗練された文章には、不快感のない独特の上質な怖気を覚える。しかし惜しむらくはトリック。非常に綾辻行人らしいトリックなのだが、目新しさがなく、彼の作品に慣れた読者の大半が真相に気づいてしまうだろう。肝心のトリックも、トリックのために設置されたトリックという状態で、トリックの見せ方や作中におけるトリックの意味、必然性についても、作り込みが甘い。鮮やかで伏線をはるだけがトリックではないのだ。デビュー以来20年以上、作風の幅は広がり文章力も向上が見られるが、トリックの扱い方は十角館以来進歩がない。十角館や時計館と、同列でこそあれ、上の段階に進んでいない。毎場所勝ち越すが横綱になれない大関のような作家。作品としては面白いが、綾辻行人という作家の延長線上で考えれば、二十年続けてこの程度かという感は否めない。辛口で星三つ。 | ||||
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長さのわりにスイスイ読めます。ジャンル的にはホラー・ミステリといった感じですが、事件の原因が超自然現象なのでミステリ的な感覚で大真面目に読まないほうが良いかもしれませんね。読みやすいし、舞台が学園なので、中高生におすすめです。内容は大人が読んでも面白いと思います。 | ||||
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「Another」・・・題名からして、惹かれる作品ですよね。流れにまかせて、物語を楽しむ感じの作品なのかなと最初は思いましたが、ミステリー要素も含んでいるホラー作品でした。ミサキメイという謎の少女。3年3組に降りかかる謎の災い。生徒達に次々と逃れられない恐怖が襲いかかる。本来いないはずの人間がいる・・・そのもう一人とは誰なのか?長く楽しむために、少しずつ読もうと思っていましたが、先が気になって仕方なく・・・作品自体をつつむ不気味な雰囲気にのまれながら、一気に読んでしまいました。何とも言えない独特の世界を作り上げるのが、本当に上手いです。本格ミステリーの館シリーズも好きだけれど、こういうホラー作品も好きですね!綾辻さんの作品は、本当に人物描写が魅力的で、いつも惹きこまれてしまいます。彼の作品を読むと、他の作家の作品がつまらなく思えて仕方ない。 | ||||
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中盤までは、本当に気味悪い雰囲気を上手くまとった作品です。読者も何かの呪いに掛かってしまうのでは、という怖ささえ感じます。トリックに関しては、綾辻ならではの活字メディアをいかした形。まあ、私のような人間はあっさり騙されて、楽しませていただきました。 | ||||
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久しぶりの綾辻作品だった。 はるか昔にファンになり、なかなか新作が出ないなと首を長くして待っていたら、 そういえば待っていたっけ?と待っていたことすら忘れていた綾辻作品。 久しぶりに出たかと思ったらこの分厚さに圧倒された。 暑さの割には読みやすい。テンポ良く進んでいる。 ある種の現代版座敷わらし、と言ったところか? ラストのところはどことなく氏の作品である「殺人鬼」を彷彿させられた。 なぜこうなるのか、なぜこうすれば避けられるのか、のなぜの部分が 「当たり前」(前提)となって進んでいく世界が上手く描かれているなという感想。 久しぶりと言うことで☆をひとつ追加する。 | ||||
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長編なのに、中ダレの無い展開で、一気に読ませました。文章も平易な口語体で読みやすかったです。物語の落ちは、結局、超人的な怪奇現象なので、犯人探し、といったミステリーではないのですが、それでも、意外な展開、とか、伏線は散らべられていますので、「もう1人が誰なのか?」の謎解きをしたい人は充分に楽しめるでしょう。 ホラーとは言いますが、1人で読むと怖い、夜読むと怖い、といった感じとは程遠く、心配は要りません。 漫画化されているようですが、確かに、人形を取りまくシーンは絵で見せてもらいたいと思います。 | ||||
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綾辻はこのアナザーで初めて知りました。 学園ミステリーホラーで、主人公の少年が転校して入ったクラスの三年三組にだけ 起こる怪奇現象。そしてジンクス。 謎のクラスメート見崎鳴(みさきめい)。 沢山の不気味で美しい人形たちは、人形作家「天野可淡(あまのかたん)」 の人形を連想させる。 ホラー的なグロい描写もあって気に入りました。 なんといっても「見崎鳴」が謎めいてて凄く気になり、 ぶ厚い本ですが、3日で読んでしまいました。 この作品は2006年から書かれただけあって、あとから読んだ「館シリーズ」 たちとは違って最近っぽい感じです。 怪談、ホラー、ミステリー、学園ものが好きなら楽しめると思います。 これを読んで綾辻のファンになりました。 | ||||
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人が死ぬだけではちっともか怖くない。 事実で人が死ぬのは怖いことだが、 小説なのだから、もっと怖がらせる工夫が必要だろう。 叙述トリックというのだそうだが、これは騙しとか詐欺に近いのではないか。 学校の座敷わらしをこんなに沢山のページを費やして書く必要は全くない。 | ||||
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面白かったです。 作品としては恩田陸さんの6番目の小夜子のようなイメージ。 田舎の中学校に伝わる七不思議的な呪い。 それに巻き込まれていく何も知らない主人公。 ただ、お話が大きく動く中盤すぎ辺りまではかなり退屈です。 綾辻作品は初めて読みましたが、著者が意図的にやっているのか どうかわかりませんがキャラの掘り下げが中途半端な印象を受けました。 淡々と進むストーリー、そしてどんでんがえし。 そこに不気味な雰囲気を感じることはできるので満足はしているますが 欲を言えば、せっかくのファンタジー要素をもうすこし生かして欲しかったです。 全体としてお話自体はしっかり作られているので、よい作品だと思います。 | ||||
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非常に読みやすく、物語は一気に読ませるだけの面白さがあります。 ジャンルとしてはホラーですかね。 主人公が15歳という設定のせいもあって、作者のこれまでの作品に比べ文体が軽い印象です。 くどい文体が好きな私にはこれはややマイナス。 またそこで起こることに理論的説明はありません。 そのこと自体はホラーですので問題ないのですが、作者もその点を面映ゆく思っているのか、 しばしばそれは理論的説明なしに受け入れるしかない 「超自然的な自然現象だ」と登場人物に言わせたりしています。 それが「いや言い訳しなくていいから、、」という印象をもってしまいました。 本格推理が本職(?)の作家さんだけあって、 伏線もきちんと回収していきますが、どうも説明しすぎの印象。 もうちょっと読者の能力を信用して下さい、と思います。 あとは他の方も書いてますが、最大のトリックが私が一番好みでないタイプのものでした。 あれはどうもフェアでなくて後味が悪いです。 主人公が15歳、文体の軽さ、過剰説明ということで、 これはあえて若年層をターゲットにしているのかなとも思います。 本書は読書習慣のない中高生でも楽しく読めると思うので、 中高生が読むのであれば星4つですかね。 | ||||
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綾辻さんなんだから、 ホラーと見せかけてミステリーなんだろうな。 一人称の叙述トリックだよね、これ。 と考えて読んでみた。それで正解だったが、思ったよりホラーだった。 「呪い」の場の設定は、上手い。 作品内容はジュヴナイルっぽいので、綾辻作品として読むには、なんだか変な感じ。 一つ一つのエピソードがいかにも作り物のセカイですといった感じが強く とくにメイの生い立ちなどにも不思議と ライトノベルっぽさが漂う。 しかし、文章が流れるように美しいので、 ライトノベルという感じでもなく・・・不思議なものを読んだ気分だった。 他の人も書いているが、メイの描写を読んでいると なんとなくエヴァの綾波が脳裏に浮かんでしまって離れなかった。 ちょっと女性キャラたちに意外性が無くてつまらなかったのは、 男の子から見た世界、という設定のせいなのかもしれない。 やっぱりこの作品のテーマって、ボーイミーツガールなんだろうか。 | ||||
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