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黒猫館の殺人
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黒猫館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 61~80 4/6ページ
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アヤツジの「アリス」ミステリー。どういう風に「アリス」なのかはネタバレになるので詳述は避けるが、ヒントは「黒猫」。 本書はアヤツジらしくなく、トリックらしいトリックはない。あるのは、ただ館の謎だけ。 | ||||
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これは今までのシリーズとはちょっと趣が違い「誰が犯人か」ということに重きが置かれていない作品ですね。それ以外のところに“仕掛け”がしてあって、読者にとってはそちらの驚きの方が大きいでしょう…私ももちろんそうでした。 読んでいるうちに「あれ?」って思う箇所はいくつか出てくるのですが、先が気になるから深く考えずに先に先にいっちゃって、それでまんまと最後に「そういうことだったのか〜」と、あっと驚かされてしまいました。後から考えれば伏線だらけだったのになぁ… 十角館や時計館に比べるとインパクトは弱いけど「館シリーズ」の6作目だからこそ出来る、作者の野心がこもった実験的な作品だと思います。 | ||||
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これは今までのシリーズとはちょっと趣が違い「誰が犯人か」ということに重きが置かれていない作品ですね。それ以外のところに“仕掛け”がしてあって、読者にとってはそちらの驚きの方が大きいでしょう…私ももちろんそうでした。 読んでいるうちに「あれ?」って思う箇所はいくつか出てくるのですが、先が気になるから深く考えずに先に先にいっちゃって、それでまんまと最後に「そういうことだったのか〜」と、あっと驚かされてしまいました。後から考えれば伏線だらけだったのになぁ… 十角館や時計館に比べるとインパクトは弱いけど「館シリーズ」の6作目だからこそ出来る、作者の野心がこもった実験的な作品だと思います。 | ||||
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記憶喪失の男・鮎田の依頼で、鹿谷と江南のコンビが彼の正体と彼の手記に記された「惨劇」の真相に迫る。「迷路館」を彷彿とさせる斬新な趣向の奇作である。 叙述は歴代シリーズ上でも三指に数えてよい、堂に入った見事なものだ。このオチは「人形館」に比肩できる予測不能さで、大いに舌を巻かざるを得ない。 トリッキーな魅力を醸し出す館と、マニアックなキャラクター、そして、爽快な敗北感を与えてくれる叙述。これらこそが、館シリーズが読者に垂れる好餌だ。この「黒猫館」はだけど、叙述の面白さはともかく、本格としての組み立ては如何にも詰めが甘過ぎた感を拭いきれない。 最大の問題は、本格に必須の筈の論理が希薄で、館がミスリードの為の辻褄合わせの産物にしか見えなかったということである。中村青司の一言からあのとんでもない結末へ到達するというのは、作者の独り善がりとしか思えないのだ。 他にも不可解さは残る。まず鮎田の正体だが、館シリーズの常連読者なら造作無く看破できるのではないか。それが、全く私の想像通りだったのに拍子抜け。更に、本名を伏せたレナの正体への言及が、とうとう最後まで鹿谷の推理にも鮎田の手記にも出てこなかったのはどういうことなのか。私は、レナ=理沙子と想像を逞しくしていた為、これには興醒めしてしまった。 「十角館」のエラリイや「時計館」の瓜生を彷彿とさせる氷川以外、館シリーズらしいキャラクターが少ないのも物寂しい限り。特に、若者達の判を押した様な不良という捻りのない造形が物足りない。 綾辻作品には、「時計館」や「霧越邸」など、奇を衒った趣向のものが多いが、それらが抜群の完成度を誇るのは、その論理の有機的な整合に尽きる。本作もその大仕掛けには驚倒させられたが、惜しくも企画倒れに終わってしまった感が否めない。 | ||||
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う〜んあんまりレビューは良くないみたいですね 僕は楽しめたので他人の意見などどうでもいいですが(笑)('∀`) 僕は『推理』に重きを置かずに世界観と物語に浸りたい人間なので…こういうのもアリだと思います官能的なニュアンスが新しい感じで今までにはない作風ですよね良かったです多少、強引な感じもしましたが…オリジナリティはありました酷評していた推理がしたいっていうリアリストの方は綾辻さんのやや現実離れした幻想世界には向いてないのかも綾辻さんのミステリーは純文学寄りな感じもしますしそれが綾辻さんにしか無い味だと思います僕はこの作品に新しいものを感じましたし オリジナリティを追求した綾辻さんは素晴らしいと思いますよ('∀`) | ||||
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正直今まで読んできた館シリーズ6作の中で一番つまらなかったです。僕は。 トリックのアイディアはいいと思うんですけど、真相がわかったときも「だから何?」って感じでした(笑) 前作の時計館の殺人がスケールがでかかっただけに、今ひとつ印象に残らないというのが正直な感想です。 ちなみに、僕が館シリーズで面白かった順は 「人形館」→「十角館」→「時計館」→「迷路館」→「水車館」→「黒猫館」といった順ですかね。人形館はあまり評判よくないようですが僕は好きですね。トリック云々というより、物語の雰囲気が好きです。 スカッと騙されて気分がよかったのは十角館ですね。もし未読の方は参考にどうぞ。 あと、やっぱり一作目の十角館から順に読んでいった方がいいですね。 ランダムに読んでも支障はありませんが、ところどころで前作の事件の話題が出てきたりもするのでね。 ですからこの黒猫館に興味があるかたでも、まずは十角館から順に読んでいくことをお勧めします。 | ||||
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正直今まで読んできた館シリーズ6作の中で一番つまらなかったです。僕は。 トリックのアイディアはいいと思うんですけど、真相がわかったときも「だから何?」って感じでした(笑) 前作の時計館の殺人がスケールがでかかっただけに、今ひとつ印象に残らないというのが正直な感想です。 ちなみに、僕が館シリーズで面白かった順は 「人形館」→「十角館」→「時計館」→「迷路館」→「水車館」→「黒猫館」といった順ですかね。人形館はあまり評判よくないようですが僕は好きですね。トリック云々というより、物語の雰囲気が好きです。 スカッと騙されて気分がよかったのは十角館ですね。もし未読の方は参考にどうぞ。 あと、やっぱり一作目の十角館から順に読んでいった方がいいですね。 ランダムに読んでも支障はありませんが、ところどころで前作の事件の話題が出てきたりもするのでね。 ですからこの黒猫館に興味があるかたでも、まずは十角館から順に読んでいくことをお勧めします。 | ||||
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館そのもののトリックがシリーズ通しでも1番大掛かりで、このページ数の作品でこう来るか、という驚きがありました。その分、他のシリーズに比して「殺人」自体が弱かったのでおすすめ度では4点ですが、タイトルに堂々と「殺人」をうたってなかったら満点を付けたかったです。 | ||||
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館そのもののトリックがシリーズ通しでも1番大掛かりで、 このページ数の作品でこう来るか、という驚きがありました。 その分、他のシリーズに比して「殺人」自体が 弱かったのでおすすめ度では4点ですが、 タイトルに堂々と「殺人」をうたってなかったら満点を付けたかったです。 | ||||
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館シリーズの中では分量少な目の作品ですが,いろいろと楽しめる趣向が施されています。 世捨て人の管理人と別荘に来たドラ息子の友人たち,どのような事件が起こるのでしょうか。 ねたばれしない程度の読後感を述べさせていただきますと, 相変わらず動機がなんだかなぁですが,その整合性は読んでて納得の腑に落ちさ具合でした。 1冊だけ館シリーズから読むのでしたらお勧めはしませんが,通読している人には読まなくてもいいよといえるような感じではない作品です。 | ||||
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館シリーズの中では分量少な目の作品ですが,いろいろと楽しめる趣向が施されています。 世捨て人の管理人と別荘に来たドラ息子の友人たち,どのような事件が起こるのでしょうか。 ねたばれしない程度の読後感を述べさせていただきますと, 相変わらず動機がなんだかなぁですが,その整合性は読んでて納得の腑に落ちさ具合でした。 1冊だけ館シリーズから読むのでしたらお勧めはしませんが,通読している人には読まなくてもいいよといえるような感じではない作品です。 | ||||
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壮大な仕掛けの作品ではあるが、その内容は、 ちまちまとした間違い探しとなってしまっている。 スケールの大きさが全く生かされていない。 読者には、間違い探しをする位しか楽しみが無い 作品ですね。 | ||||
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作者によると館シリーズの折り返し点に位置する作品だそうです。本作のメイントリックはアマチュア時代(=館シリーズを書き始める前)から暖めて「たものなのだそうですが、作者があとがきで書いている通り、館シリーズにぴったりとフィットしています。というより、館シリーズ以外では使い物にならないんじゃない?という気もしなくもありません。アマチュア時代の構想ではこのトリックをどういう小説で使うつもりだったのか、ちょっと興味があります。 本作の主眼は「黒猫館とはどんな館なのか?」という点に尽きます。確かにこのアイディアは面白く、シリーズの他の作品に出て来る館が「殺人以外には役に立たないんじゃないの?」という気がする一方で、本作の館は「こんな別荘が実際にあったら面白いだろうな」と思いました。その分、肝心の殺人事件が弱いのはちょっと残念。 | ||||
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壮大な仕掛けの作品ではあるが、その内容は、 ちまちまとした間違い探しとなってしまっている。 スケールの大きさが全く生かされていない。 読者には、間違い探しをする位しか楽しみが無い 作品ですね。 | ||||
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作者によると館シリーズの折り返し点に位置する作品だそうです。本作のメイントリックはアマチュア時代(=館シリーズを書き始める前)から暖めて「たものなのだそうですが、作者があとがきで書いている通り、館シリーズにぴったりとフィットしています。というより、館シリーズ以外では使い物にならないんじゃない?という気もしなくもありません。アマチュア時代の構想ではこのトリックをどういう小説で使うつもりだったのか、ちょっと興味があります。 本作の主眼は「黒猫館とはどんな館なのか?」という点に尽きます。確かにこのアイディアは面白く、シリーズの他の作品に出て来る館が「殺人以外には役に立たないんじゃないの?」という気がする一方で、本作の館は「こんな別荘が実際にあったら面白いだろうな」と思いました。その分、肝心の殺人事件が弱いのはちょっと残念。 | ||||
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僕も館シリーズは文庫として出版されたものは恐らくこの黒猫館の館までであろうと思いますが、すべて読んでいます。 正直この作品の評価がここでは高くないことに驚きました。 もしこれからはじめて読まれる方があったら僕は文句なしにこの作品はお勧めできます。 正直時計館の殺人までは、登場人物の名前がまるで劇画の登場人物のように 大げさでありそうも無いような名前だったり、館というのがあまりにもナンセンスな建築で 非現実的だったり、そもそも中村青司が確か40代くらいの年齢で死んだことを考えれば全国各地にこれだけ代表作が存在しているというのもちょっとうそ臭い感じがしていましたが、今回の黒猫館の殺人は割とそういう垢のようなものが落ちた非常に堂々とした作品であると思います。 人を小細工を弄して驚かせようというようなわざとらしい作為のようなものが無い、非常に巨匠的な作品だと感じました。 恐らく大多数の方が(特にコアなミステリーファンで無い方は)読みやすいと感じ、とっつきやすいと感じるはずです。 恐らくこの作品を悪く言う方というのは胡散臭いまでにケレン味にあふれた古典的なミステリーの道具立てに興奮を覚えるようなコアなファンの方たちだと思います。 館シリーズの中でもっとも感覚が当世的で洗練された作品であると思います。 | ||||
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僕も館シリーズは文庫として出版されたものは恐らくこの黒猫館の館までであろうと思いますが、すべて読んでいます。 正直この作品の評価がここでは高くないことに驚きました。 もしこれからはじめて読まれる方があったら僕は文句なしにこの作品はお勧めできます。 正直時計館の殺人までは、登場人物の名前がまるで劇画の登場人物のように 大げさでありそうも無いような名前だったり、館というのがあまりにもナンセンスな建築で 非現実的だったり、そもそも中村青司が確か40代くらいの年齢で死んだことを考えれば全国各地にこれだけ代表作が存在しているというのもちょっとうそ臭い感じがしていましたが、今回の黒猫館の殺人は割とそういう垢のようなものが落ちた非常に堂々とした作品であると思います。 人を小細工を弄して驚かせようというようなわざとらしい作為のようなものが無い、非常に巨匠的な作品だと感じました。 恐らく大多数の方が(特にコアなミステリーファンで無い方は)読みやすいと感じ、とっつきやすいと感じるはずです。 恐らくこの作品を悪く言う方というのは胡散臭いまでにケレン味にあふれた古典的なミステリーの道具立てに興奮を覚えるようなコアなファンの方たちだと思います。 館シリーズの中でもっとも感覚が当世的で洗練された作品であると思います。 | ||||
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館シリーズは好きなので、この作品も読んでみたのですが。 あれっていう感じでした。 綾辻らしくもない、中途半端なトリックに疑問を感じた。 伏線もわざとらしく張ってあって、何かなぁ、という感じだった。 「鏡」の趣向は面白いが、生かしきれてないのではないかと思った。 | ||||
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館シリーズは好きなので、この作品も読んでみたのですが。 あれっていう感じでした。 綾辻らしくもない、中途半端なトリックに疑問を感じた。 伏線もわざとらしく張ってあって、何かなぁ、という感じだった。 「鏡」の趣向は面白いが、生かしきれてないのではないかと思った。 | ||||
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手記を解明していくのだけど、その手記の中にある露骨なまでの引っ掛けが、あまりにも幼稚で白けました。あとも、なんか冴えないねぇ・・・。名前のトリックとかも、なにを今更って感じました | ||||
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