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誰もわたしを愛さない
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誰もわたしを愛さないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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このシリーズは、主人公である柚木草平とそれをとりまく女たちの魅力に尽きる。事件などはおまけのようなものだ。 続きものの刑事ドラマを見る感覚で読むタイプの小説である。とりあえず1冊読んで主人公が好きなら多分シリーズ全部それなりに楽しめると思う。 今作は小高直海という新人編集者が出てきて、彼女が非常に魅力的で以降の作品にもレギュラーで登場して欲しいと思った。 | ||||
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東京創元社からの復刊版,第2シリーズの2作目です. やや毛色の異なった近作と違い,ひさびさに正統派と言える内容で, 主人公と彼を取り囲む女性,そしてそのやり取りが存分に楽しめます. ただ,物語のきっかけとなる事件が,著者の他作品たちと似ていて, 著者の作品を読んでいる人には,流れが読めてしまうのが少し残念で, 犯人捜しの作品ではないのですが,もうちょっと考えてほしかったです. とはいえ,序盤でなにげに触れられていたアイテムを使うアリバイ崩し, 相手のプライドに訴えながら,相手を切り崩す終盤はなかなかおもしろく, その場所や淡々とした口調には,いかにも主人公らしい格好よさを感じます. また,タイトルはとある人物が口にする言葉が元になっているのですが, その人物だけでなく,事件の被害者やほかの人たちにもあてはまるようで, 素敵なタイトルの多い著者の作品の中でも,また特別な印象を残すものです. なお,復刊の今回と刊行当時では作品の順番が違っているのですが, このことについては,巻末の解説の中でおもしろく触れられています. また,著者のあとがきにも当時のユニークなエピソードがありますので, できればすべてを読みおえてから,目をとおされることをおすすめします. ちなみに初出は97年.作中に登場するアイテムに時代を感じるのも一興です. | ||||
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このシリーズとして期待通りの作品で、ほろ苦さの残る小説。ただ、ミステリーとしてはトリックが平凡で読んでいる途中で犯人が分かってしまう。この小説はミステリーとしてよりも、主人公の心理描写の楽しみが大きい。 | ||||
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