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空白の殺意(高校野球殺人事件)
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空白の殺意(高校野球殺人事件)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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作者あとがきで、「『皇帝のかぎ煙草入れ』のような作品」と書かれていたので、共通項を探しながら読んだが、心理的なトリックが用いられていることを指しているのだろうか。「皇帝のかぎ煙草入れ」で使われている、あのトリックが形を変えて使われているのかと思ったが、そうでもなく、騙し方としては叙述系と感じた。トリックよりも、第9章で百世が気付いたことの方が類似性があるように思った。 推理の鍵となる重要な事実が後の方で明らかとなるため、読者が推理する余地は少ないが、犯人のアリバイトリックの手法、冒頭部分の記述における錯誤、絵里子の遺書と日記帳に関する真相、伏線の忍ばせ方など、数々のアイデアが盛り込まれていて、ミステリーとして、充実した内容を持っていると感じた。ただし、真相の衝撃度は少なく、あっさりとしているので、あまり騙された感じはしない。 選手や監督の不祥事ならいざ知らず、後援会の会長の不祥事ぐらいで謹慎処分になったりするだろうかと疑問に思った。 (ネタバレ) 「皇帝のかぎ煙草入れ」との類似点として、犯人が本来知らないはずのこと(日記帳の赤いカバーのこと)を証言し、発覚したことが挙げられると思う。 | ||||
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自動車教習所・・・・から比べると現実感が足りず、人物の色分けが良くなくて、節角の面白い題材が活かされませんでした。この作品はなぜかデツサン力に乏しくて読むのに骨が折れました。 | ||||
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模倣の殺意での再評価をきっかけに過去に徳間文庫で出ていた中町信作品を創元が再発しているが、本作も再発された自動車教習所殺人事件こと追憶の殺意と同時期に発表された高校野球殺人事件の再発バージョンである。 最近でも高校の部活の体罰問題がクローズアップされているが、本作も甲子園を目指す高校野球部を巡る大人達の黒い思惑が引き起こす複雑な連続殺人事件を取り扱っており、今読んでもなかなかタイムリーな興味深い題材と言える。 氏お得意の叙述トリック系というよりはオーソドックスな推理もので、派手さはないが、次々と展開がめまぐるしく動き、最後までだれることなく一気に読ませてくれる。今読んでも十分面白い作品である。 | ||||
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高鷲スノーパークランプ?パーティーキャンペーン 相葉雅紀 大倉忠義 藤ヶ谷太輔 手越祐也 重岡大毅 山田涼介 木村拓哉 高地優吾 岡田准一 泉知佳 稲田奈緒美 鬼束瑠奈 梶原綾乃 梶原みなみ 桜井多佳子 佐々木涼子 小路紗嬉 巽彩香 長瀬史奈 永野由紀 中野千尋 林真琴 藤井恵里香 松枝智栄 三田村希美 宮内麻圭 柳谷ほのか 山路瑠理 山本智香子 渡部あゆみ ベッキー 熊田胡々 キャスト ひかる、、 清水、愛 未歩の母、 南ゆいこ キャスト 溝端先生、 梅津秀行 女子生徒、 倖月美和 、、、、、 久嶋志帆 、、、、、 篠原恵美 、、、、、 柚木涼香 、、、、、 釘宮理恵 、、、、、 皆川純子 ED5 「MIRACLE」 うた : 愛内里菜 作詞 : 愛内里菜 作曲 : 大野愛果 編曲 : 賀山たけし マーベラスエンターテイメント | ||||
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1980年にトクマ・ノベルズから『高校野球殺人事件』として出たものの改題・復刊。 東京創元社から復刊されているシリーズの第3弾だが、前作までとは違って、あっと驚くようなトリックは仕掛けられていない。それなりに意外性はあるものの、どちらかというと堅実なタイプのミステリであった。まあ、それなりに楽しめる作品といえるのではないだろうか。 『天啓の殺意』、『模倣の殺意』はトリックは良いものの、無味乾燥な文章に飽き飽きさせられたが、それが本書では文章が改善されている。どちらが望ましいのかは良く分からないが。 それにしても、高校野球というのはひどいものだ。大人の勝手な欲望と理想が、球児たちに押しつけられている。そのあたりの描写は社会派っぽいのかな。 | ||||
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過度の期待は禁物。正直、今回の叙述トリックは、程度の低いギャグを聞かされたような感じです。作者一番のお気に入りだそうですが、やはりどの世界でも、つくり手と客の評価のギャップはあるもんですね。 | ||||
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ミステリーファンには 『高校野球殺人事件』 として記憶されているであろう作品です。 無用に高尚そうなタイトル(初出時に戻しただけなのだが)より、 『高校野球殺人事件』のバタくささがいいと思うんですが…。 甲子園出場に向けてのあれやこれや、 それに高野連の圧力、連帯責任、自粛などのキーワードは、 初出時から25年を経た現在でも相も変わらず新聞やテレビを賑わしています。 様々なタイプのトリックを盛りだくさんに放り込んだ作品で、 他の作品のような薄っぺらさもないし、 さすがは作者のイチオシだけはあります。 | ||||
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