■スポンサードリンク
悪魔の紋章
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
悪魔の紋章の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
奇想天外の話しに、ただ驚きながら、作家の執筆した昭和時代を思い出します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
江戸川乱歩という作家は知ってるがまだ読んだ事がないという方に特におすすめします。 乱歩の作品の中には癖があり読み進めるのが苦痛になる物もありますが、この「悪魔の紋章」は非常に読みやすい構成でまさに乱歩の王道。 ある程度乱歩を読んでいる方はなんとなくパターンがわかってしまいますが、それでもなおかつ次々と読み進めてしまう面白さがあります。 初心者ならなおさら夢中になるでしょう。 乱歩最初の1冊にぜひどうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説はレヴュー見過ぎない方がいいと思います アマゾンレビューで初めて五つ星つけました すごく面白いです 江戸川乱歩のパターンがわかっちゃわないうちに読むべきでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
会社の重役である川手が何者かの一方的な復讐で川手と娘二人が犯罪に巻き込まれます。 それを阻止しようと、中村警部ら警察と明智小五郎と肩を並べる法医学の権威者でもある探偵の宗像博士が動き回りますが、悪魔のような復讐者は殺人予告どおり川手の娘二人を殺して、一目にさらすという異常者です。 そして、川手にも復讐者の陰が忍び寄る犯人は復讐を成し遂げたと思ったあとに自殺をして事件は一件落着かと思いましたが、そこに明智小五郎が登場して事件は意外な展開になります。 二人目の犠牲者の姉が殺された後の化け物の見せ物小屋で、犯人を追いつめながら取り逃しますが、このとき私は犯人が分かりました。 いつも江戸川 乱歩さんは、奇異な想像もつかないストーリー展開をするので驚かされっぱなしです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
できれば創元推理文庫の挿絵入りのものをお勧めする。挿し絵もめっちゃ&むっちゃ、怖いから。 推理小説ファンなら、途中まで読み進めれば、ほぼ真犯人がわかってくるけど、そのストーリー・テリングの面白さ、猟奇殺人のむごたらしさに、怖いもの見たさも手伝って、一気読みしてしまう。 朝鮮出張から帰ってきた明智小五郎の推理も読者の推理と、ほぼ完ぺきに一致するはず・・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
指が送られてくるとか、影絵劇とか、凄すぎる。あらすじがアクロイド殺人事件に似てる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近手にとって非常に驚いたのだが、本書収録の『悪魔の紋章』は、他社から出ている文庫版とは一部内容が異なっている。 たとえば創元推理文庫版の乱歩作品は「桃源社版『江戸川乱歩全集』に依り、初出誌等に当たって校訂」が一貫した編集方針だ。 この桃源社版全集は、乱歩自身が自作の小説を校訂したという触れ込みで、著者あとがきにも「処女作以来四十年にして、初めて自作を校訂してみることにした。」とあることで知られている。 だが、本書の解題によれば、戦後に刊行された『悪魔の紋章』では、GHQによる検閲が反映され、どの全集版でも一部が削除されたままだったのだそうだ。 戦前版を復刻したのは、この全集版が初めてとのこと。 ただ、ここで困るのは、光文社は用語の自主規制が厳しい版元であること。 「日本ミステリー文学大賞第4回大賞受賞記念出版」であるはずの「山田風太郎ミステリー傑作選」でさえも用語規制し、あげく収録作品が増刷時に削除されたり、また復活したりと問題を起こしている。 以前、第21巻『ふしぎな人』へのレビューでも書いたが、講談社版「江戸川乱歩推理文庫」では「初出時の原文のまま掲載」、創元推理文庫の乱歩傑作選でも「原文のまま掲載」が編集方針となっているのに、本全集版では「おおむね底本のまま」と留保が付くのだ。 したがって、「戦後初めて」今回復活した部分が原文通りなのかどうか、読者の立場からは、定かではない。 それでも買わざるを得ないのが、ファンのつらい所である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
元々は雑誌『日の出』に昭和12-13年に連載されたもの。 明智小五郎の活躍する、冒険小説的な色合いが濃い作品。 プロットは良く出来ていると思う。ただ、どこかで見たようなディテールばかりで、まったく新味がない。読み始めて数頁で真相が割れてしまうほどだ。 思うにこの作品は、乱歩が自作の断片を拾い集め、新しいプロットにはめ込んだものなのではないか。ストーリーとしてはよく練られているし、個々のディテールも優れている。初めて乱歩を読む人だったら、傑作だと思うかも知れない。 しかし、ある程度読み慣れた私としては、「ああ、これね」とか「またか」と思わされる箇所が多く、いまいち楽しめなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
元々は雑誌『日の出』に昭和12-13年に連載されたもの。 明智小五郎の活躍する、冒険小説的な色合いが濃い作品。 プロットは良く出来ていると思う。ただ、どこかで見たようなディテールばかりで、まったく新味がない。読み始めて数頁で真相が割れてしまうほどだ。 思うにこの作品は、乱歩が自作の断片を拾い集め、新しいプロットにはめ込んだものなのではないか。ストーリーとしてはよく練られているし、個々のディテールも優れている。初めて乱歩を読む人だったら、傑作だと思うかも知れない。 しかし、ある程度読み慣れた私としては、「ああ、これね」とか「またか」と思わされる箇所が多く、いまいち楽しめなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
基本的な骨格は「蜘蛛男」だが、「蜘蛛男」ほど陰惨なテイストはなく、そのかわりに賑やかな探偵小説の仕掛けが充満して楽しい読み物になっている。ラストの、明智小五郎と宗像博士のこんにゃく問答のような掛け合いは絶品である。最後の被害者が隠れ住む山家での描写がやや長ったらしく、作品全体の流れが悪くなっているのが惜しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
基本的な骨格は「蜘蛛男」だが、「蜘蛛男」ほど陰惨なテイストはなく、そのかわりに賑やかな探偵小説の仕掛けが充満して楽しい読み物になっている。ラストの、明智小五郎と宗像博士のこんにゃく問答のような掛け合いは絶品である。最後の被害者が隠れ住む山家での描写がやや長ったらしく、作品全体の流れが悪くなっているのが惜しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルである「悪魔の紋章」とは、奇怪な事件の際に現場に残される特異な指紋「三重渦状紋」のことです。全体のプロットはよくできていると思いますし、乱歩らしい毒々しさも多くちりばめられています。犯人・トリック探しをするより、次にどうなるかが気になって一気に最後まで読んでしまうタイプの作品です。子供の頃テレビでみた天地茂のドラマの影響で、「三重渦状紋」ということばが忘れられません・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
明智小五郎好きなんで、全作品読んでますが、何度読んでも新鮮なんです。昭和初期ならではの、東京の雰囲気や、闇夜のおどろおどろしさ、明智小五郎や少年探偵団が悪漢を追い詰め、追い詰められる時の緊迫感!描写の細かさ、生々しさにゾクゾクしてしまいます。タイトルの「悪魔の紋章」のほかにも、2作品収録されていて、かなりのぜいたくな一冊です。「常人では計り知れない悪漢の悪巧みに、我らが明智小五郎が挑む!!」この一文で心をときめかせない人はいないでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
乱歩作品の中では犯人がもっとも執拗。不気味な指紋を見せつけるというトリックもあったりで、今日、こういう犯人像はかえって珍しく面白いのではないか?発表当時の挿絵も入って史料価値もあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
乱歩作品の中では犯人がもっとも執拗。不気味な指紋を見せつけるというトリックもあったりで、今日、こういう犯人像はかえって珍しく面白いのではないか?発表当時の挿絵も入って史料価値もあります。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!