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(短編集)
影踏み
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影踏みの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 1~20 1/3ページ
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賢い人が泥棒になってしまった。 なぜ? 彼は悪人ではない。 じゃあ、なぜ? 彼には双子の弟が居た。 だけど、母と焼死。 だけど、生きているような… どうなるの? 彼を愛し、頼る人たちがいる。 なぜ? 難しい課題に取り組む。 勇気が必要 出来るの? そんなこんなを楽しみました。 | ||||
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人が寝静まった深夜に住宅に忍び込む「ノビカベ」と呼ばれる窃盗犯が,深夜とある住宅に入った。夫婦寝室で休んでいたが,女の方は背中を向けていたが寝てはいなかった。それに気づいたノビカベは,急いで住宅を後にするが,外に出たとたんに警察に現行犯で逮捕される。刑務所から出てきたノビカベは,そのときの室内の様子から女が火をつけて夫を殺害しようとしていたことに気づく。ノビカベは,女の行方を捜す。捜しながら様々な事件に出くわし,警察,やくざまでともやり合いながら問題を解決していく。最後まで一気読みしました。 | ||||
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著者の作品は主要な登場人物の負う立場や背景、また、行動を裏付ける心理や心情などが巧みに描かれていて、警察官にしろ犯罪者にしろ、その場面場面でそれぞれの人物に感情移入しながら読んでいることが多い。そのせいもあってか、読後感も含め暗く重たい気分になることも少なくないのだが、こと警察・犯罪推理モノに関しては、それこそが自分の求めている横山作品の世界観であり、また次も読みたくなる所以である。 | ||||
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第三の時効といい、臨場といい、本作品もとてもおもしろく読ませてもらった。 冗長でなく、無駄のない展開が好印象。 ルパンの消息では残念な思いをしたが、また他の評価が高い作品を読みたくなった。 | ||||
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著者独特の硬派タッチによる凄味の有る長編で、引き込まれる様に読み切りました。 | ||||
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死んだ弟の声が耳の中で蘇り会話ができるのをリアリティーが無いとするのかもしれないが、小説である以上ある程度の虚構の舞台設定をする必要があり、本作もそこは仕方が無いと思われる。逆にこのような設定自体に非常にオリジナリティがあるともいえる。 それ以外には十分に推理的要素もあり、また深い人間ドラマあり、恋人との、家族との愛憎劇ありと、盛沢山であり、エンターテインメントとしては十分なのではないかと思われる。 ただ、これを読むと警察や裁判所など、体制における正義の側も悪い奴らだらけで、社会不振に陥りそうではある。 | ||||
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面白い。 | ||||
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ストーリーが良いですね。すぐに読んでしまいました。 | ||||
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入院中に読みました。大変面白かったと思います。 次は、「64」上下を楽しみにしてます。 | ||||
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ノビ師のお話。ノビって何?だけど本書でよく分かる。さすがは横山秀夫。短編集かと思わせておいて一つ一つに連続したストーリーを紡いでいる。ラストはなんだか切ないけれど、ああした終わり方もありかな、と。 | ||||
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母が探していたらしく、Amazonで買うと高いから、遠慮気味でしたが、私が、買ってプレゼントしました。 | ||||
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横山 秀夫と言えば、警察物の短編集が多く、とても読み応えがある。 集中して読まないと、話が繋がらないことがある。 何となく手に取り、警察物かと思ったが、泥棒の話だった。 泥棒と言っても、"成るべく"してなった訳ではなく、 訳アリの、賢い/賢過ぎる泥棒だ。 警察物の短編集では、本のタイトルが、 短編の中の1つのタイトルと一致していたが、 『影踏み』というタイトルはなかった。 『影踏み』は、全体に掛けられている。 7編あり、初出は小説NON と書かれているが、 どれがいつの号に記載されたか、書いてない。 が、物語の中に日付が書かれ、 また、話が繋がっているので、 恐らく小説NON の登場順だと思う。 泥棒の話だが、泣ける話もあり、 とてもよく練られており、どんどん引き込まれる。 | ||||
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刑事小説ではなくとも、やはり横山氏の力強く無駄のない表現で読者を飽きさせない。 | ||||
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私が現存の作家で誰が好きかと問われれば東野圭吾。その中でもっとも好きなのは新参者である。 いわゆる刑事物の、短編集と思いきや、一つ一つの作品が伏線を交えながら見事に繋がっていく。その筆の力は見事としか言いようがない。 横山秀夫のこの作品は横山版新参者と言えるような、短編集でありながら、その一つ一つが綺麗につながった作品である。 横山氏は新聞記者の経歴があり、刑事物を主人公にした作品も素晴らしいが、その周りの記者との関係は他の作者にはないリアリティーを感じる。大ヒット作の64ではそれが強調されていた。 この作品では、主人公は司法試験を受ける程度までの学力のあったエリートが転落してノビとなり、周囲で起こる問題を解決していく。 7つの短編の中で一番良かったのは「使徒」。真壁がサンタ役を頼まれる話だが、すぐにでも映画化できそうな見事な作品。 たくさんの隠語が出てくるのも面白い。 東野圭吾の刑事物は、基本的にかっこいい刑事が、見事に事件を解決するのパターンであり、記者や犯罪者を主人公にハードボイルド作品に仕上げられる横山秀夫氏はすごい。 新参者と比べると、弱い短編もあるので、星は4つとします。 | ||||
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真壁修一には、双子の弟 啓二がいた。 啓二は、悲惨な事故に巻き込まれて、死んだが修一の耳の中にいた。 修一は、ノビカベと言われる 泥棒稼業をしていた。 修一の疑問から、事件は 展開する。 たかが、泥棒であるが、修一は 筋を通そうとする。 保育園の先生 久子が 好きなのだが、なかなか 折り合いがつかない。 ちょっと切ない ラブストリーかもしれない。 小さな街の小さな事件が、思わぬ展開を 見せたりする。 こういうオトコを 主人公にするのが、横山秀夫の 特徴なのかな。 なぜ 泥棒をするのか? その問いかけが 解明されないまま すすんでいく。 | ||||
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読み応えがあり☆5でも遜色無い出来だが、他の横山秀夫作品を比較してしまうと☆を1つ減らさざる負えない。 ミステリーであり”ファンタジー”とも言うべきか、私自身「都合が良いな」と思ってしまう場面があり、それが悪いとまではいかないが何か物足りなさを感じてしまった。辛口な評価になってしまったが、本書も紛れもない良作であることに変わりはない。 | ||||
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真壁の推理が意外性があって面白い。 さすが横山作品、警察小説と違った味がありました。 | ||||
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警察と慣れすぎなのが気になるが、テンポ良く一気の読み進めました。 | ||||
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横山秀夫は面白いです。一気読みです。 双子って本当にこんな感じなんでしょうか。 | ||||
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警察モノでは、超一級の横山秀夫さんが、泥棒を主人公に挑戦した意欲作だと感じました。 しかし、警察を描かせると私をグイグイ引き込んでいただける横山秀夫先生ですが、泥棒を主人公にした今回の作品は、チョット消化不良を感じました。 一卵性双生児の特徴を組み込んだり、警察内部の状況を巧みに織り込んだり、横山秀夫先生の特徴は遺憾なく発揮されているのですが、読後感は、チョット引っかかるというか、物足りないというか、他の作品のように、芸術的なシナリオが影を潜めていると感じました。 何となく、エンディングも中途半端ですから、今後続編が予定されているのかもしれませんが、是非とも、もう少しこなれたものになっていることを願います。 期待を込めて、星1つ減とさせてください。 | ||||
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