■スポンサードリンク
インシテミル
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
インシテミルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全205件 21~40 2/11ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりのデスゲーム系ミステリーに完全にハマった。展開が気になって、気になって、どんどん読み進めている内に結末を迎えてしまった感じ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
色々なミステリーが好きですが、探偵ものやこの本のように閉ざされた雪の密室で一人又一人と殺されていくミステリーサークルというジャンルは好きです。 この本はそういうのが好きな人の意識に直球ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いい意味でも、悪い意味でも細かい。 もう少しシンプルに、楽しい話しに出来ないだろうか。 一週間も一緒にいるならもっとお互いに自分の状況を説明するだろう、嘘も含めて。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から最後まで時間を経つのを忘れてしまうほど読み進めてしまいました。 最後は予想を裏切る展開で、ゾクゾクしてとても面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、ドラマで面白かった記憶があり、たまたま本屋さんで見かけ購入。ドラマとは違う原作の面白さを感じた。ストーリーにはある種惹き込まれ一気読み出来る。 ただ終盤での種明かしが急過ぎる感があり、もう少し話を膨らませても・・と。 引用されている探偵小説は、どれも読んだことがあったので、そういう意味では懐かしさも合わさって読み進められた。 それにしても・・須和名さん、私も一度お目にかかりたい❗ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
十分に愉しかった。 ミステリーはいろいろ面倒だし自分が望む読み物の方向ではいので跨いでいるが、本作はライトミステリーと言った感じで、ミステリー作品ではあるがキャラが活きている作品で愉しく読める。 この作家の作品はやはり現代を舞台とするものが作風と調和して良いかと思った。(変に時代考証的な作品はどんな読者に何を伝えたいか理解し難いものがある) 本作は癖のある心理描写を活かした愉しい作品になっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
筋書きはキッチリ組み立てられている。 まあでも、もう少し面白い結末を作ってもらいたかったです。 先に、作者の最近のほうの作品を読んでいて、期待が高かったからでしょうか。 そう考えると本作は新たな方向性を模索し格闘し、 儚い羊たちの~などを発表していく作者の転換期なのかもしれません。 それにしても本作の主人公のように、普通の青年を魅力的に表現しますね。 10億円必要な理由が分からなかった。分からなくてもまあ、良かったですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
凄く前に映画を見たので原作も読んだのですがこれがまたびっくりするくらい面白くなかった。読んでる最中眠気が止まんなかったです。テンポも遅いし。流し見で済む点、まだ映画の方がマシですね。よく映像化すると原作の方が面白いと言われるものですがこれに関しては内容の質的に映画だけで充分かと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
賛否が分かれているが、自分はかなり楽しめた。 まず、伏線の張り方がとても丁寧だった。自分は読みながら犯人が誰かを予想するタイプなので、読んでいてとても楽しかったし、トリックの説明もとても分かりやすく、読み終わって非常にスッキリする作品だった。文章も簡潔で、物語は意外な方向進むが、理解しやすく、スラスラ読むことが出来た。 ただ、その分人間関係や犯行動機などはイマイチ。自分はあまり気にしないが、そこにこだわる人は入り込めないかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
想像できる展開と思いきや、予想を裏切るストーリーでした。楽しくってあっという間に読みきりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とある心理実験として呼び出され、殺し合いゲームに巻き込まれていく物語。 ミステリー小説だから当然謎や犯人は存在する。 映画でもその謎は公開されていたが、原作とは多少異なっていた。 ただ、基本的な設定やキャラクターなどは統一されていたので、面白さ半減してしまった。これは自分のせい。 映画と原作どちらが面白いかと言われれば、原作の方が面白かった。 ただ、映画を先に見てしまうと展開が読めてしまい、面白さ半減してしまうので注意。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高額自給バイトに引き寄せられた12人の参加者による、7日間の密室殺人ゲーム。 どこかSAWっぽさを感じた。 トリック的には目新しい感じはしなかったが、主人公の性格の良さ、ミステリー好きという性格が良かった。 集団心理というものがどのように人々を間違いに導き、正しい行動をしている人が迫害されていくかを表す場面が、 なんか生々しかったけど、妙に納得がいった。 いろいろ設定に無理な所もあったが、美女の正体は自分的にはなかなかおもしろかった。続きが気になる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本当か嘘かわかりませんが、「本格ミステリーに淫してみる」がタイトルの由来とか。 確かに、読んでいくと様々なミステリーのオマージュが散りばめられていて、ミステリーファンはぐっと引き込まれます。 最後まで誰が犯人なのかわからないスピード感もさすがです。 最初から最後まで怪しい人もいますが、こういうことだったのか…と最終的に腑に落ちます。 とってもおもしろい作品ですが、ただ、米澤穂信さんならもっともっとおもしろい作品があると思います。 どうしてこの作品が映画化されたのか、いまだに不思議です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
報酬に釣られて集まった人たちを「館もの」よろしく集めて行なわれる殺人ゲーム インディアン人形や十戒、その他小道具満載でゲームが進む 面白いのは「解決」の過程で、登場人物たちが捻り出す推理が「真相」でなくても多数決で「犯人」にされてしまうところだろう 探偵の解決が真実とは限らない、というメタミステリ的な設定を活かした展開がこの作品の肝 ・・・なのだが、終盤に急に駆け足になるところや凶器、最終的な解決など、やや粗が目立つように思う メタミステリを活かした展開を成立させるために、やや強引に組み立てた作品という印象を受ける | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後にここのレビュー群を読みましたが、おおむね間違っていませんし正しくもない印象です。 ただミステリを読む方が多いのでしょうし、奇をてらった予想外のタネではないですから、正統派ミステリを好む人には受け入れ難いのではないかと思います。 直接的なネタバレは抑えつつ書いていきます。 主人公は序盤とある女性を賛歌していますが、途中からそれはなくなります。しかし殺人ゲームに巻き込まれますし、ただ一部だけを見ていた状況から共同生活を送るようになってそれどころではなくなったり見方も変わるものなのではないでしょうか。 次に、途中から雰囲気が変わりますが、それは主人公の置かれる立場が変わったことが原因でしょう。少なくとも、自分がこうなるのなら、こうなってもおかしくはないだろう、程度には納得が行く状況です。 最後、犯人の動機開示について。不明瞭だのすっきりしないだの言われてますが、そもそも殺人ゲームに参加するまで知りもしなかった人の重い背景を主人公視点で必ず開示される必要があるのか、と。殺人ゲームがなければ関わらなかった人間ですから、終わればもう関わる必要も感じません。小説とは条件が明示されていなければ解くことが出来ない数学の問題では無いのですから、開示されないなら自分なりに考える余地があるのもいいですし、それはそれで小説の醍醐味と思っています。(漫画になりますが、『金田一少年』シリーズのような動機の暴露も私は好きです。) 事態が時間が過ぎるごとに変わっていき、それによって主人公が表に出す面も変わる。私はこの作品を駄作とは決して思いませんし、読みやすい点もあってかなり好きな作品です。 ただ上で述べたとおり、はっきりくっきりすっきり終わる作品ではありません。考える余地があるということはそこは作者による正解が出されていないことになります。そしてさらっと終わります。ミステリを「パズル」として捉える方には本当におすすめしません。ピースが足りていないわけですから。もやもやしてしまうと思います。しかし読みやすくそれでいて文字だけでも十分わかりやすいのでミステリ初心者にはいいかもしれません。 次回作の仄めかしがある(のに今現在発表される予感すら無い)ので、単発作品としては…って感じでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大学生の結城理久彦は求人雑誌で奇妙なバイト広告を見つける。1週間の人文科学実験の参加者を募っていて、時給がなんと11万2000円だというのだ。何かの間違いかと思いつつも、自動車を買う資金がほしかった結城はこのバイトに応募してみる。バイト先は「暗鬼館」という名前の地下施設で、集まったのは男女12人。そこで明かされたバイト内容と報酬のルールに結城たちは驚愕する…。 7日間の“バイト”内容は古今のミステリー小説を下敷きにした殺人ゲームだったという密閉空間推理小説です。 一人、また一人と不可思議な殺害事件の犠牲者となり、ゲームの参加者たちは果たして一体誰が犯人なのかと、互いを疑心暗鬼の目で見つめることになります。 513頁の文庫本もなんのその。文章は軽快で大変読みやすく、また事の真相を少しでも早く知りたいという欲求に強く引っ張られて一気に読み進めていけます。読書以外の予定をすべて後回しにしてどっぷり淫してみたいと思えるミステリーに久しぶりに出会えた。そんな喜びを味わうことができました。―――500頁までは。 謎に満ちた殺人トリックを解き明かすまでの推理過程は確かにたっぷりと楽しめました。ですが、そもそもなぜこのような陰湿な実験が組み立てられたのか、そして結城以外の参加者たちがなぜこのようないかがわしいバイトに応募するに至ったのか、その二つが最後まで謎のまま放置されてしまうのです。 結城がそもそもこのバイトを知るきっかけとなったミステリアスな美女・須和名祥子の素性も完全には明らかになりません。 謎めいたエンディングのまま終わり、それでいて続編が書かれた痕跡もありませんので、読者は宙ぶらりんのまま留め置かれることを覚悟しなければならないでしょう。これをオープン・エンディングとみなして、読者が自由に解釈できる余地をもった小説として積極的に評価する向きもあるのかもしれません。ですが、私は残念ながらその考えには与することができませんでした。 -------------------- *29頁に「電気椅子の電圧調整実験」が紹介されています。これに関する参考文献として以下の書を推奨しておきます。 クリストフ・ニック、ミシェル・エルチャニノフ『』(河出書房新社) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
導入部分から引き込まれました。 導入が面白かったです。夢中で読みました。 あの“モニター”は誰のことだったんだろう?と読み終わった後に、また読み返しました。 この作者の本を読むのは、これが初めてなのですが、 こういう類(クローズドサークル)の本ばかり書かれているわけではないようですね。 また他の本も読みたいと思いました。 以下、少しネタバレ入り 読み終わっても明らかではないのですが、この“実験”は金持ちの悪趣味な道楽ということでしょうか。 ラスト付近で主人公が“投獄”されてから緊張感がなくなり、話の雰囲気が変わりました。 主人公が客観的になって、このミステリーの謎解きをし始めます。 投獄後は、拍子抜けして楽に読めました。(もう主人公が殺される心配はないだろうと思って) 死んでしまった人、殺人を犯したが罪に問われることがなく苦しむ人、…後味は悪いです。 登場人物たちは感覚が麻痺しているのか、人の死についてあっさりと扱っていて、 テレビゲームの中の出来事を傍観しているような感じでした。 主人公は報酬額の多くを人にあげたけど、感謝はされてなさそうな気がします。 相手は主人公に余計な事をされて報酬額を減らされたわけなので。 犯人については、私には意外な人物でした。 とても面白かったので、この続きやシリーズはもういいかなと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作は、フーダニット(犯人当て)に重点が置かれている。 閉ざされた山荘、的な状況(本作では、とある館のような場所)のなか、 限られた構成員が、一人、また一人と死亡してゆく。 いわゆる、クローズド・サークルにおける、連続殺人。 犯人は、この中にいる。 誰か、それを読者が推理する。 そして、本作の醍醐味は、この点に尽きる。 次から次へと、構成員が減ってゆく恐怖。 一度は犯人と予想された者が死亡することで、自分の推理が外れたことを知り、 再推理を余儀なくされる状況。 そんな、昔からある推理小説の面白さを満喫できる。 一方、ハウダニット(犯行方法当て)や、ホワイダニット(犯行動機当て)には、 重点が置かれていない。 だから、真犯人による犯行方法は、陳腐なもの。 とくに密室殺人とか、見立て殺人とか、奇抜な殺人方法などは、ない。 真犯人による動機もまた、ありふれたもので、特に面白みもない。 いわゆる、ミッシング・リンク(構成員の中における、殺人の動機を握る隠された関係)などは、 期待しないほうがいい。 だから、本作は、これぞ推理小説、というような、 ステレオタイプな推理小説、昔からある推理小説というような、 犯人当てが好きな人向けの読み物といえる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作は、フーダニット(犯人当て)に重点が置かれている。 閉ざされた山荘、的な状況(本作では、とある館のような場所)のなか、 限られた構成員が、一人、また一人と死亡してゆく。 いわゆる、クローズド・サークルにおける、連続殺人。 犯人は、この中にいる。 誰か、それを読者が推理する。 そして、本作の醍醐味は、この点に尽きる。 次から次へと、構成員が減ってゆく恐怖。 一度は犯人と予想された者が死亡することで、自分の推理が外れたことを知り、 再推理を余儀なくされる状況。 そんな、昔からある推理小説の面白さを満喫できる。 一方、ハウダニット(犯行方法当て)や、ホワイダニット(犯行動機当て)には、 重点が置かれていない。 だから、真犯人による犯行方法は、陳腐なもの。 とくに密室殺人とか、見立て殺人とか、奇抜な殺人方法などは、ない。 真犯人による動機もまた、ありふれたもので、特に面白みもない。 いわゆる、ミッシング・リンク(構成員の中における、殺人の動機を握る隠された関係)などは、 期待しないほうがいい。 だから、本作は、これぞ推理小説、というような、 ステレオタイプな推理小説、昔からある推理小説というような、 犯人当てが好きな人向けの読み物といえる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トリックもサプライズもアイデアも無いのにこの設定だけ拝借するのは過去作品に対する愚弄。 詐欺レベル。 新奇性が皆無じゃ盗作といわれても仕方ない。 読者との暗黙の了解を反古にする作者の創作姿勢を疑う。 たとえポンコツトリックでも、有と無じゃ次元自体違う。 つまらないだけの小説の方がはるかにマシ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!