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インシテミル
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インシテミルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全205件 121~140 7/11ページ
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推理小説の最大の楽しみは、 作者が謎解きモードに入る前に、その犯人を当てることだと思う。 でも、たいていの小説って、一回しか謎解きのチャンスがない。犯人は一人しかいないっていうのが普通やし。もしくは殺意を抱いたグループ。 でも、インシテミルはグループの中でいろんな方向に殺意が飛び交うせいで、 殺人が起こるたびにこっちは推理を楽しめる。 これがものすごいストーリーの推進力を生んでる。 もう、ぐいっぐい読める。 この殺人のなぞが解けた!と思ったら、即座に次の殺人。 そして、最後に物語全体の大きな謎解き。 本当に日本の推理小説なのか?って思うくらいに良くできてた。 これまでに読んだ日本人作の推理小説の中じゃピカいち。 ストーリーが停滞するってことが一瞬たりともなかった。 | ||||
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友達の勧めで読んだ初めてのミステリー小説となります。 どんなもんだろうと探り探り読んでいたのですが、読ませる展開に夢中になり 思わず一日で読みきってしまいました。 とは言うものの余りにも単純すぎる登場人物には疑問を覚えました、一人一人から人間味を感じません。 他のミステリーを読んだことが無いのでなんともいえないのですが少し興ざめでしたね。 難点も上げましたが、全体的に読みやすく面白い本に出会えたと思います。 | ||||
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2007年に出た単行本の文庫化。 これまでの作風とはかなり異なる。ハードな殺人ゲームを題材としており、緊張感と先がどうなるのだろうという興味とで、ぐいぐい読み進めてしまう。 謎解きの面白さにも溢れており、これはなかなかのものと思った。 これからも、こうした方向性を取った方がいいんじゃないだろうか。 2010年に映画化されたらしい。しかし、小説を読むかぎりでは、ミステリ・マニア向けの内容となっていて、細かいパロディとかも多い。はたして、一般の映画ファンが楽しめるものになったのだろうか。 | ||||
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読了:2010年7月初旬 読書期間:2〜3日 面白くは読み進められるものの 読み終わってみれば 単なるエンターテインメント作品の一種。 ただ、決してツマラナイわけでもないので こういったジャンルを好きな方にはオススメ。 そして 映画を観た方もしくは観ようと思っている方は こちらの原作を読んで多くの事を補完しないと 正直シンドイかもしれません。 心理描写だったり、起こった事象だったり 原作品のKeyPointになっているところを ことごとくCutされているので 映画の駄作さに驚愕必至。 なので 出来れば劇場作品を観る前に原作を読了し 相違点を探すくらいの楽しみ方をオススメします(^^)y | ||||
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う〜〜〜ん。。。。。 読んでいる時には、続きが気になって、犯人が気になって、一気に読めたのですが(文章も読みやすいし)、 読み終わったあとは、えぇ〜!?・・・・・;という感じで。。。 なんだか拍子抜けとゆうか、「え?で??」といいたくなるというか。。 とにかくいろいろ説明不足にも程があるような(動機とかいろいろと) 一人称のせいでちょっと他の人たちの考えとか感情が全くわからないせいもあり、 疑問が残る終わり方。 すっきり感は全くない。 けど、つまらないとも言い難い。。 微妙・・・ | ||||
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ラノベだと思って読めば、なるほどそれなりに面白いかもしれません。 こういう設定もありかな、こういうわかりやすい登場人物もありかなと。 今度から、もっとアニメ調の装丁にしてほしいなと思いました。 | ||||
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正直オチがすごいわけではない。最後どんでん返しが有るのかなと思ったが特になし。でも別につまらなくはない。気になる存在って感じ。この人の作品を読むのは2作目だけどエッジが利いてないような気がするんだよね。 | ||||
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続編を意識しているのか? 暗鬼館の目的や主宰者が最後まで曖昧だった 結構序盤で予想が付いてそのままどんでん返しもなくサクサクいってしまい ミステリというより面白い人間ドラマだった あと主人公が後半急にキレ者になるのが不自然だった | ||||
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破格の時給の仕事に集まった12人の男女。その仕事は、閉鎖空間において参加者同士で殺人と犯人探しを行うゲームへの参加だった。。。 ミステリ名作のトリックの引用を始めとして、 ミステリファンのマニアック性をくすぐるようなネタを盛り込みつつ、 敢えて微妙に外して、その辺を本編内で突っ込んでくるところが 新感覚といわれる所以の一つか。 非常にテンポも良く、一気に読み進められる。 ただ、全体的な流れとしては、ちょっと想定の範囲内というか、 予想を大きく裏切った展開にはならなかったところが物足りなかった。 主人公の素性には、個人的には何それ?とは思ったけれど。。。苦笑 | ||||
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2010年9月16日に公開された映画を見てから読んだ。 原作を先に読んでしまうと、楽しめないことが多々あるというのがその理由だ。 今回もその予想が外れることはなく、案の定「原作を先に読まないでよかった」という結果になってしまった。 内容に関してあまり深く書くことはできないのだけれど、映画版よりも推理の要素が強く面白い作品になっていた。 特にラストを比べると、圧倒的に原作のほうがよかった。 映画は時間も限られるし、再現できないところもあることはしょうがないとは思うけれど、それでも原作に近く、せめてラストは原作と同じにしてほしかったと思う。 映画に期待外れだった人は読んでみてほしい。 きっと本書を読んで映画と同じ気持ちになることはないだろう。 | ||||
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ミステリーとしての定番「クローズド・サークル」の緊張感、 参加者それぞれにひとつずつ凶器が渡され互いに殺し合いを強いられる「バトル・ロワイアル」や「Fate」の極限性、 昨今の流行である「カイジ」や「SAW」に見られる超越者から課せられる理不尽なゲームに知恵で立ち向かう知略性、 それらをごった煮でひとつにしたのが本作「インシテミル」である。 どこかで見たような設定、どこかで見たような展開、どこかで見たような謎解きと、突っ込みどころはあれ、これだけの娯楽要素をかき集めて面白くならないはずがない。 軽妙な筆致やユーモラスな表現も含め、十二分に楽しめる良作ではある。 主人公の視点をひとりに課したため、殺人ゲームに参加する各キャラクターの個性を表現し切れていないという難はあるが、それでも払った金額分の損はない出来栄え。 ただ、続編を示唆する終わり方であるのだが、こういうネタは一発モノだと思うのだが…。 探偵役の主人公の魅力を勘案しても、引っ張るのはやや無理があるのでは。 | ||||
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米澤さんの作品は読むのは二作目。 最初はボトルネックで、あの後味の悪さに惹かれた・・・というか直感的に何か「持ってる」と感じた。 この作品はそれとは全然タイプが違うものとなっているが、このようなストーリーは大好きである。久しぶりに一気に読めた。 とにかく引き込み方がうまい。 12人の登場人物を覚えるのは正直めんどくさかったが、個性があって良かったと思う。 ただ、ただ、問題はラストだ。 秀逸だった序盤〜中盤だったので、ラストには絶大なる期待を抱いていた。 あっと驚くようなラスト。 これが欲しかった。 ちょっとすっきりしない。 謎が多すぎるのである。 須和名さんのネタバレももっとひねってもいいと思うし、関水美夜もラストが意味不明だった←これは僕の見落とした点があったからかもしれない。 でも名作には間違いない。 映画化ということで、少しわかりやすくなるかもしれない。 | ||||
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なぜこんなに評価が高いのかわからない。ストーリー以前に、文章が下手で、表現がいちいち回りくどくて読みにくい。話に入り込めない。キャラ設定も不自然。随所に入るコミカルな表現も、全て白けてしまう…。読む価値なかったです。 | ||||
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おもしろくてあっという間に読みました。 設定のおかしさをあげたらキリがないとはいえ、 それでも夢中で読みました。 しかし結末がこれでは・・・ 何のために読んできたのか、 こんな終わり方なのか、 正直がっかりしました。 結末はもっと練りこんで物語の完成度を期待したかった。 前半がおもしろいだけに あまりにもおそまつというか、 やっつけというかあっけない結末は興ざめでした。 | ||||
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米澤穂信によるクローズドサークルもの(嵐の孤島ものともいう)の長編。 米澤というと青春ミステリというイメージが強いが、これはだいぶ毛色が違っている。脱出不能な地下施設でつぎつぎ起きる殺人の数々。動機だけは明解なようで、決してそうでもないというあやふや感。2日目くらいにストーリが流れ出すと、一気に作品世界に没入して最後まで読んでしまうという感じになっていて、一時期はやったノンストップミステリの流れ、という気がする。 一方で、クリスティの超有名作品を彷彿とさせる調度品とか、ノックスからの引用とか、カーの有名作品が引かれていたりとか(そのうち密室殺人講義でも始まるのかと思いましたが)、本格もののマニア向けに書かれたような様子もある。そのあたり、バランスを考えて書かれているのかもしれない。 一点だけ難点をあげるとすると、ストーリ全体を通じて唯一スワナさんが超絶としている理由が、今ひとつ説明不足な気がしますね。エピローグでの意味深な記述も、それを解消してくれていないように思えるし。読後感がいまひとつすっきりしないのが残念といえば残念。 | ||||
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最初、読み始める前は、バトルロワイヤルのような残酷な殺人ゲームが続いていくものだと思っていたのですが、読んでみるとちゃんとミステリー小説になっていました。 謎解きのときには、「あぁ、なるほど。だからあぁなってたのかぁ。」とちょっと納得感も持てました。深く考えると、都合の良いようにルールが出来ているなぁと思う面もありますが、深く考えずに読み進めていくと、単純に楽しめました。 ただ、このアルバイトを募集した主人が、なんの目的のために、こんなことをしているのかが、最後まで分からず、そこだけすっきりしませんでした。続編もちょっと意識したのかなぁという終わり方でした。 | ||||
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正直、がっかりでした。 久々にミステリーを読みましたが、 この作品の評価が高いことにほんとに驚きました。 この手の設定は随分以前からマンガでよくある設定。 しかもミステリーなのにマンガよりマンガっぽい設定でガックリです。 映画化にあたり、 『カイジ』、『ライアーゲーム』、『デスノート』などの流れを意識して、 チョイスされたと思われますが、その3作品と並べて、 マンガと小説という表現方法の違いを差し引いても、 まったく面白いとは思えない作品でした。 個人的には<ガード>の設定があまりにもひどすぎる!と思うのです。 読まれた方は一体どういうものを想像して読まれたのでしょうか? もうなんというか、その存在自体がリアリティがないと思うのです。 当然この世に存在しない機械ですが、あまりにも高性能すぎ! これは十戒に定められた「超自然的な手法」や 「未知の毒物や長い解説が必要な装置」に 該当するのものではないでしょうか! というか、今のミステリーはこういうのありなんでしょうか? これがラノベだったら、許しますが。 むしろ、ミステリーを読む人はこのくらいのレベルでも、 面白いと思えるくらいのものしか作品が供給されていないのか… と思うと、失礼ですがかわいそうだな…と思いました。 | ||||
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ミステリーのジャンルの中でいわゆる社会派ファンにはなじまない作品です(私もそう)。 暗鬼館なる豪勢な館を建てて、高報酬で人を集め、殺し合いをさせる仕掛け人については、 なんでそんなことをするのか一切語られません。だから現実感がまったくないのです。 漫画の「カイジ」などでも若者らをいたぶる側の理屈は描いているのに、この作品は高報酬のバイトに参加した人々が殺し合いをして、ハイ終わりです。 しかし、カスタマーレビューの評価は全般的に高い。つまり謎解きを楽しむためと割り切って読む読者が多いのでしょう。そんな読者には私のような批判は的外れかもしれません。そういえば、私も一気に読まされたし、正直言って映画を見てみたい気持ちはあります。なんやかんやで星3つとさせていただきます。 | ||||
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高額なアルバイト料に惹かれて集まった12名が、遮断された環境でどのような行動に出るか。 一人一人の性格により、行動パターンも分かれてきますが、7日間の間に、誰がどのような行動に出て、 真実よりも推理・心理ゲームの駆け引きが優先される様は、読み応えがありました。 意外な展開や、推理の裏を読む部分でも、読みやすい文体で最後まで淀みなく読むことが出来ました。 なるほどなと思わせる読後感です。 | ||||
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男女12人が密室に閉じ込められて、互いに牽制しながら7日間を過ごす。こういう設定の話はいくらでもあるけど、やっぱり面白い。作者の文章にも読ませる力はある。 12人の背景についてもう少し掘り下げていたらもっと深い作品になったかも。それでも秋の夜長にハラハラしながら数時間過ごすにはもってこいの1冊だと思う。 | ||||
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