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インシテミル
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インシテミルの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全210件 201~210 11/11ページ
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| 「インシテミル」ってたぶん「中に入ってみなよ」と軽く誘っている感じだと思うけどその誘いに軽い気持ちで入ってしまった哀れな12人の話。 行動心理学のバイトという内容不明なのにも関わらず時給の良さで参加した12人は外界と遮断された建物で7日間過ごすことになる。 しかし主催者は人を殺せば金額が2倍になるなど訳の分からないことを言い出す! そこでは各々に個室が与えられるがなんと部屋にはそれぞれ12種類の凶器が備わっていたのだ! もうここまでの設定でこれは面白い本だと思いました。 凶器一つ一つに実名のミステリ小説を暗示するメモが添付されているのも作者のこだわりを感じられる。 この12種類の凶器がバラエティあふれるモノで有利なもの不利なものも当然あるからみんな他人の凶器が気になる。 普通ミステリではトリックなどが目玉であって凶器はストーリーを盛り上げる付加要素に過ぎませんでしたが このようにここまで凶器をクローズアップしたミステリ小説は初めてだったので新鮮で面白かったです。 ただ最後の結末はこれまでの怒濤の展開だったため、思ったより救いのあるものだったので少々肩すかしな感じでした。 だけど気持ちのいいゾクゾク感が味わえるこの『インシテミル』は一読の価値は十分にあります。オススメ! | ||||
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| 時給112千円、7日後のモニター満了時1800万円という驚異のバイト額!!暗鬼館と呼ばれるクローズドサークル、“人文科学的実験”との名のもとに更に繰り広げられる青天井の報奨金を巡っての殺人ゲームと犯人捜し、といかにも怪しげで、それ故に極めて魅力的なシチュエーション。12体のインディアン人形、十戒、メモランダム、凶器、実験を始めるにあたっての“各ルール”といったケレン味溢れる小道具、クリスティ、クイーン、ヴァンダインから小栗虫太郎まで古今東西の作家たちが引用される一方で、綾辻行人ら新本格派の旗手たちを多分に意識したタッチ、米澤穂信の「インシテミル」“THE INCITE MILL”は、ミステリーファンなら思わずニヤリとしてしまうこと請負の傑作だ。ページをめくる手が止まらない終盤までのワクワクする展開に対して、クライマックスの真相がいまいちパンチと意外性に欠けるよう思えるのが残念だが、ミステリーの醍醐味に遊び心を盛り込んだ逸品でおおいに楽しめる。重要なのは筋道立ったロジックから導き出された“真実”ではなくて、その場に居合わせた者たちの“ムード”であるとの逆説がシニカルで絶妙。 今年も各ミステリー賞のベスト10が話題になる時期になったが、全く毛色は異なるものの、吉田修一の「悪人」と共に必ずや上位に挙がること確実な1冊、読んでソンはないと思う。 | ||||
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| 時給1120百円、つまり11万2000円という嘘のような時給に引き寄せられた12人の男女。 彼らはこれだけの時給を手に入れられる代わりに、地下にある建物「暗鬼館」で、 一週間の滞在期間中、行動を観察される。睡眠時間中も時給は支払われるので、 一週間が過ぎれば、「11万2000円×24時間×7日」分の給料が手に入る。 これだけならば普通に美味しい話で済むのだが、各部屋には武器があり、 また「殺人を犯せば報酬が2倍」といったいくつかのルールの存在により、 彼らは非日常的な世界への移動を余儀なくされ、「暗鬼館」が怪しい空間に変わっていく。 表紙だけ見て、軽い小説なのだろうと判断し、パラパラと読み始めたところ、 いい意味で期待を裏切られ、見事に作品に入り込んでしまった。 文章も読みやすいし、小説の舞台となる「暗鬼館」の設定も惹きつけられる。 「推理モノ」が好きな人は勿論、そうでない人でも楽しめる作品。 | ||||
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| ワクワクしながら読みました。 古典作品が悪趣味なモチーフとして出てくるのも微笑ましい。 | ||||
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| 推理小説ではよくある、クローズドサークルでの連続殺人物です。 ライトノベル出身である米澤さんの作品のうち、最も本格ミステリ色が濃い作品だと思いました。 ボリュームもたっぷりあり、スリルと推理も楽しめたので買って良かったです。 400字詰め原稿用紙1000枚で1600円(+税)とのことで、ハードカバーにしてはリーズナブルでした。 将来文庫落ちするときも上下巻に分かれそうな長さですから、そこまで値段は落ちないのではないかと思います。 今年のこのミステリーはすごい!では間違いなくベスト5に入る出来だと思います。 とても面白かったのでお勧めです。 | ||||
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| 法外なバイト料に釣られた12人の男女が七日間、 ミステリー的なコードとガジェットによって成り立つ〈暗鬼館〉という閉鎖空間で、 自らの命を賭けた“実験”に参加させられる物語。 読んでいると、舞台装置から登場人物の担う役割まで、 実に緻密に設定された〈館もの〉のアトラクションに入ったような感覚になります。 ただ、「ゲーム」的であるといっても、「犯人」を見破れたらそれで終了、といった単純なものではありません。 ある「役割」を果たすことでバイト料に莫大な上乗せができたり、意図的に「真実」を曲げ、捏造することも可能となっています。 とにかく〈館〉のルールが絶対であり、それに従って行動しなければならないので非常にスリリングです。 また、作中にはメタ・ミステリの要素も組み込まれていますが、 本作自体は、あくまで〈館もの〉の枠のなかにあり、逸脱も破綻もなく、きちんと幕が引かれています。 このあたり、筆者がエンターテインメント作家として誠実かつ一流である所以でしょう。 私は読んでいる間、結構細かいミスリードに引っかかったのですが、 こちらの予想の斜め上で物語が展開していくのが、逆に心地よかったです。 ともあれ、少しでもミステリーに興味のある方は、 とりあえず本作に「INして」、人工的なミステリーの様式美に「淫して」みるのも一興かと思います。 ▼追記 英語タイトルは「THE INCITE MILL」。 「INCITE」は「(人)を刺激する、(人)を扇動して…させる」の意。 「MILL」には「製粉場」「工場」など、多くの意味があるのですが「面倒な手順」「なぐり合い」といった意味もあります。 よって、意訳すると「厄介事の扇動」といったところでしょうか?……納得です。 | ||||
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| おどろおどろしている推理小説が好きな私には、少しラノベかなとは思いましたが、いやあ、面白い。なんというか、ロジックというか、今のミステリーといった感じがとても強いお話でした。いやあいいよ、これ。 | ||||
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| 私の中では久々のヒットです。 特にクローズドサークル物の中では最近の傑作といえると思います。 色々、お薦めに際してのポイントがあるのですが、 ネタばれになりかねないので差し控えます。というくらい、張り巡らされています。 秀逸な新本格を求めている方是非読んでみてくださいとしか。。。 | ||||
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| 冒頭の、怪しげなアルバイトに関する記述からまず引き込まれます。 そして、ミステリ好きなら垂涎ものの条件下で繰り広げられる連続殺人劇からは、一時も目を離す事ができませんでした。 また、ライトノベル畑出身の著者らしく、キャラも立っていて、登場人物の多いミステリにありがちな「あれ、今死んだこいつ誰だっけ?」といった事態に陥る事も少なかったです。 文句なしに面白い、おすすめの一冊です。 | ||||
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| 時給1120百円=11万2千円という、求人広告。怪しいがお金が欲しい等、それぞれ思惑をもった12人が集まった。仕事の内容は、12人の「暗鬼館」での7日間を、一日中観察されるという仕事。館の中には、鍵のかからない12の客室・娯楽室等の他に、監獄・霊安室といった部屋があり。12の客室には、それぞれ1つずつ、殺傷能力を備えた凶器が置かれている。館の観察者は、何をさせたいのか?そう、皆が思っているところに、館の主からの放送がはいる。まさに、クローズドサークルの本格推理小説です。私が読んだここ数年間で発売されたクローズドサークルものの中では、最高の作品だと思います。綾辻行人の館シリーズが好きな方には、 間違いなくおすすめの作品。本当におすすめできますので是非皆さんも、読んでみてください。 | ||||
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