■スポンサードリンク


Q&A



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
Q&A
Q&A (幻冬舎文庫)

Q&Aの評価: 3.48/5点 レビュー 116件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.48pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21~29 2/2ページ
<<12
No.9:
(3pt)

微妙な読後感

恩田さんは大好きな作家でほとんど読んでいますが、これはなんだかちょっと…
ラストがああなのはいつものことなのでその点に関して不満な訳ではありませんが、その内容があまりにも…。
最初から中盤までは心理描写がうまくてヒヤッと嫌な気分にさせられて、でも面白いなあ、と感心させられたものです。
が、途中からどうにも読んでてテンションが下がってしまいました。
相変わらずというか、この形式ながら今まで以上に心理描写は秀逸でリアルです。
恩田ファンの間でも読む人を選ぶ本かもしれません。
Q&AAmazon書評・レビュー:Q&Aより
4344006232
No.8:
(3pt)

「質問」と「答え」の中に潜む恐怖

集団パニックが起こったときの恐ろしさ。いろいろな人々の証言から浮かび上がってくるのは、その時の状況だけだった。原因はいったい何だったのか?それを知る人は誰もいない。原因がないまま、人々はパニックに陥った。誰もそれを止めることはできなかった。「集団」が凶器になり、弱いものを飲み込んでいく。それは現実の世界にも充分起こり得ることだ。「質問」と「答え」の中に潜む恐怖。読後、背筋が冷たくなっていくような感じがした。
Q&AAmazon書評・レビュー:Q&Aより
4344006232
No.7:
(3pt)

ワイドショーに釘付けになるが如くに・・・

「これからあなたに幾つかの質問をします」この文句から始まる、ほぼすべてがQ&A形式で話が進んでいくという変わった手法を使ってなぞの大災害を追っていくという物語。小説を読むというよりは、大事件が起こったときのテレビのワイドショーに釘付けになっていくが如くに、「それで? それで?」「いったいどうなるのよ?」「で、何なのよ?」というように読み進めていってしまう小説でした。評価の星が足りないのは、結末が私好みではなかったからというわがままな理由から。ただ、友人に聞いたところによると、この手法、恩田陸さんにはよくある結末なんだということでした。
Q&AAmazon書評・レビュー:Q&Aより
4344006232
No.6:
(3pt)

尻切れとんぼ

はじめて恩田さんの本を読みました前半は非常に面白く質問と応答だけで物語がこんなに面白くなるのか!と新鮮な気分でしたが、中盤あたりから飽きてきてしまい変化が欲しかったなと感じる一冊でした終わり方もなんだか曖昧で尻切れとんぼな感じが拭えない作品に感じました
Q&AAmazon書評・レビュー:Q&Aより
4344006232
No.5:
(3pt)

おもしろい。のだが・・・

おもしろい。恩田陸らしさが存分に発揮されている。Q&A形式で物語が進んでいくというのも新鮮だった。一章一章読み進んでいくうちに、思わず背筋が寒くなり、「今日お風呂入るの恐いな・・・」とまで思ったのだが、続きが気になりどうしても読み続けてしまう。ただ、ラストが・・・すでに書かれている方もいるのだが、いろんな人のQ&Aが進むうちに話が一つにまとまっていき、これがどういった事件だったのかがわかる、といった話を想像していたのだが・・・なんとなく事件の真相がわかっただけで、物語の核となる少女がちょっと違った世界を体験して終わり・・・思わず、「あれ?」っと首をひねりたくなった。大型商業施設での謎の大惨事、という現実に起こりそうな話でぐいぐい魅了されていたので、終わり方には正直裏切られた気がした。
Q&AAmazon書評・レビュー:Q&Aより
4344006232
No.4:
(3pt)

前半は面白いんだが、

中盤ぐらいからQ&Aというか、ただの会話になってしまったというか。それでも物語の魅力は強く、これだけで読ませる恩田陸の腕は流石でしょう。しかし、後半になるほど規制が緩んだような、集中力が途切れたようになってしまうのは残念。前半が半端なく面白かっただけに、もう一度チャレンジしてもらいたくなる。
Q&AAmazon書評・レビュー:Q&Aより
4344006232
No.3:
(3pt)

集団心理を見事に描写

本作は本編の事件の被害者達の情報を基に読み手に少しずつ情報を与え事件の真相を明らかにしていく形式となっている。読み手が真相が気になって仕方がなくなるという意味においてはまずまずの本である。最後の結末は結局そういう話かということで寒いオチではあるが、集団心理の描写においては秀逸であると言える。テロがこういう形で引き起こされるようなことがあれば恐ろしいと言わざるを得ないだろう。ここでは事件の原因を明らかにはしないが、この一点につき面白味が凝縮されている作品ではないだろうか。
Q&AAmazon書評・レビュー:Q&Aより
4344006232
No.2:
(3pt)

もやもや・・・

他のレビュアーの方が書いておられるように、途中でトーンが変わってしまうところがマイナス。さらに結局何だったのか?といったもやもや感でマイナス。久しぶりに一気に読めた作品なのに、少々残念ではあります。
Q&AAmazon書評・レビュー:Q&Aより
4344006232
No.1:
(3pt)

おおっ!からう~ん?そして、え~~?

これからあなたに幾つかの質問をします。ここで話したことが外に出ることはありません。から始まるこの小説はすべて会話で物語はすすむ。大型商業施設で起きた不可思議な事件を様々な人物が語っていく形式は宮部みゆきの「理由」にも似ているような気がした。謎に満ちた事件に冒頭から引き込まれたが、途中からう~ん?となり最後は・・・読む前の勝手な僕のイメージで物語はずっとインタビュー形式で進み多角から事件が語られていき会話の中の伏線が最後はひとつになり以外な真相が!と思っていたので、最後にえ~~そうなん?って感じだった。まぁ夢オチでなくて良かったが
Q&AAmazon書評・レビュー:Q&Aより
4344006232

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!