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(短編集)
イン・ザ・プール
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イン・ザ・プールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全354件 121~140 7/18ページ
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奇妙な病院の、愉快な物語です。 さまざまな依存症を抱えた患者が、今日も病院に集まってきます。 なかなか面白かったので、続編が楽しみです。 | ||||
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著者は、『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞した奥田秀朗。 (2006/3/10 ' 2011/1/5 第27刷) 「いらっしゃーい」が口癖の精神科医・伊良部一郎が主人公の短編集。 ケータイに依存している少年が患者の『フレンズ』が印象に残った。 少年は一日に200〜300通メールをしたり、ケータイが手から離れると気持ちが動揺して、手が震えたり身体的症状も出てしまう。 ケータイ以外にもファッションや音楽、話のネタなどのツールがないと友だちと繋がれない少年は、少しでも人望を得たいがために東奔西走、他人の目が気になるあまりにどんどんツールの鎧をまとってゆく。 今、LINE等を使えば200や300のやりとりなんて簡単にこなしてしまう高校生も多そうだし、家にいてもずっと触っている子も多そう(主観) 少年がどんどんドツボにはまって焦ってゆくのと対照的に、友だちは元から少年を数にも入れておらず、気にも留めていなかったのは印象的だ。 ケータイ依存症の話と思えば、最後は『フレンズ』に運ぶのは流石だ。 自分にも、アドレスは山ほどあるのに、帰省したら誰と会おうかな…と上から見ていると数人しか残らないこともしばしばある。 近年、「絆」って言葉がブームになったりもしたけれど、ある人から見れば「絆」だけれど、相手から見れば「絆」でない場合もありえる。 この話を読んで、「フレンズ」とは何ぞや、自分にとって「フレンズ」とは?と考えさせられました、あと、ケータイを触る頻度が減りました(笑) | ||||
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風呂で毎日少しずつ楽しみました。 長編を読む時間があまり取れない方にはいいですね。 現実的にありそうでなさそうな絶妙なネタ。 全体を通してシリアスさはなく、軽いノリなので、 適度にワクワクしながら読破できました。 | ||||
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無意識のうちにストレスフルな生活を続けノイローゼになっている患者と、 その患者の前で好き勝手振舞うことによって、彼らにもっと開放的に生きていいんだと思わせる 伊良部の物語といったところだろうか 全体的に雰囲気は明るく読みやすい ただ他の話に比べてフレンズの終り方はやや暗く、もう少し身の回りに幸せがあっても いいのではないだろうかと思ってしまった 軽いタッチが好きな人ならば安心して楽しめる作品ではないだろうか | ||||
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専門的な事を小説にしたかと思い、読んでみたがそうでもない。文体・表現など、「まるでラノベ」 私には、この本の良さが理解できない。好みの問題と思う | ||||
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主人公の何とも言えない、天真乱漫さに思わず吸い込まれてしまう。一気に読み終えた。 | ||||
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私自身も体を壊して、病院に通っている療養中の身なので、 色んな人がいるもんだ、と(お話しですが)思い、 なんだか自分が抱えている問題も伊良部のハチャメチャに紛れて どうにかなっちゃいそうな気にすらなりました。 小さい事にこだわる必要はない。 他人と比べたり、人の目を気にする必要はない。 自分の心の思うがままに。 伊良部はそうとう下品な人間ですが、 1人ぐらい実際にこういう人間が身近にいたほうがイイのかもとすら考えた。 伊良部を見てると自分は何に悩んでるのかすら馬鹿馬鹿しく感じることでしょう。 ただし、必要以上に、関わりたくないですが・・・ 面白かったので、空中ブランコも読みました。 | ||||
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医学博士、伊良部一郎なるアホな精神科医の話だ。 アホ過ぎてテキトー過ぎて、手にしたことを序盤はちょいと悔やんでおりました。 ですが、意外に計算高く人間味溢れる伊良部一郎に惹かれて行きます。読了後は笑顔でいられると思いますが、そこに行くまでが大変かもしれませんね。 間違いなく楽しめる作品とは言えませんが、伊良部のテキトーぶりを眺めてみるのも良いかもしれません。 | ||||
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不思議な本です。 博士でもある神経外科医、ドクター伊良部が神経科を訪れてくる患者達を救う物語! なわけですが、「探偵ガリレオ」のように頭で救う人ではありません。また凡人だけど抜群の行動力や、正義感で救う人でもありません。 金持ちで、世間知らずの変態で、正義感皆無です。結果として患者を治す(または改善させる)のですけど、爽快感皆無。 この手の物語だと、爽快感の有無で面白さが決まると思っていましたが、それらが一切無いのに面白いとは不思議。 | ||||
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短編集になっていて、いろんな患者が登場します。 精神科医の行動が楽しく、さらっと後味の良い作品でした。 続編も購入します。 | ||||
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アニメから見てしまったのですが 原作はあんまりシュールな感じがしません 後ナースも流石にピンクの茶髪看護服のイメージではないです 人間ドラマとキャラクターの行動、やり取りが最高ですね | ||||
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伊良部先生の第一作目です。何気にドラマ化されてます。 オススメです!! | ||||
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伊良部一郎は天才か、天然か。どちらでとらえても、おそらく正解で、どちらの視点で読んでもちゃんと最後まで裏切られません。 わかっていてやってるのか、偶然治療できたのか。本当にバカなのか本当は天才なのか。それは読者それぞれにゆだねられているといっていいでしょう。 読むたびに「あれ?本当はどっちだ?」と考えることができ、そこに答えがないから何回も楽しめます。 そのたびに登場人物の本気の悩みが、実はとても重く、でも実は考えすぎなんじゃないか?という問いかけも突きつけられるのです。 だからといって、中身はとても軽く、読みやすく、ユーモアにあふれ、決して難しくなんかありません。 もし「私はライトノベル以外の本なんかわからないから」とか「活字を見るだけで頭が痛くなるから」なんて人がいたら、まずこれがオススメ。 本が嫌いな人も、もしかしたら名医(迷医?)伊良部が治療してくれるかもしれませんよ。 惜しむらくはこのシリーズが、すでに完結している点ですね。これで治療できたからって次を探すのは多分大変ですから。 | ||||
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最初から伊良部ワールドに引き込まれた。 こんな破天荒(自己中?)な奴に巻き込まれる快感を私も味わってみたいような、巻き込まれたくないような・・・ 伊良部って名前もぴったりです。作者のセンス良すぎる。 | ||||
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伊良部総合病院神経科を訪れる患者の症状が、伊良部医師に油を注がれ、どんどんエスカレートしていく、その滑稽さがツボです。対する伊良部医者とマユミ看護婦もまともじゃない。三者が絶妙なお笑いの世界を構成しています。第1編『イン・ザ・プール』では、「あれ、こんなもん?」という感じでしたが、読み進むと、第3編『コンパニオン』で、「もしかして名医?」…と思い、第4編『フレンズ』では、この世界がクセになり、伊良部シリーズ続編(『空中ブランコ』、『町長選挙』)も買ってしまうのでした。 | ||||
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電車の中で読んでたのですが、笑いが止まらず涙まで出てしまい大変でした。 それくらい私自身は、ツボりました(^.^) | ||||
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著者の奥田さんがつくりあげたドクター伊良部の面白さに感動した。それは、初めてダウンタウンの漫才を見たとき衝撃に近いものがあった。 | ||||
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良い点 読み物として面白い。とてもユニークな精神科医。 もうちょっとな点 医療関係者として精神科の勉強になるかなーと思って読んでみましたが、そういう類の本ではなかった。 どのエピソードも主人公はちょっと欝気味の引きこもり自虐系の性格を持ち、精神科医の伊良部が天真爛漫に振舞うというもの。実際の現場での精神病患者というのはどちらかというと伊良部のような困ったちゃんに手こずるわけだからねー。大人しめの患者っていうのは扱いが比較的楽なわけだ。。 私の意見をまとめれば、この本は、精神病患者みたいな精神科医と、一生懸命自己分析しようとする精神科医みたいな患者達が織り成すユニークなエピソードたちである。 実用的でないという意味で星を減らしたが、実際いい気分転換になるので、2巻目も買った(笑) | ||||
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ネタが精神病の病状を使っているので、笑うに笑えない所があり自分にはあわなかった。 | ||||
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精神科医伊良部一郎と、そこに訪れる患者のやり 取りが面白いです。 伊良部先生自体が、正常(一般常識)の範囲から 逸脱しているのに、そこに訪れる患者の悩みが、プー ル依存症や陰茎硬直症等の変わった悩み。 肩の力を抜いて、さらっと楽しく読める本です。 | ||||
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