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(短編集)

イン・ザ・プール



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【この小説が収録されている参考書籍】
イン・ザ・プール
イン・ザ・プール (文春文庫)

イン・ザ・プールの評価: 4.37/5点 レビュー 357件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.37pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全357件 21~40 2/18ページ
No.337:
(3pt)

登場人物に癖がありすぎる

まずこの本の主要人物の伊良部に共感できるか出来ないかで読めるかが決まります。
二章ほど読んで無理そうだったらそこで終わりにする方がいいと思います
あまりに自分勝手で色々痛々しい人物の行動は読んでて苦痛でした
イン・ザ・プールAmazon書評・レビュー:イン・ザ・プールより
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No.336:
(5pt)

再購入

15年前くらいに読んですごく面白かった記憶があり、また読みたくなり購入。やはり面白かった。
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No.335:
(5pt)

コミカルに、でも思い当たるところもある

気楽に読める小説。短編が五篇収録されていて、一話あたり15分もあれば読める。

おかしな病(精神的なもの)を患った登場人物と、伊良部のかけあい。あくまでもコミカルに話は進み、軽妙なトーンなのでニヤニヤしながら読むことができる。

抱えている病は外野から見ればとても滑稽なものだが、本人がいかに真剣に悩んでいるか、生活に支障をきたしているか、という切実な描写も実に丁寧。
いくつかはああ自分がもしかしたらなってもおかしくないのかなあとか思いながら読むと面白い。
昔読んだ記憶があったので再読したものだが、もう20年も前の本なので「フレンズ」で出てくるケータイの話は隔世の感とまあこんなものだったなあという思い出が蘇る。

いまの世であれば、SNSで終始自分のことを呟かずにはいられない人、バズりたくて呟きまくっている人、モノを食べずにインスタにあげて捨てる人などなど、新しい形で何か病んでいる人をこの著者はうまく描いてくれるのではないかと思う。
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No.334:
(5pt)

イライラしてる貴方、ドクター伊良部の扉をノックしてみれば?

プールで泳ぐ習慣が中毒化してしまう男、自意識過剰のコンパニオン、ケータイ中毒の少年など、現代社会で生きる我々一般人が自ら勝手に招いてしまう気持ちの「病」を、奇抜な方法で治療してくれるドクターの話です。

映画にもなっているようですが、ドタバタ喜劇っぽさの中でホッと一息つけるような癒やしのショートストーリーが5作品収められています。

長く続くコロナで仲間たちと大騒ぎも出来ず、会社ではコンプライアンス、ネットでは吊し上げの炎上で生きてるだけで緊張でガチガチになってしまいがち。

特にトリックもサスペンスもないですが、読んだ後、「ふわっ」とした気持ちになれますよ。
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No.333:
(4pt)

変態医師が生きやすくなるヒントをくれる本

コロナ禍のストレスと体調不良で不安神経症気味になっていたので、自律神経を整える系の本と一緒に読書用としてこちらを購入。
小説などには疎いので「面白い本」と検索して出てきたのを選びましたが、精神科の話だったので「自分もメンタル落ちてる時にこんなの選ぶんじゃなかった、ミスった」と最初は思いました。
でも読んでみたら全く予想とは違って、医療行為なんて程遠くハチャメチャで理解不能だけど、最後は心が温まる話ばかりでした。
伊良部先生は本気で変態だしヤバイ人ですが、カウンセリングなんて意味ないよ〜と言いながら患者とゆっくり身の上話をして、突拍子もない提案ばかりするけどその中に少しだけ生きやすくなるヒントをくれる。伊良部先生のキャラクター設定は深く練られているのがよく分かりました。
自分の場合、鬱っぽくなったのは人生で初めてで何かと無駄に考え込んでしまって辛かったのですが、この本を読んで「あーもっとテキトーでいいや」と凝り固まっていた気持ちがほぐれました。やはりたくさんの人にオススメされている本なので魅力があるなと感じました。
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No.332:
(4pt)

ま、いいんじゃね?…てね

窮屈な世の中で、何かしらのタガが外れた人達が、こんなハチャメチャな精神科医さんと向かい合えば、更にワンダフルな世の中になるかも?と少しわからなくなるお話。

色んな意味で、自分らしく?
ま、いいんじゃね?
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No.331:
(3pt)

これが通るのなら苦労はないです。

どのお話も、だらしのない精神科医を反面教師として患者が勝手に行動して自ら正解にたどり着くというオチです。お話しとしては面白いのですが、現実問題として病んでる人の心って、こんなに簡単には自己解決しないかなあ?
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No.330:
(5pt)

弱っているときに読むと気が楽になる

気持ちが楽になりました。
こうでなければいけないとか人の目を気にすることが、その人の受け取り方次第であるということが気づかされました。
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No.329:
(5pt)

満足

満足しています。
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No.328:
(4pt)

ひさびさ

よみかえしました。くだらなくていいですね。
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No.327:
(4pt)

「あるがままにするのが人間はいちばんいい」

破天荒な精神科医である伊良部と、彼のもとを訪れた患者たちの物語。患者1人につき1話ずつで、5話収録された短編集。心の病気という重くなりそうなテーマを、コメディのように面白くさらっと読ませてくれるところがいい。

欲望に忠実で感情を抑えることもせず、子どものように患者を振り回す伊良部。治療と呼べるのか甚だ疑問な伊良部の行動が続く中、患者たちは振り回されている内に、自分の心との付き合い方を変化させていく。

伊良部は本文中の言葉を借りると「あるがままにするのが人間はいちばんいい」を体現した存在なんだろうね。そうした結果、患者を素直に受け入れながら、彼らを映す鏡になっていく。とある患者が伊良部に対して思ったことで、「自分と同じ境遇に立たされているのだ。なのにどうしてこれほど結果がちがうのか」という一言が印象深かった。

ぼくは不安障害の治療中なんだけど、まさに当たり前にみんな感じる不安を大きく受け取ってしまい困ってる。開始早々に語られていた「つまりストレスなんてのは、人生についてまわるものであって、元来あるものをなくそうなんてのはむだな努力なの。それより別のことに目を向けた方がいいわけ」っていう言葉はまさに真理だし、ぼくの行ってる心療内科の先生にも言われた言葉なんだよね。伊良部のようにはいかないまでも、自然体で好きなことに没頭して生きていけたらなと思いたくなる小説だった。
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No.326:
(4pt)

変わりすぎの先生とエロい看護婦

珍しい病状に悩む患者が一番人間らしく感じるところが面白い。
前半の2話がお気に入りだったため、順番に読むとちょっと後半失速したように感じました。ユーモアに振りきっているのでさらっと読むのに良いかと。
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No.325:
(5pt)

こんな時代だからこそ、必要な本です、

随分前からこの本は気になっていたのですが、なかなか自分で購入するに至らなかった。
そんな時に友人からプレゼントされました。
コロナウイルスのおかげで自宅時間が増えてやっと読む機会がきました。

あまり期待していなかったのですが、面白すぎてあっという間に続きも読んでしまいました。
内容はかなり変わったお医者さんとそこに来る患者さんのお話。
でも、よくこう言う人いるな、、、と思うような人たちばかり。
だから共感できてあっという間に読んでしまいました。
この二人の掛け合いが面白い。こんなお医者さんいたらいいな、、、と思う作品でした。
是非、笑いが必要な方はお試しください。
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No.324:
(5pt)

ただただ面白い

悩んでいる本人にとってその悩みはすごく一大事なのに、他人から見ると些細な事に感じる。(むしろ自分の悩みの方が重大だとさえ思ってしまう)
精神科医が鬱になってしまうケースが多いが、このくらい気ままに治療していくほうが本人にとっても医者にとってもいいのかもしれない。ただ本書は面白い。
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No.323:
(4pt)

ちょっと元気になれる小説

ちょっとおかしな精神科医が、色々なおかしな症状をもった患者に、ちょっとおかしな感じでその症状を解決しようとする物語です。
読み終わったあと、ちょっと元気になるような本だと思います。
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No.322:
(3pt)

申し訳ないが

何という事のない小説。暇つぶしになる程度。
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No.321:
(1pt)

現実味が薄い

5つの短編集です。書いている筆者は楽しいだろうけれど、内容に現実味がなさすぎてがっかり。また、意図的な男尊女卑の描写が多々見られ、男の私からしても非常に不快だった。全体的にスベっていて寒い。蕎麦屋のチャリにぶつかって頭から麺をかぶったり、落ちてきた広辞苑が直撃して男根が勃ちっぱなしになったりと話が飛躍しすぎていて、ミステリー小説が好きな方には全く向かないだろう。
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No.320:
(4pt)

箸休め感するが記憶に残る

ストーリー展開が全く複雑でも重くもなく、重い物を読んだ後の箸休め的な感じの作品の気がする。ただドクター伊良部のキャラに引っ張られて物語も印象に残る最高な料理、作品でした。
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No.319:
(5pt)

面白い

面白い
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No.318:
(5pt)

精神障害ファンタジー

精神障害はすごく辛い病気だと思うし、割と重い症状を示した5人の患者が登場しますが、ドクター伊良部と看護婦マユミの特異なキャラクターが、重いテーマを陽気で愉快なファンタジーに変えています。

私もそうですが、神経症の人は必読ですよ。内側にすごく温かいものが流れている小説なので、「悩んだり、ちょっと変になる時があったって、それも人生だからいいじゃない」って気分になります。ピーターパンがいないように、ドクター伊良部のようなお医者様もまた実際にはいないわけですが、小説の中には存在する。小説っていいなぁと、私は満喫しました。
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