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翡翠の城
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翡翠の城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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序盤、妙な屋敷の話をしいざ出陣とそこまではいいのだが、 500ページという長丁場の割にはリアルタイムでの殺人は少なく、 トリックといえるレベルのものも無く、そしてなにより15歳の少年と40近いおばさんの ラブコメはさすがにニッチすぎるだろう・・・・ 探偵役の桜井は前作よりは存在感があるものの、実際に何をやったかというと いまいち思い出せないほどで、せめてもう少しかっこよく活躍するシーンが欲しかった さやかや星弥など登場する女性陣にはそれなりに出番もキャラ付けもなされているが男性陣は空気で、 とてもじゃないが誰が誰がかを把握するのは非常に困難 そんな中、教授と刑事のキャラだけは悪くなく、おそらくこの作品の見所といえばこの二人ぐらいだろう 本格ミステリを読みたい人にはあまりお勧めできない一冊 | ||||
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昔買ったはずの本が見つからず困っていたので助かりました(^^) | ||||
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一族経営の名門ホテルで、95歳になる老女、真理亜の住む別邸、碧水閣の取り壊しをめぐる意見の対立をきっかけに内紛が持ち上がる。 京介が修論で取り上げる予定の不遇の建築家、下田菊太郎が碧水閣にかかわった可能性がある、という情報からホテルを訪れた、京介、青、深春、そしてイタリアから帰った京介の師、神代教授は、その内紛に巻き込まれていって… トリックなどは前回のほうが凝っていたかな、と思いますが、今回は登場人物がとてもよく動いていたと思います。 ぎょっとするほど濃い化粧の老女、美少女、言動のおかしい中年男性など、ミステリーの王道という感じでした。 巨椋一族のひずみや、過去の出来事などもどろどろしていて、いかにもな怪しげな雰囲気が楽しかった。 「建築家探偵」の肩書もこの巻ではいかんなく発揮されており、碧水閣の異様さが全体の空気に流れている気がします。 またそんな怪しい雰囲気の中、蒼の星弥によせるまっすぐな好意が爽やかでせつなくて、きらきらしていました。 とこどろころ垣間見える蒼の過去や、不登校だった彼が学校に行こう、と決意するくだりなどは、この後もシリーズが続いていることを知らなければ最終巻かと勘違いしてしまいそうです。 夏、という季節もよくマッチしていました。 トリックを見て感心するよりも、べたべたのミステリーの雰囲気を楽しみたい方におすすめです。 | ||||
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初めて読んだ篠田真由美作品です。宝石の名前の付いたタイトルに惹かれて手に取りました。カバーもとても綺麗だったし。 あまりにも何度も読み過ぎて、印象はよくわからないのです。今の私のある程度の部分を形作った本なので、自分と同化してしまって。 ともかく、そのぐらい何度も読みたくなる、魅力のある本です。 建築マニアも本格マニアも、それに面白い本はないかなと探している人も、誰にでも勧められる本だと思います。 | ||||
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ホンモノの「翡翠の城」は見たことはないけれど、読んでいる間はまさに目の前にそれが広がっている。 豪華で、幻想的で、どこか物悲しげな・・・。 城をめぐる謎も同じように。 もちろんミステリではあるけれども、全部を読み終わった後に、後ろか背中をポンとたたかれた気分になり、「私も前に進もう!」という気持ちになってくる。 | ||||
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