緑金書房午睡譚



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初公開日(参考)2010年04月
分類

長編小説

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緑金書房午睡譚

2010年04月21日 緑金書房午睡譚

高校に通わなくなって数ヵ月。16歳の木守比奈子は大学教授である父が研究休暇でイギリス行きを決めたため、古本屋「緑金書房」に居候をすることに。その店を営む青年は亡き母の親戚だというが、時代遅れの格好をし、どこで寝ているのかもわからない。秘密めいたお店で手伝いをする比奈子は、ひとりになると不思議な気配や視線を感じるように…。本を愛する人へ贈る古書ファンタジー。 (「BOOK」データベースより)




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緑金書房午睡譚の総合評価:7.43/10点レビュー 7件。Cランク


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No.7:
(4pt)

篠田さんと波津さんと古き良き文化の継承

「誰かが大切にしてきたものを、その気持ちを汲み取った上で自分なりの考えをもって継承する」物語が
好きな方にはお勧めします。

このお話を気に入った方には篠田さんと波津さんで組んだライトノベル(理論社から出てた?)や波津さん
の漫画もお勧めします。
特に気分しだいでキュートだったりラブリーだったり慇懃無礼だったり忠実だったりする猫が大好きな方に。
緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)より
4061828355
No.6:
(5pt)

古本屋さんの怪しい挙動がすごく面白かった。

古本屋さんの話。
古本、古書、古籍の違いを初めて知りました。

ほとんど古本しか読んでなかったからだと分かりました。

ナルニア国物語の日本版かつ現代版かつ子供一人かつ主にこちらの世界の話ということのようです。

本屋に猫はよく似合う。
古本屋さんの怪しい挙動がすごく面白かった。
緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)より
4061828355
No.5:
(4pt)

飽きずに、一気に読めました。

不思議の国のアリス風で、面白かったです。
私も月島の「緑金書房」へ行けるかもと感じる所がありました。
こんな本屋があったら、絶対に行きます。月島も好きな所です。
緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)より
4061828355
No.4:
(3pt)

異界と現世の狭間の古書店

最近はやりの古書店ミステリものではなく、完全なファンタジー。
異界と現世の半ばにあるような古書店。
古書に関することはあまり出てこない。
ミステリ風になってきたかと思えばファンタジーに。かと思えばオカルト風に…と詰め込みすぎたのかどれもが中途半端な感じが否めない。
つまらなくはないけれど、印象が微妙で消化不良気味だった。
漫画にした方が面白いかも。
緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)より
4061828355
No.3:
(4pt)

日常の謎の装いをした「こちら」と「あちら」の物語・まだ序幕でしょうか

連作短編集です。父が大学の研究休暇でイギリスに遊学中なので、高校一年の比奈子は母方の親戚という、月島の古書店「緑金書房」に居候を始めます。古書店を舞台にしたミステリが最近多く見られますが、冒頭の一話はその感じを匂わせつつも、物語は人語を解するクロネコや大叔母と同じ名前を名乗る幻の美少女の出現などによって、オカルト方面に揺らされてゆきます。書店のあるじである緑郎もまた謎の多い人物で、「あちら」から来て「こちら」に居着いてしまったようです。

緑郎について比奈子も死者の古書籍の整理や引き取りに出かけるうち、「あちら」のダークサイドが流れこんできたり、と、ちょっとクトゥルー・ホラー系のテイストもあります。

かと思うと、「あちら」=イギリス・妖精・シェイクスピア=ナルニア国物語のラインもしっかりと貫かれていて、比奈子は母の形見の箪笥に入ってナルニアを夢見たり、と、さまざまな味がややまとまりを欠きつつ、日本の「月島」に集約されてゆきます。

古書店ミステリ、オカルト、妖精物語の三つが絡み合って拮抗したまま終わっているという印象です。謎の多い母の親類一族の行方を解きほぐすミステリなのか、ダークレディとホワイトレディの裏表を描くサイコホラーなのか(父やお手伝いさんに化けて比奈子を騙そうとする謎の勢力はまだ正体が見えていません)、あるいはナルニアの幸せな童話世界へ解放されてゆくピュア・ファンタジーになるのか、どちらの方向へも行きかねているところが、すこし窮屈でもあり、魅力でもある、というところでしょうか。

緑郎と比奈子の関係の進展も、そして「あちら」の謎の大叔母であるミドリや、生きているかもしれない母三千子の存在も含め、次巻で解きほぐしが進み、物語の方向性が見えてくることを期待しています。
緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:緑金書房午睡譚 (講談社ノベルス)より
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