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虎口



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【この小説が収録されている参考書籍】
虎口 (文春文庫)

虎口の評価: 4.25/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

「感謝」!ありがとう文春文庫!

待ちに待った「新・競馬シリーズ」の第2作が出版されました。息子が引き継いだ作品は日本で翻訳されることが長く途絶えており前作「覚悟」が久しぶりの刊行となりました。矢継ぎ早に本作がでました。ほんとうにありがとうございます。

もちろん物語は「イングランド版『渡る世間は鬼ばかり』」、つまり家族間の争いというかコップのなかの嵐、なのですが本作はもっとおどろおどろしい内容で「名門調教師一家版『犬神家の一族』」であり後味が悪い「嫌ミス」でもありました。

けれどのそれを補ってあまりある主人公のストイックさと皮肉の効いた台詞が肝となります。「物事が悪化した際にさらに悪い方向に進まないようにしっかり管理すること」を生業とする危機管理の専門家が事件に正面から向き合います。「ソーシャルメディアは罪深い。噂を広めたがる連中の楽園である。」「自分の危機より他人の危機を解決するほうが得意なのだ。」「歳をとるというのは厄介なことだ。」「彼らのケツにサンダーフラッシュをくらわせてやるときだ。」「人の行動にはかならず結果がともなうものだ。」などなど。

そしてラストたったの2ページなのですが「南国の楽園」での幸せな結末も見事でした。第3作も予告されていますのでどうか末永く翻訳されることをお願いします。
虎口 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:虎口 (文春文庫)より
4167924331

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