虎口



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    虎口 (文春文庫)
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    初公開日(参考)2025年10月
    分類

    長編小説

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    虎口 (文春文庫)

    2025年10月07日 虎口 (文春文庫)

    英国競馬の聖地、ニューマーケットで発生した厩舎火災。犠牲となった名馬の馬主の依頼で、危機管理コンサルタントの私が調査に派遣された。焼けた厩舎は高名な調教師一家のものだったが、カリスマ調教師だった父のもと、三人の息子たちがいがみあう地雷原のような一族であった。ほどなくして火災の焼け跡から人間の遺体が発見され、それは問題児として疎まれていた末の娘のものであると判明した。そしてさらなる死が。 なぜ厩舎は焼かれなければならなかったのか? 長年にわたって音信不通だった問題児ゾーイはなぜ帰郷し、遺体で発見されたのか? 殺人者は一族にの中にいるのか? 調査を進める私にも危険はふりかかった――。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    虎口の総合評価:8.20/10点レビュー 5件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    前作の方が面白かったぞ。

    新競馬シリーズの邦訳第2作(英語版では第8作)。競馬の聖地・ニューマーケットで起きた厩舎火災の調査に派遣された危機管理コンサルタントが、高名な調教師一家の秘密を暴く犯人探しミステリーである。
    弁護士で危機管理会社スタッフのハリイはダービーの本命視されていた馬を含む7頭が焼死した火事の原因を調査するために、火事が起きた厩舎に派遣された。厩舎を管理する名調教師と名高いオリヴァー一族に接触すると、家族間に深刻な諍いがあるようだった。程なく、焼け跡から人間の死体も発見され事態は殺人事件へと変わっていった。犠牲になったのは一家の末娘で少女の頃から問題児だったゾーイのものと判明。薬をやっていたゾーイが火を放って自殺したのではとの見方も出てきたが、ハリイは事件の背後に複雑な人間関係があると推察した…。
    舞台は競馬の聖地、登場人物は競馬関係者だが物語の骨格は犯人探しミステリーである。主人公の調査の進め方、犯行動機の論理性などは英国ミステリーの伝統を受け継ぎ、安定感がある。ただ、物語の深み、読書の楽しみの面では前作「覚悟」に及ばない。というか、前作が傑作すぎたのかもしれない。
    新旧の競馬シリーズの愛読者には絶対のオススメ、本作から手に取る人も従分に楽しめる謎解きミステリーとしてオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.4:
    (5pt)

    父ディックの域に迫るレベルの作品。

    前作『覚悟』は父ディックの創出したシッド・ハレーを主人公にした、父のコピーのような作品だった。だが、本書は父ディックの域に迫るレベルで、かつ、父とは違う個性が出ていた。
      弁護士ハリイが厩舎の火災を追う事件だが、事件を追うとともにサイドストーリーとしての恋愛もあり、面白く読んだ。また、父の作品にはなかったベッドシーンがあることにも驚いた。
      前作は父の創出したキャラをうまく活躍させられなかった印象だが、本作は独自に生み出したキャラなので、制約がなくイキイキと動いていた感じ。
    虎口 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:虎口 (文春文庫)より
    4167924331
    No.3:
    (5pt)

    安定の面白さ

    作者が息子に代わっても、相変わらず面白いです。数年おきに読み返したくなるシリーズです。
    虎口 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:虎口 (文春文庫)より
    4167924331
    No.2:
    (4pt)

    ディック・フランシス・ヒーローとクリスティー・ミステリーのようなしっかりした謎解き

    「覚悟 新・競馬シリーズ」を読んだのは、2025/5月。あまり時を置かずに本書が出版されました。悦ばしいことです。
     主人公は、企業のトラブル・シューティングを請け負う企業に雇われた弁護士、ハリイ・フォスター。彼はイギリス競馬、ニューマーケットで起きた厩舎火災事件の調査を割り当てられることになります。その火災のため、名馬<プリンス・オブ・トロイ>が他の6頭の馬と共に焼死していました。調査の依頼主は、アラブの王族の一人であり<プリンス・・・>の馬主であるシーク・カリム。焼けた厩舎は、名調教師でもあったオリヴァー・チャドウィックのものであり、現在はオリヴァーに代わり長男のライアンが馬の調教を行っていました。ライアンには、弟の調教師・デクラン、もう一人の弟、騎手・トニイ、末っ子の妹・ゾーイがいました。
     ハリイが調査を開始するや否や、その焼け跡から死体が発見され、それがゾーイだったことが判明します。
     果たして、誰が厩舎に火をつけたのか?ゾーイの死因は?
     ハリイは、洗練されていながらもディック・フランシス・ヒーローらしい機転と<冒険小説アディクト>にとっては不可欠なガッツを持った男として終始私をその気にさせてくれます。常に冒険小説の醍醐味は、主人公に憑依させてくれて、読後そのことをすっきりと忘れさせてくれるところにあります。まるでひと時の夢のように。
     本書は、ニューマーケットのあれやこれやを知るのと同時に「覚悟」同様、英国競馬界の裏表を知る楽しみを提供しながら、美しいケイト・ローガンとの麗しい恋愛がその楽しみを倍加させつつ、アガサ・クリスティーかと見紛うしっかりした謎解きを用意して最後まで飽きさせなかったと言っていいでしょう。但し、その大元にある<Why-Done-It>に特に新味はありませんでした。
     比較はあまり良いこととは思えませんが、前作「覚悟」よりも面白かった。次の<新・競馬シリーズ>の翻訳を楽しみにしています。
     ◻︎「虎口 新・競馬シリーズ "Crisis"」(フェリックス・フランシス 文藝春秋) 2025/10/14。
    虎口 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:虎口 (文春文庫)より
    4167924331
    No.1:
    (3pt)

    「感謝」!ありがとう文春文庫!

    待ちに待った「新・競馬シリーズ」の第2作が出版されました。息子が引き継いだ作品は日本で翻訳されることが長く途絶えており前作「覚悟」が久しぶりの刊行となりました。矢継ぎ早に本作がでました。ほんとうにありがとうございます。

    もちろん物語は「イングランド版『渡る世間は鬼ばかり』」、つまり家族間の争いというかコップのなかの嵐、なのですが本作はもっとおどろおどろしい内容で「名門調教師一家版『犬神家の一族』」であり後味が悪い「嫌ミス」でもありました。

    けれどのそれを補ってあまりある主人公のストイックさと皮肉の効いた台詞が肝となります。「物事が悪化した際にさらに悪い方向に進まないようにしっかり管理すること」を生業とする危機管理の専門家が事件に正面から向き合います。「ソーシャルメディアは罪深い。噂を広めたがる連中の楽園である。」「自分の危機より他人の危機を解決するほうが得意なのだ。」「歳をとるというのは厄介なことだ。」「彼らのケツにサンダーフラッシュをくらわせてやるときだ。」「人の行動にはかならず結果がともなうものだ。」などなど。

    そしてラストたったの2ページなのですが「南国の楽園」での幸せな結末も見事でした。第3作も予告されていますのでどうか末永く翻訳されることをお願いします。
    虎口 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:虎口 (文春文庫)より
    4167924331



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