怪物の森 未解決事件捜査官ヴァン・リード
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あらすじ
生き埋め死体が発見された。被害者は発掘直前まで生存していたうえ、1980年にミネソタの森で少女三人が失踪した“盗まれた少女たち”事件の当事者の一人と判明、地元に衝撃が走る。三人のうち一人だけ、灼熱のアスファルトで火傷しながら裸足で戻ってきたが、事件の記憶を一切失っていた――曰くつきの未解決事件。ミネソタ州犯罪捜査局BCAの未解決事件捜査官ヴァン(エヴァンジェリーン)・リードは、社会から隔絶したカルト的小集団で育てられた自分自身の心の傷を抱えながらも、辣腕科学捜査官ハリー・スタインベックとチームを組んで事件を担当する。少女たちは誰に連れ去られたのか。なぜ数十年経った今になって生き埋めにされたのか。次々とアリバイが崩れていく関係者たちの真実とは?エドガー賞(MWAアメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀ペーパーバック部門の最終候補作。ベストセラー作家ジェフリー・ディーヴァー氏も「これは一気読み!(This is a one-sitting read!)」と絶賛するリーダビリティ最強のサスペンス。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
怪物の森 未解決事件捜査官ヴァン・リードの評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
怪物の森 未解決事件捜査官ヴァン・リードの総合評価:
6.50/10点 レビュー 2件。
感想一覧
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2024年のエドガー賞ノミネート作品。日本初登場だが、アメリカではすでに3作が刊行されている人気シリーズの第1作である。
2022年、ミネソタ州の森の中で、1980年に起きた3人の少女失踪事件の当事者のひとりが生き埋めで殺された。42年も前の事件の被害者が、なぜ今になって殺されたのか? 被害者が42年前の事件の少女が身に付けていたネックレスを持っていたため、未解決事件捜査課が担当することになり、女性刑事・ヴァンがリーダーとなった。思い込みが激しく、ややもすると空回りしがちなヴァンをサポートするのが沈着冷静で辣腕の科学捜査官・ハリーで、二人は危ういバランスを保ちながら徐々に真相に迫っていく…。
何十年も前の事件と現在の事件が絡み合い、元気過ぎる若い女性刑事と冷静なベテラン男性刑事がコンビで活躍するという、既視感たっぷりの物語。ヒロインがイジメに合って警察を辞めたというのが目新しい。しかし、複雑な過去を持つヴァンが現実を写した悪夢を見て、それが解決に直結するというのがなんとも気恥ずかしい。サイコ・ミステリーかと思ったら、ホラー・ファンタジーな物語だった。
時間の無駄とは言わないが、「ジェフリー・ディーヴァー絶賛」には気を付けた方がいい。