空に浮かぶ密室
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| 元奇術師の探偵、ジョセフ・スペクターのシリーズ2作目。観覧車内、奇術の最中、殺人捜査中の劇場での連続密室殺人にスペクターが挑みます。1件目はなるほど、2件目はむむ、3件目は現実には無理ではないかと思ってしまうが、作者の目的は探偵小説の黄金時代のオマージュであり純粋にロジック、物語を楽しめればいいかと。前作は読者への挑戦部が袋とじになっていたが今回はなし、手がかりについては同様にページ数が記載されてます。(フェアということです)ミステリーが好きな割には犯人がわからず、手がかりを常に見逃している私には参考になります?。展開もスピーディで読みやすいです。 | ||||
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| 「死と奇術師」に続くトム・ミードの新作パズラーです。作者が謳っている通り、本格探偵小説・黄金時代へのオマージュであり、フェアネスと丁寧さと緻密なロジックを持った秀作だと思います。 舞台は、1938年、ロンドン。ワトソン役は、弁護士、エドムンド・イブス。彼は、空中に浮かぶ観覧車のキャビン内で至近距離から射殺されたドミニク(銀行支配人)と共に同乗していた妻のカーラ・ディーンの弁護団の一員として一連の事件に巻き込まれていきます。カーラはキャビンに同乗していたが故に容疑者として逮捕されていました。 イブスは、アマチュア奇術師の卵として、高名な奇術師であるパオリーニ教授が復帰公演を行う<ポムグラニット劇場>へ出向きますが、教授が或る演目を実演した後、箱の中から或る男性の死体が転がり出る事件をも目撃してしまいます。イブスは、まるで初期のヒッチコック映画を喚起させるもう一人の「巻き込まれ型」の主人公としてそこにいます。 果たして二つの事件に繋がりはあるのか?(ないはずはないか(笑))。犯人は?何故? 純粋パズラーですから、これ以上ストーリーを明かすことはできません。探偵役は、前作に引き続き奇術師、ジョゼフ・スペクター。 まずは、<ポムグラニット劇場>の見取り図が掲載され、途中、いくつかの部屋の内部も図示されています。また、数多くの謎解きについては、手がかりがしっかりと埋め込まれており、尚且つ注釈が示され、<読者へのフェアネス>という作者の思想が貫かれています。それは、簡単なようでいて実はかなり困難な命題ではないだろうか?いずれにしろ、本書については、書き過ぎてはいけません。 尚、巻末の杉江松恋さんの解説も見事なものだと思います。 原題は、勿論、「殺人の輪」と直訳できますが、"Wheel"はまさしく第一の事件でもある遊園地の"観覧車"が巡る人生の機微を象徴しているようでもありますね。 ◻︎「空に浮かぶ密室 "The Murder Wheel"」(トム・ミード 早川書房) 2025/11/13。 | ||||
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