暁星



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    初公開日(参考)2025年11月
    分類

    長編小説

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    暁星

    2025年11月27日 暁星

    「ただ、星を守りたかっただけーー」 現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語が合わさったとき見える景色とは⁉(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

    暁星の総合評価:7.10/10点レビュー 70件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (5pt)

    暁星の感想

    本屋大賞ノミネート作ということで、拝読させていただきました。
    やはりそこは、女帝ともいえる筆致で、ひとり語りで進めてゆく著者の代名詞ともいえる作風が映えていました。
    しかし既視感のある舞台、既視感のある設定。
    ずいぶん長いものを、読まされた感じです。


    82QYAGNC
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.69:
    (5pt)

    「金のペーパーナイフ」と「半分こ」

    文部科学大臣が男に襲われて、殺されてしまうという衝撃的な場面から物語は始まります。
    前半は文部科学大臣を殺した永瀬暁生の獄中手記という形で、宗教2世という立場で淡々と描かれています。
    後半は前半で描かれている同じ宗教団体の宗教2世の女性作家の立場から、自分(白金星賀)の半生を小説として描いています。
    最後に犯人(長瀬暁生)と作家(白金星賀)の人生が複雑に絡み合って1つになって、文部科学大臣暗殺事件の真相が明らかになっていきます。
    作者の溱かなえさんは、その出世作ともなった「告白」でも1つの事件をいろいろな立場の人の視線で描き、1つの事件を立体的に見事に描き出しました。。
    今作でも、立場の異なる2人の宗教2世の視点から、1つ事件を別々に描き、最後に1つにまとめて事件を立体的に描き出すという手法がとられています。
    今作では2人の人生が絡み合うというスケールの大きさと複雑さがプラスされていると思います。
    できれば、なぜ文部科学大臣が殺されなければならなかったのかという主人公たちの心理をもう少し深く描いてほしかったです。
    湊かなえさんらしいミステリーとして十分に楽しめる作品だと思います。
    暁星Amazon書評・レビュー:暁星より
    4575248568
    No.68:
    (5pt)

    フィクションの中に、ノンフィクションを入れ込んだ、入れ子構造でしょうね。

    純愛小説であり、告発小説。
    結論から言うと全てフィクションだと思う。フィクションだからこそ、ここまでかけるので、これがノンフィクションやルポルタージュなら、事実関係を担保するのは相当困難だったと思う。綿密な調査や根拠資料を明確にしなくていいのが、フィクション。だからこそ書けた。
    それにしても、「美しき祖国、日本」でしたか、ここまで言うかと苦笑した。
    暁星Amazon書評・レビュー:暁星より
    4575248568
    No.67:
    (5pt)

    母が、引き金の、家族の悲劇。

    衝撃の、ストーリー。
    暁星Amazon書評・レビュー:暁星より
    4575248568
    No.66:
    (5pt)

    『暁闇』の話が全く違って見えてくる後半の『金星』が素晴らしい。合わせ技一本の見事な作品や思います。

    前半の『暁闇(ぎょうあん)』と後半の『金星(きんせい)』の二部仕立てのなっている作品。
    襲撃事件の犯人・永瀬暁(ながせ。あかつき)による告白文から成る『暁闇』は、あんまし面白くなくて読むスピードがなかなか上がらなかったのですが、後半の『金星』で話の絵柄ががらりと変わってからは、「うわあっ!」って感じで一気読みに走ってました。

    『暁闇』は世間の目にさらされた〈表の顔〉の物語。片や『金星』は、事件の様相ががらりと変わって見えてくる〈裏の素顔〉の物語。胸に突き刺さるような痛切な愛の物語。
    作品の指示に従って、『金星』の終章を読んだその後に『暁闇』の終章を読んだのですが、そうして良かったと思います。そうでなければ、『暁闇』の終章に込められた意味が分からなかっただろうし、それが深く胸に染み通ることもなかっただろうから。

    『暁闇』の話の闇に光を灯す『金星』の話が素敵で、しびれましたね。
    それと、ネタバレ警報のため詳しくは書けませんが、二人で分け合う〈半分こ〉て言葉が切なくて、胸が震えました。
    暁星Amazon書評・レビュー:暁星より
    4575248568
    No.65:
    (4pt)

    2等分と半分こ。二人の愛の形に涙が止まらなかった。

    ●新興宗教や宗教二世、家庭崩壊など現代社会の深刻な問題を扱いながら、作中では手記(ノンフィク
    ション)と小説(フィクション)を組み合わせた二重構造を用い、読む者に「愛の深さ」や「自己犠牲
    の連鎖」を考えさせる仕掛けとなっています。
     暁の感情を抑制したクールな手記も星賀(金谷灯里)が語るフィクションも緻密で巧妙な伏線となっ
    ていて、二度読み必至の奥深さです。
     そこで見えてきたものは「2等分」と「半分こ」の愛の形。こんな戦友のような同志のような深い愛
    の形があるなんて・・・。万感胸に迫り目頭が熱くなってしまいました。

     後半で世界が反転するものの、それまでの助走段階が長すぎて退屈。★一つ減としました。
    暁星Amazon書評・レビュー:暁星より
    4575248568



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