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暁星
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暁星の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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| 自分が足を踏まれても「すみません」が出てくる性分って 人生のどこいら辺で形成されるものなんだろう ↑って決して稀有な事でもなく、一定数はいるんだけど 善良で誠実な人の人生が損なわれていく過程は読んでて辛いところではあるんだけど 善良で誠実なまま人格的なものが損なわれないでいると悲劇に帰結するのかなぁ 実際の事件がモデルであろう物語は興味深い 現実の事実と照らしてあれこれ言われるが、創作ってそういうモンじゃないだろうと 面白く興味深く読みました | ||||
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| この本は、あの事件とも、あの被告とも、あの被害者とも、あの教会とも一切の関わりがない、フィクションです。 私は例の宗教の元二世ですが、初めからそう割り切って読むことで、逆に登場人物に感情移入して読めました。 この本のテーマは愛と希望です。 一体どう読んだら「ただの恋愛小説」なんて書評が出てくるのか不思議です。 激おこレビューしてる方々も、一旦あの事件と切り離して、純粋に湊かなえ最新作を楽しんで欲しいと思います。 | ||||
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| 私は物語が進めば進むほど冷めました。 結局ただの恋愛小説です。 後半の金星は読んでて恥ずかしくなるくらいポエムだった。 主人公ふたりはお互いに絶望してないのに、なぜ殺人事件を起こすのかが全く理解できない。 ひかりを守りたい、暁愛してるよ。なら二人で幸せになるのがいちばんの復讐では?? それほど想いあっていて、ふたりとも生きているのに、どうしてお互いを捨ててしまうことを選ぶ?自分たちでかけがえのない星を捨ててしまったことにならない? 違うかな。 ずっと自分に酔ってる人間の物語だとしか思えなかった私はおかしいのかな。 オーディブルで聴きましたが、ずっと文末の「…た」「…た」「…た」の連続が、かなりのストレスでした。疲れました。特に金星パート。 | ||||
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| ここは不協和音が鳴り響くアブノーマルな世界なのか… 切ないラブストーリー それは半分子じゃない… ”夜明け前が一番暗い。だが必ず日は昇る。そこには希望の星が輝いている”と… ”生きろ!”と叫ぶ その残像が残る… | ||||
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| 途中、作者からのあるお願い(おすすめの読み方)が登場します。 このお願いに沿うかどうかで、 物語の捉え方がまるで変わります。 お願いを無視してそのまま読み続けることももちろん可能です。要は選択。 これは、人生でたった一度だけの"未読"の状態でのみ味わえる読書体験。 そして必ず二度読みたくなります。 | ||||
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| 主人公が政治家を指した動機を述懐するという体裁の話なのだが、驚くべきことに最後まで読んでも動機が全くわからない。 生まれたときから遡ってまで事件と何の関係があるのかもよくわからない不幸自慢を延々と聞かされつづけるのだが、最終的にその自分語りにほとんど登場もしない政治家を殺害するという極端すぎる行動を実行する意味が全く理解できず、ほとんど統合失調症の妄想のようですらあって怖い。 あまりにも理解不能なため。この主人公は世間に対して嘘の告白をしているという建付けなのだとしか思えないのだが、後半に別の人物の話が始まってようやく意味不明な部分がひっくり返るのかと思いきや、更に恐るべきことにこの二人目の主人公も一人目と同じく長々と不幸自慢(と愚にもつかないポエム)を繰り広げた挙げ句に、最終的に一人目の主人公と同じく政治家の殺害を企てる。 あまりにも意味不明すぎて本当にビックリする。 意味がわからなすぎるので逆にみんなにも読んでもらって理解できるのか確かめて欲しい。 というか、そもそもの話としてこの話は実在の事件をあからさまに元ネタにしている。 しかしその背後にある政治と宗教の癒着といった社会問題については一切触れる気がなく、単に主人公たちが「俺の人生は宗教にハマった毒親のせいで台無しになった」と不幸自慢するための舞台装置としての悪の組織としてしか描かれておらず、とてつもなく薄っぺらく、悪人の解像度がものすごく粗い。 実在の事件を勝手にパクっておいて、世間になにか物申すわけでもなく、しょうもないお涙頂戴のフィクションの題材として消費するのは、作家としてのモラルすら最低と言わざるを得ない。 | ||||
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| 前半は宗教二世として苦しめられた主人公が事件を起こしてしまった経緯をよく表現しています。 主人公の手記として説明する形式で感情、情景の表現が上手で引き込まれます。 後半は別の宗教二世の被害者体験かと思いきや、本筋は主人公とのラブストーリーみたいなチープな展開でがっかり。 物語としてはきれいだがリアリティがない。 というか作者と例の事件の被告との妄想恋愛体験を書いているのではないかと思うところがあり気味が悪かったです。 最後はなんのリアリティもない救いのあるエピローグがあり、無理にあの事件に沿ったものではなくオリジナルの事件を用いたほうがよかったのではと印象を持ちました。 | ||||
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| 山上裁判のタイミングで出版したからといって、評価される作品ではない。タダで読めるネット小説に溢れているストーリー。ホントに自身で描かれたのですか? | ||||
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| オーディブル先行で配信してた作品で好きな声優さんの早見さんが朗読をしていたので聴きました。 その後この作品があまりにも良く単行本も買わせて頂きました。 最近、山上被告の裁判が行われてニュースでよく見るようになりました。 今までは犯人はとんでもない悪人だと思っていました。 しかし、この作品を見てから視点が変わりました。 もちろん、この作品はフィクションの話なので当てはまる点、当てはまらない点があるのは承知です。 しかし今までは想像をしてなかった犯人の気持ちや過去に興味を持つことや、少し理解できる部分も見つけました。 その後、小川さゆりさんのインタビュー動画等も観ました。 宗教二世としての生きづらさや、他の方に分かってもらえない苦しみがひしひしと伝わりました。 こういう視点を持てたのは、そしてこの題材になったニュースに興味を持てたのはこの作品、そして湊かなえ先生のお陰だと思ってます。 この作品を書いてくれた湊先生、そしてこの作品に出会うきっかけをくれた早見さんに感謝をしたいと思います。 | ||||
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| 力強い作品だと思うが、実際の事件の被告に同情を寄せるような描き方には到底納得できない。読み終えたらあの事件とは別物だと思えるが、やはり一般的にはあの事件を想起させるだろう。ラブストーリーも要らない。 | ||||
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| 湊かなえさんは文章力がとにかく高い。伏線回収までの流れも飽きさせず展開もうまい。だがいかんせんよくある邦画のような、綺麗にまとまり過ぎている感じが否めない。 主人公の2人が美しい心の持ち主で、両親が毒親のパターンは食傷気味というか、新しさを感じることがない。 2人の美しい再生の物語にするのであれば、殺人という要素がそもそも要らなくなってしまう。 そうすると物語が成立しなくなるので、2つが合わさっている訳だがそれによる矛盾をむりやり文章力で押し切ったという印象を受けた。 | ||||
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| 書店で見かけて「話題作なのだな」と思っており、久々にオーディブルを入れたところ、視聴可能だったので聴いてみました。前提として、私は湊かなえ作品は、映画化されたものを観たことがあるな、程度であり、熱心なファンとは言えません。 ただ、明らかに現在公判中(2025年11月4日現在)の安倍晋三元首相襲撃事件を下敷に作られた物語であり、事件関係者の証言が出るほどに、いかにあの件が巨大な宗教カルトと政治の癒着、そこに対する世間一般の無関心という、広範に蔓延っていた根を持つものか、と言うことが明らかになっている最中です。 そのタイミングで、この題材の作品を世に問うというのは、作家としては「まず果敢かな」という気持ちで聴き始めました。が、しかし、明らかに件の宗教団体をモデルにしているのだが──国際的な規模でありながら、たかだか「日本の権威ある文学賞を牛耳る事に執着する」組織という……うーーーん謎改変??この辺りでまずリアリティが大きく無くなる。 そしてそのカルト宗教に大きく人生を狂わされる人々を描きつつ、それが「社会」や「政治」の問題ではなく、「作家性」とか「文学論」の問題にズラしている謎操作……コレもちょっと無理があるしよく分からない。 そして大きくAパート、Bパートに分かれ、二人の人間の主観から語れる事で事件の見え方が大きく変わる……のがどんでん返し??結局ある男女の純粋な恋愛という事に感動のポイントを置きたいのかなあ??という感じではあるのですが恋愛描写がベタベタなのと、二人が二人とも「信用ならない語り手」であるため、もしかしたらその語り全体がまるッと詐術で、全体が問題のカルト宗教が、事件に対する世間の目を逸らそうと仕掛けたプロパガンダ的なやつか??とすら思ってしまうけれど ──そこまで穿って読む程の描写の強度は全体に無い。 結局このタイミングに、この内容の本を出した目的は単に話題性であり、明らかに元ネタにされた現実の事件の社会的影響を鑑みると、とてもその素材を扱い切れていないし、実際の出来事やその関係者に対して不誠実な書き方ですらあると思う。 主人公達の人生を大きく狂わせた、カルト宗教団体の「悪」は妙に軽く扱われ、その団体が喧伝していた「書くことの魔力」のようなものについても、半端に「すべてが詐欺でもなかったんだよ」という処理をされているのもいただけない。オカルト要素が実在する世界設定であるなら、紙幅の間にそれを納得させていてくれないと、どうにも居心地が悪いです。 現在進行中の安倍晋三元首相襲撃事件をめぐっても、それが単に被告個人のメンタル面や、家庭の問題故に起こったかのような言説が盛んな中、この作中の書き方ではその傾向を助長しかねない。それは、単に作家が素材を扱い切れていないとか、描写が稚拙であるという以上に、「悪いこと」だと思います。 それが「感動作」だとか「最高傑作」とか喧伝されて何となくその空気になっている事に、危惧を覚えましたので、一石としてこのレビューをつけておきます。 ※追記(これはちょっとネタバレ気味かもなので離します) 作者の言う「フィクションかつノンフィクション」というアピールが何なのか、首を捻りながら聞いていて、……もしや最終盤のアレがソレで──そこに感心する人にとっては「上手い」という事になっているのでしょうか?? えーと、そこを素直に受け取って、Bパートの最終盤、主人公Bの語りが「全て真実です」という事になるなら、それは重大な犯罪の共謀の自白です。 主人公Bも当然逮捕収監されますし、「待ってる」もクソもなくなりますよね?? 主人公Aの「生きろ」の配慮も何も無駄にする(……まあそもそも、その場で大人しく捕縛される限り、二人が殺されるという事もないと思うんですが。長い懲役刑にはなるのでしょうが)自白を、陶酔気味に衆人の前で行って、この人は何がしたいんだ??……時系列謎ですが、のんびり周辺人物その後を語ってる場合でもないと思うんです。 従って、「コレは単にベタベタな恋愛ものメロドラマなのだ」と割り切って入り込もうとしても、結末にはでっかい疑問符が付くわけです。 この主人公Bは、やはり当初から教団の回し者であり──自分の小説家としてのキャリアも何も無駄にして、教団のための自爆要員となり、主人公Aが試みた教団に対する報復行動を、単なる恋愛絡みのメロドラマに貶めようとしてるって事なのか??? ……とか考えたくなるんですが、そこまで複雑な事を読み取らせようと書いてる作品な感じは、やはりしないわけです。従って素直に読む限りどこまでも、「この作者は何が言いたかったのか分からない」作品となっております。 何が言いたかったんでしょう? | ||||
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| 予定通りしっかり届きました。 とても状態がきれいで新刊かと思うぐらいでした とても満足してます✨ | ||||
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| とてと良かったです 余韻に浸ったまま来年を迎えそうです | ||||
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| 読後の余韻がどこまでも残り続ける作品。 暁の過去、事件の真相、そしてタイトルの意味…すべてがつながる結末を知ると、きっと二度読みしたくなるはず。 櫻井孝宏さん・早見沙織さんのAudible版も素晴らしかった。 著者の作品は色々と読みましたが、本作がいちばん好き。 湊かなえさんご自身もベスト本と評しているようですが、これは納得です。 | ||||
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