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暁星
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暁星の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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| 宗教2世の心情を深堀りする本ではありません。あの事件を、ただエンタメ消化しただけです。 | ||||
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| 実在の事件、実在の新興宗教をモチーフとしており、係争中のこの時期にこのテーマに取り組むというのは非常に覚悟のいることだと感じます。 そうして出力された結果は陳腐なラブストーリー。特に後編は心の底から理解不能でした。こういった社会派のテーマを恋愛と結びつけること自体が、非常に相性が悪いと感じてしまい、モヤモヤとした読後感のみが残りました。 些細なことですが、片耳難聴でも消防士って採用されるものなのでしょうか。 | ||||
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| 普段小説は読まないけどオーディブルで無料になっていたのと、人から面白かったと聞いたので最後まで聴いてみた。 話題になる理由は例の事件と「設定が似ている」というだけなのかな。 事前情報として、 ・2部構成の後半を読むと印象が変わる ・不運続きの主人公 を聞いていたので、どんな不運があってどんなどんでん返しがあるのかなぁと期待しすぎたのかもしれない。 後半の"フィクション"部分は前半部分と整合性取れていて意外性はほぼなし。実はこんな人との絡みもあったのね、程度。 そして前半の主人公はそこまで悲惨な人生とも思えなかった。おじおば夫婦は優しいし弟とも仲良いし、天涯孤独というわけではなかった。何より後半でお前女もいたんかい、尚更なんで??となってしまった。 後半の語り手も、宗教2世で毒親でいじめもあって大変だったね、までは良いとしてなんでそこから大臣殺害計画まで飛躍するのか謎すぎた。 恋愛要素はないと思っていたのに後半出始めて、こんなに傷を舐め合っていける相手がいるならそれこそ2人で仲良く生きていけばよかったのでは。なんで直接的に危害を加えられた訳でもない相手を殺傷しようと思えるのかわからない。言葉の力があるなら週刊誌への告発やsnsを使うとか色々やりようがあるだろうに。頭も良い人たちという設定なのだし。悲劇のヒロインが過ぎませんか??誰かに殺意を向けたいのであれば、せめて大臣より先に毒親に対しての方が妥当なのでは? などなど自分の価値観や想像力の及ぶ範囲と重ならない部分が多過ぎて、理解不能でした。 実際の殺人犯の思考はこんなもの(故に理解不能)なのかもしれないけど...。 レビュー書いてて思ったけど、小説って主人公たちの言動に共感・感情移入できないと全く理解できないし面白くないものなのだな。 | ||||
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| 名前の謎(え?最後の名前違うやん?どゆこと?)。お父さんの遺書の謎(結局何が書いてあったん)。全く分からない。悲しくもならない、切なくもならない、感動も涙も出なかった…。 著者の本は読みますが、こちらは2回読みました、珍しくあんまり内容が入ってこない。 | ||||
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| きっと書かれなかった作品。 なんだか結局文壇に対する恨みかと、 宗教二世とか深堀りするのかと思いきや、 世界観が浅くてがっかり。 帯の書店員さんコメントっていつも 湊かなえ史上最高傑作みたいな煽りだけど、 そりゃまぁ過去作品と比べればそうかも。 | ||||
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| 「あの事件」を題材にした小説、と聞いて興味を持ち初めて読んだ作家さんだが、自分には合わないし期待外れだった。 愛の物語にするのなら、他の題材でも良かったのではないかな。世の中には、作家がネタに出来そうな過酷で悲惨なモチーフが幾らでも揃っている。 被告に無期懲役の判決がくだり、弁護人がそれを不服として控訴した現在、否応にも世間の注目を集めるであろうこの時だからこそ、問題にもっと真摯に直球で向き合って欲しかった。フィクションであるからこそ、より深くリアリティを追求して欲しかった。 恋愛を絡めたのが間違いとまでは言えないが、最後の一文まで読んで感じたのは、宗教二世の問題も、宗教と政治家の癒着も、この「愛の物語」を描くための背景に過ぎなかったのか、という事。 絶賛されている方が殆どなので、素直に感動出来ない自分の感覚が捻くれているのかも… かつて、グリコ森永事件を題材にした高村薫の本を思い出した。 かの作家であれば、この事件をどのようなフィクションに昇華させるのだろう、其方をこそ読んでみたくなった。 (追記) どんな人生、出来事だって、作家はエンタメにしてしまえる。読者はそれを読んで無邪気に感動する。 けれども、このストーリーを完全なフィクションとして楽しむには、まだ事件の傷跡は生々しく、作者はあまりにも勉強不足だと感じる(何かひとつでも参考にされた文献は?或いは取材等されたのでしょうか) 他者の不幸に着想を得て自分の書きたいように話を作ったことに対し、せめて後ろめたさは持っていてほしかった。 | ||||
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| 今年読んだ11冊目の本ですが、つまらなかった。宗教の話を軽くなぞって、気持ちが悪いカップルの話です。これで1800円を出す価値無し、本当に最近の本屋大賞とかノミネートとかは利権が絡んでるとしか思えない。なので図書館レベル。次回は期待してます。 | ||||
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| 前評判や帯にまんまとやられてしまいました。 うーむ残念です。 もう少し内容が濃い、感情移入できる本を期待してましたが…登場人物の心理描写が雑です。 | ||||
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| どこが面白いの泣 6回しか会ったことなくて、どうやったらあんな心境になるのか全く理解できない。 たっかい本。買わなきゃよかった。 | ||||
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| 後半で前半を全て覆すくらい凄い話なのかと期待したが違った。期待させるような過剰な評価やレビューが多い気がします。特に有名作家さんの作品だと。結局、後半は、実は愛されてただの恋されてただので、覆す内容じゃなく、前半の補填的内容になっていて、最後の最後にと、期待して読み終えたが期待ハズレでした。湊かなえ過去最高作ではないと思う。 | ||||
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| 安倍元総理暗殺事件をもろパクリした設定。文部科学大臣。省の幹部。大手出版社幹部が全て宗教法人の信者であるという、あまりにもご都合主義的な設定。最近こういうのが好きな人が増えましたよね。 | ||||
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| 私は世間を騒がせたとある宗教の二世で、宗教二世問題を扱った小説ということで手に取ってみました。 あくまで”フィクション”として、その心構えで読みました。文章力や二人の視点から繋がっていく構成に同じ星を見ているが夜明けの星として、地の底から湧き上がるような希望に少し似た感情と夕暮れ時の星として一日が終わっていく切なく、心が染みていく感情が混ざる不思議な感覚が読み終わった後はありました。 ただ、、なにかこう喉に突っかかるような感覚が残っており、たぶんそれは自分が宗教二世としてノンフィクションとして経験してきたことからくる”違和感”だと思いました。 ***少しネタバレを含みますのでご注意ください。*** 一番引っかかっているのが、なぜその宗教に親がのめり込むのか、の描写が薄いと感じる点です。 それは宗教二世の主人公からの視点として、物語が進む為仕方がないのかもしれませんが、物語に出てくる新興宗教がひたすら「悪」として、またその新興宗教にのめり込む愚かな「親」として描写されています。 あくまで私の経験上の視点ですが、大きく2つのきっかけで宗教に入る人がいて、①家庭環境もよく、学力もあるしお金もある程度あるが生きている意味が分からない、など自分の存在意義や真理といった心を満たすものを求めているパターンと②家庭環境が良くなかったり、早くに夫や妻が死別し、周りの環境から心がダメージを受けて救いを求めるパターンがあるかと思います。 そういった人たちがどうやってのめりこんでいくのかはの大きなターニングポイントとして、”神体験”があります。 私の親が所属していたとある宗教では、訪問販売や伝道という過程で”体験する”ものとなります。 詳しく書くと長くなるので割愛しますが、人生を左右するほどの強烈なもので、そのあたりと勝手に比較して、どうも物足りなさを感じた部分なのかもしれません。(そういった強烈な体験をした親だからこそ、完全にその宗教に洗脳されるのです。) 最後に、私は生まれた時から宗教二世で、献金問題や親の宗教が親戚や周りにバレて大変な思いを数々してきました。親が熱心だったため、よく集会や行事にも参加されました。ただその分同じ宗教二世の友人がたくさんできました。 そしてその友人達に救われました。 その友人達と共に親がどうであれ、自分の道を生きていこうと思えたのです。 | ||||
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| NETFLIXで北川景子さん主演のドラマ「落日」を鑑賞して原作者の緻密な作品構成に感心したこともあり、はじめて同作者の作品を読んでみた。安倍総理暗殺事件を想起させる触れ込みで、宗教問題の闇にいかに切り込むか期待はしていたが…。率直な読後感はタイトルの如し。現実感が伴わない語りに始終した恋愛ファンタジー。宗教問題に関する掘り下げは中途半端で軟弱、政治家との癒着への糾弾も浅薄。子供時代から断続的に六度しか会ったことのない若い二人がどのように共鳴しあって、主人公が相方女性の殺人計画を身代わり履行する心境に至ったか。たとえ濃密な時間を過ごしたと雖も心理的描写の詳細は割愛され感情移入は困難であった。 | ||||
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| 所詮大衆小説だなと思いました。 全体的に表現が薄っぺらくて好みではないです。 それはさておき、本全体が、言いたいことやテーマを引き立たせる構造を取っているというより、作家が書きやすいように調整されている印象でした。個人的な好みなのですが、作家が本の中に作家や編集者、出版社を出してくると手抜きだなとガッカリしてしまいます。また、宗教二世という社会問題ともいえるテーマをとりながら、結局恋愛という2者間の関係性に収斂していくのは、残念というか、書ける範囲で書いたのかなという感じが否めないです。こいつら2人の関係性、どうでもいい〜と思ってしまいました。 論理構成や仕掛けはしっかりしていると思うのですが‥。 なんというか、カバーを完璧な音程で歌いこなす某女性歌手の歌みたいな感じで、気持ちが全く伝わってこない、技術だけの小説を読まされた感じです。 やっぱり古典とは違いますね。湊かなえ本人が一番好きな作品と言っていたので読みましたが、正直エ〜って感じです。 | ||||
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| 前半で挫折、本当にあの事件そのまんま、どうせこれを種に広げて行くのだろう。 全く面白くない、ミーハー、野次馬根性が騒いでいるだけだろう。 ナレーションも聞きにくい、棒読みが雰囲気を作るとおもってるのか… | ||||
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| 私は物語が進めば進むほど冷めました。 結局ただの恋愛小説です。 後半の金星は読んでて恥ずかしくなるくらいポエムだった。 主人公ふたりはお互いに絶望してないのに、なぜ殺人事件を起こすのかが全く理解できない。 ひかりを守りたい、暁愛してるよ。なら二人で幸せになるのがいちばんの復讐では?? それほど想いあっていて、ふたりとも生きているのに、どうしてお互いを捨ててしまうことを選ぶ?自分たちでかけがえのない星を捨ててしまったことにならない? 違うかな。 ずっと自分に酔ってる人間の物語だとしか思えなかった私はおかしいのかな。 オーディブルで聴きましたが、ずっと文末の「…た」「…た」「…た」の連続が、かなりのストレスでした。疲れました。特に金星パート。 | ||||
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| 主人公が政治家を指した動機を述懐するという体裁の話なのだが、驚くべきことに最後まで読んでも動機が全くわからない。 生まれたときから遡ってまで事件と何の関係があるのかもよくわからない不幸自慢を延々と聞かされつづけるのだが、最終的にその自分語りにほとんど登場もしない政治家を殺害するという極端すぎる行動を実行する意味が全く理解できず、ほとんど統合失調症の妄想のようですらあって怖い。 あまりにも理解不能なため。この主人公は世間に対して嘘の告白をしているという建付けなのだとしか思えないのだが、後半に別の人物の話が始まってようやく意味不明な部分がひっくり返るのかと思いきや、更に恐るべきことにこの二人目の主人公も一人目と同じく長々と不幸自慢(と愚にもつかないポエム)を繰り広げた挙げ句に、最終的に一人目の主人公と同じく政治家の殺害を企てる。 あまりにも意味不明すぎて本当にビックリする。 意味がわからなすぎるので逆にみんなにも読んでもらって理解できるのか確かめて欲しい。 というか、そもそもの話としてこの話は実在の事件をあからさまに元ネタにしている。 しかしその背後にある政治と宗教の癒着といった社会問題については一切触れる気がなく、単に主人公たちが「俺の人生は宗教にハマった毒親のせいで台無しになった」と不幸自慢するための舞台装置としての悪の組織としてしか描かれておらず、とてつもなく薄っぺらく、悪人の解像度がものすごく粗い。 実在の事件を勝手にパクっておいて、世間になにか物申すわけでもなく、しょうもないお涙頂戴のフィクションの題材として消費するのは、作家としてのモラルすら最低と言わざるを得ない。 | ||||
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| 山上裁判のタイミングで出版したからといって、評価される作品ではない。タダで読めるネット小説に溢れているストーリー。ホントに自身で描かれたのですか? | ||||
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| 力強い作品だと思うが、実際の事件の被告に同情を寄せるような描き方には到底納得できない。読み終えたらあの事件とは別物だと思えるが、やはり一般的にはあの事件を想起させるだろう。ラブストーリーも要らない。 | ||||
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| 書店で見かけて「話題作なのだな」と思っており、久々にオーディブルを入れたところ、視聴可能だったので聴いてみました。前提として、私は湊かなえ作品は、映画化されたものを観たことがあるな、程度であり、熱心なファンとは言えません。 ただ、明らかに現在公判中(2025年11月4日現在)の安倍晋三元首相襲撃事件を下敷に作られた物語であり、事件関係者の証言が出るほどに、いかにあの件が巨大な宗教カルトと政治の癒着、そこに対する世間一般の無関心という、広範に蔓延っていた根を持つものか、と言うことが明らかになっている最中です。 そのタイミングで、この題材の作品を世に問うというのは、作家としては「まず果敢かな」という気持ちで聴き始めました。が、しかし、明らかに件の宗教団体をモデルにしているのだが──国際的な規模でありながら、たかだか「日本の権威ある文学賞を牛耳る事に執着する」組織という……うーーーん謎改変??この辺りでまずリアリティが大きく無くなる。 そしてそのカルト宗教に大きく人生を狂わされる人々を描きつつ、それが「社会」や「政治」の問題ではなく、「作家性」とか「文学論」の問題にズラしている謎操作……コレもちょっと無理があるしよく分からない。 そして大きくAパート、Bパートに分かれ、二人の人間の主観から語れる事で事件の見え方が大きく変わる……のがどんでん返し??結局ある男女の純粋な恋愛という事に感動のポイントを置きたいのかなあ??という感じではあるのですが恋愛描写がベタベタなのと、二人が二人とも「信用ならない語り手」であるため、もしかしたらその語り全体がまるッと詐術で、全体が問題のカルト宗教が、事件に対する世間の目を逸らそうと仕掛けたプロパガンダ的なやつか??とすら思ってしまうけれど ──そこまで穿って読む程の描写の強度は全体に無い。 結局このタイミングに、この内容の本を出した目的は単に話題性であり、明らかに元ネタにされた現実の事件の社会的影響を鑑みると、とてもその素材を扱い切れていないし、実際の出来事やその関係者に対して不誠実な書き方ですらあると思う。 主人公達の人生を大きく狂わせた、カルト宗教団体の「悪」は妙に軽く扱われ、その団体が喧伝していた「書くことの魔力」のようなものについても、半端に「すべてが詐欺でもなかったんだよ」という処理をされているのもいただけない。オカルト要素が実在する世界設定であるなら、紙幅の間にそれを納得させていてくれないと、どうにも居心地が悪いです。 現在進行中の安倍晋三元首相襲撃事件をめぐっても、それが単に被告個人のメンタル面や、家庭の問題故に起こったかのような言説が盛んな中、この作中の書き方ではその傾向を助長しかねない。それは、単に作家が素材を扱い切れていないとか、描写が稚拙であるという以上に、「悪いこと」だと思います。 それが「感動作」だとか「最高傑作」とか喧伝されて何となくその空気になっている事に、危惧を覚えましたので、一石としてこのレビューをつけておきます。 ※追記(これはちょっとネタバレ気味かもなので離します) 作者の言う「フィクションかつノンフィクション」というアピールが何なのか、首を捻りながら聞いていて、……もしや最終盤のアレがソレで──そこに感心する人にとっては「上手い」という事になっているのでしょうか?? えーと、そこを素直に受け取って、Bパートの最終盤、主人公Bの語りが「全て真実です」という事になるなら、それは重大な犯罪の共謀の自白です。 主人公Bも当然逮捕収監されますし、「待ってる」もクソもなくなりますよね?? 主人公Aの「生きろ」の配慮も何も無駄にする(……まあそもそも、その場で大人しく捕縛される限り、二人が殺されるという事もないと思うんですが。長い懲役刑にはなるのでしょうが)自白を、陶酔気味に衆人の前で行って、この人は何がしたいんだ??……時系列謎ですが、のんびり周辺人物その後を語ってる場合でもないと思うんです。 従って、「コレは単にベタベタな恋愛ものメロドラマなのだ」と割り切って入り込もうとしても、結末にはでっかい疑問符が付くわけです。 この主人公Bは、やはり当初から教団の回し者であり──自分の小説家としてのキャリアも何も無駄にして、教団のための自爆要員となり、主人公Aが試みた教団に対する報復行動を、単なる恋愛絡みのメロドラマに貶めようとしてるって事なのか??? ……とか考えたくなるんですが、そこまで複雑な事を読み取らせようと書いてる作品な感じは、やはりしないわけです。従って素直に読む限りどこまでも、「この作者は何が言いたかったのか分からない」作品となっております。 何が言いたかったんでしょう? | ||||
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