終止符には早すぎる
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あらすじ
大都会ニューヨークの夜。いままさにアパートメントビルのテラスから、一人の若い娘が飛び降りようとしていた。警察官や近親者の説得にもかかわらず彼女の決意は固かったが、そんな彼女の前に一人の男が現れる。男の名はヒグビー。誰からも好かれる人柄ながら孤独な大富豪の投資家だ。彼が唯一愛する女性フランシスの愛娘ドーンが、まさに身を投げようとしていたのだった。じつはヒグビーは殺人事件の容疑者と目され姿をくらましている身。この危機的状況にもかかわらず、ヒグビーは淡々と語り始め、やがて、この謎めいた男の驚くべき過去が明かされることに――。‶知の巨人〟植草甚一氏が名コラム『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』で絶賛した、ニューヨーク・ミステリーの隠れた名作が、半世紀の時を経てそのヴェールを脱ぐ!(「BOOK」データベースより)
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評判
終止符には早すぎるの評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
終止符には早すぎるの総合評価:
8.60/10点 レビュー 5件。
感想一覧
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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植草甚一氏が絶賛した幻の名作の本邦初訳。謎が多い富豪の名誉毀損訴訟を引き受けた若き弁護士が殺人、脅迫に巻き込まれる都会派のハードボイルドである。
表4の紹介や売り文句では、高層アパートから飛び降りようとする娘を助けるために、殺人の容疑をかけられている孤独な富豪が自身の過去を洗いざらいに語りかける心理サスペンスの印象だが、読後感としては未完成のハードボイルドと言える。殺人事件の謎解きはパターン化されたものだし、飛び降りを図る娘の動機、それを防ぐための周囲の働きかけもイマイチ説得力がない。歴史的価値以外に注目すべき点は無かった。
古き良きハードボイルドを味わいたいときにオススメする。