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虎口



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【この小説が収録されている参考書籍】
虎口 (文春文庫)

虎口の評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

前作の方が面白かったぞ。

新競馬シリーズの邦訳第2作(英語版では第8作)。競馬の聖地・ニューマーケットで起きた厩舎火災の調査に派遣された危機管理コンサルタントが、高名な調教師一家の秘密を暴く犯人探しミステリーである。
弁護士で危機管理会社スタッフのハリイはダービーの本命視されていた馬を含む7頭が焼死した火事の原因を調査するために、火事が起きた厩舎に派遣された。厩舎を管理する名調教師と名高いオリヴァー一族に接触すると、家族間に深刻な諍いがあるようだった。程なく、焼け跡から人間の死体も発見され事態は殺人事件へと変わっていった。犠牲になったのは一家の末娘で少女の頃から問題児だったゾーイのものと判明。薬をやっていたゾーイが火を放って自殺したのではとの見方も出てきたが、ハリイは事件の背後に複雑な人間関係があると推察した…。
舞台は競馬の聖地、登場人物は競馬関係者だが物語の骨格は犯人探しミステリーである。主人公の調査の進め方、犯行動機の論理性などは英国ミステリーの伝統を受け継ぎ、安定感がある。ただ、物語の深み、読書の楽しみの面では前作「覚悟」に及ばない。というか、前作が傑作すぎたのかもしれない。
新旧の競馬シリーズの愛読者には絶対のオススメ、本作から手に取る人も従分に楽しめる謎解きミステリーとしてオススメする。

iisan
927253Y1

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