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(短編集)
写楽・ 考
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【この小説が収録されている参考書籍】
写楽・ 考の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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憑代、鳥居が信仰の対象で奥の社殿は神の住処の具現化ということ、神を殺すことで食物を与えてもらう棄神、フェルメールのカメラ・オブスキュラが写楽に繋がっているかもしれないことーなど民俗学の事象・謎を殺人事件に絡めている。確かに民俗学の話は面白いのだが、ミステリーとしてはそう大したことはないように思えてしまう。民俗学者の蓮丈那智には、親しみは持てないし、助手の内藤三國の言動が情けなくて、涙ちょちょ切れてしまうよ。 | ||||
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異端の民俗学者、、短編連作だと この「異端」という紹介が度々と描かれているので ちょっと、、くどいとは思います。 異端というよりは 変人? 浮いているのに変わりはないですが。 狐目さんが タイトル作では 活躍したりと 賑やかでよかったです。 ミクニくんは、変わらず 受難で女難ですね(^^)しかし那智先生て何歳 20年くらい前の事件の 担当刑事にも 全然かわらない、、(容貌)と言われてるし。ミクニくん同様 「アンドロイド?」て思います。 「人間だよ。」と那智先生から 言われますね | ||||
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クセありの登場人物に 翻弄させられる助手たち… 本当に恐ろしいぐらいに翻弄されつくしております。 こう言う人の下につく助手がかわいそうに思えるぐらい。 古代の謎が絡むミステリーです。 ただし、そのミステリー部分がいささか残念なのです。 確かにそういうものに絡めて事件を解決していく 姿勢は評価が出来るのでありますが どうもミステリーとしては弱いといわざるを得ません。 しかしながら表題作のみは例外で これの真相は本当に深いものがあります。 ただし、犯人に関しては一人は どうしても怪しく映るので判ってしまいますがね。 那智が果敢に立ち向かっていく場面は まさに見ものであります。 ただし、他の作品が あまりにも弱すぎるのが実に惜しいところです。 | ||||
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2005年に出た同題の単行本の文庫化。 「蓮杖那智」シリーズの第3弾。 「憑代記」「湖底祀」「棄神祭」「写楽・考」の4編が収められている。 ミステリと民俗学が融合した楽しい物語である。 民俗学に関係する人間からすると、ちょっと歯がゆい印象もあるが、まあ、面白いからいいのではないだろうか。ここまで楽しい世界ではないよなあ。 ミステリとしては、ちょっと低評価。こじつけっぽくて違和感が残る。表題作がいちばん力が入っており、感心させられた。しかし、写楽ファンは怒るだろう。 キャラクターは相変わらずの調子。那智たちに振り回されるミクニが哀れ。 | ||||
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