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(短編集)

写楽・ 考



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写楽・ 考の評価: 4.20/5点 レビュー 20件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

情けない気持ちになるなあ

憑代、鳥居が信仰の対象で奥の社殿は神の住処の具現化ということ、神を殺すことで食物を与えてもらう棄神、フェルメールのカメラ・オブスキュラが写楽に繋がっているかもしれないことーなど民俗学の事象・謎を殺人事件に絡めている。確かに民俗学の話は面白いのだが、ミステリーとしてはそう大したことはないように思えてしまう。民俗学者の蓮丈那智には、親しみは持てないし、助手の内藤三國の言動が情けなくて、涙ちょちょ切れてしまうよ。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)より
4101207232
No.3:
(3pt)

異端というよりは 変人かな〜

異端の民俗学者、、短編連作だと
この「異端」という紹介が度々と描かれているので ちょっと、、くどいとは思います。
異端というよりは 変人?
浮いているのに変わりはないですが。
狐目さんが タイトル作では 活躍したりと
賑やかでよかったです。
ミクニくんは、変わらず 受難で女難ですね(^^)しかし那智先生て何歳
20年くらい前の事件の 担当刑事にも
全然かわらない、、(容貌)と言われてるし。ミクニくん同様 「アンドロイド?」て思います。
「人間だよ。」と那智先生から 言われますね
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)より
4101207232
No.2:
(3pt)

ちょっとミステリーとしては微妙

クセありの登場人物に
翻弄させられる助手たち…
本当に恐ろしいぐらいに翻弄されつくしております。
こう言う人の下につく助手がかわいそうに思えるぐらい。

古代の謎が絡むミステリーです。
ただし、そのミステリー部分がいささか残念なのです。
確かにそういうものに絡めて事件を解決していく
姿勢は評価が出来るのでありますが
どうもミステリーとしては弱いといわざるを得ません。

しかしながら表題作のみは例外で
これの真相は本当に深いものがあります。
ただし、犯人に関しては一人は
どうしても怪しく映るので判ってしまいますがね。
那智が果敢に立ち向かっていく場面は
まさに見ものであります。

ただし、他の作品が
あまりにも弱すぎるのが実に惜しいところです。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)より
4101207232
No.1:
(3pt)

ミクニの不幸

 2005年に出た同題の単行本の文庫化。
 「蓮杖那智」シリーズの第3弾。
 「憑代記」「湖底祀」「棄神祭」「写楽・考」の4編が収められている。
 ミステリと民俗学が融合した楽しい物語である。
 民俗学に関係する人間からすると、ちょっと歯がゆい印象もあるが、まあ、面白いからいいのではないだろうか。ここまで楽しい世界ではないよなあ。
 ミステリとしては、ちょっと低評価。こじつけっぽくて違和感が残る。表題作がいちばん力が入っており、感心させられた。しかし、写楽ファンは怒るだろう。
 キャラクターは相変わらずの調子。那智たちに振り回されるミクニが哀れ。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)より
4101207232

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