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四日間の奇蹟



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【この小説が収録されている参考書籍】
四日間の奇蹟
四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

四日間の奇蹟の評価: 3.38/5点 レビュー 205件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 61~80 4/6ページ
No.50:
(5pt)

泣ける作品てなに?

書店の宣伝文句に「泣いてください」とあったが泣けなかった。泣けるからといっていい作品とは限らないし泣けないからといって良くはない作品とも限らない。「泣ける」と書けば売れると思い込んでいる(?)書店の姑息さがうかがえる。もともと浅倉氏の別の作品を購入するつもりが、売っていなかったので繋ぎとして仕方がなく購入をしたのだが、本を好きになって初めて数ぺ-ジ読んだだけで「これは、面白いな」と直感した。どう面白いと思ったのか・・・という・・・説明は卑怯な言い方かも知れないが言葉では言い表すことが出来ない。さて読後の感想は「泣かなかったが、感動をした。」ただ欲を言えば説明くさい長ったらしい文章をどうにかして欲しかったしかし読み進むにつれて引き込まれていく。「四日間の奇蹟」を読んで一番印象に残ったのは、「二章 前日-夜」の180ぺ-ジの千織の考えていたことネタばれをしそうなのでここでは書かないが、千織の思いに心をぐっと鷲掴みにされ温かいなにかが、疲れきって傷ついる心に広がっていった。解説に「出会えたことに感謝したくなる傑作」と書いてあるが、本当にそう思う。生意気な書き方だが、これから浅倉氏は作家としてどうゆう風に成長していくのか楽しみだ。
四日間の奇蹟Amazon書評・レビュー:四日間の奇蹟より
4796630597
No.49:
(4pt)

ドキドキあっという間

ミステリーとは言うよりファンタジー的要素が強い作品だと思いますが、ドキドキしながら、どんどん読み進みました。ミステリーと知らず買い求め、読み始めましたがミステリーだったのか?という感じもあります。途中まさかこんな展開になるなんて~と思ったりして。しかし心引き込まれる感じに驚きながら読み終わってしまいました。先はどうなるのかと心をせかせる作品でした。主人公がピアニストである為、ピアノ曲に慣れ親しんでいる人は、す~っと入っていけそう。最後は心が温まる感じと人を大切にする心を味わえる作品です。
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No.48:
(5pt)

しっとりした気持ちになる☆

当初、使い古されたネタや東野圭吾のなんたらって本に似てるなど、あまりイイ先入観で読まなかったのが逆に良かったみたいで、イイ意味で裏切られました^^確かにネタバレ的なところはあるけど、描写力がハンパなくスゴイです!!この本を読んで泣きまではしませんでしたが、読み終わるとどこかしっとりした気分になれるイイ物語だと思います!!リアル鬼ごっこの作者にも、この本を読んでもっと勉強しなさい!!と言いたいです!!
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No.47:
(4pt)

読んでみてほしい

とても不思議な感覚なのですが、読みながら、そして読み終えた今になっても、心の中にすっと入り込む何かがあります。言葉にうまくできないけれど、だからこそ多くの人に手にとって読んでみてほしいと思います。
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No.46:
(4pt)

これはファンタジーです

読んでみたら「これってミステリー?」という感じでした。そこが疑問だったくらいで、作品としてはとてもおもしろかったです。時々専門用語の多いページがあって読むのが大変だったのですが、集中してあっという間に読んでしまったくらい。将来有望だったのに事故で指を失ってピアニストとしての道を断たれてしまった敬輔の葛藤、知的障害者の千織の本当の気持ち、そして真理子の3人の感情の表現がとても細やかでした。あぁ、こんな奇蹟が本当にあったらいいなぁと思わせるくらい。ファンタジーが好きな私には向いていたみたいです。ミステリーとしてではなく、ファンタジーの作品として読んでもらいたいです。
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No.45:
(4pt)

理屈抜きにして好き

会話がながっ!と細かいことを言ってはきりないのですが、とにかくよかったです。理屈抜きで好きですこういうの前半から中盤はどうもこうも話が見えないと思いつつ気がついたらご飯も食べず読みふけって気がついたら夜中に号泣してました。生かされているのだと純粋に思えてならあたしも精一杯生きなきゃって思えました。映画が楽しみになりました。キャストが気になります。
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No.44:
(4pt)

映画が待ち遠しいです。

題名で気になって購入しました。序盤はよかったです。女の子がかわいいですね。なので、途中で出てこなくなったのは悲しかったですね。そんな雑念が消えなかったのが残念です。しかし、最後女の子が戻ってくるのが待ち遠しかったので、うれしくなってしまいました。映画が楽しみです。女の子役は誰なんでしょうね?
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No.43:
(4pt)

心がユッタリする本です。

読み終わった後、次の作品が楽しみな気持ちになりました。将来を嘱望されながら挫折した青年と能に障害を持つ少女、それと診療所の真理子さんが遭遇する奇跡です。自分のことだけで、周りの人への心遣いが希薄なことの多い実社会、心が温かくなるファンタジーです。
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No.42:
(5pt)

「嬉しい」っていうのが素直な感想でした

タイトル通りなんですが、読み終わって感じたことは「嬉しい」でした。なにが嬉しかったかというと、この作品で伝えたいこと(便宜上以降『それ』で統一)が人に伝わっていくということがです。勿論、よく分からなかったとかつまらなかったという人がいるのは当然だし、知ってほしいなとは思うんですけど、そう思うのはちょっと傲慢すぎる気がするし。それにファンタジー嫌いな人もいるんだしね。(私はミステリー苦手なので、好き嫌いが外的要因でどうにかなるシロモノでないことは十分分かっていますw)『それ』が全ての人に伝わるとは思ってないです。でも確かに『それ』が伝わった人もいて、しかも本なんていう一般的でかつなんだかちょっと理屈っぽい人がたくさん接触しそうな媒体で『それ』が伝わっていくんだなと思うと嬉しくて。親が子に何かを伝えていこうとするという感覚もこういう感じなのかなーとかwレビューとしてはこんな感じ↓「最近こころが冷えてて、ちょっと暖かくなりたい」そう感じている人は手に取ってみてください。作品の中に出てくる人たちの歩み方が、きっとこころを暖かくしてくれますよ。
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No.41:
(4pt)

惹き込まれた!

ミステリーというジャンルとは違う印象を受けたが圧倒的に物語に惹き込まれた。読み始めは文章がくどいようにも感じたがいつのまにかグングン読み進んでることに気づいた。登場人物の先行きを案じながら、ハラハラして読んでいた。ある意味ミステリーと言えるのだろう。全体的に何だか不思議な感じが漂っているが読後はとても爽やかな気持ちになった。最近読んだ本の中でも印象深い1冊である。
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No.40:
(5pt)

大いなる存在と、人間と

美しい、という表現がふさわしい小説。私自身は非常に感動しました。この小説の美しいところは、「人知を超えた大いなる存在」に生かされている「人間」が、様々な葛藤などを抱えながら主体的に自身の生を選び取っていく様だと思います。(詳しくはいえないので抽象的な言い方になりますが)「大いなるもの」の理不尽さに直面し、自身の醜い感情が露呈されることになっても、「そうではない自分の方が好きだ」という、論理ではなく感情(という非論理)を根拠に生きる人間の存在に「美しさ」を見ました。文句なく、「出会えたことに感謝したくなる」と言える小説でした。ラストは号泣。非常にお勧めです。心が洗われました。読み方として、ミステリーという枠組みがどうとか、ネタが二番煎じだなどという目を持たずにこの小説を素直に楽しまれることを願います。元ネタといわれる作品も読んでましたが、あまり気になりませんでした。小説は虚構であり、一つの閉ざされた世界です(この点に関して文学理論からの批判はあるでしょうが)。他の作品で・・・などという目でこの小説を見るのは、とても勿体無いことだと思います。まして過剰宣伝がどうとか何の関係もない。純粋に自分の目で、この小説を楽しみましょう。
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No.39:
(5pt)

泣きました;;;

内容はよくある物語のような物。でも真理子さんが亡くなって千織ちゃんが別れの曲を弾いたとき月光を弾いたとき泣きました・・・。本で泣いたのは初めてです。神様はいつでも正しい心を持ってる人の見方でいつでも見てるのだな・・・と思いました。
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No.38:
(4pt)

ファンタジーかもしれない。

ミステリーなのかな?ファンタジーみたいな感じがした。障害者でピアニストの子どもと、彼女の擁護者である元ピアニストの男の慰問訪問をした先でのお話。一つ一つの小さな出来事は全部奇跡に繋がってるのかな。何も考えないですんなりと話に入っていけて、あっという間に4日間が過ぎます。
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No.37:
(5pt)

お勧めします

ある人に勧められて読んで見ました。その日のうちに3分の2ほど読み進み、出先で紛失してしまったので、帰りに本屋に駆け込んで購入しました。とても途中じゃ止められません。結局、紛失したと思った一冊が後日ヒョッコリ出て来たので、友人に進呈しました。その友人も2日で読んでしまったそうです。ともかくご一読を。ミステリー大賞でありながらちっともミステリーじゃない、なんて事がちっとも気にならなくなりますよ。
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No.36:
(5pt)

泣けた!

前からどんな本なんだろうと気になっていたのですが、心にしみるいい話でした。素直に感動できたし、泣けました。是非、多くの人に読んでほしいです。
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No.35:
(4pt)

素敵な作品だと思います

読み終えて、とても清々しい気持ちになりました。心とは、どこにあるのか。何が自分なのか。生きるとは・・・。確かに“ミステリー的”な作品ではないかもしれません。ハラハラドキドキといった展開ではなく、静かなミステリーというか、実は壮大なファンタジーというか・・・。次回作もさっそく読んでみたいと思います。
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No.34:
(5pt)

素直に「良い本」と言える作品。

新人の作家さんには珍しく、素直に「良い本だった」と思える作品でした。正直読む前はあまり期待していなかっただけに嬉しかったです。某有名作家さんの作品と酷似しているという批評をよく聞きますが、僕自身はその作品は未読なため、最後まで展開も読めず、飽きずに読み進むことが出来ました。この作品の作家さんについては、『新人離れしたうまさ』とか『描写力が凄い』とかいう賛辞をよく聞きますが、まさにその通りだと思います。特に描写力についてはかなり優れています。描写力が優れている作家さんの作品は、活字として読んでいるにも関わらず、その場面を映画やTVで見ているかのように頭の中にイメージすることが出来ますが、この作家さんもその中の一人です。ただ1つこの作品について納得できないことは、なぜこれが『このミステリーがすごい!』大賞の金賞に選ばれているのかということ。この作品をジャンル分けしたとしても、ミステリーのカテゴリには含まれないでしょう。『このミステリーがすごい!』大賞の審査基準がいまいち理解できません。
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No.33:
(5pt)

千織に惚れました

僕の中の「天才」にぴったりと当てはまるのが千織です。演奏の途中に腕組みをする場面がありましたが、そこが天才肌を感じさせる最高の場面でありました。後半は展開が速く、現実とかけ離れていて僕としては物足りなかったのですが、最近読んだ小説の中では一番面白い本でありました。
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No.32:
(4pt)

さわやかな本

なんだかんだいって、これはいい小説です。奇をてらわずにハートウォーミングに徹してる感じ。話の本題に入るまでが長くて、普通の小説ならだれてしまうところですが、飽きずに滑らかに、一気に読ませる文章力はすごい。ちょっとした伏線の生かし方もニクイ。類似小説との比較も話題に上がってますが、僕は読んでないので気になりませんでした。完全なハッピーエンドを期待した人もいるでしょうが、このカタルシスがこの物語には必要だったのだと思います。ひとりでじっくり読んでください。物語の核となる少女、僕は「リターナー」のころの鈴木杏をイメージしながら読みました。
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No.31:
(4pt)

死期がわかって死ぬまで健康なら!

第一回このミス大賞受賞作品。留学先のウイーンで薬指を失った前途有望な元ピアニスト如月と指を失った事件が縁で面倒を見ることになった脳に障害がある少女千織。少女は特異な才能を持っていた。一度聞けば完全に曲を覚え弾けるのだ。ある施設を慰問のために二人は訪れる。施設の運営スタッフの一人で、彼らをよんだ女性真理子は元ピアニストの高校の後輩で、音楽関係のクラブで一緒だった。コンサートが終わり、勧められて二人はもう数日滞在することになった。真理子と千織はヘリコプターの飛行を見に行き事故に巻き込まれる。千織をかばった真理子は大けがを負い、死線をさまよう。真理子の精神が千織に乗り移り、それまでの人生を如月に語る。自分は何のために生まれてきたのか。子どもを産めない体のために離縁され、両親に死なれひとりぽっちになった自分。しかし、施設の人々から母のように慕われ、離婚した元夫、義理の妹たちにも思われ続けられていることを知る。三日目の真夜中、真理子とともに行った誰もいない集会所で、如月は千織の体に入り込み、ピアノを弾く。直後、真理子は満足して千織の体を去り、死んでいく。その後、千織の心は外の世界に向き始め、ことばも増えていく。二人は、ウイーンで世話になった如月のかつての恩師に、ピアノを聞かせるため、二人を結びつけたウイーンに旅立つ。よく考えられた作品だ。クライマックスでの高まりがもう少しあればと思うが、こんなものだろう。最初から飽きさせずに読ませる技術は新人とは思えない。設定も月並みなものなのだそうだが、私は『ノルウェー』の森を思い出した。真理子がぐちゃぐちゃしゃべり、ただそれを聞く如月、やさしい?何もできない・しない?男。勝手に納得して死んでいく真理子。普通は死ぬまでの三日間くらいは、話すこともままならないのだから、思いのたけなど話せない。もし、三日後に死ぬということがわかっていて、それまでの人生が幸福でなかったら、幸福でないというよりも、幸福に気づいていなかったら、そして体が健康で思いきり話し行動できるのならば、このようなことになるのだろうか。読後感はいまひとつすっきりしない。しかし、読む価値はじゅうぶんにある作品だ。
四日間の奇蹟Amazon書評・レビュー:四日間の奇蹟より
4796630597

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