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四日間の奇蹟
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四日間の奇蹟の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 41~42 3/3ページ
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| あらゆる新人賞を辛らつに批評し続けてきた「このミス」の新人賞だけに大きな期待と若干の懐疑が入り混じった気持ちで手に取ったが、不幸なことに後者が当たってしまった。メインアイデアが有名な先行作品と同じであることは問題ない...と言いたいが、ここまで似ているとちょっと首を傾げざるを得ない。そのアイデアを借りてさらに優れた物語を紡ぎ出すことができているのなら、その点は目を瞑ってもいいし、その心意気に拍手喝采してもいい。しかし、僕にはそこまでの出来とは思えなかった。全体によくできた話ではあるし、最後まで緊張の糸が途切れぬまま読ませる筆力・構成力は大したものだと思う。しかし、そこでとどまってしまっていて、それ以上に突き抜けるものはない。<以下、ネタばらしとまではいきませんが、物語のプロットについてヒントを与える記述があります。ご注意ください>これが癒しの物語として読者に感銘を与えるためには、癒される以前の登場人物の苦悩がポイントになるはずだ。ところが、その苦悩といったらいかにも作り物めいて深みにかけるし、その描き方一つ取っても声高に叫ぶだけで胸に迫ってこない。(その点「スキップ」や「ターン」の北村薫はほんとに上手い。)さらに、絶望したその人物の取る行動ときたら物語に刺激を与えるための下手な小細工としか思えず、もうそれだけで僕はゲンナリしてしまった。また、結末ももうひと工夫あってよかったのではないか。と貶してはみたものの、最後まで一応楽しめたので、まあ許してあげようか。あの「このミス」の新人賞だからといって入れ込みすぎてしまったのがいけなかったんでしょう。ミステリ新人賞最高峰の乱歩賞にだって「これが?」ってやつがあるし(というか、そっちの方が多いかも)、しょせん新人賞なんてこんなもんなんでしょう。 | ||||
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| ラスト50ページは確かに読ませる。中盤まではシオリをはさむ回数が多かった。ただ、「ラストは感動する」と、多くの評論家がいってるので、それを目当てに読み進んだ、という感じもする。ある作品とネタがかぶるが、それはあまり気にならなかった。正直な話、大絶賛のわりには・・・ | ||||
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