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四日間の奇蹟



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【この小説が収録されている参考書籍】
四日間の奇蹟
四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

四日間の奇蹟の評価: 3.38/5点 レビュー 205件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 21~40 2/3ページ
No.22:
(3pt)

“若い”作品

この本を読み終わったとき、とかく「若い」と思った。小説家を目指す少年が映画を見て、「この作品は最高だ。僕もこんなものを書きたいな」と思ってしまう感じそのままの印象を受けた。表現力がしっかりしているというのは確かにその通りだった。しかし見せ場と思われる個所その全てが、「どこかで見たことのありそう」「オリジナリティに欠ける」と思えてならない。つまらなくはないし別段気にならないならそれはそれで構わないが、新人らしい青臭さが感じられない作品だ。「新人離れした……」と宣伝されているが、まさにその通り、話のネタまで新人から離れた作品だった。
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4796630597
No.21:
(3pt)

わかっちゃいるけど好きなんだよね

他のレビュアーの方々も散々言っていますが、これは小説やドラマなどで誰もが一度は目にしたことのあるような「ネタ」を用いている作品です。有名どころでは某人気作家の作品で映画化もされた「○○」という作品。あれにそっくりです。●似ている作品がたくさんある。●展開に意外性がまったくない。このようなマイナス点もあるのですが、小説としては十分に楽しめます。何度も同じような作品が出てくる → それでも受け入れられる要はみんな結局、こういうのが好きなんですよね(笑)展開なんか簡単に想像できるのに、それでもページをめくる手が止められませんでした。おもしろかったからこそ残念なのは、やはりオリジナリティーのなさが原因でたたかれてしまうことでしょうか。主題の置き方や話の角度を変えることで、そんなことはいくらでもクリアできたはずなのに、どうして著者はあえてありきたりな手段を用いたのでしょう?それが謎であり残念です。
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No.20:
(3pt)

いい話なんだけど

文章はとてもお上手で飽きることなく読めますが、いまいち人物に共感できない。というか、個人的に苦手なタイプの人ばかりで。自分の意見を次々喋る栄養士。男性に生理の処置について具体的に説明する看護士。病気の娘の生理に無頓着な義母。話は泣けるものかもしれないけど、そんなこんなで、泣けませんでした。
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No.19:
(3pt)

安易な感動作

所詮、新人作家のデビュー作にすぎないのに、帯の宣伝文句が煽りすぎ!ずいぶん前に読んで、キャッチコピーとのギャップに首をかしげた記憶がありますが、今回映画化されるということで改めて読み直してみました。抑制の効いた描写と前半後半で大きく展開が変わる構成といい、デビュー作としては立派なもんだと思うけど、過去の作品の焼き直しの感は否めず、作者に罪はないけど、内容以上に宣伝が独り歩きしてしまった作品だと思います。如月役でDr.コトーの吉岡秀隆が抜擢されたようですが、舞台が山奥の診療所だからって何も..と思ってしまうのは私だけでしょうか?
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No.18:
(3pt)

微妙・・・

「このミステリーがすごい!!」に踊らされたような気がする・・・どこがミステリーなの?って思ってしまいました。期待大だったのでちょっと物足りなさを感じましたが、ミステリーとして読まなければとても面白いお話だったと思います。
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No.17:
(3pt)

泣けなかった・・・(泣)

「泣けます!」と本屋さんの宣伝を見て、本をペラペラめくって面白そうだったら買うというのが、私のいつもの本を手にするパターンです。  そして、今まで泣かなかった本はありませんでした。ですが、今回は脳の話やら、ピアノの楽曲の想像出来ない無知な私には読めば読むほど頭を抱えてしまい、なかなか前に進むことが出来ませんでした。(恥ずかしいのですが・・・) なので、ピアノとかに興味のある人とかが、読んだらきっと素晴らしいメロディー♪とともに物語を楽しめるのではないかと思いました。 内容的には、読み終えたら胸の中をヒュ―と木枯らしが吹く、人のぬくもりが欲しくなるようなもので、感情的なものではあったと思います。
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No.16:
(3pt)

少女マンガっぽい!

なかなか泣かせる話だけど、うまくまとまり過ぎな感じもある。障害者の扱いが弱い感じもするけど、新人のデビュー作としてはよい出来でした。映画化も狙えるかもね。岩井俊二あたりで。
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No.15:
(3pt)

宣伝過剰?

散々指摘されている、東野圭吾に加え、篠田節子のハルモニアがずっと頭をよぎりました。とても読みやすい、丁寧に書かれた本ですが、残念ながらストーリーがヨメてしまう(しかも個人的に好きではないタイプの)のと、感動モノにまとめようとしすぎな感じがするのと、所々都合よすぎる話の持っていき方などが妙に気になってしまって「★★★」。どの書店でも平積み&「涙なしでは読めません!」「驚愕のラスト!」などの手書きコメントが付けられていましたが、何だか煽りすぎだと思います。期待しすぎた分、がっかりする読者も多いのではないでしょうか…?ですが、ふと手にとって読んだ本だとしたら、これはなかなか良い本だと思います。また、若い世代の人々、特に中学生や高校生の皆さんに、ぜひぜひ読んでもらいたいと思える本です。
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No.14:
(3pt)

次回作に期待したい

出てくる人がみんな良い人すぎませんか?何だかんだいいつつも、自分の将来の夢全てを壊した張本人を引取いやいやながらも面倒を見る主人公。子供ができない体だからと離婚を言い渡されて、それでも、文句をいわない真理子。そして、他の登場人物たちも・・・。しかし、なにより一番疑問なのは、既存の仕掛けをあえて使わなければいけない理由に”?”でした。いい人すぎる登場人物達には、目をつぶるにしても、ここであえてこの仕掛けをつかわなくても、よかったのではないかと思います。読んでいて面白いと思わせる筆力をもっている作者なのですから、もっと別の手法で挑んで欲しかったです。次回作に期待したい!!と思う一冊です(まだ「君の名残を」を読んでいないので)。
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No.13:
(3pt)

四日間の奇蹟

 宣伝ではベタ褒めだったので前々から気にはなっている作品だった。前半は「奇蹟」と呼べる出来事が全く起こらずもう止めてしまおうか、と思った次の瞬間からこの作品は輝きだす。ドンドン引き込まれていきラストまでのジェットコースターに身を任せるように読んだ。この人の伏線の張り方は好きだ。あちらこちらで投げかけられた疑問が、思わぬところで暖かい結果として返ってくる、「そうか!」と思うそんな伏線。少し話しすぎる登場人物にうんざりした前半が後半に活きてくると私は感じた。作中のピアノの旋律は専門用語を知らない私には響いてこなかったのが残念。読み終わった後この「奇蹟」にポーっとするか「んなわけあるかい!」と思うか、あなたはどちらかです(笑)
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No.12:
(3pt)

前半はよかったけど・・・

前半部分を読んでいて、「さてどんな奇跡が起きるのだろう?」とどきどきして読み進めました。そして起こった事件は??「なんでやねん!」と思わず突っ込みそうになりました。あまりにもB級映画的なべたな展開に、なんとも入り込めず・・・当然思い出したあの映画の場面が浮かび、「ああ、昔のヒロスエはかわいかったのに・・・」とか余計なことばかり考える始末。音楽や風景描写はうまくできており、いい雰囲気をもった作品であるだけに、この展開は「なんかもったいないなぁ」というのが正直なところです。次回作には期待したいですね。で、星2つかなぁ、というところを3つにします。
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No.11:
(3pt)

ある意味不思議な本

ミステリというよりファンタジーとして読まないと空振りもあるかと思う。しかし、それより不思議なのは物語の流れ自体より文章のみを読んでゆく方が私にとっては重要で楽しかったことである。肝心な物事(クライマックス)が起こる前までの記述が長く普通ならそこでもたつくものだが、この本の不思議さはテーマとなっている事件の起こる前までの記述の方が楽しめて、事が起こってしまうと急に面白くなくなってくること。むしろ事件が起こってからはページがすすまなくなる。ジャンルのくくりや事件よりもこの作家自体の読ませる筆力がモチーフを凌いでいる。つまりSFとしてもファンタジーとしてもありがちで先の読める内容なのであるがそれはどうでもよく、耳障りの良いメロディのように文章が流れてゆくのを愉しむ感じで読めた。ファンタジー、ミステリ、SFなどのくくりの完成度を無視してこの本を推したかった「このミス」の気持ちはよく分かる。アイデア勝負の作家ではないのでライトノベルの文章ではあるが純文学向きなのではと思う。
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No.10:
(3pt)

どんな奇蹟か予想しながら読みますよね☆

キャッチコピーにも惹かれますし、確かに期待して読み始めます。音楽家族で育つ主人公“卯月啓輔”有名なピアニストに待ち受ける悲劇。しかし、少女“楠本千織”のピアノ演奏から始まるストーリー。読み進むにしたがって、二人の会話や行動に惹かれて行きました。浅倉さんの文章力も、認めざるを得ないと思います。慰問で訪れたセンターの人達との出会いが、ものすごく素敵です。特に岩村真理子と長谷川未来の存在は、欠かせない気がします。突然訪れる259頁から始まる“奇蹟”・・・ここで脚本の弱点が露呈されます。評価は誰が読んでも50%以上、低くなってしまうと思います。もったいな過ぎる、評価が分かれる以前の問題だと考えてしまいます。千織の変化と奇蹟をつなげて、展開される物語を期待してしまうのは、私だけでしょうか?非常に残念です☆
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No.9:
(3pt)

あくまで新人

感涙と絶賛のこちらの本ですが、多くのレビューにあるように泣ける本ではない。感動を期待して読んだので残念だった。ただ私はここ最近、年を重ねることに涙もろくなるのか、クライマックスでは全く泣けなかったが、諸所でたまにほろりとしたこともあった。様々な登場人物が出てくるがその人々の自然の優しさが染みた。当然のようにされる敬輔の行動、千織の感情や、敬輔の父親の優しさがあまりにもさりげなくてじんとくる。そこは結構好きだったので三つ。だけど新人なのだから仕方ない、と思ってしまうところも多い。文は綺麗に感じたが、やはり未熟さは抜けない。次回はもっと練った話をこれからは期待したいところである。
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No.8:
(3pt)

この本のテーマは?

この本のテーマはなんなのだろう?と考えましたがイマイチ理解できませんでした。本作は、物語の構成などの技術的な面はすばらしいし、一気に読者に読ませる魅力などはありますが、読後感が「う~ん・・・」と言う感じでした。ファンタジーなので仕方がないのでしょうか?障害を持った少女、指を失ったピアニスト・・・・と役者ぞろいなのに、現象ばかりが壮大すぎて、心理的な描写が非弱で、ちょっと勿体ない気がします・・・・。ただ、食事もトイレも我慢して一気に読んでしまったので、かなり読みごたえのある作品です。
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No.7:
(3pt)

泣けません

本屋さんでも平積みだし、「このミス」とってるし、電車の中では読まないで(でも、こうかいてあって泣けたものっていまだないのですが・・)だし、よし!今日は泣いちゃおう!とおもって期待してたのに、泣けませんでしたよ。多分死にたくないとか自分の生きたきた意味を考えるところとかで必死な真里子さんに共感して泣くのかな、とは思うのですが・・他の方のレヴューも当然の反応だろうなと思います。あの帯の「世界の中心・・」ばりの感想はどこから出てきたんだろう。涙なしでは読めませんってかたはきっと共感しやすいんでしょうな。でも感動しないとあなたがへんよ。ばりの広告がなければもう少し素直に読めたかもというきはしますが、本屋としてはこれつけれ売りたいんでしょうね。ま、
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No.6:
(3pt)

微妙な作品だと思います・・・

あらすじもあまり知らないままに帯の文言に誘われて読み始めました。序盤は面白く読み進めていたのですが、途中から急にファンタジーの世界に入ってしまった感があり、やや違和感を覚えました。内容が東野圭吾さんの「秘密」のコンセプトと同じだったことも個人的には不満です。確かに良くある設定と言えば設定ですが、「秘密」を超えたオリジナリティは残念ながら感じられませんでした。違った形の「奇蹟」を見せて欲しかった、というのが感想です。ただ、作者の読ませる力量はかなりのものだと思います。細部に「ちょっと冗長では?」と感じられる表現などが特に後半部分にありましたが、今後より洗練された作品を発表してくれるのではと期待しています。
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No.5:
(3pt)

珍しい原石

誤解で購入した作品。オビの「このミステリーがすごい!」の文字に、てっきり前年の和書ミステリー投票一位と誤解。「このミステリーがすごい!大賞」なんて賞があるとは、夢にも思っていなかった。ただ、嬉しい誤解。巻末やら何やらを見る限り、有名な作品のようだけど、情報を仕入れていない隠居生活者の身からすれば、読んで判断するしかない。ああ、この人は描写が上手い。確かに新人離れしている。ただ、読んでいて本当に面白いと思えたのは100ページ目まで。大きな事件も展開も無い100ページ、その100ページを読ませる筆力が凄い。珍しいのは事件や展開が絡んでくると、事象に追われて筆力が格段に落ちること。消化すべきストーリーに重きを置き過ぎて、この作家の一番の魅力が影を落としてしまう。うーん、もったいない。読んでて思ったのが、誰かに雰囲気が似ているということ。浅田次郎だ。いい意味での泥臭さを持った浅田次郎に対し、こっちはそれが無くなった状態。泥が無い分パワーが弱いけど、泥は人を選ぶから。なんにせよ、次回作に期待。ストーリーテリングを追い求めたら、駄目になりそうな気がするけど。
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No.4:
(3pt)

大賞受賞の宣伝が良いのか悪いのか?

新聞の第1回「このミステリーがすごい!」大賞金賞受賞の広告を見て、手にする。さぞやすごい作品のだろうと期待が膨らむ。よみ進めていくうち、なんか前にもあったような設定だと感じ、金賞受賞というが・・・、との印象を受ける。なんか、東野圭吾さんの「秘密」を思い起こしてしまった。自分が、「秘密」を既に読んでいたせいか、新鮮さは感じられなかった。ただ、内容としては感動的で、後半部分は特に良かったと思う。ラストの礼拝堂のシーンでは、ベートーベンの「月光」を聴きながら、読みたいと感じた。ただ、評価(星の数)としては、読む前から金賞受賞ということで期待が膨らんでいたことと、陳腐化してある設定であることから星3つになった。本の最後に、選考経緯が載っているが、第1!回だからこそ、もっと(陳腐化した設定でない)厳選して欲しかった。選考レベルに達していなかったのなら、大賞該当なしでもよかったのでは?要は「このミステリーがすごい!」大賞金賞受賞作品に抱く一般的な水準(かなりの高水準と個人的には考えているのだが)には達していないが、それなりのレベルではある。筆者の責任というより、選考した側に甘さがあったため、本書は結果として損をしている気がする。
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No.3:
(3pt)

面白かったけど読み疲れました・・・

とにかく私の左脳のリテラシ不足が原因なのか、なかなか一気に読むにはきつい難解な部分がいくつかありました。文の巧みさや語彙の深さは「本当に新人作家なの?」と思われる位のハイレベルさですが、技巧的な部分が目立ってしまって右脳人間の私にはくどい部分もありました。後半は非常にひきつけられる展開となり、中盤までの難解な部分の答えが出てきます。「どこかで読んだような」エピソードは確かにありますが、ストーリーの性質上いたしかたないかと思います。私的には「いい人ばかり」の登場人物というストーリーはお気に入りですが、物語のインパクトとしてはパンチに欠けるのは否めません。人気作なのでTVドラマ化か映画化もされるかもしれませんが、医学的な雡解なくだりと、音楽に関する部分で制約がされるでしょうから、アナザーストーリーになる可能性大なので期待はできませんね。
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4796630597

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